マンネリを打破したい、そんな気分になる時はありませんでしょうか?
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20代の楽太郎
この楽太郎、最近は出先でAタイプバラエティーコーナーでペシペシと遊ぶ機会が多く、アルゼ系のAタイプ機に慣れ親しんで立ち回っていた20代の頃に戻ったかのような新鮮な気持ちでおります。
と同時に、当時は特にメーカーに対する偏見/決め付けみたいなものがなかったので、胡散臭いメーカーの胡散臭い台があったりすると、好奇心から「これは触っとかないといけないだろ!」と積極的に遊技しては、ムダ金を散らしておりました。
例えば、凄く愛した機種の例で言えば、マツヤ商会のダイナマイトキッズとか、リックコーポレーションのブルーラグーンとか、あとは藤興なんかも結構好きなメーカーでした。
【参考】2016年1月25日公開
オッサン楽太郎
しかし、業界歴が20年を超え、打ち手としても自分の遊技スタイルみたいなものが定まって来てしまうと、
「あのメーカー機はハード面の造りがショボいからな~」
とか、
「どうせ~みたいな感じの造りなんだろ」
といった感じで、打つ前から選択肢にすら入れていない場面も結構あったりします。
もちろん、新機種選定時には、そういった偏見を極力排して選んではおりますが、実際に導入するかと言えば、なかなかそうではなかったりします。
これは多くのホール側のベテラン役職者が同じであり、例えば個人的には鬼神7に興味を持っても、小規模メーカーだから壊れた時にスピード感をもって交換部品が出ないかもとか、名の通っていない機種だから打ち手側は敬遠して大した営業数字にはならないだろうとか、自分で勝手に理由を付けて導入を見送ってしまったりします。
実際、P-WORLD上では、鬼神7の設置は全国11店舗という事になっており、「あのデカ7図柄を揃えてみたい」と思っても、それが物理的に不可能だったりします。
また、新規参入メーカーであるボーダーの鬼若弁慶なんかも、じっくりと打ち込む気力まではありませんが、ちょっと実戦してみたいという誘惑に駆られたとしても、こちらも全国22店舗という事で近隣商圏に設置が無いので打てず…
10年くらい前だったか、オルカが 1枚掛けせみ という香ばしいネーミングの機種を出した際に、触ってみたい衝動に駆られましたが、調べてみると居住地域の半径約150km以内に設置店舗が無いという状況でしたので、断念した記憶があります。
最近では、昨年中にイミソーレがいい感じに危険なオーラを放っているという話を販社さんから聞いて、10万円握りしめて打ってみたいと思わされましたが、これまた近隣に設置が無く断念致しました。
そんなこんなで、色んな意味で「ヤバそう」な機種は忘れた頃に出て来る業界な訳ですが、最近はそういった機種が登場するペースが鈍化しているようにも思えます。
なので、特に、零細メーカーさんにおかれましては(失礼!)、一発狙いのフルスイングで「なんじゃこりゃ~!」みたいな新機種を、低迷するスロット市場にブチ込んで頂ければと思っております。
※買うとは言っていない…
例えば、後段に挙げるような感じの機種ですね。
弱小メーカー「遊人」
いつの間にやらHPが無くなっていて10年以上音沙汰がないメーカーと言えば、遊人。
たしか、上野村には看板だけ出ていた気もしますが、経営実態はあるのかどうか不明です。
その遊人が最終期に出していた機種が、こいつらです↓
学習パチスロ算数(2007年)
学習パチスロ国語(2007年)
学習パチスロ理科(2007年)
どうにもこうにも、
「えっ!そっち方面行ったの?」
「需要あるのかしら…」
という心配が先に立ってしまう見た目ではありますが、その心配は的中して、全タイトル合わせて100台も売れなかったみたいな話はどこかで聞いた記憶があります。
どうせなら、目下の政局に充て込んで
学習パチスロ政治(2018年)
こういった感じの機種でも出してくれれば、面白可笑しくちょっとした話題になったり、取り締まり行政側をみだりに刺激して、ぱちんこ業界への締め付けがより一層厳しいものになる契機となったかも知れませんが、それは置いておきます。
楽太郎の後悔
そんな遊人ではありますが、やはり最終期に出していた超絶胡散臭い機種がもう2つあります。
こいつらです↓
皇帝30(2008年)
グレートエンペラーV(2009年)
いかがでしょうか?
良い意味でも悪い意味でも、好奇心だけはそそられる顔をしているとは思いませんか?
記憶の限りでは、横浜と新宿に1店舗ずつ設置店があったかと思いますが、非常に悔やまれるところではありますが、この楽太郎、一度も触る事がなく姿を消してしまった機種であります。
食わず嫌い、ダメ!絶対!
今度もし、こういった感じの機種が出て来たら、あらゆる偏見を排して必ず打つようにしますので、メーカーの方々は是非意欲的に開発に取り組んで頂ければと思います。
※買うとは言っていない…
未知の領域である6号機時代。
その黎明期にあたり、どのメーカーにもフロンティアは拓けております(たぶん)。
以上、今回はこれくらいにしておこうかと思います。
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[記事情報]
2018年6月16日公開
Pingback: 6月16日(土)新ブログ更新-『たまには胡散臭いスロット台と向き合いたいが、近年は販売も設置も無い!』 | パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新
初コメします。いつも楽しく読ませてもらってます。特に谷村ひとしネタww
パチスロ歴30年の自分は、裏モノ界のメジャーブランド、大東音響・エーアイ・マックスアライド・バルテックなんかに囲まれた青春時代を送ったので、新台が出るたびにリセットや天井や前兆を調べていた記憶があります。
ただ、普通のブランドでも、有名な北電子のアポロンや高砂のドリセブJrなんかは別として、山佐のタイムクロスやコングダム、平和の初代ルパン三世、ミズホのマリーンバトルまでもが裏になっていて、うちの地域は何でもアリって感じでした(苦笑)
最近はいかがわしいビジュアルの台、減りましたね。かろうじてコクッチマスターブラックが、何かしでかしそうな雰囲気だけは醸しています。
いやぁ、もうね、同世代としては物凄~く共感出来る記事でした。
昔は雑誌の新台紹介の記事を見て、
「お!この台面白そう♪」
「うぉー!この台凄いかっこいい」
などと、ホールデビューを心待ちにすることが良くありました。
マイホに設置が無いと少し足を伸ばしたりもして。
打ち込んでみると「なかなかどうして、面白いじゃないのこの台」というパターンも少なくなく、周りの友人に布教活動をしたりと。
今でも覚えているのが、オリンピアのジョーカー。業界初のブラックリール機として話題になりましたが、余りにもビジュアルが格好良すぎて興奮したのを鮮明に覚えています。
後はユニバ系のシベリアーナ。
7のデザインがタコスロの色違いになっていたので気になりまくり。
設置が少なかったので足を伸ばして打ちに行ったのも良い想い出です。