【東京エリア市場雑感】都内の多くのホールは、所轄もユーザーも規制も舐め切っている

今回は、私の備忘録的な意味合いでパチンココーナーの設置機種割合を集計し、それに雑感を加えただけの記事です。

 

東京エリア:確率帯(タイプ)別の、パチンコ機の設置割合

320以上 320未満~280 280未満~120 120未満
2018年8月末時点 なし 49.6% 19.6% 30.8%
6月末時点 なし 49.7% 18.1% 32.2%
4月末時点 なし 48.5% 18.8% 32.7%
2月末時点 0.1% 51.0% 16.5% 32.4%
2017年12月末時点 0.3% 50.6% 16.0% 33.1%
10月末時点 0.4% 48.6% 16.6% 34.4%
8月末時点 0.4% 48.6% 16.5% 34.5%
6月末時点 0.5% 47.0% 17.0% 35.4%
2月末時点 0.6% 42.8% 20.4% 36.1%
2016年12月末時点 4.0% 41.8% 17.8% 36.4%
10月末時点 11.3% 32.9% 18.1% 37.6%
8月末時点 20.1% 25.4% 17.1% 37.4%
6月末時点 27.6% 19.2% 17.5% 35.7%
4月末時点 29.6% 18.0% 17.6% 34.7%
2月末時点 37.1% 10.1% 17.4% 35.4%
2015年12月末時点 41.8% 9.7% 15.8% 32.7%

対象:都内700~800店舗(P-WORLD登録ベース)

※羽根物、一般電役、普通機は除く

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東京都内市場雑感

・甘デジの割合の減少により、ユーザーの大当たり/プラス収支の体験率が低下している

 

・資金的に軽めのタイプ機しか触れない、でも低貸しではなく4円で弾きたいという客層が、不満感を抱きやすくなっている

 

・低貸しは、ホール目線では稼動になり、ユーザー目線では気軽に遊びやすいが、適当水準のプラス収支(=次回遊技の元手)にしにくいという観点では、低貸しコーナー専門客にはなっても4円コーナーの遊技機会upには結び付きにくい

 

・ホール側は320未満~280タイプ機の割合をもっと上げたいが、寿命が短い機種ばかりなので同じ確率帯の機種と入れ替えて一定の稼動を維持するのに精いっぱいで、割合増ができていない

 

・320未満~280タイプ機の割合が上がり、まとまった金額を出し入れする客層が増えれば、売上の水準が上がり割数変動の許容度も大きくなる。それにより、運用面/段階設定の双方で「甘く」提供できる台数が増える

 

・旧MAX機時代はビッグコンテンツ機で容易に3~4島を構成できたが、現時点ではホールのメインから脱落しているコンテンツがあるため、それができていない

 

・旧MAX機時代と比較した際に完全に脱落している(=単独で1島/コーナー構築できない)とみなされるコンテンツはヱヴァとルパンであり、ほぼ脱落に近い状況にあるコンテンツは牙狼と慶次である

 

・1機種あたりまとまった台数(10台以上)を設置してしっかり稼動させられるホールは、ごく限られる。それができないホールは、1機種あたりの設置台数を減らし多機種構成(バラエティー化)に活路を見出している

 

・バラエティー化は、「あのホールの、あの機種は遊べる」というイメージやプラス収支体験がまとまった稼動となって定着しにくいという難点がある。よって、単純にエリア内の稼動率争いという土俵で見た際には、弱者が選択する戦略といえる

 

・まとまった台数を置いておける機種がごく限られるため、ホール内は慢性的な機種不足になる。そのため、ここ2年程で一定のファン層を獲得した役物抽選機で、場当たり的に1島/コーナーを構築するホールが増えた

 

・役物抽選機コーナーを日中から適当に稼動させられるホールはごく限られる。一定の稼動を維持できるホールはコーナー単位でマイナスになる営業日があっても許容できるが、いちいち目くじらを立てて薄利な台をモグラ叩き的にマイナス運用するホールが大部分である

 

・役物抽選機コーナーは、会社員層によって夜時間帯にしか稼動しないというホールが多く、そのようなホールでは売上のより多くを粗利として残せれば良いと考えており、稼動の水準upは既に放棄している

 

・役物抽選機の稼動水準upを放棄したホールは最低限のコーナー売上も得られないようになり、肝心の粗利すら失う。そのため、コーナー維持が不可能になり、デジパチコーナーに戻す

 

・都内のホールは機種運用レベルが極めて低い。新機種を導入しても、確率帯不問で早期にマイナス運用し、会社員層から抜くだけの営業しかできない

 

・複数の価値を同時に提供できるのは強い営業力を有したホールのみである。弱小店舗は甘デジであれば「軽い初当たり確率」という価値だけを提供し、運用面は非常に厳しくする

 

・都内の多くのホールは所轄もユーザーも舐めており、納品ゲージ(出荷釘、無調整)での運用を試したり、釘確認シートの範囲内での微調整に留めようと意識する事は無い

 

・都内の多くのホールは、大都市部の所轄生活安全課の業務が煩雑である事から、新台導入時の来店検査で釘確認シートを当てて精密検査される可能性は無いと高を括っている。そのため、導入初日から大きくマイナス運用する場面も多々見受けられる

 

・都内の多くのホールは、どれだけマイナス運用しても最低でも会社員層だけは夜時間帯に弾きに来て負けて行くと高を括っている。ユーザー目線では1ヵ月程度も稼動を維持できない新機種なら導入価値は無いと見るが、ホール目線では実際には会社員層によって売上/粗利担当にできているため、よほどクオリティーが低い機種でもない限りは、導入する価値はあると見ている

 

・ユーザーは中古機メインでの運用で十分だとみるが、都内のホール目線では新しいもの好きな会社員層による稼動が得られず、中古機は中古機なりの売上/粗利にしかならないと見ている

 

・2019~2020年にかけて、多くの都内ホールは、現時点と比較した際に、土日の売上/粗利の多くを失う。その理由は、低設定オンリーの運用でも土日であれば勝手に稼動して極大な売上/粗利を得る事ができているスロットの主力旧基準機コーナーが、認定切れで姿を消すからである

 

・土日のスロットコーナーの売上/粗利貢献度が落ちた分の負荷は、パチンココーナーにも掛かって来る。よって、現時点でまともな営業ができているホールでも、現在のスロット旧基準機コーナーの代わりになる6号機コーナーが完成していなければ、全体としての営業レベルは大きく低下する

 

・都内の多くのホールは、広告宣伝規制も全日遊連/所属する単位組合による自主規制も、全てを甘く見ている。よって、ある程度勝手に稼動して抜ける機種が無くなって落ち込んだ土日の営業数字を、取材系や演者/ライター招致系のイベントによって補填しようと考える

 

・都内の多くのホールは、スロットの売上/粗利水準のダウン幅が大きいため、元々強めだったイベントでも設定配分を落としたり、パチンコの運用レベルを下げる事で補填しようとしている

 

・築年数が長いビルが増えていたり、テナントとして入って年数が長いホールが増えている都合上、営業店舗としての諸設備維持/修繕/変更などの費用負担が増えている=老朽設備/物件リスクを抱えているホールが増えている

 

・設備変更にはまとまった費用が発生するため、その分も営業上の厳しい運用となって反映されている

 

 

以上、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2018年9月23日公開

10 comments on “【東京エリア市場雑感】都内の多くのホールは、所轄もユーザーも規制も舐め切っている

  1. T

    全部お前の店のことだろ

    適当なこと書いてネガティブキャンペーンするのはやめろ

    お前本当に現役店長か?

    こういう記事ばかり書いてるから死ねだの言われるんだろが

    Reply
  2. 100

    ネガティブな内容が並んでるとまたアンチが飛び込んできますよって書こうとしたらすでに書かれていた
    さすが熱狂的アンチ様仕事が早い…

    「そんなんいちいち言われんでも分かっとるわ何誰でも分かってる事を偉そうに書いてるの?」的な路線で来るかと思ったら、まさかの否定とは

    Reply
  3. 匿名

    批判したい方は書かずにはいられず、普段ただ読みに来てる読者はコメントを書かないので、どうしても批判のコメントが目立ってしまう。

    いつも楽しく拝見させて頂いております。これからも更新お待ちしています。

    Reply
  4. ゴンザレス

    警察庁のお膝元で首都の東京でもこんな感じなら、他の地方での暴走は納得できますね。

    隣は工業地帯神奈川、ちょいと離れてパチ都市愛知、謎の条例回避のオールナイト三重、大都会大阪、仁義なき戦い兵庫とかは凄いとか凄くないとか・・・

    まあ違反があっても死人が出るわけでもなく、警察は積極的には動かんでしょうね。検挙しても功績にはならず、有象無象の圧力だけがありそう(笑)

    警察を擁護したくても、現状だけだと全く擁護ができん。手が足らないのは分かりますが・・・(´・ω・)

    Reply
  5. daidai

    「のど元過ぎたら」の店の姿勢が一番の問題でしょう。規制強化と等価廃止のころ、パッと見てぐんにゃりは確かに減ったと思います。一般入賞口の関係でベースは増えた感じでした。正直言って回転数は下がった気がしましたが、アタッカー周りの釘ががほぼ正常になったのと、補助スタートチャッカーのスルー周りがまともになったのは大歓迎でした。
    しかしです。あれから1年、スルー周りはまたもとに戻っている・・・(特に旧台)。ヤマトで確変引いたと思ったら最初の200発飲まれ。一回でいいのに。甘のクイーン、時短50回回すのに出玉半分以上飲まれ。
    ある程度減るのはデフォルトとして渋々納得はできるのですが。スルーはベースには関係ないからいじり放題ってことでしょうか。
    当たりを引いてるのにストレス(というよりヘイト)がたまるという、まあそりゃあ客も離れるますわ。
    世の中谷村先生ばかりじゃないんですよ。

    Reply
  6. mt

    自分は東京の人間ではないですが、概ね共感できました。
    ただ、旧MAX機時代から脱落したコンテンツ~とあるけど、現行は確変継続率65%で似たようなスペックばかりなので、どのコンテンツも今後は維持できない気がします。

    Reply
  7. 匿名

    興味深いデータと私見でした。

    問われているのは、メーカーもホールもユーザーも、業界に関わるすべての人達の「生き残り方」ですよね。
    大きく分けて…
    潔く去るか、意地汚くしがみつくか、なんとか合わせて耐え凌ぐか。

    出来ることなら、”意地汚くしがみつく”属性のみの減少を願いたいところですが、なかなか難しそうですね…。

    厳しい状況だとは思いますが、だからこその冷静な内容かと考えると、頭が下がります。
    お疲れ様です。

    Reply
  8. 匿名

    どの業界も同じかも知れない。雇われ店長や役職者に権限は無く、アクションを起こして業績が下がれば怒られるが、悪い事と知りつつ慣例に基づいた行動を取っていれば、責任は問われない。何度忠告を受けてもユーザーを騙し、過当競争を繰り返す携帯電話業界。知識が無い弱者が一番高い料金を払わせられ続ける。紳士服の何とかは嘘の閉店店じまいセールを繰り返しても何故怒られないのか?自動車業界の検査虚偽問題はどうなった?ヤマト運輸の料金不正請求問題はどうなった?警察も正義感なんて無い。ルーティンの業務をこなし、1日何も無く過ごせればそれでいいと思っている。業界を変えるのは画期的なシステムかカリスマ経営者の登場しかない。小売業界も大型スーパーやディスカウントショップ、コンビニという多様化でユーザーのニーズに応えてきた。パチンコ業界もチェーン店システムとか今までにない物が導入出来れば良いのに。泥舟は沈み続けているが誰も気付いてないフリをしている、所轄を含め。気付いた者はアクションを起こさなくてはならないから、面倒なのだ。沈み掛けている泥舟、それにたかる人たち。最終手段は雇用。雇用を盾にとり正当化する。が、若者は失望し辞めていく。

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  9. Pingback: ☆府中市★全然出ない★客が飛ぶ★東京都 part3

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