【釘?設定?両方?】段階設定機能付きパチンコ機を、ホール側はどんな感じに運用しているんですか?-回答

今回は、段階設定機能付きパチンコ機の運用に関するご質問にお応えします。

 

けん さんからのご質問

設定付きパチンコもすんなり受け入れられていますので業界としては安心だと思います(笑)

 

さて、GW中に設定付きパチンコで6でもボーダーラインのパチンコを打っていて思ったのですが、設定付きパチンコは昔のスロットで言うクロス設定が可能になっていますよね?

 

これをお店の人はどのように利用する傾向が強いのでしょうか?

 

勿論、GWなどは設定1でしょうが、通常営業の場合です。

 

極端に考えて

 

よく回るようにして

設定6をつかい

より勝ちやすくするのか

 

釘を渋くして

設定6をつかい

高設定演出を出しながら回収するのか

 

などいろいろなパターンが考えられます。

 

勿論、お店の考え方としていろいろあるでしょうが最も多いであろうパターンを教えてもらえればうれしいです。

________

ここまでが、けん さんからのご質問です。

(全文そのままです)

 

それでは、回答です。

親子うちわ

回答

アンケート結果

本件に対しては、運用の仕方はお店ごとに大差がある訳ですから、結論という形で回答するのがなかなかに難しいと言えます。

 

なので、事前にTwitterの方で同業であるホール側の役職者の皆さんに呼び掛けさせて頂き、アンケートにご協力頂いております。

 

幸いにして、沢山の同業の方々や店舗アカウント様からフォローして頂いている身という事もあり、そもそも質問対象者の間口が狭かったりわずか24時間という期限ではありますが、適当数のご回答を得る事が出来ましたので、参考にして頂ければと思います。

 

もちろん、実際には同業ではない方からのご投票も紛れているかとは思いますが、件数的には割とリアルなのかな、と思っておる次第です↓

アンケート結果は、こんな感じでした。

 

それでは、後段において、ごく簡単にではありますが、段階設定機能付きパチンコ機の事情について、解説させて頂きます。

 

解説

最初期の状況について

まず、段階設定機能付きのパチンコ機についてですが、これは最初期にあたる2018年8月3週目以降に

 

  • ヴァルヴレイヴ
  • ハイスクールオブザデッド毒島
  • カイジ4R3A

 

これらが登場し、業界内では、最高設定においては、出率120%前後も可能であるという高性能に注目が集まりました。

 

それに加えて、設定示唆要素を効果的に盛り込む事で、”設定狙い”が身に付いているスロットユーザーをパチンコに巻き込んだり、パチンコ~スロットコーナーの回遊も期待出来るのでは、という観測もありました。

 

例えば、前述した3機種のなかで、カイジ4R3A(販売名「ざわっ・・・ver.」)においては

 

  • 設定C=1/199.9
  • 設定B=1/149.6
  • 設定A=1/99.9

 

こんな感じの、かなり尖った大当たり確率の段階区分になっていますので、これは言い方が難しいですが、

 

「出したい時に、最も甘く設定して、出してもらう」

 

という事も可能な設計になっていました。

 

また、演出面の多様性に関しては、初の6段階設定付き新規則機として登場したヴァルヴレイヴは、運用の仕方によっては

 

「日々、マメに設定を上げ下げしているお店」

 

という認知を得る事も可能なような造りになっていました。

 

では、実際の運用状況はどんな感じだったのか?

 

例として、導入初期のヴァルヴレイヴを挙げます。

 

同機の、2018年8月22日(水)~8月31日(金)期間における営業数値ですが、特性上初当たり確率等で運用状況を測る事が難しいので、別の観点で述べさせて頂くと、千円当たりの回転数がほぼ同じ(20回台前半)という状況で、出率が98.2%~100.7%という幅があった事から、

 

「段階設定機能を活用した形跡が認められる」

 

と言って良い初動でした。

[参照]DK-SIS ©DAIKOKU DENKI

 

その後は、どうだったのかと言えば、これはユーザーの皆さんも実感されている事と思いますが、同ジャンル機を積極的に狙えるような運用をしたお店は、そこまで多くは無かっただろうと推察されます。

 

後段において、なぜそのような状況になったのかについて、更に解説を進めて参ります。

 

最初期の、楽太郎の見通し

2018年2月1日の規則改正以後、段階設定機能付きのパチンコ機の開発情報が入って来る中で、私としても、同ジャンル機の運用がどんな感じになるのか気になりましたので、当時何度か考察を試みておりました。

 

その考察の中では、例えば

 

海系に代表されるメジャータイトル且つ設置台数規模が大きいメイン機に、6段階設定が付けば、演出面の挙動によって好不調を判断したり、経験則やオカルトを主体に立ち回ったり遊技続行或いは移動の判断基準にしている年配客層に対して、訴求する要素がある

 

などと、見通しておりました。

 

【参考】2018年4月25日公開

『段階設定機能搭載のパチンコ機で集客に成功するイメージはありますか?-回答』

 

この考え方は、一見すると

 

段階設定機能というものと、客層が、マッチしないのでは?

 

という印象を持たれる場面も多いと言えます。

 

前段でお話しした通り、

 

「設定=狙うもの、違いを判別して楽しむもの」

 

と定義しますと、海系の従来的なメイン客層である会社員や年配客層とは、志向がマッチしないようにも見えるからです。

 

ですが、必ずしもこれが当て嵌まらない場合もある、その可能性を秘めているのは、段階設定機能の活用によって

 

「あのお店の海は、魚群が出やすい(気がする)」

 

という訴求が可能になるという観点で、それはまさに海系の機種ですよと、当時私は指摘させて頂いており、この考え方自体には今でも変わりはありません。

 

参考までに、同ジャンル機の事に関しての過去記事を、いくつか紹介させて頂きます↓

 

【参考】

①2018年6月28日公開

『段階設定機能付きパチンコ機は、どのコーナーに設置してどんな感じに運用する?』

 

②2018年8月23日公開

『ビッグコンテンツの段階設定機能付きパチンコ機がミドルタイプで出ると、「第二次来店イベントバブル」が発生する』

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今後の扱いはどうなる?

では、現状はどうか?また、見通しはどうか?という話になりますが、これは↓

 

①日々のパチンココーナー運営上、現時点では旧規則機を主体として運用するお店が多いので、同ジャンル機は真価を発揮できていない

 

②集客面を考えた際に、スロットコーナーの「イベント」営業を実施するお店も多く、PS併設店の場合はパチンココーナー全体が総合的な営業面における「粗利担当」を担う状況になりやすいので、同ジャンル機もその犠牲になっている

 

③現段階では、バラエティー的な導入が主体であり、日々の運用レベルの上げ下げの対象には選ばれにくく、集客を意識する日や「出したい日」というものを設定しにくいため、段階設定機能も効果的に活用されにくい

 

こんな感じになります。

 

特に、③に関しては最たる理由と言え、これをひっくり返して申し上げれば

 

④旧規則機から新規則機への入替がより一層進行し、お店側がまとまった台数を抱えるメイン機に段階設定機能が付いていれば、それを活用するお店も出て来る

 

と推察します。

 

お店の営業査定が厳しいユーザー、特に専業層は

 

「いや、どこまで行っても、金属釘がある限りは、お店側は釘調整だけで機種運用するはずだ」

 

このようにお考えでしょうが、取り締まり行政および健全化の推進組織によるチェックはより一層厳しいものになって行くという流れがあります。

 

なので、ホール運営の法令面での環境整備や安全化という目的で、納品ゲージ或いはそれを最大限意識した運用に留めるお店が増えて、その流れで段階設定機能の活用も織り交ぜたり、主体にして行くお店も増えて行くという可能性があります。

 

現に、メーカー側も、そのような運用が可能な機種をリリースして来ています。

 

例えば、ヱヴァ超覚醒は前述したような運用を意識して造られたとも言える程に良バランスであり、設定示唆要素も実に多彩であると言えます。

 

同機の段階区分をご覧頂けば、交換個数が30~35個のお店であれば、完全に納品ゲージで、段階設定のみで運用が可能なようになっている事が垣間見えるかと思います↓

 

<ヱヴァ超覚醒 出率設計値>

設定①=95.6%

設定②=98.7%

設定③=101.7%

設定④=106.3%

設定⑤=112.6%

設定⑥=119.8%

 

 

もちろん、お店ごとに「欲しい粗利水準」が異なる以上、一概には申し上げられませんが、大局的な流れとしては、

 

釘調整一辺倒でのパチンコ機運用からの脱却を図るお店は、増えて行くだろう

 

という見通しが成り立ちます。

 

以上、ごく簡単にではありますが、段階設定機能付きパチンコ機の運用について、見通しも含めて解説させて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

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[記事情報]

2019年6月20日公開

2 comments on “【釘?設定?両方?】段階設定機能付きパチンコ機を、ホール側はどんな感じに運用しているんですか?-回答

  1. きゃっつ

    エヴァ超覚醒には期待していましたが、結局ホールは同時導入で設定無しの超暴走が大半…という結果だったように思います。メーカー側から設定付きパチンコの供給がそれなりにあってもホール側にそれを利用する気がなければ、結局設定付きパチンコの未来は暗いのではないですかね?
    あと設定付きパチンコに接してて思うのが、とかく設定がわかりにくい、ということです。設定示唆系の演出も、具体的に出現率を公開するなどしてもらいたい思います(高設定ほど出やすい、という曖昧な示唆でははっきり言って意味が無く、高設定投入の示唆にはなり得ないです)

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  2. 匿名

    設定付を納品ゲージっぽい状態で運用してるホールが増えてますね。清流物語とか冬ソナみたいに右の頑張り次第では設定1でも何とかなりそうな台もありますし良いと思いますが、逆に設定を入れても釘を酷く叩いてしまうとねー、やる気を削がれますね。まあ、釘を叩くホールはそもそも設定は入らないと思っていますが。

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