取材イベント時に、朝一稼動停止だった台が営業中にそっと開放された。特定コーナー示唆のようにも思えた-回答

今回は、稼動停止台の開放についてのご質問にお応えします。

 

かずき さんからのご質問

初めまして

ちょくちょく記事を見させていただいてます。

 

■(主に■ ※どちらもエリア名) でスロットを打ってるものです。

 

半年ほど前の話ですが某店で■(注:イベント名)の取材が入っておりその店に朝から行きました。

 

■(注:前出イベント名)といえば開催の時に番長3に設定5を入れる店が多い事から番長3から埋まる流れでしたが1台が稼働停止になっていました。

 

僕は抽選で早い番号を引けたので番長3に座ることができました。

 

昼過ぎくらいまで遊戯して設定が見込めないのでやめたところちょうど稼働停止になっていた番長3に店員が電源を入れて稼働できるようにしていました。

 

最初打っていいのか店員に確認しようと思いましたがダメなら途中で止めに行くると思い打ち始めたところ特に店員に止められることなく遊戯することができました。

 

設定は4かなって感じで1000枚ほどプラスで終わりました。

 

ここで質問なんですが稼働停止にしていた台を特に告知もなく稼働再開させることは法律的に可能なのでしょうか?

 

間接的に番長3を示唆してるような状況なので尚更不思議に思いました。

 

よろしければ回答のほどよろしくお願いします。

________

ここまでが、かずき さんからのご質問です。

 

それでは、回答です。

梅とうぐいす

回答

結論

まず先に、結論から先にお話しします。

 

「稼働停止にしていた台を特に告知もなく稼働再開させることは法律的に可能なのでしょうか?」

 

これに対しては↓

 

①稼動停止の理由および所轄への申請状況によっては、法令違反となる

 

②お店側の点検都合で止めていた台を、お店側の都合で任意に開放する(営業の用に供する)事は法令違反とはならない

 

③開放する旨を遊技客に告知するかしないかは、法令とは無関係であり、一切問題が無い

 

…こんな感じになります。

 

それぞれ、ごく簡単にではありますが解説して参ります。

 

①どのような理由で止めたか?

今回の件に関しては、特に遊技台に案内物が用意されていなかったようですから、後段で述べるように当日ちょっとしたトラブルがあって止めていただけだと推察しております。

 

もしも、以前何かしらの部品に不具合が生じて、正規に所轄に申請して、エリアごとに決められた時間に稼動再開させたのであれば、案内書きとして

 

  • 「この台は所轄の許可が下り次第、開放させて頂きます」
  • 「■月■日■時 開放」

 

といった具合に、状況を説明するような案内物を用意するのが一般的だからです。

 

15年くらい前までであれば、ユーザー側は、ホール営業に関わる書類申請などの事情をほとんど知らなかったり興味が無かったので、こういった事をわざわざ説明するようなお店はごく少数だったと言えます。

 

しかし、近年はしっかりとした知識を備えたユーザーが増えた事もあり、説明しない、告知しない事自体が営業のリスクになるような場面も出て来ています。

 

本件に関しては、かずき さんが確認した限りでは、特に案内物もなく朝一に止まっていた台が昼過ぎになってさり気なく開放された、との事ですから、所轄への申請および検査を伴っての開放ではない事が予想されます。

 

法令違反の可能性は?

次に、法令違反の可能性についても、少しだけ邪推してみようかと思います。

 

これからお話しする事は、あくまでもホールの旧来的な法令違反の事例ですので、かずき さんが通っておられるこのお店がそうしている、と言う訳ではありませんので、誤解なさらないようにお願い致します。

 

営業途中の不意の開放という状況を見るに、私のような古い世代ですと、

 

「昔は、こういうのが当たり前だったな」

 

という場面が、いくつか頭に浮かんで来ます。

 

それは、例えば↓

 

・部品故障したため、付き合いがある販社さんに電話して、倉庫から同機種の同部品を取って(業界用語で「部品取り」)持って来てもらい、こっそり交換して(法令上は「無承認変更」という扱いで、処分案件となる)、こっそり稼動再開させた

 

・部品故障したが自店に「部品取り」できる台が無かったため、系列店に電話して調達してもらい、こっそり交換して、こっそり稼動再開させた

 

…こんな感じの状況です。

 

近年になって、このような法令違反に対するユーザー側のチェック目線が厳しくなったり、健全化組織の立ち入りやホール側の法令遵守意識の向上によって、「部品取り」の件数自体は大きく減っては来ていると思います。

 

しかし、ぱちんこ業界の悪癖として

 

「バレなきゃOK」

 

という意識も根強く存在するのは事実であり、こっそりそのようにしているお店もいまだに結構あるのではと思っております。

 

実際、ホールから撤去された廃棄台の状況をチェックして回胴遊商などの組織が集計した場合等は、部品取りの形跡が認められるような状態であった台が、集計するたびに適当割合存在している事が分かっています。

 

もちろん、多くのお店は、このような法令違反には手を染めず、下資料に記載されているような主要部品が故障した際には、自店ではなくメーカー/販社さんから部品交換/点検確認してもらったり、所轄に正規に申請して受理された上で稼動を再開させています。

p特定部品

s特定部品

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②&③お店都合での稼動停止/開放および告知の有無

最後に、

 

「開放する旨を遊技客に告知するかしないかは、法令とは無関係であり、一切問題が無い」

 

この事についてですが、これは”法令上は”全く問題がありません。

 

なぜかと言えば、遊技台はお店側の所有物であり、正規に営業の用に供する事を許可されている訳ですから、これを許可された範囲内でどのように扱おうが、お店側の自由だからです。

 

なので、例えば仮に↓

 

・その遊技台のメダル貸し機と上位機器/ホールコンピュータ等との通信状況がおかしくて開店時間までに通信を回復させる事ができなかった。

その後、営業時間中に通信が回復したので、遊技台も開放した

 

・開店前作業でメダル投入口清掃をしていたら、センサエラーが発生して開店までに解除できなくなった。

部品を外してバックヤードで丁寧に分解清掃したところ、復旧したので、遊技台も開放した。

 

…これらのような場面もあったりしますが、こういうのは問題が無いと言えます。

 

では、なぜ”法令上は”と注意書きしたかと言えば、今回のかずき さんのように、

 

何か他意があって、変則的な時間に開放したのでは?

 

と疑念を持たれてしまう場合や、お客さん同士で誰が打つか揉めてしまったりする場面も出て来るからです。

 

かと言って、例えば先ほどのようなトラブルが解消されて、わざわざ開放時間を明記した案内物を遊技台に張り付けて店内マイクで案内して開放するような事をした場合はどうなるか?

 

それこそ、昔よくあった「お宝台」開放のように、何らかの意図があってそうしているのではと勘繰られてしまう場面も出て来るでしょう。

 

また、お店側としても、いちいち抽選したりと、面倒事が発生します。

 

なので、何もやましい事はしておらず純粋に前述したような事情があって営業時間中に開放するような場面では、特に何の告知もせずにさりげなく開放させた方が”無難な”場面もあります。

 

これは、実際にどんな感じの理由で止めたのかも含めて、その場に居ないと是非が判断しにくい事ですから、この件はここら辺にしておきます。

 

 

以上、営業時間中の遊技台の開放についてのご質問にお応えして参りました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2019年3月2日公開

1 comment on “取材イベント時に、朝一稼動停止だった台が営業中にそっと開放された。特定コーナー示唆のようにも思えた-回答

  1. 匿名

    イベント日と書いてあったので、ライター用の保険台じゃないのかな?
    1台電源を落としておいて、ライターが台を確保出来ない場合に電源を入れて座らせるもの。
    勿論、高設定だと指定台と言われ、何かと問題でしょうから、中間以下だとは思いますが。
    そういうクソな店もあると聞きます。
    どちらにせよ、イベント日に対象となりそうな機種を途中から電源入れるなんて、朝から抽選を受けて入場している客から苦情が来そうですが。

    Reply

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