【スロット6号機】今後、現行の出率設計値よりも更に水準が引き下げられる可能性はありますか?-回答

今回は、スロットの機械性能の見通しについてのご質問にお応えします。

 

にしきん さんからのご質問

質問です。

 

機械割が今以上に下がったり、有利区間が厳しくなったりする可能性はありますか?

 

パチンコでもスロットでも、打つのが習慣になっているサラリーマンやジジババはデータで打つのではないのでどんなに機械割が低くてもホールに行くでしょう。

 

でも機械割が低い台しかなくなったらもうスロット打たないという若い打ち手がほとんどだと思います。

 

僕にとって6号機の性能は打つかどうか本当にギリギリのものです。

 

もしもこれ以上性能ダウンしたり天井、ゾーン、など狙い所がないゲーム性の台しか出て来ない場合はホール通いしてする生活は終了になります。

 

できることならもう少し稼いで起業の元手金を作りたいので、それまでホールが最低でも今くらいの営業で踏ん張ってくれることを期待しています。

 

僕はパチンコは打たないのでパチンコはどれだけ規制されても問題ありません。

 

でもスロットは死活問題になりますので、有利区間を無くして欲しい、天井がある台があった方が良いというのが本音です。

 

特に機械割については最低でも今の110%くらいを維持してくれないと、もう打てません。

 

なので今日こうして質問させてもらいました。

 

台メーカーは今よりもっと機械割を下げる可能性があるか?

 

教えて下さい。

________

ここまでが、にしきん さんからのご質問です。

(全文そのままです)

 

それでは、回答です。

うさぎ三角

回答

機械割?出率?

まず、用語に関する事を1つお話し致します。

 

ホール側は、日々の管理業務において、セーフ(払出)とアウト(吸い込み、IN枚数)を元に算出する数値である出率と、売上等のお金との関係性を加味した計算式で算出する営業割数(機械割数)によって遊技機のパフォーマンスを見ています。

 

今回は、ご質問文中において機械割という表現が出て来ましたが、私見ではユーザーはよく「ホール割」などという表現をする事もあり、出率と営業割数(機械割数)を混同しているように思います。

 

その事自体には特に問題は無いのですが、今回は回答にあたって、出率という表現で統一させて頂きます。

 

これは、例えば新機種のセールス時において、メーカー側は払出性能の高低を出率でホール側に提示し、お金の要素が関係して来る数値である割数についてはお店によって大差があるため、そういったシミュレートは店側でやって欲しいというスタンスで臨んでいるからです。

 

まずは、上記の通りお断り致します。

 

結論

次に、ご質問への回答を結論としてお話しして、その後、法令にも関わって来るような小難しい解説をさせて頂きます。

 

現行のスロット6号機において、最高設定での出率が大体108~110%程度の設計値の機種が多い訳ですが、これが今後より一層低い設計値でメーカー側が開発/販売する可能性はあるか、という主旨のご質問でした。

 

結論としては↓

 

①業界史を見れば、規則上認められている最も高い出率水準でメーカー側は開発/販売するため、現行の規則下においてメーカー側が自主的に設計値の水準を下げる可能性は低い

 

②取り締まり行政側が、強い文言でメーカーおよび業界団体に遊技機性能の低減を要請した場合には、メーカー側は内規として「大人しい」仕様に改めて行く可能性はゼロではない

 

③取り締まり行政側が、「射幸性の抑制」や「依存問題対策の推進」という理由で、現行の出率でもまだ水準が高いと判断して、将来的により低減する方向に持って行く可能性はある(次回の規則改正における出率の低減)

 

ぱちんこ業界が現行の風適法および施行規則等によって監督されている内は、現行の出率設計値がより高い水準に引き上げられる可能性はゼロに近い

 

ぱちんこ業法が成立して、現行の風適法および施行規則における基本的な考え方である「著しく射幸心をそそるおそれ」のある遊技機は不可、という曖昧なものではなく、「射幸性の高低や依存問題への影響を考えた際に問題が無い数値はこの程度の水準である」として規定し直された場合には、現行の出率設計値よりも高い水準に引き上げられる可能性が出て来る

 

…ざっと、こんな感じになります。

 

後段で、この③④⑤について、解説させて頂きます。

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解説

前段でお話しした通り、風適法下では、「著しく射幸心をそそるおそれ」のある遊技機を営業の用に供する事はできません。

 

メーカー側の開発/販売についても、規則上その事を意識したような内容になっている訳ですが、規則改正によって今回、パチンコもスロットもどちらも出率等の水準も含めて「射幸性の抑制」と「依存問題対策」という目的を掲げて数値が低減される事となりました。

 

旧規則における数値の水準を、上記のような理由で新規則において改めたという事は、これまで「著しく射幸心をそそるおそれ」がある状態だったが、今回、数値を何%か低減して基準となる水準を変更した事によって、「著しく射幸心をそそるおそれ」のある状態ではなくなったのか?

 

この点が非常に重要と言え、本来はぱちんこ業界側はこの点について取り締まり行政側に詳細な説明を求めるべきだと言えます。

 

もちろん、説明を求めたところで、想定される役所的な回答としては

 

「その時々の社会的な様相等を考慮して判断すべき事案であり、明確にこうだという数値が存在する訳ではない」

 

といった主旨での回答を得るのが精いっぱいかと推察します。

 

つまり、ホール営業にしてもメーカーの開発/販売にしても、それらを監督している法令や取り締まり上の考え方が極めて曖昧であり、悪い言い方をすればいつ何時でも取り締まり行政側の都合によって「依然として射幸性が高い」と判断したり、「依存問題対策が不十分である」といった理由で、更なる出率等の低減に踏み切る事が可能な状態になっているという事です。

 

そういった意味で、私は前段における結論③④⑤に挙げた通り、風適法および施行規則下での遊技機性能維持或いは水準の回復の困難さ、またそれを可能にするためにはぱちんこ業法が必要であるとお話しした次第です。

 

この事に加えて、近年は国会における質疑応答や世論において

 

「ぱちんこは、遊技なのか、賭博なのか」

 

「もう、現行の3店方式というシステムの維持には無理があるのではないか」

 

「旧来の遊技機は射幸性が高く、依存問題対策上問題があるから規則改正したのに、いかに事業者ケアも考えるべきとは言え経過措置によってホール側の都合を優先して、高射幸性スロット機をはじめとした旧規則機を営業現場に残存させているのは、おかしいのではないか」

 

などと、そもそも論的な事や、理屈に照らし合わせるとおかしい事ばかりではないか、といった事もよく話題にされているようです。

 

なので、今後は、風適法以外の法令、具体的には刑法における「一時の娯楽に供する」ものに留まっていれば賭博ではないという事も、明確にしなければならならないと思います。

 

また、現状のように取り締まり行政側やメーカー側の意向が強く働いた結果、色んな場面で「撤去問題」が発生してしまう事を防ぐためには、やはり「風適法の元で発展していく」という業界側のスタンスには無理が生じて来ているという事、また、ぱちんこ業法をしっかりと議論すべき段階に来ているのではと、私としてはそのように思っております。

 

ただし、そのためには取り締まり行政側の協力を得る必要もあります。

 

なので、私の持論としては、ひと世代、向こう10年は風適法の下でなるべく警察庁の手を煩わせる事のない状態を維持して、尚且つ「世間」からは、

 

「パチンコスロットという趣味も、まあ、あってもいいかな」

 

「十数年前よりは、ずいぶんとマシな業界になったよね」

 

くらいの認知は得る必要があろうかと思います。

 

やるべき事をやらず、守るべき事を守っていない業界が、いざ業法を作ったところで、

 

「自分たちで作った業法を守れない」

 

という最悪の結果を招くのは必然であり、ぱちんこ業法を作れば万事上手く行く、という考え方には危険性があるように思っておる次第です。

 

 

以上、十分な回答になったかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2019年3月17日公開

20 comments on “【スロット6号機】今後、現行の出率設計値よりも更に水準が引き下げられる可能性はありますか?-回答

  1. 匿名

    パチスロで勝ちたい、勝っているならパチンコはいくら規制されてもいいなんて質問者さん無茶苦茶ですよそれは
    結局のところ合わせてお店の売上なんですよ

    Reply
    1. 匿名

      起業を夢見る将来の社長さんに向かって失礼だぞ!きみっ
      そんなことは百も承知で仰っているぞ!(きっと)

      Reply
  2. 匿名

    機械割が下がるか聴かれているのに出率に話をすり替えるあたりがパチンコ屋の詐欺手法なんだよなあ

    Reply
    1. 匿名

      機械割下げるのは店で出率下げるのはメーカーだ。
      話をすり替えてるんでなくて用語の使い方間違えてるんだよ。
      あんたも質問者もww
      恥ずかしいからそれ以上コメントしてんなよw笑うわww

      Reply
  3. のんべえ

    パチンコにしろパチスロにしろ、扱いとしては遊技(遊び)であり
    それを超えた対応をしている方は依存症扱いされるんですよね

    という事は質問者さんも無関係な方から見れば依存症扱いされますし
    そんな人がいる限り規制の流れは弱まらないかと思います。

    目的のための手段(お金の稼ぎ方)が間違ってますよと
    質問者様にはお伝えしたいですね。

    Reply
    1. 匿名

      ウチの業界こういう人達に支えられてますのでほっといてもらえます?
      そゆの気付かれるとまた一匹養分が減ってしまうのよ

      Reply
      1. のんべえ

        そうですね。
        余計なことは言わずに今まで通り生暖かい目で見守ることにします。
        この業界は当事者たちのあがく様を一歩離れた場所から
        他人事として見ているのが一番面白いです。

        あ、たまにはお布施もしますよ。
        甘とかジャグで千円とか二千円とかwww

        Reply
  4. 匿名

    将来何の役にもたたないのに、パチスロで資金を作って起業とか考えが甘すぎ。
    業界の衰退と共に消えたくれたほうがいいかと。

    Reply
    1. ファウ介

      多分そういう意図は無いんだと思いますが、結果的にそうなってしまってるパターンはたまにありますねw

      Reply
  5. ゴンザレス

    パチンコ含めて大抵のギャンブルは客同士が金を出しあって金を奪い合う(おまけにテラ銭を何処かの時点で回収されて)代物な訳で、機械割だの出率云々より遊技客の減少がこの場合致命的なような・・・

    プロが勝てば一般客の負ける。プロの勝ち金額が増えれば一般客の負ける金額も増える。おまけにプロやセミプロは妙に増える一方。それで嫌になった一般客は遊技を減らす。おまけに依存症対策で使う金額も減っていく。更に言ってしまえばネットのおかげで一般客の知識も増えていますし。

    結果として減り続けるパイを、それほど減らないプロ同士で奪い合う現象が起きる訳で、質問者のような立場だと今後は更に辛い状況になりそうですね。

    Reply
  6. 匿名

    頭が悪いやつが読むと
    「なんでこの人たちこんなに頭悪いんだろうか…」
    って思うんやで。。。。

    Reply

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