スロット機の「スライド打ち」機能は、どのような仕組みになっているのか?搭載する目的は?-回答

今回は、スロット機の開発/設計についてのご質問にお応えします。

 

べる さんからのご質問

楽太郎さんこんにちは!

 

また質問があって連絡いたしました。

 

よろしくお願いいたします。

 

スロット台のボタンですが、一般に”スライド打ち”といわれるものが可能な台について。

 

あの機能は、

 

1 搭載する目的は何か?

2 利便性の為ならなぜ全台それにしないのか?

3 可能な台と不可能な台の仕組みの違いは?

 

ボタンとボタンの隙間の幅が違うのかというとそうではないようでした。

 

あれっていいますのは、どういう仕組みで、どんな目的があって搭載しているのでしょうか。

 

いちユーザーの素朴な質問です。

 

お暇な時で構いませんのでよろしくお願いいたします。

________

ここまでが、べる さんからのご質問です。

(全文そのままです)

 

それでは、回答です。

ペンギン滑る

回答

情報提供者との遣り取り

毎度ですが、この手の開発/設計関係のお問い合わせの際には、憶測で回答するには限界がありますので、事情に明るい方の見解を求めるようにしております。

 

という訳で、以下で、情報提供者(以下「A氏」)との遣り取りの内容をご覧頂き、それをもって回答とさせて頂きます。

________

楽太郎

(今回のお問い合わせ内容をコピペして送信)

 

「以上です」

 

「言われて見れば、たしかにそういう疑問が出ても不思議ではないといった感じです」

 

「何かお分かりになればで構いませんので、よろしくお願いしますm(__)m」

 

A氏

「お疲れ様です」

 

「ご質問の件、■の■の方(注:メーカー/部署名)からお話が聞けたので、報告いたします」

 

「まずは、1.搭載する目的について」

 

通常時の退屈さを軽減する為だそうです、少なくとも■(注:メーカー名)では」

 

「通常時がどうしても捨てゲームだったり、ハズレの抽選などの時に早く消化できるように、と言っていましたね」

 

「まぁ、基本は昔、ベルコ(でしたよね?)がやった、同時押しストップの発展系ですかね」

 

「次に、2.なぜ全台に搭載しないのか?

 

「それと、3.搭載出来る台と出来ない台の違いはなにか?

 

「これらについて」

 

「どちらに関しても、ほぼ同じ理由になるのですが、まずは制御の問題があるそうです」

 

「基本的には押したところで止まるように設計されていて、それが成立役に応じてスベるようになっているのが基本設計です」

 

「チェリー非成立の時は、チェリーはスベって枠外に落ちますよね」

 

「スライド押しの場合、例えば左→右にスライドした場合、左を止めたと同時に中をすぐに押下できる状態にしてそれと同時に止めたところを参照するように設計する必要があります」

 

「コマのスベりとかハズレの位置とか、例えばリーチ目にならないように制御設定をしないといけません、右リールも同様です」

 

「スライドさせると、押下するスピードにタイム差がほとんど生じませんから、それらの計算と結果を主基板で判断して、左→右にすぐにリールで結果を表示する必要があります」

 

「ボーナス等の成立後で7やBARを揃えられる状態になっても同様です」

 

「引き込み数を考慮して、スライド後にボーナス図柄を引き込めるようにしないといけません」

 

それらをまとめて司っているのが、主基板な訳ですが、ご承知の通り、主基板にはあまり容量に余裕がありません

 

この機能を搭載することで、演出等の容量に影響を与える可能性(単一的な出目になってしまう、搭載出来る演出が減ってしまう、など)が出てきてしまいます

 

「なので、便利だからといって、おいそれと搭載出来ないんだそうです」

 

「例えば、出目的にベル役とリプレイ役ばかりを配列する訳にもいかないですし、まぁ色々と面倒なようです」

 

「もしかしたら、今後6.1号機で払い出しやゲーム性に” 幅 ”が出来たら、これらの制御は搭載の余裕がなくなるかもしれませんね」

-広告-


「あと、これは余談ですが」

 

「4thリール筐体になると出玉の幅を広く作れたりするのも、ボタン押下の選択肢が増えるからだそうです」

 

「今は3ボタンで6通りのボタンを、4ボタンにすれば24通りになると」

 

「そうすると、その組み合わせの量で、演出の幅や出玉の幅に多様性がもたせられるみたいですね」

 

「私見ですが、その流れで考えますと、スライド打ちや4thリールものは、例えばですが今後、液晶非搭載のZEEG筐体とかで重宝するかも知れません」

 

「ちょうど、4ボタンの新筐体造ってますからね、ZEEG社は」

 

「・・・回答としては以上です」

 

楽太郎

「おおー!」

 

「さすがに専門的ですね」

 

「とても助かります」

 

「早速、回答形式の記事にさせて頂きますm(__)m」

________

情報提供者A氏との遣り取りの内容は、上記の通りです。

 

以上、べる さんにとって十分な回答になったかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

 

 

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

※「暇潰しにはなった」という方や、常連読者の方は、1日1回のボタンPUSHにご協力願います↓ m(_)m
にほんブログ村 スロットブログへ
にほんブログ村

[記事情報]

2019年12月14日公開

コメントをどうぞ! ※返信ご希望のご質問などは、お問い合わせフォームをご利用下さいませm(_)m