【東京エリア】広告宣伝規制や組合の申し合わせ事項の遵守意識が緩んでいないか?

東京エリアにおけるホールの広告宣伝について思うところがあったので、一筆致しました。

 

店舗視察での所感

今月に入り、自社店舗の営業エリア以外にも足を運んで、色んなお店の営業状況を視察する機会が多くなっています。

 

こういった事情について、営業部署を管理する立場の上位役職者であれば、この時期に同じような活動をしている方が多いかと思いますが、その理由としては

 

①新規則機化が進んでおり、その対応如何によってはエリアごとに集客上の序列に変動が生じる可能性があるため、その状況視察

②主要タイトルの新規則機が続々とリリースされており、旧規則メイン機の客層を新規則の同タイトル機でホールド出来ているかどうかをチェック

③パチンコ/スロット両コーナーにおけるメイン機の運用状況のチェック

④新規則機化の進度および、設置機種構成の視察

 

少なくともこれらが挙げられ、特に②に関しては今後海系の新規則1/319タイプ機が出て来ると、より一層注視する必要があります。

 

私ももちろん、そういった観点で視察する訳ですが、その「ついで」に、あまり見たくないものを見掛ける場面が増えて来ています。

 

それは、2012年(平成24年)に警察庁が発出した広告宣伝規制の具体的な内容および、東京エリアにおける組合の申し合わせ事項の違反行為です。

 

勝手に「規制緩和」したり、組合の申し合わせ事項を「無かった事に」していないか?

2019年(平成31年)3月 28 日開催に開催された都遊協理事会において「広告宣伝規制の徹底のための規制対象の明文化について」という決議事項がありました。

 

これを再度確認しますと、東京エリアにおける以下に列挙するような営業手法は、広告宣伝規制の違反行為にあたります。

 

①特定日(旧イベント日やゾロ目日、特定の数字の日、店舗マスコットキャラクター誕生日、創業日など)に取材を受ける

②特定日のみ、特別な賞品(店舗キャラクター賞品等)を提供する旨の告知

③ホールがオファーして実施される、取材系イベントの事前告知(演者/ライターさんによる発信も含む)

 

特に③については、

 

  • 市区町村/沿線/駅名等での示唆
  • 店舗に対応した取材名やライターでの示唆
  • 取材前日や当日に合わせて過去レポート等を掲載しての示唆
  • 「明日は■■(当該店舗近隣の有名な場所や施設名)に行きます」などの隠語を使用しての告知
  • 写真や動画等での示唆
  • 一般ユーザーを装った大会やオフ会等への関与

 

こういった具体例が挙げられています。

 

それ以外にも、出玉状況の誇示と受け取れるような画像/動画の発信(HP、SNS、雑誌等)や過度な別積み行為は、「遊技球等の獲得が容易であることをうかがわせる」として警視庁保安課より「都条例第7条の著しく射幸心をそそるような行為に抵触するおそれがある」という指摘を受けています。

 

また、パチンコとスロットで区別して見ると、まずパチンココーナーにおいて特定の機種を強調するなどして特別な告知を伴っての営業については、遊技機本来の性能に調整を加える等により入賞を容易にした遊技機の設置をうかがわせる表示として景品表示法が禁じる不当な表示(虚偽広告)に該当するか、或いは釘曲げ行為による遊技機の無承認変更を告知しているか、これらのどちらかという事になりますので、いずれにせよ違法行為を前提とする営業手法であると指摘されています。

 

次に、スロットおよび段階設定付きパチンコ機(=法令上の扱いでは「大当たり確率の設定変更が可能な遊技機」)についても、その設定状況が良い事をPRしたり暗に示す行為は、やはり風適法はもちろん先に述べた通り都条例第7条に違反する営業手法であるという事になります。

 

こういった事を踏まえて、東京エリアでは、直近では下掲のような動きがありました↓

内容については至極当然の事のみ記載されており、組合としては正しい働き掛け、取り組みを実施していると言えます。

 

後は、各組合員店舗がいかにして法令および組合の申し合わせ事項を守るかに懸かっている訳ですが、再三にわたり警視庁から厳しい指摘を受け続けたり、違反行為に対して都遊連健全化センターからの是正勧告/指導等が毎年のように年間で数百件~千件以上にもおよぶ事により、東京エリアのホール営業の未来は確実に暗くなるという事だけ改めて申し上げて、本稿を締めさせて頂きます。

 

 

以上、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2020年2月17日公開

3 comments on “【東京エリア】広告宣伝規制や組合の申し合わせ事項の遵守意識が緩んでいないか?

  1. 匿名

    取材広告全盛の時の方がはっきり言って楽しかったですけどね。公約があって、場所を探して。ゾロや7以外の日でも打てて。今は特定日だけだしガセってもなんもないし。
    お上が規制してるから仕方ない、というのは当座はそうかもしれないですけど、将来に向けて業界一団となって緩和に向けて働きかけてほしいものですね。

    Reply
    1. 匿名

      取材業者の人かな・・・?
      取材なんかより店独自のイベントの方が店も余計なお金を使わなくてすむし、その分出玉に回せるから緩和を願うなら取材ではなくイベントの方じゃないかなー
      まぁ射幸心うんぬんで無理なんでしょうけど
      そもそも公約とかこの演者来店はこの機種みたいな取材が増えても乞食イナゴ軍団の餌にしかならないから一般ユーザー的には答えのわかる取材なぞ必要ない
      上手い事メリハリつけて営業してくれてれば問題ないわー当たりの無い店は駄目だけどな!

      Reply
  2. ゴンザレス

    「大手がきっちり守って行儀正しい営業をしている」ような状態なら「過剰広告けしからん!大手を見習え!」と思えなくもない。

    実際には大手が率先してヤンチャな広告や来店イベントをして集客している状態ですから、資本力の負ける中小のチェーンが礼儀正しくやっていたら潰されるのは目に見えています。

    そういう大手がのさばってる点には同情はしますが、もはや業界の体質として諦め粛々と遊技台の規制の更なる強化を受け入れるしかないのでは無いでしょうか(´・ω・) 

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