2018年7月の注目機種-CRウルトラセブン2に関するあれこれ

今回は、話題作CRウルトラセブン2について、色々とお話ししたいと思います。

 

初代は2005年

まず、初代CRウルトラセブンが登場した際のホール状況については、改めてお話しする必要もないでしょう…

 

と、思いましたが、よくよく調べてみると初代は2005年ですから、そんなに昔ですとその当時の事など知らん!という読者の方も結構多いように思います。

 

なので、ごく簡単にではありますが、スペックや演出などの小難しい事には一切触れずに、昔話をさせて頂くと

 

・ホール目線では「結構キツいスペック(確率帯)だけど、打ち手はどう反応するかな…」と最初期は心配する向きもあったが、実際に導入が進んでみると、空台待ちや観客も含めて島付近が数時間単位で盛況になった。

 

・島内では、当たりが発生するとお客さん同士で祝福し合うという、妙な連帯感が生まれた。

 

・月曜日に「ウルトラ マンデー」、7がつく日に「セブンの日」的なイベントを開催するお店が増えた。

 

・「バトルタイプ」という確変モード名称が、その後普及する切っ掛けになった。

 

非常に厳しい導入条件(台数縛り販売)に対して中小ホールから不満が出たが、実際に稼動させてみると営業貢献度が抜群だったので、どのホールも大人しくなった。

 

・稼動マジックからか、継続率を超越した爆連を披露する台もあり、島還元機の補給玉が不足する場面もあった。

 

・お宝調整でイベント営業するお店も多く、33~40個交換店では千円30回水準の台にもありつける場面が多々あった。

 

・関東圏では、著名パチプロ(ライター)、業界メディア関係者、芸能人などもプライベート遊技している場面が沢山目撃された。

 

ごく、かいつまんでお話ししても、こんな感じです。

 

はっきり言って、今のパチンコシーンとは比較にならないような状況だった事だけは、お分かり頂けると思います。

 

お恥ずかしい話ですが、私の所属会社に関しても、導入条件の提示がキツかったので営業部長が担当営業マンに対して「お前、本気でそれ言ってんのか、●されたいのか?」と暴言を吐きました。

 

そのくせ、抜群の集客力が発揮されるや否や「月・火曜はウルトラセブンの日」と定番イベント化し、「ウルトラセブンの日と、7が付く日が重なれば…鉄板!!」などと、手の平を返すかのようにウハウハで営業しておりました。

シロクマ眼鏡

初代は越えられないが…

そんなこんなで、月並みではありますが「初代は凄かった」という事になる訳ですが、シリーズ機の宿命というか良くあるパターンとしては、初代は越えられないという事になります。

 

しかし、当時とはファン人口も業況(特に、ホールの懐具合)もスペックも、まるで違う訳ですから、単純比較する事自体に無理があります。

 

なので、初代のファンほど「懐かしいタイトル機が、より派手に格好良くなって復活した、現代のウルトラセブン」くらいの認識に留めておく必要があります。

 

まあ、それでも、初当り600個⇒小当りRUSH600個⇒16R2400個⇒小当りRUSH600個⇒・・・

 

という流れで連チャンした際の出玉イメージは良好であり、メーカー試算の5000個OVER率などの大量獲得数値は現行機ではTOPな訳ですから、一撃性があるスぺック機が好きだという打ち手の皆さんは、ホールデビューのその日を楽しみにお待ち頂ければと思います。

 

直前情報あれこれ

5月13日の現時点では、京楽の公式HPでの本機特設サイトは、公開まであと5日というところまでカウントダウンが進んでいます。

 

機種情報や演出面などは、そちらの公式サイトでチェックして頂くとして、私の方では開発/販売絡みのアレコレについて、軽くお話しさせて頂こうかと思います。

 

①先行機種は…

直近では、6月中旬にCR冬のソナタremember の導入が控えている訳ですが、これは残念ながら完売していません。

 

予定台数に対して2,000~3,000台ショートする見込みですが、今回のウルトラセブンに関してはしっかりしたセールスができて話題性もある中でホールデビューさせられる訳ですから、メーカー側としては安堵している事と思います。

 

「頑張って抱き合わせ的な案内をして、無理やり売り切れば良いのでは…」

 

このようにお思いの読者の方もいらっしゃるでしょうが、ある種の諦め的なものもあってか、今回は特に「冬ソナを買ってくれなきゃ、用意しません」というアナウンスまではしていない模様です。

 

まあ、お付き合いで買ったお店も、「少なくとも営業の邪魔にはならないだろう」、「後々20万くらいでライトスペックにリユース対応する機種だから、まあいっか」くらいの感覚だと思います。

 

②大手ホールの意向で…

当初、メーカー側としては、7月第2週にあたる7月9日の導入開始(直営店のみ先行あり)を予定していました。

 

しかし、大量に購入する大手ホール企業が、7月1週目にあたる7月2日の導入開始を強く希望したため、それに応える形で「プレミアム先行導入」扱いとする事で決定しています。

 

これは、ホール側としては、7月の月間での営業数字を考えた際に、強い新機種が月初の導入なのか翌週なのかで大差が生じるからと言えます。

 

なので、一般的なお店の導入は、7月9日からになるとお考え頂いて良いです。

 

③勝算アリ!

次に、メーカー側の販売上の勝算と誤算についてお話しします。

 

まず、勝算については、これは「本命スペックで適合した」という一言に尽きます。

 

最近業界に蔓延するスペックダウン懸念が、ホール営業現場での稼動/売上不足に繋がり、ひいてはメーカーの影響力、存在感の低下も招くおそれがある訳ですが、そんな中で当初予定していたものと同等のスペックで型式試験に適合した事は、非常に大きかったと言えるかと思います。

 

④誤算が発生…

次に、誤算についてお話しします。

 

これは、工場生産力があって、売り切る算段も立っているものの、肝心の部材が不足してしまったという物理的な理由によって、販売予定台数を大幅に減らさなければならなかった事です。

 

メーカー側は機械部品を色んな機材メーカーから調達する訳ですが(とかお話しする割には、具体的にどんな部品をどんな企業から買っているか私には分かりませんが…)、ゲーム業界などの他の業界に回ってしまった部材があり(ICチップ関連という情報あり)、当初7万台水準での生産を予定していたものの、頑張っても5万台水準でしか出せなくなってしまった模様です。

 

極悪釘のホールは重宝する造り

最後に、ホール側の運用についてお話しします。

 

本機は、マイナス調整が体に染み付いているようなお店にとっては、非常に都合が良いゲージ構成であると言えます。

 

なので、釘曲げに対する厳しい視線を無視したり、立入に対して危機感がないお店であれば、容赦なく数値を落としてくるでしょう。

 

寄りに関しては、誰が見ても分かる通り、いくらでもこぼせます。

 

道釘からステージへの乗り上げが非常に少ないので、ワープ通過の有無が重要になる訳ですが、ここもがっちり閉めて掛かった場合には、スタート数値は上がって来ません。

 

一見するとジャンプ釘と命釘の高低ギャップが小さいので、始動口周りで遊んだ玉を受けやすいようにも見えますが、実際には道釘~ジャンプ釘~命釘の間隔が大きいので、命釘をしっかりとプラス調整しないとやはりスタートは上がって来ません。

 

普段から遊ばせる気が無いお店では、爆発力をエサにして誘っておいて、千円あたりの回転数に関しては、非常に低い水準で放置する可能性が高いと思っておりますので注意が必要です。

 

 

以上、話題作CRウルトラセブン2に関する色んな事を、ごく簡単にではありますがお話しして参りました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2018年5月13日 

5 comments on “2018年7月の注目機種-CRウルトラセブン2に関するあれこれ

  1. Pingback: 2018年7月の注目機種-CRウルトラセブン2に関するあれこれ | パチパチスロスロあんてな

  2. 特進

    大手ホールの強い意向ってのはどうなの
    こんな我儘やってるからいつまでも業界の改善ができないんじゃないの
    大手も中小零細も同じラインに立たせるというのがこの業界では必要なんじゃない?
    仮に中小零細ホールが地方の共同組合を作ってその強い意向でプレミアム先行導入はしてくれるの?
    多分やってくれないでしょ

    大手だけが残る業界の先って寡占と独占だけだよ。それの先は誰も言わずともわかると思うけど行政監視と自滅だけ
    今までどんだけ他業界の大手企業が自滅してきたかまだわからないの?

    Reply
  3. ゴンザレス

    仮想通貨のマイニングでビデオカードが不足気味と聞きましたから、そこら辺が関係しているのかもしれませんね、ICチップ不足。もしくは単純に台の高性能化で必要となるICチップが激増したとか?

    無責任にそういうことを妄想するのは、面白いですね。メーカーは臍を噛んでるでしょうが(笑)だがそれでも五万台完売・・・。

    そして冬ソナは今更買う奴がいるのか?と思ったら案の定売れ残り。第一次韓流ブームも遠くなりにけり(´・ω・)

    しかし色んな意味で面白い時代が、昔はあったんですねぇ。

    Reply
  4. 徳名

    7月7日をセブンの日にして盛り上げたいから1週目と言ってましたね 
    サングラスが必須の殺人光線がでるi今どきの激しい機械でしたね
    小当りラッシュ中に一時的に上皿の玉が無くなる事が多いのでイライラしました

    Reply
  5. hoge

    部材が流れた訳ではありません。
    元々この業界はリードタイムを守らないから部材が余ってないと回って来ないだけです。
    ICとかはリードタイム半年等が普通ですが、この業界の生産計画なんてあって無いようなものなので、
    申請が通って販売の1、2ヶ月前に発注をします。(家電とかなら年次で生産計画は決まってる)
    部品商社が在庫や市場から頑張って確保するのですが、市場に無いものはどうしようもありません。
    (メーカーは支給部品以外は在庫を持ちません)

    これからも人気機種は申請通過半年後に販売にならなければ初回に全台作るのは無理でしょうね。

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