今回は、同業の役職の方からのご連絡内容を紹介させて頂きます。
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匿名 さんからのご連絡
はじめまして。
突然のDM失礼致します。
私はとある零細法人店舗で■(注:役職名)をやらせて頂いている者です。
以前楽太郎様がツイートされておられた認証協加盟ホールコンメーカーのホールコンやPOS、会員管理システムを導入している店舗がランニングコストとして相当額の負担が発生しているという件につきまして、仰る通り事実でございます。
楽太郎様のご所属法人様で認証協メーカーHC(注:ホールコンピュータの略字)を導入されているか存じませんので簡単に説明させて頂き、また資料として最後に契約書等一式を画像添付致します(分量が多くなります事はご勘弁下さい)。
内容をご覧頂くとおわかりの通り、以前ツイートしておられた内容には一部ですがニュアンス違いがございます。
「拠出」にあたるものは、初回契約時の20万円の「基本拠出金」であり、これは契約終了時に返還されるものです。
なので、月々の支払いは「拠出」ではなく、「第三者貯玉管理センタ利用料金」になります。
これが、楽太郎様がツイートしておられた内容への補足説明となります。
[参考]上記文中にある、以前のツイート内容にあたるもの↓
久しぶりに同業の役職者からアンケート取得のオファーを頂戴したが、認証協における貯玉補償基金への実質強制拠出(年間約100万円納めないとPOS機能が制限される)の是非についてという事で、私自身が色々と対応する件数が増えて骨が折れそうな予感がある
どうするか
うーむ
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) September 17, 2019
某ホールコンピュータメーカーの方と面倒な遣り取り中。理由は先日ツイートした、認証協加盟メーカーの会員管理システムやPOSを導入すると実質的に貯玉補償基金への支払いが発生する事への是非についてアンケート取得して欲しいというホール役職の方からのオファーについて
➡発信しないで欲しいとの事— 楽太郎 (@geneki_tentyou) September 26, 2019
本来は任意であるはずの貯玉補償基金への拠出が、実質的に強制になっている
拒否すると、導入した設備機器が使用不能にさせられる、という問題ですね
小規模ホールにとっては、相当に痛い出費になりますので、オファーして来た同業の方の気持ちは良く分かります
— 楽太郎 (@geneki_tentyou) September 28, 2019
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ツイートを拝見して思ったのは、私とまったく同様の不満や負担を感じておられるホール関係者様はやはりいるのだなという事です。
なので、どちらのメーカー様からクレームが入ったのかわかりませんが個人的にはアンケートは是非実施して頂きたかったです。
自店で、どのような経緯で契約する事になったかですが、まず■年ほど使っているHCが旧型で保守期間が終了したという事をメーカー担当様から知らされました。
事前通知では無く、ある日HCが朝一正常に起動せず点検を依頼した際に接続機器のひとつが型遅れなので社内規定で代替機を用意できない、その機器を交換しないとHCが正常に機能しないと言われました。
その流れでこれも、これもと結局はHCを最新型のものに交換しないといけない、だがそうすると今の計数機では接続できないので計数機も、POSも、仮に他の機器が同じように故障した場合は対応できない等々と連鎖的に関係して来て全交換する事になりました。
零細でこの時期に■万もの機器入替は非常に大きな出費でした。
これ自体はオーナーの方でも必要物だから仕方がないという判断が下りましたが、問題が起こったのは契約時です。
その時に初めて「今後は毎月8万円~の貯玉管理センタ利用料金の支払いが発生します」「拒否する事はできません」「未入金時はPOS、会員システムが使用できなくなります」とメーカー担当様から言われました。
これにはオーナーの方でもランニングでそれだけ出て行くのかと愕然とすると同時に妥当ではないと烈火の如く怒りました。
それに対して、メーカー担当様は「全てのホール様からお支払い頂いています」「皆様ご納得頂いています」「決まり事であり別にウチに入るお金ではないです」等の事務的な受け答えでそれがまたオーナーを怒らせる事になりました。
年にたった100万も支払えないのか?と聞かれますとお恥ずかしい限りではありますが弊社にとり本当に大きな負担になっております。
弊社店舗では■年前から会員システムを導入しておりますが、現在の登録会員数は■名様弱です。
1年以内にご利用が無い会員数が増えており、適当な貯玉があり日常的に来店して頂いている会員数になりますと一気に減り約■名様となります。
このような営業規模の店舗で毎年100万円もの「第三者貯玉管理センタ利用料金」が発生するのは、最初にこの話を聞かされた際にはバカげている以外の感想は持てませんでした。
もちろんお客様にとりましては、小規模な法人、零細店舗であるほど潰れた場合に貯玉の補償が受けられないだろうと思い、そういう店舗ほど貯玉補償基金に加盟すべきだという意見の方が大多数ではないかと思います。
しかし、お客様はこのような契約内容や金額設定である事は知りません。
また知ったところで、パチンコ店にとって年間100万など安い支払いだろう、普段儲けているわけだからという意見が大多数だと思います。
たしかに、10年も前であれば弊社のような零細でもそれなりの金額を動かす事ができておりました。
しかし、今はいかに多く現金を残すかを考えながら機械代を工面して総入替に取り組んでいる最中でございます。
なので、この支出が本当に、本当に大きな負担になっております。
消費増税もあり、機械代の高騰、零細店が買う程度の台数では値引きが無い事等々全てが、色々と節約努力をして減らした支出を丸ごと食うかたちです。
とは言え貯玉補償基金、第三者貯玉管理センタの業務に携わる皆様にとり、加盟6500店舗からなる貯玉補償制度はお客様保護の観点では欠かす事ができない制度であるという認識や使命感を持ってこれに取り組んでおられる事と思います。
しかし零細にとり、実質的に強制というかたちで、しかもこれだけの金額を支払い続けるのは多大な費用負担です。
終始金銭の話になりお恥ずかしい限りですがこうした零細の実情があるという事を少しでも多くの皆様から知って頂くために、楽太郎様のお力をお借りしたくこのたびDM差し上げました。
私からのお願いといいますのは、本文を寄稿というかたちで記事にしては頂けないかという事です。
当然可能、不可能は楽太郎様のご判断で構いません。
不適当な箇所がありましたら訂正して頂いても構いません。
記事にして頂ける際は①契約締結日②締め支払い日③契約管理番号等の箇所は伏せて下さいませ。
また社判押印欄ですが、甲乙どちらの箇所も楽太郎様の方で改めて画像加工して下さると助かります。
またご不明点などございましたら、何時でも構いませんのでご一報下さいませ。
最後になりますが、いつもブログを拝読しておりツイートも楽しませて頂いています。
今まで楽太郎様のような発信をされる方は業界には誰もいなかったと思いますし、どのような方がおやりになっているのか勝手に想像して陰ながら応援させて頂いております。
このたびのご連絡は以上となります。
勝手なお願いばかりではありますが、何卒ご検討のほど宜しくお願い申し上げます。
________
ここまでが、匿名さんからのご連絡内容であり、ご希望通り寄稿という形で記事にして紹介させて頂きました。
※お送り頂いた資料は、ご指定の箇所を黒塗りにしてあります
※ご本人からは伏字扱いにするようご希望はありませんでしたが、所属先の特定に繋がる可能性がある箇所はこちらの判断で伏字にしてあります
※TwitterのDMでのご連絡につき、改行/スペースなどが見づらい箇所を記事の体裁に修正させて頂いた以外は、ほぼ全文そのままです。
コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。
※「参考になった」という方や、常連読者の方は、1日1回のボタンPUSHにご協力願います↓ m(_)m
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[記事情報]
2019年12月28日公開
記事が本当なら毎年65億集めていることになるんだが・・・・・
さすがにそれは無い
「全てのホール様からお支払い頂いています」「皆様ご納得頂いています」
凄いね。なんか恫喝ヤクザNHKみたい。
いっその事、貯玉辞めるって選択肢はないんですか?非等価でも会員にならない人、多いと思いますよ。
自分も入ってません。
客層を洗い直して、ゴミ虫(いわゆる専業プータロー)以外の会員が少なかったら思い切って、捨てる決断もありなんじゃないですか?
或いは、そのホルコンメーカーは貯玉しないといけない決まりなんでしょうか?
規制が厳しくなるのは明白だったんだから金回りがいいときにもっと備えを作っておく必要があった
自分が店長ならそうするけどね
知ったこっちゃねぇズラ。払うもん払って払えないなら潰れてしまえば良いんだズラ。
10年ほど前のすなわち2008年や2009年頃の、日本中が辛酸を嘗めつくし、企業がメーカーが断腸の思いという単語がよく似合うほど苦しんだリーマンショック後の時代なのに、『弊社のような零細でもそれなりの金額を動かす事ができておりました』なんて世間ずれしていた業界、今さらガタガタ泣き言を言ってんじゃねぇズラ。
10年前の不況が遅れてやって来たと思って腹を括れや。『断腸の思い(笑)』で決断して設備投資を諦めて、会員カードを止めて、POSも止めて、それでも生き残る術を探せや。
・・・なんて今日の冷たい気温のような事を考えてしまいます(笑) 不況とは違うのは分かりますが、それでも避けられない現実に即した決断や対処が必要なのは同じでしょうし、ガンバ(´・ω・)
貯玉止めてしまえば良いのでは?
費用対効果が企業の原則ですので、費用に見合う効果が無いのであれば、止めてしまった方が良いのでは?
そもそも相談者さんはおかしな事を言っており、貯玉を利用するユーザーが少ないので、利用料が高いと言ってますが、それなら止めた方が良いと言うのが、一般論でしょ?
それに、こんなところでゴチャゴチャ言う前に、組合に相談したり、メーカー担当者ではなく、基金そのものに問い合わせてみたらどうでしょうか?
まあ実店舗が減ったら次はこうゆう業者達が文句たれるだろうし痛し痒しですかね