今回は、調べ物ついでのデータ紹介記事です。
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資料探しのついでに
このブログ/Twitterでは、日々色んな属性の方々からご連絡を頂いておりますが、お問い合わせの中には、業界資料を用意しないと回答不能だったり、ある資料を読み込んだ上で所感を述べる必要があるようなものも含まれています。
今回は、そんな感じの直近の資料探しの過程で
「ご質問者以外の読者の皆さんには、あまり興味がないかも知れないが、折角の資料だから、たまにはこういったものも記事にして紹介してみるか」
と思った次第です。
資料は、主にホール側が社会貢献活動として実施した寄付寄贈などをデータ化したもので、業界誌である『日本遊技通信』に掲載されていた内容をまとめたものです。
夏場から秋口にかけて、祭事やイベントなどが時期的に多くなります。
例えば自治体が開催する盆踊りや全国各地の花火大会、介護/児童福祉施設での催しやスポーツ大会といった色んなイベントの場面で、協賛として「▲県遊連」「■■遊技業組合」「パチンコスロット●●店」みたいな感じで、ホール関係からの寄付寄贈などを見掛ける場面も結構多いかと思います。
今回紹介させて頂くのは、そんな感じの寄付寄贈行為も含めた、社会貢献活動の資料です。
それでは、ご覧下さい。
2017年(平成29年)社会貢献実績
- 拠出元=ホール企業、都道府県(方面)遊協、支部、全日遊連、全日本社会貢献団体機構など
- 総額=14億1202万2421円
<主な寄贈先>
寄贈先 | 総額(円) | 件数 |
自治体 | 232,355,856 | 990 |
防犯関連団体 | 156,930,671 | 925 |
東日本大震災関連 | 101,375,034 | 112 |
祭り、イベント実行委員会 | 98,935,300 | 2,070 |
児童福祉施設 | 90,428,717 | 1,972 |
社会福祉協議会 | 86,512,221 | 944 |
暴力追放関連団体 | 82,365,992 | 199 |
スポーツ大会 | 56,479,054 | 441 |
学校関連 | 37,750,496 | 542 |
授産施設 | 34,534,359 | 405 |
日本赤十字社 | 34,070,517 | 291 |
養護老人施設 | 23,681,114 | 179 |
テレビ、ラジオ局 | 20,615,835 | 49 |
共同募金会 | 18,480,878 | 292 |
新聞社 | 15,484,936 | 45 |
盲導犬関連 | 4,533,663 | 81 |
子ども食堂 | 4,179,530 | 93 |
神社仏閣 | 3,246,814 | 78 |
心臓病患児を救う会 | 2,857,914 | 68 |
消防関連 | 1,209,061 | 38 |
[参照]2018年(平成30年)4月24日
全日遊連全国理事会 終了後の記者会見にて、AJOSC(全日本社会貢献団体機構)が発表した内容を、『日本遊技通信 No.1113』(発行:日遊通信)がまとめた資料より
以上、興味がある/ないが分かれる資料かと思いますが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。
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[記事情報]
2018年8月14日公開
これってホールで集めている端玉分とかも含まれているのだろうか?コンビニなんかもそうだが、募金しているのはお客様であって企業ではない。手柄の横取りでないことを祈る。
下の人も書いていますが、金は金なんで手柄の横取りなんて解釈はひねくれすぎだと思うよ
そういう目線だと、極端な話、メガバンクなんかがやってる手数料ビジネスは詐欺と同じになるでしょ
自治体と防犯関連への寄付金の割合がわりかしデカイですね。これだと正直、警察やら公安委員会含めた行政へのおべっかに見えちまう(´・ω・)
もう少し他の項目が増えてくれれば「地域貢献!」と胸を張れそうですが、現況では難しいかもしれませんね。ただ、未だに東日本大震災関連で結構寄付してるのは凄い。
ま、金は金なんでドンドンお願いします(笑)しかし下手に大きく公表すりゃ「俺らが負けた金で」と恨みを買い、公表しなきゃ「パチ屋なんて必要ない!」という声が大きくなる、コリャ難しいですね。
お金はお金。例え、売名行為、偽善、自己満足だとしても、どんどん寄付して社会貢献して欲しいです。素晴らしいことだとおもいます。
Pingback: 【資料】2017年(平成29年)に、ホール側が実施した社会貢献活動について | パチパチスロスロあんてな
亡くなられた、健全化推進機構の元代表理事だった河上和雄さんも言ってたけど、社会貢献大きくても細かに分散されて、貢献していることが社会から分かりづらいって言われてたね。未だに改善されてないけどw
めんどくさくて報告していない法人も多いから、実際はもっと多いんだけど
パチンコ屋はすぐに金を出してくれるイメージがあるのか、
地元の自治体やよく分からん団体がことある事に無心に来ます
どこにいくらという総額形式なので、お金の出所の部分がちょっと不明確かなあ。
感覚的に、出費を伴う社会活動の原資は3種類くらいあるという感じ(地元のパチ屋基準)。
1.余り玉を「社会貢献に使わせていただきます」みたいに明示している。この場合、結構使途も明示している場合が多い
2.景品交換を社会活動に使う。あまりないけど、クリスマス時期に景品としてケーキ出して、この売上分はボランティアに寄付するよ、と明示している。なんか例年やってる。ただ計算は分からない
3.純粋な企業献金
今回の記事って、上記3番限定なんですかね
いくら寄付したところで不要な業種だ、と言われるんで難しいですね
これ以外の人的支援なんか業界誌だけでの広報しかありませんし
対外発信しないとダメでしょうけど、それをすると叩かれる。。。