ケンタッキーフライドチキンが食べたい🐔
悠久の歴史に思いを致す
46億年前とも言われる地球の誕生。
およそ気が遠くなるような幾星霜を経て、原始の灼熱の太陽は慈愛の大気によって和らげられて人々に温もりと新しい一日への希望を与える存在になり、荒れ狂う大海原はあまねく大地に増え広まった動植物の頬や枝葉を撫でる風や海の恵みをもたらした。
地球上のあらゆる生命の内、動物と呼ばれる者たちの中で我こそが霊長と嘯くのは人間である。
その特徴は、巧みな所作を可能にする手指およびどのような場面にも臨機対処し得る直立二足歩行、また同族とのコミュニケーションや歴史の口伝を可能にした発声といった能力であると言って差し支えなかろう。
これらの能力の内、どれかひとつでも欠いては、人間は人間たり得なかった。
活動限界や
2019年お盆明け
極東最前線の日本国、その関東圏における某中小企業のホール事業部営業部長兼店長である、この楽太郎は、直立二足歩行が困難な状況に陥っていた。
その理由とは、お盆前後の期間、本社も管理店舗においても、多くの所属社員達による「有給休暇RUSH」の特化ゾーンに突入した事が挙げられる。
これに加えて、基本業務や面会、外出しての訪問或いは不動産事業部のお遣い的なフォロー業務もあるので、ハッキリ言って40代中盤のオッサンの身にとっては刑罰とも言えるような過酷な業務量が発生する事になった、という訳である。
その結果、連日にわたる魔法薬「バンテリン」塗布の甲斐も虚しく、本日23(金)をもって首~肩~背中~腰が悲鳴を上げ、ホール巡回はもちろん日常生活にも支障を来すほどの激痛によって、当面はせいぜいデスクワークに従事するくらいしか出来ないような疲労を蓄積させるに至った。
ヤングな読者の皆さんには、大げさに聞こえるかもしれないが、これこそが老いというものである。
実に、無念である。
す~しざ~~んま~~~い!
・・・といったところで、同業の知人から連絡が来おった。
「すしざんまい、どうですか?」
この方は統括/エリア長的な立場の方なので、複数店舗のデータを元に二人で話題にした訳だが、同機の初動と言うか所感としては↓
- ゲージ自体は単純なので、利益コントロールしやすい
- 店側有利に造ってくれた感がある(基本的には辛いので、抜こうと思えばいくらでも抜ける)
- 左下一般入賞口の拾い具合に個体差があり、拾う台はとことん拾う(納品ゲージのバラつきあり。しかし、豊丸にしては、まともな方と言える)
- 命釘の見た目が悪い(左右均等開けではない。店側が命釘右釘だけ開ける形でアンバランスに調整したと考えるユーザーも居ると思う)
- 辛い設計にしたのは、同社にとっては仕方がない(カツ丼の件があるので、無難な設計にしたのだと思う)
- 若干の供給不足と言える(500台程度なら、増販すれば即完売すると思う)
ざっと、こんな感じの内容であった。
次いで、こんな事も仰っていた↓
「東京はどうかわかりませんが、こちらでは営業マンが導入店に回ってデータ見せてもらったり意見聞いたりしてますよ」
「ウチにも来たので、同じ事(=楽太郎との遣り取りの内容)言いました」
「命釘の見た目が悪くてそのままじゃ使えないとは、他の法人からも言われているみたいです」
「一昔前のメーカーの姿勢みたいに感じました。私はそういう風に、顧客接点持とうとする担当の方が好きです」
「苦言も言わせてもらいましたが、開発に必ず申し伝えます、という回答、こういうのも私は好きですね」
「ホールコンのデータ、詳細なものを渡しました」
「今は新機種の初動どうですか?の一言も言えないようなメーカー、営業マンばかりじゃないですか」
「1台数十万で買って貰った新台の納品の時に、ちゃんと納品されましたか?不具合ないですか?の連絡もできないような営業マンばかりになってしまいました」
「まあ、大手法人にはちゃんとやってるんでしょうが、少なくともウチの担当では、そういう営業マンはいつの頃からか減りました」
豊丸は正しい
賛否、他意見もあるだろうが、私は豊丸の開発/営業方針みたいなものは、正しいと思う。
なぜか?
それは、出来る事と出来ない事を区別して、出来る事をしっかりやってそれを武器に生き残って行こうとする姿勢が見受けられるからである。
豊丸は、ある機種の販売時にホールにおけるメイン機のポジションを獲得したいとか、TOPシェアメーカーになりたいとか、そういう事は最初から放棄しているメーカーである。
それゆえに、時に「変態」と評価されるような独創的な機種を世に送り出し、バリエーションに富んだラインナップを維持できる。
バラエティーコーナーには欠かせないメーカー、それが豊丸である。
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ホールはどうか?
前段でお話ししたような事、これは実は、ホール営業にも通じるところがある。
ユーザーには、多種多様なニーズがある。
掻い摘んで列挙すると↓
- 新機種を最速で遊技したい
- 良く回る台を打ちたい
- 高設定台を打ちたい
- 中古でも良いので、遊べる運用にして欲しい
- 快適な遊技環境のお店でストレスフリーに過ごしたい
- 狙い目の営業日/機種/コーナーがハッキリ分かる店で打ちたい
こういうのは枚挙に暇がないが、より多くの要素というか項目をカバーできるようなホール企業/店舗というのは、ごく限られておる。
そして、それが可能なのは、大体はある程度の経営/運営規模を有する企業/店舗である。
なので、中小、特に数店舗しか持っていないホール企業/店舗の場合は、ユーザーのどのニーズをカバーしに行くのか、選択する事になる。
- 新機種を最速で提供する事はできないが、中古でも面白味がある機種を導入して、遊びやすい運用で提供する
- 台間隔が広かったり、天井が高かったり、CAレベルのスタッフのオネーチャンが居たり…こういう遊技環境の提供は無理でも、居心地が良い店であるように常に心掛ける
- 広告宣伝規制違反のギリギリのところを攻めて県外/エリア外からも集客して、ズバ抜けた稼動にしたい…などとは考えず、変わった事はしなくても地元ユーザーが毎日適当数来店してくれるような健全なお店であろうとする
例えば、こういった事である。
その選択が自社/自店に相応しいものであれば、仮に激戦区であっても、生き残って行く事は十分に可能である。
問題点が2つあるとすれば、第一に、最近のユーザーは「スバ抜けたもの」にしか反応しにくくなっている、という事。
第二に、どのような方針で営業するか「選択したつもり」でいて、実は単にその選択肢しか存在せず、それを磨き上げる事に注力していないお店もかなり沢山見受けられるという事が挙げられる。
前者については、何となくイメージできると思うので割愛するが、後者については深刻な状況に陥る危険性を孕んでいる。
ひとつ、例を挙げると↓
自分達では「昔ながらのパチ屋」というコンセプトで営業しているつもりだが、ユーザー目線では単に狭い、汚い、古い、ロクな機種がない、スタッフの対応が雑なだけの小規模店
…どうだろうか、読者の皆さんのご近所にも、そういうお店は結構あるのではないか。
ぱちんこ業界が多様性をもって存続して行くために、小規模店も是非生き残って欲しいとは思うが、そのための適正な努力をしていない場合も、往々にしてよくある、という事である。
豊丸に話を戻して締めるが、上記のような観点では、豊丸は正しい選択をしており、それを支持するホールやユーザーはちゃんと存在している。
改めて、同社の事を応援したいと思う次第である。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
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[記事情報]
2019年8月21日公開
ところで、 GA青凸氏の業界人評価ってどうなの?
一般人からみてどうもこのお方…というか…
リゼロの件にしても、現状こうなることを想定していた人は多いわけで
言ってみれば、結果論に執着しすぎててコンサルティングって丁半博打みたいなもんかえ?
と、苦笑してしまいます
あと、この業界ではSNSなどで暴言を吐いても何ら責任を取らないのは伝統なんでしょうか?
わたしの知る限り天に吐いた唾は自分にかかるわけですが…
ちなみにわたしもリゼロは全く打ちませんしスロットとして評価しませんが
この機種が果たした役割は大きいと思っています
業界の皆さんが薄利であろうとも積極的に導入したことは理解しているつもりです