新規則パチンコ遊技機-「性能表示モニタ」に関する心配事について

今回は、新たに搭載される事が決まった「性能表示モニタ」についてお話ししたいと思います。

 

3月1日会合の内容

先日公開させて頂いた記事で簡単にお話しした通り、2018年(平成30年)3月1日に日工組にて「新規則ぱちんこ遊技機に関する説明会」が開催されました。

 

こちらの会合の内容のひとつとして、2月1日の規則改正に伴って、メーカー側としては今後どのような取り組みをしていくのかについての指針が示されました。

 

その指針をまとめたものがこちらです↓

3/1会合内容

 

今回は、この資料の「3.性能表示モニタ」に関わる事についてお話しさせて頂こうかと思います。

 

まずは、その搭載の目的を確認してみます。

 

性能表示モニタ概要

こちらの機能は、ホールに設置されている遊技機が検定機かどうか判断するための基準みたいなものがないと、取り締まり行政側としてはそもそもまともなチェックなんかできないのでは?

 

といった主旨の発言が過去に国会の場でなされて、その場においては「スピードメーターのようなもの」という表現が使われていた機能です。

 

将来的には、管理遊技機の開発/導入が進み、全国に設置されている遊技機の状態が一元管理可能なシステムを構築し、取り締まり行政側からの求めに応じて個別情報の閲覧が可能なようにも備える、といった構想もある模様です。

 

実際のところどうなるのか、またいつ頃から管理遊技機がその姿を見せるのかについては、まだ憶測の域を出ません。

 

しかし、今回話題にしている「性能表示モニタ」は、数十年来釘調整でやって来たパチンコが、色んな意味で管理される新時代へと突入する入口に差し掛かった事を予感させるような機能と言えるかと思います。

 

日工組による、この機能の搭載目的はこのようなものになっています↓

パチンコ性能表示モニタ:搭載目的

 

性能表示モニタの搭載箇所

それでは次に、この機能の搭載場所を説明させて頂きます。

 

日工組からの説明図は、こちらです↓

パチンコ性能表示モニタ:搭載場所

※どのセグがどのような数値を示すかや、判読の仕方などについては、後述する理由から伏せさせて頂きます。

 

ご覧の通り、島に設置されている遊技台をドア開放(シリンダー錠の右回し)した場合に、誰でも見れるような場所に搭載される模様です。

 

ここで、最初に図で紹介させて頂いた資料の内容を思い出して頂ければと思います。

 

3.性能表示モニタ

・ベース値を主基板上の性能表示モニタに常時表示(4個の7セグで構成)

 

このように記載されています。

 

つまり、その判読の仕方を知っていれば、仮に打ち手であっても、目の前にある遊技台のベース値、もっと言えば、仮に過度な釘曲げがされていれば、その「不正」の度合いが数値の増減という形で目視確認できる、という事になります。

 

楽太郎の心配事

これは、私だけではなく、全国の店長職以上にある方であれば皆同じような懸念を抱いているかと思いますが、営業中に何かの機会にドア開放して、そこでパッと目に入った数値を元に、遊技客が

 

「何?この変なセグは…妙な電子機器でも付けて不正やってるんじゃないの!?

 

とか、或いは

 

「ん?28……これってベースの事?検定機ってこんなにベース低いもんなの?釘曲げしてる証明だ

 

といった具合に、営業現場を混乱させる一因になるのではないか、という事です。

 

もちろん、一切釘調整していなければ何の問題も無い訳ですが、このブログでは再三にわたってお話ししております通り、現時点では、いくらかの調整を行わない限りは、25個~35個交換水準の営業店舗が、新台価格を考慮した際の必要粗利を残す事はまず無理な遊技機が大部分です。

 

もちろん、この必要粗利の水準には、お店(ホール企業)によってかなりの差がある訳ですが、パチンコのメイン客層である会社員層の懐具合が悪く、その影響をトレンドダウンとして直接的に受けている業界としては、パチンココーナーを「厳しめの運用」にしているお店が多いのが現状です。

 

なので、結論としては、ドア開放すれば常時表示されているこのモニタによって、営業時間中に遊技客とトラブルに発展するお店が出て来るものと見通します。

 

対策として考え得るのは、設定KEYを使用して所定の操作を行わないと表示されないように仕様を変更する、といった事ですが、そこらへんは日工組と全日遊連の間で何かしらの話し合いが持たれる事になるのか否かについて、注視したいと思っております。

 

 

以上、新規則パチンコ遊技機の仕様のひとつである「性能表示モニタ」に関わる事をお話しして参りました。

 

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2018年3月3日

2 comments on “新規則パチンコ遊技機-「性能表示モニタ」に関する心配事について

  1. Pingback: 新規則パチンコ遊技機-「性能表示モニタ」に関する心配事について | パチパチスロスロあんてな

  2. 特進

    楽太郎さんのお気持ちとお話は理解できます。が
    実際な所は遊技に戻すという意味合いではオブラート10層構造で包んだ状態が今のホール経営状態だと思ってます。つまりは遊技という名の借りた中身はギャンブル
    さらに言えば見えない営業構造が問題にもなっている為に一般の人が見てもすぐに違反してる!と気づかせる為には常時見える状態を維持する必要性はあるのではないかと個人的には思っております。

    バッサリ言えば中身が真っ黒すぎて何にも見えないし都合が悪いとすぐ隠すか逃げるだろお前等
    だったら誰でも分かるようにモニターくらい付けろ。白黒つけるのはお前等じゃない
    という感じなのでしょう。ホール側が法令順守とよく掲げている店はありますがそういう店程大抵違反行為はしてます。これも襟を正せというお達しなのではないかと。

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