東京エリアの広告宣伝における異変について-都遊連健全化センターが動いたか?

まずは、昨日公開した「今週の見通し」記事の補足をお話ししたいと思います。

 

スロットイベント需要について

「今週の見通し-2017年12/3(日)~9(土)」記事において、「スロットはイベント営業を実施する店舗が非常に多くなると見通す」旨のお話しをさせて頂きました。

 

これには、以下のような理由があります。

 

①パチンコの売上/粗利の大幅減に苦しんでいるお店が、スロットで補填しようとしている

 

②全体的に見て、パチンコの集客イベントが実質的に困難であるため(釘曲げへのチェックが入った際のリスクが高い)、スロットコーナーへの営業数字作り上の負担が高まっている

 

③ユーザー属性として、パチンコファンよりもスロットファンの方が反応が敏感且つ大きい(開店待ち並び人数や情報拡散速度が段違いである)

 

④釘と違って設定は中身が見えないため、お店側にとってイベント営業時の期待値/利益コントロールがしやすい

 

⑤パチンコイベントよりもスロットイベントの方が、次回以降の同イベント開催時における再現性が高い

 

⑥メディア規模において、スロット分野の発信媒体/発信者の方がパチンコよりも規模が大きい(釘の解説は出来ないがスロットなら挙動等の解析が可能で需要も高い)

 

他にも2~3ありますが、ざっとこんな感じです。

ホールはバカ

私見:イベント規制では無い

さて、ここから本題に入りますが、一昨日から本日にかけて、TwitterのDMとブログのお問い合わせで、

 

「●●や■■(メディア名)の東京のイベント日程で、大幅な変更が見受けられるらしいのですが、何か知りませんか?」

 

「イベント運営会社に、警察庁のチェックでも入ったのでしょうか?」

 

こういった主旨のご質問がありました。

 

これに対する、当座の私からのお返事としては、

 

①現時点では具体的な情報は持っていない

 

②警察庁や警視庁が直接動いたのではないと思う

 

可能性が高いのは、都遊連健全化センターによる、東京エリアにおけるホール企業の広告宣伝状況への是正勧告だと思う

 

④12月3週目に掛けて、代表である保木元氏をはじめとして、都遊連健全化センターの要職にある方が東京各ブロックの定例会合や忘年会、懇親会などに数多く呼ばれているため、おそらくそれらの場で具体的な情報が出て来る可能性が高い

 

⑤どのメディア(webサイト、動画サイト、情報誌、アプリ、ファンミーティング系イベント会社、ライター/カリスマ設定師系イベントなど)や、どの程度の数のホール企業に、どういった内容の是正勧告がなされたかなどの情報も、おそらくは取り締まり行政(警察庁/警視庁)からではなく都遊連健全化センターから発出されると推察する

 

⑥都遊連健全化センターからの報告を受けて、都遊協が12月の定例会合の場で本件に関して具体的に言及する可能性はある

 

⑦仮に取り締まり行政側から情報が発出されるのであれば、年始における各業界団体の賀詞交換会などにおける行政講話の場になると推察する

 

こんな感じにお返事しており、現時点では私自身も特に変わった情報や具体的に申し上げられることは他にありません。

 

特定のメディアへの是正勧告事例について

あるメディアの直近のイベント予定が全て消えた、といった主旨のご質問については、2017年4~5月初旬にも同じように複数件のお問い合わせを頂きました。

 

これに対しては、

 

「ある特定の情報誌にて派手なイベントを実施していた都内42法人(92店舗)に対して、都遊連健全化センターが是正勧告をした」

 

という内容でもって、個別にお返事させて頂いております。

 

その後、ブログにおいて、広告宣伝規制の無視は取り締まりスタンスの硬化を招き、どんどん状況は悪くなる一方である旨の記事を公開させて頂きました。

 

【参考】2017年5月2日公開

『2017年内に、広告宣伝規制の強化はあるか?』

 

この記事において、東京エリアの状況については↓

 

「地代家賃が高い事、店舗数が多く競争が激しい事などを言い訳にして、大手ホールでさえも堂々と違反している東京都のようなエリアもあります」

 

「特定の機種/営業日を指定してのイベント、実体の無いリニューアル開店、過度な装飾、派手な別積み演出、ライター招致が横行している、という状況は、改めて説明するまでもないでしょう」

 

このようにお話しさせて頂き、最悪の場合は広告宣伝規制自体により厳格な見直しが掛かる可能性も否定できないと見通しました。

 

取り締まりスタンスの硬化について

その後、規制自体の見直しには至りませんでしたが、この記事の公開直後にあたる2017年5月24日の都遊協総代会(於:東京ドームホテル)において、下記のような内容を含む行政講話があった事は記憶に新しいかと思います。

 

一部を抜粋します。

________

業界情報誌などに広告を出されていると思います。

 

中には、「広告はお願いしているが、取材に基づいて雑誌社が勝手に載せている」という言い分もあるかと思いますが、先ほどの金スロの話で述べたように、最初の印象で「おかしいでしょ。これはダメだよね」という感覚があれば、我々は捜査して行政処分を行います。

 

射幸心を抑える、健全化に向けての皆様によるご協力をお願い申し上げたいと思います。

________

上記が、

 

警視庁生活安全部保安課

風俗保安対策官 林 二郎氏

 

による行政講話内容の一部抜粋です。
—広告—

 

是正勧告も行政講話も徹底無視!

前述のような経緯があったにも関わらず、東京エリアのホール側としては、例えば前出のメディア(雑誌)を再び利用したホール企業は2~3ヶ月後には50店舗前後が確認されています。

 

つまり、大人しくしたのは1ヶ月程度であった、という事です。

 

なので、仮にこの12月にも、同様の是正勧告なり注意喚起の行政講話があったとしても、年明け早々には再開させるホール企業が多くなるだろうという見通しにも繋がって参ります。

 

毎度ではありますが、どんなに熱いものを飲み込んでも、喉元を過ぎて熱さを忘れてしまうのが極端に早いのがホール側の悪いところであり、もうその熱さを感じる感覚機能自体が麻痺したり機能不全になっているのが現状かと思っております。

 

いつもお話ししておりますが、私見では、この流れは「より厳しい規制/罰則」といった風に、行き着くところまで行かない限りは本当の意味での変化は出ないと見通します。

 

自浄能力も意志も無いのですから、そうなるのも仕方が無い事と言えます。

 

最後に1点だけ申し上げると、こういったイベント事情においては、

 

ユーザーやライター/演者/動画発信者なども一緒になってやっているんだから、過度にイベントが盛り上がって、それでお上の目にとまったのなら、関わった全ての者に対して責任がある

 

こういった論調もあるかと思います。

 

しかし、ユーザー(消費者、利用者)というものは本来的にワガママなもので、自身の利益を極大化しようとするのが当然です。

 

広告代理店やメディア運営主体、ライター/演者なども、ホール側からオファーや承諾がない限りは煽り行為や発信行為を派手には行いません。

 

つまり、取り締まり行政なり健全化センター等の組織から目を付けられるに至った原因なり責任なりは、全てホール側にあります。

 

もしかすると、細々とやっていれば、目くじらを立てられる事は無かったのかも知れませんが、何度も何度も繰り返してきた「やり過ぎて自分の首を絞める悪いクセ」がまた出てしまったのが、東京エリアにおける今の状況に現れて来ているのかな、と思っておりますが、読者の皆さんはどのようにお考えでしょうか?

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年12月3日

12 comments on “東京エリアの広告宣伝における異変について-都遊連健全化センターが動いたか?

  1. 能海しいな

    何度も「これはやってはいけない事です」と言っても、その場では止めるが結局すぐに同じことを繰り返すって控えめに言っても幼稚園や小・中学校と同レベルですよ…
    一つ違うのは、幼稚園、小中学生はまだまだ未来が有りますが、パチンコ業界は今のところ未来が感じられない所ですね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      能海しいな さん
      酷いホール企業ですと、指摘されても「当日中に再開」するとか普通にありますからね。
      舐め腐っております。

      Reply
  2. かずま

    スロパチステーションの事でしょうか?
    たしかに関東で東京の店舗の予定が全くありません。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      かずま さん
      メディアの明言は避けますが、色々とお問い合わせが来て、複数メディアをチェックするのが大変でした。。。

      Reply
  3. Pingback: 東京エリアの広告宣伝における異変について-都遊連健全化センターが動いたか? | パチパチスロスロあんてな

  4. ゴンザレス

    例えば東京が禁止にしても首都圏が禁止になっている訳では無いので、駅一つどころか下手すりゃ道路一本隔てただけでイベントが比較的容認されている地域とそうでない地域に分かれてしまう。また同じ地域でイベントをやっている店があり、特別な処罰が無いなら、我慢している店が馬鹿馬鹿しくなる。

    そうなるとイベントをやってしまう気持ちも分からなくないですね。ここで出ているイベントが私が想像している某イベントなら、結構集客ありますし。

    正直者が馬鹿を見るなら、性善説や常識論が軽くなってしまう。広域での統一した規制と処罰が必要でしょうね。ただ警視庁と神奈川県警が仲良く統一した見解を出すなんて姿が想像できない・・・ヤクザじゃないけど警察も隣り合った管轄だと結構仲が悪い所が多いとお聞きしますし・・・(´・ω・)

    正直者には相応の御褒美があれば良いのですが。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ゴンザレス さん
      冗談抜きで、正直者には正直者認定シールを!…的な観点で「遊技産業健全化推進機構による立ち入り合格」お墨付き証の発行のニーズもありました。

      しかし、それをもらってから何か悪い事をやらかすお店も多いだろうという事で、却下されたという経緯があります。

      それだけ、信用という言葉からはほど遠い業界という訳で、情けない限りであります。

      Reply
  5. Pingback: 【お知らせ】12/3(日)新ブログ最新記事公開 | パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新

  6. ますジュン

    4月、5月の雑誌イベントへのチェックというは「でちゃう」でしたか?
    あんな媒体いらないですし、イベントもいりません。
    ついでに軍団もスロプーもいりません。

    一般ユーザーが「いつ来店しても楽しめる」営業にして下さい。
    お願いします。

    暴言失礼しました

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ますジュン さん
      これは暴言ではなく正論ですね。
      そのように営業できるお店が増えれば、今よりは少しはマシな業界になるでしょうね。

      Reply
    1. 楽太郎 Post author

      匿名 さん
      広告宣伝規制に限らず、もう、何かが緩和される可能性は低いでしょうね。

      Reply

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