タクシーに乗ったら、運転手が魔導ホラー「おしゃべりドライバー」だった件

先日、タクシー移動中にちょっと変わった出来事がありましたので、お話ししてみます。

 

忙しいぜ!

最近は自宅に持ち帰る業務も外出する機会も多くてヘロヘロであると、先日公開した記事で「忙しいアピール」をさせて頂きました。

 

こういうアピールは、私よりもちょっと上の、いわゆる”バブル世代”が

 

「寝ていない」=カッコいい

  • 好況で仕事が忙しい
  • そういう立場である
  • デキる自分には仕事が集まってしまう

 

このように勘違いしつつも、リゲインやユンケルなんかを飲みながら周囲に吹聴してしまう場面で良く見受けられる光景です。

 

そして、こういうアピールは女性や若者世代には一切通用せず、次第に「定時でキッカリ退社してプライベートも充実」させている上司こそが本当にデキる男であり、忙しい忙しい言っている上司はスケジューリングできない無能に過ぎない、という価値感へと、世の風潮は変わって行きます。

 

これはパチ屋のような職場環境においても同じであり、例えば私が

 

「君らには、そうは見えないだろうが、俺は俺で結構忙しいんだよ、昨日だってな…」

 

などと話そうものなら、

 

「また始まったよ、このオッサン話長いからな…」

 

という思いをグッと飲み込みつつ

 

何かあったら全部店長責任の業界ですからね、年がら年中気を張っていないといけないので、本当に店長は大変だと思います!」

 

などと相槌を打ってくれます。

 

つまり、何かあったら店長責任=何も無い時はアンタ暇だろが!

 

このように思っている事が透けて見えて、これは私が若手管理職の時に上司に対して抱いていた心情と同じであります。

 

まあ、それだけ私もオッサンになった、という事なんでしょうか。

 

さて、そんなこんなで、社用で外出した際にタクシーに乗り、そこで遭遇した不思議な出来事についてお話ししたいと思います。

 

都内、タクシー車中

あまりに暑くて10分くらいの距離でも歩きたくないので、その都度タクシーを捕まえては、都内エリアを移動しておりました。

 

その際、新宿界隈で乗車した、ある生物がシンボルマークになっているタクシーで、ふとカーナビ付近に目線を遣る楽太郎。。。

カーナビガロ

※画像はイメージです

 

疲労感と、涼しい車内環境のせいで、ウトウトしていたのも関係あるでしょうか。

 

真っ赤な「ハザードスイッチ」と、MAP上を動く真ん丸な「現在地アイコン」が、牙狼のシンボルマークに見えて来ます。

garomark

©GARO PROJECT

©TOHOKUSHINSHA FILM CORPORATION

 

しかし、ただただ、眠い。

 

本来ならば、出先で色んなものを見る事でブログの記事ネタにもなる訳ですが、そうも言っていられない程の睡魔に襲われます。

 

目的地までは、10分ちょっとは掛かるだろうという事で、平井堅ばりに瞳を閉じる楽太郎。

 

たとえ世界が、私を残して過ぎ去ろうとしても構わない…

 

 

 

 

 

 

 

 

???

「ええとですね~、今日はひとつ、お客様にタクシートリビアと言いますか、ウンチクみたいなものをひとつ、披露させて頂きたいのですが~」

!?

なんや、何が起きたんや!?

 

まどろみの狭間から、開眼する楽太郎。

 

話し掛けられた?

 

いや、運転手のオッサンは、普通に前を見て運転しています。

 

気のせいか・・・

 

また、目を閉じる楽太郎。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

「ええとですね、タクシーっていうのはですね」

これは、明らかに、話し掛けられているッ!

 

運転手さん

タクシーのね、メーターのね、仕組みみたいなのをお話ししたいと思います~、お客様、いかがでしょうかあ~?」

 

雰囲気が読めない運転手だと憤慨しては、その後の車中の雰囲気にマイナス影響も出て来ようかと思います。

 

仕方なく、話を聞く覚悟を決めました。

 

楽太郎

「あ…じゃあ、せっかくなんで聞かせてもらいますかね、ドライバーさん」

 

運転手さん

「ああ~そうですかそうですか、有難うございますお客様!」

「ええとですね…じゃあですね、メーターの仕組みの事と、あと、私のポリシーもお話ししたいと思いますね」

 

なんと、オマケで、ポリシーまで付いてくるらしい…

 

その後、数分間、運転手さんは「我、機を得たり!」とでも言わんばかりに、タクシートリビア/蘊蓄的な事と、自分のポリシーについて話しました。

 

後段が、その内容です。

 

運転手さんが語った内容

運転手さんが つらつらと語った事を箇条書き的に挙げます↓

 

・自分は、”お客様の足”としての役割に徹したい

 

・車内環境はお客様にとって最適ではないかも知れないが、どうかご容赦願いたい

 

・その代わり、目的地に、最短で、最速で、最安値でお送りしたいと思う

 

・そのために自分は、都市部の市街地の走行時にも「高速」扱いにしている

 

・「高速」にすれば、渋滞や信号に引っ掛かったりしても、時間加算されない

 

・時間加算は、時速10km以下での走行時に、90秒あたり80円。これがカットされればお客様のメリットは大きい

 

・会社にバレたら処罰があるだろうが、絶対にバレない

 

・車載カメラの記録は、36時間で上書きされるから、記録には残らない

 

・同じ車両を使う相番のドライバーもベテランで、自分の取り組みは理解してくれているからチクる事は無い

 

・車の外から見ても、「高速」扱いにしているか否かは、判別できない

 

・領収書にも、「高速」扱いにしたか否かは、記載されない

 

・会社にバレるとしたら、会社の人間を実車させた場合だけだろう

 

・仮にバレても、構わない。その時は、自分にも言い分はある

 

・自分は、このスタイルで長い事やって来たし、今後も続けて行くつもりである

 

・初乗り運賃が安くなったが、実際にはある程度の距離や時間を実車して、渋滞したりすれば、お客様負担は増している

 

・自分は、喫煙ドライバーのようにダラダラと休憩したりしない。必要なだけ身体を休めて、どんどん実車走行しているので、カット分以上の利益は出している

 

・お客様から喜ばれる事をやっていて、それが自分のモチベーションになっている。だから自分には、業務中にダラダラする余地など無い。どんどん走って、しっかり稼ぐ

 

ざっと、こんな感じでした。

※運転手さんから、ブログ記事にする許可は得ています。

 

要は、受け取り様によって、かなり賛否が出てくるような事を、自ら進んで話した、という事です。

 

タクシー運転手さんから、こういった何か考えさせられるような事を聞く機会はそんなにないので、社用での出先の出来事にしては妙に新鮮で、こうして記事ネタにする事も出来たので、私としては良かったです。

 

この運転手さんがやっている「違反行為」や「ポリシー」について、読者の皆さんは、どのようにお考えでしょうか?

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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皆さん、いつも、ありがとうございます。

 

[記事情報]

2018年6月10日公開 

8 comments on “タクシーに乗ったら、運転手が魔導ホラー「おしゃべりドライバー」だった件

  1. ねこたろう

    尚且つ、黙って運転に集中(客の状態を察して、対応をかえる)してくれたなら最高の運転手さんだとおもいますね。

    Reply
  2. Pingback: タクシーに乗ったら、運転手が魔導ホラー「おしゃべりドライバー」だった件 | パチパチスロスロあんてな

  3. 同業です。
    正直独りよがりな人だなというのが正直な感想です。
    その事をお客様に話してなんになるんでしょう?
    まさしく「俺がんばってるぜ」を出したい人だなと思いました。
    いくらタクシードライバーが個人の裁量で任される部分が多いとはいえやはり実際は会社員。いくら自分の言い分があっても会社に属している以上、それが正しくなることはあり得ません。
    せっかく「お客様の為に」という気持ちを持っているのに勿体無いなーと思う気持ちがあります。
    タクシー業界も一昔とは違い、接客に力を入れているところも増えていますが、やはり長くやっている人の中には道の知識と運転技術が1番だという人も多いです。しかし、自動運転の時代はすぐそこまできています。接客を知らないドライバーはそこで淘汰されることが目に見えてます。
    大変長くなってしまいましたが、せっかくの「お客様のために」という気持ちは間違えずに使って欲しいですね。

    Reply
  4. ファウ介

    運転手さんの心意気やその賛否よりも、記事のタイトルとハザードランプが牙狼のマークって所に全て持って行かれました( ̄∇ ̄*)ゞ

    Reply
  5. ジャグキチ

    タクシー、と言うか他人の運転だと、カックンブレーキで寝られないです。

    って言うか自分以外の運転で、滑らかに停まれる人を見た(乗った)事がないです。他人を乗せると必ずブレーキが滑らかで驚かれます。

    タクシーの高速扱い、行法で決められていませんでしたっけ?この人、完全アウトですね。

    Reply
  6. mt

    この記事の冒頭が忙しいアピールだったのは、タクシードライバーの謎のアピールの伏線だったのかな・・・?

    まあ運転手さんがやってることは普通に考えればアウトでしょうね。
    それを公言しちゃうのもアウト。
    でもそれだけの気持ちで仕事に取り組んでるというのは評価したい。
    ただ単に、会社のために働いてると思いたくないだけなのかもしれませんが。

    Reply
  7. fujuoka65

    現役タクシードライバーですが、このような人間がいるからまともなドライバーが辞めていくのです。
    タクシーセンター(東京にあります)のルールも守れないクズドライバーを雇っている会社も会社です。
    バレなければいいと言う事ですが、まずこのように記事にもなっていますし、バレた場合のとばっちりは、タクシーセンターより、会社全体(車両保有数の減少)の違反として捉えられます。
    というか、まず高速でずっと走っていたらGPSの付いている社用車なら、
    帰社後の売上精算ですぐバレます。お客様を騙す為のデタラメを言っています。

    Reply

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