スロットコーナーの稼動に更なるレベルダウンの兆候あり

今回は、業界データ系の記事です。

 

遊技産業健全化推進機構について

読者の皆さんもご存知の通り、業界には色んな組織がある中で、取り締まり行政側からホール営業の点検調査を委託されている遊技産業健全化推進機構という団体があります。

 

この組織の点検調査部門は、内情は伏せられているものの、不正改造(内部不正、ゴト行為どちらも)の検知能力が非常に高い人員で構成されており、かつて不正専門であった方(裏モノ仕様に改変していた、など)がホワイトハッカー的な意味合いで雇用されていたり、一定時間遊技したり目視確認が出来れば、その台が正規の流通品か否か判別できるレベルであると聞きます。

 

その活動内容は、このブログでも度々紹介させて頂いている通り、パチンコ機の実射による一般入賞口への入賞有無の確認や、法令違反や不正行為の有無の調査がメインです。

 

しかし、この非通知/無作為の点検調査は、実際に来店する事が必要であるため、副次的なものとして「立ち入り時の稼動状況」のレポートも作成しています。

ねこぐったり

立ち入り時の頭取り数値について

「平成29年度第3四半期の検査結果報告」によると、2017年(平成29年度)第3四半期(10、11、12月期間)における立ち入り時の頭取り数値=稼動調査では、直近年の同期間と比べてかなりダウン幅が大きい数値になっている模様です。

 

詳細は、下記の通りです。

 

<4円パチンコ>
2015年:20%
2016年:18%
2017年:15%

<低玉貸し>
2015年:37%
2016年:35%
2017年:32%

<20円スロット>
2015年:26%
2016年:21%
2017年:19%

<低メダル貸し>
2015年:36%
2016年:34%
2017年:30%

 

こんな感じです。

 

今回は、これらの数字の中から、スロットコーナーの状況について、ごく簡単にではありますがお話しさせて頂こうかと思います。

 

スロットの現状について

全体として見た時の、2018年2月末時点でのスロットコーナーの設置機種タイプ別シェアは、下記の通りです。

※情報提供者から教えて頂いた数値を元にしています。

 

<タイプ別シェア>

  • ノーマルA:30%前後
  • A+RT:5%前後
  • ART:20%前後
  • A+ART:15%前後
  • 旧基準AT:20%前後
  • 30Φ(沖スロ):10%以下

 

メーカー別で見れば、ゴッド/ハーデス、バジリスク絆、まどかマギカ(旧基準&新基準)、ハナビ、沖ドキ、バジリスクⅢなどの設置が多いユニバーサル系のシェアがNo.1であり、スロット市場全体の25%水準を占めています。

 

同社については、ハナビ系の新作がいつ出て来るのかに注目が集まっています。

 

次に位置するのは25%前後の水準にある北電子であり、アイム系をタイミング良く供給する事で検定切れや劣化ジャグラーの入れ替え需要をフォローした格好です。

 

手持ちのネタとしてはゴーゴー系、ファンキー系、マイ系の新作がありますが、早ければ5月中、遅くても7月までにはマイジャグラー4が15,000~20,000台水準で出て来て、その後はミラクルの時と同じように順次追加で導入が進むというパターンか、年末までに同じ規模で2回目の販売がある、という情報があります。

 

シェアの第3位はサミーで、10%前後のシェアがあり、北斗系の新作をネタとして持っています。

 

4位は大都で、規則改正直前時期の認定申請件数がNo.1であった番長3(全国75,000台前後)だけでも、それ以下のシェアのメーカー各社の設置台数を凌ぐ水準になっています。

 

それ以下のメーカーは、

 

  • オリンピア系:70,000台水準(4~5%)
  • 山佐:70,000台水準(4~5%)
  • パイオニア:60,000台水準(4%前後)
  • SANKYO系:50,000台水準(3%水準)
  • KPE:40,000台水準(2.5%水準)

 

こんな感じです。

 

スロットの見通しについて

先程紹介させて頂いた、遊技産業健全化推進機構の立ち入り時の稼動数値について、現状に対する色んな見方や、今後の見通しについての見解が成り立ちますが、スロットコーナーの見通しについて、最後にごく簡単にお話し致します。

 

昨年11月頃の「今週の見通し」で何度か指摘させて頂いた通り、2018年2月以降はお店の実力(基本稼動=平時の集客力、機種構成、懐具合)がそのまま営業状況に反映され易くなります。

 

なぜ、11~1月期間にはそうではなかったかと言えば、冬季賞与商戦、年末年始商戦、認定申請が絡んだ設置機種の入れ替わりという事情から、それまでの状況が余程悪いお店でもない限りは、適当に手元にお金がある客層が、がらりと変わった機種構成の新鮮さも手伝って遊技しますので、それなりの営業数字になったからです。

 

しかし、この2月以降は、例えばイベント営業が盛んなエリアにおいて、自店だけバジリスク絆やゴッド/ハーデスを設置していないとか、ジャグラー系の台数不足やA(RT)タイプバラエティーコーナーの機種構成が悪いといったお店があれば、集客面で凹んでしまい易くなります。

 

また、頑張って新基準ART機、5.9号機を運用しているお店でも、その導入から日が経てば、

 

  • まともな差枚数が発生するまでは時間を要する
  • 設定に忠実な側面があるので、打つお店が限られる
  • 大量上乗せ時に「損をした」という感覚になる
  • 天井狙いが効かない

 

こういったマイナス要素だけが打ち手側からフォーカスされて、稼動/売上不足から結果的には粗利不足になり、まともな設定を入れて運用する余裕を失うという流れになっています。

 

こういったお店側、遊技機性能面での事情に加えて、打ち手側が手元にお金がなかったりプライベートで拘束される場面が増える3~4月においては、わざわざスロットを打ちに行くかと聞かれればそうではない人が増える事が予想されます。

 

家庭がある人であれば、子供の入園/卒園、入学/卒業といった行事もあるでしょう。

 

会社員であれば、期末/期初における諸々の事情や社内行事、人事に関する事を無視する訳にはいきません。

 

個人事業主や副収入がある方にとっては、3月中旬にかけては確定申告の時期です。

 

2月中旬から3月中旬にかけては、引っ越しシーズンにあたり生活環境が変わる人も多くなります。

 

もちろん、こういった事情とは無関係の客層、例えば年配層やフリーター、専業層の存在もある訳ですが、スペック面での魅力の無さがバレて、お店側の運用も悪いという状況であれば、熱心にホール通いしてくれるという見通しを立てる事はできません。

 

なので、私見では、全体として見た時のスロットの稼動は、更にレベルダウンすると思っております。

 

これは、現時点では営業力が強いお店であっても影響を受けるほどのレベルダウンであり、その第一の原因はやはりスペックダウンした遊技機に、打ち手側がまだ慣れていない事が挙げられます。

 

最悪の場合は、現状の5.9号機や今後出て来る6号機に馴染めず、余暇とお小遣いをスロット遊技ではなくまた別のものに振り替える層も沢山出て来るものと見通します。

 

 

以上、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2018年3月7日

7 comments on “スロットコーナーの稼動に更なるレベルダウンの兆候あり

  1. daidai

    学生街で言えば、例外なく4月は大解放時期でした。
    これで悪いこと覚えさせて、GW当たりから何年も掛けて回収するという仕組み。
    3月は決算期もあって絞るのは分かりますが、4月に出さないでいつ出すのという。
    楽太郎さんから見て、4月の予想稼働はどうなることになるのやら

    Reply
  2. Pingback: スロットコーナーの稼動に更なるレベルダウンの兆候あり | パチパチスロスロあんてな

  3. 特進

    事実魅力がないですからね。現行スペック機
    あとやっぱり短時間勝負したいのにダラダラとハマるだけという台も多いですし。ノーマルも含め
    例えば1万で勝負してノーヒット率が今だと8割くらいなわけです。それじゃ誰も勝負しようという気になりません。最近だと低貸しでもそれが普通になってきてますし。
    それで追い打ちをかけるようにスペックダウンですからそれならソーシャルゲームのガチャの方がいいわけです。使ってもお目当てじゃなくても絶対に何かは返ってきますからね。

    魅力と遊べるという両方が欠落している現状況では今後はさらに厳しい風が吹き続けるかと

    Reply
  4. ててて

    パチスロユーザーが嫌うTOP3に入るであろう「ヒキ損」
    これが多く発生する機種はほぼ間違いなくクソ台の烙印を押されますし、後継機を開発する時にまず改善されるべき点です。

    しかし5.9号機(ART機)はどうでしょう。
    有利区間で切らざるを得ないのはわかります。
    が、それがわかっているにも関わらず、頻繁に起こり得るような仕様にすることは理解出来ません。
    「もう二度と打たない」というレベルのヒキ損が起こるわけですが、開発者は何を考えているのでしょう。
    購入するホール側も「お付き合い」の場合もあるのでしょうが、「カットされた出玉を補償する」ルールを設定するくらいの覚悟で導入してもらいたいものです。

    以上、偉そうに申しましたが、私は一切触っておりません(笑)
    ポチッ

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  5. 匿名

    え??
    今後稼働が上がったり維持出来るとでも思ってるの?(笑)
    ぼったくりで犯罪ばっかりした結果が今の状況だよ
    これからは更に客が減るに決まってんじゃん
    自業自得

    Reply
  6. 匿名

    市内に40店舗くらいある激戦区にいますが、優良店(地域トップ3くらいまで)の稼働は大差ないどころか上がってます
    逆に中堅店、ボッタ店はかなり厳しそうです
    旧基準機が無くなればこの傾向はより強くなると思います
    設定使わなきゃ出玉感ないですから

    Reply
  7. あまのじゃく

    当たるまで時間がかかる、当たってもゴミの様な出玉、陰気くさいやつがおおい、服はタバコ臭くなる、
    貴重な休みの時間とお金を進んでパチンコに使おうとする人は当然減るでしょうね……
    学生時代は夢中になっていましたが、今では足をはこぶ回数も激減しました。みんなそんな感じなんじゃないでしょうか。

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