スロットの人気機種に対する不正行為が、今後増える見通しについて

今回は、スロット遊技機における不正行為についてお話ししたいと思います。

 

メーカーの不正対策

先日公開した記事にて、主要スロットメーカー各社の当面の動向についてお話し致しました。

 

【参考】2018年4月13日公開

『沖ドキバケーション、マイジャグラー4、2018年夏季商戦の各メーカーの動向は?』

 

こちらの記事での、ユニバーサルの動向に関して言及した際に、パックマン以降の新筐体におけるセレクターはメダル識別機能が向上しており、それは警察庁から同社に対してゴト行為(他店メダル持ち込み)への対策のためセキュリティ面を強化するように要請があったからである、とお話し致しました。

 

今後こういったセットアップが必要な部品が搭載される事でホールや流通に関わる販社さんなどは取り扱いに際して色々と面倒な場面が出て来たり、高性能部品が増える事で新台価格が益々上昇するという懸念も既に出て来ています。

 

しかし、今も昔も、不正行為によって有利な状況を作り出そうとしたり、メダルを詐取しようと目論む輩は後を絶ちません。

 

そればかりか、近年では筐体内にGPS発信機を取り付けて、イレギュラーな手順を踏む事で払い出し性能が向上するいわゆる「セットもの」と呼ばれるような不正機がどのホールに設置されているか特定できるように仕組むというような、大掛かりなものまで出て来ています。

 

不正行為は一気にデジタル化したと思えばアナログ手法に回帰してみたりと、全容を解明するのが困難な状況にあります。

不正4/21

直近の不正事情

冒頭で触れたセレクター関連についても、セレクター内部の通過センサと先端に搭載されているシュートセンサの差異によって投入枚数の異常を検知するという正規の機能が働かないような不正も発生している模様ですから、タチが悪いと言えます。

 

また、付き合いがある販社さんの情報によれば、今回の規則改正に伴って撤去や中古機の導入などが盛んになった訳ですが、そういった遊技台に「不正行為を試そうとした痕跡」が認められる場合があるそうです。

 

それが、実は単純に劣化なのか、それともストレスを抱え易い遊技環境も影響してのラフプレーによるものなのかまでは判別が困難ではあります。

 

具体的な「不正行為を試そうとした痕跡」については、パネル全面にゲタ(=導入板)を挿入したように見える痕跡(=隙間や傷)があったり、筐体左側面付近のひっかき傷のような痕跡が気になるとの事でした。

 

これは、隙間を発生させてそこに不正器具(赤外線LED搭載のものなど)を挿入する事で行うような不正行為全般に対して、昔から行われている手口です。

 

全てをホール側の目配り、監視でカバーするのは困難であり、やはりある程度は機械性能の向上によってそれを補う必要性があるという点では、今回のユニバーサルの施策に関しては私としては一定の理解はできます。

 

ゴトネタの払い下げが起こる

今後の不正行為事情の先行きに関しては、適当にキャリアがある業界人であれば、規則改正による経過措置該当機種の寿命が近づくに連れて「ゴトネタの払い下げ」という状況が起こりやすいエリアもあるので、警戒心を強めていると言えます。

 

不正行為に及ぶ集団は、彼らなりのルールに則ってそういった行為に及ぶ訳ですが、狙われやすいホールやエリア、状況、機種などがある程度は決まっています。

 

読者の皆さんも、業界人ブログなどの発信物で、駐車場に他県ナンバーのハイエースが駐車してあったりしたらホール側は警戒するとか、壁役/店員引き付け係/実行役/抜き役(出し子)といった具合に分業して不正行為に及ぶらしいとか、ジャグラー系やゴッド系、ラブ嬢、初代まどかマギカなどで不正事例が挙がっているらしい、といった情報に触れた事があるかと思います。

 

彼らは、適当に成果を上げれば、また別のエリアに移動して同様の行為に及び各地を転々とする、という行動パターンがある訳ですが、その過程において、滞在エリアの向こう見ずな若者(たち)に、自らが考案したり作成した不正の手法や器具を適当な価格で販売するという事例があります。

 

これは、有力機種の撤去期限が近付いた時期などに発生する場合が多いとの事ですから、私見では主要な旧基準AT機を中心に、撤去のその時まで今後より一層気が抜けない状況になり得ると思っております。

 

不正は増える

また、これも良くないお話しではありますが、私見では、これからの数年は、ホール側の役職者やホールに潜入した悪意ある一味の構成員等、それらと結託したホール側の者等による不正行為が、増えると思っております。

 

理由としては、短時間にまとまった枚数を得て即退散、という事が可能なのはそれ相応の瞬発力を有したスペック機である事が条件になりますし、有利区間リセットの問題もありますから不正により一撃数千枚の出っ放しの状況でも不自然ではないスペック機も、今後はごく限られて来るからです。

 

そういった、「効率良く」「大きく」稼げる機種が設置されている内に、稼いでしまえ、という輩が出て来る事が想定され、また悪意ある輩に狙われやすい営業状況のお店や、利用されるだけの隙があり小銭稼ぎに目が眩むような役職者も、必ず出て来るものと見通します。

 

 

以上、スロットの不正行為の事情について、ごく簡単にではありますがお話しして参りました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2018年4月21日

7 comments on “スロットの人気機種に対する不正行為が、今後増える見通しについて

  1. Pingback: スロットの人気機種に対する不正行為が、今後増える見通しについて | パチパチスロスロあんてな

  2. ゴンザレス

    感心しちゃいけないとは思いつつも、悪い人たちは「よくも、まぁ、ここまで考えるもんだ」と呆れるような、笑ってしまうような知恵の回り方がするもんですね。

    店員を疑ってしまうのもあれですが、お店の方でもしっかり引き締めて貰いたいです。

    まあ、引き締めるべき店長が、積極的に設定漏洩するような、業界ではありますが。何処とはあえて、申し上げませんが(´・ω・)

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  3. 半炒飯大盛り。

    過去店側も不正をしていたし、もともとそういう輩相手の商売だからごと行為も致し方ない。
    釘チェックシートを一切使わずに保留無しのガセリーチ演出で、お年寄りを騙してる、今の店のほうが問題あると思います。
    パチンコの液晶設定の話をしてください。

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  4. 匿名

    「ゴトの被害額は年間◯◯億!」といった記事をたびたび目にしますが、目暗客を相手に不法な釘調整をしているパチ屋のほうがより醜悪ですよね?

    スルーアタッカーのマイナス調整で1台あたり750玉3000円。4パチ150台規模の店では1日45万円。全国の4パチ設置店全体では1日で10億円超を客から毟りとっているじゃないですか

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