営業中に遊技機の分解修理や部品交換などをしても良いのか?-回答

今回は、遊技機の修理や部品交換などに関するご質問2件にお応えします。

 

①ビガーZ さんからのご質問

初めまして。

 

いつも楽しくブログ読ませて頂いております。

 

御体に気を付けて業務並びにブログ更新頑張って下さい。

 

今回遊戯台の不具合、修理に付いて気になったことがあるのでお問い合わせさせて頂きました。

 

先日、私がマイホールにしている某大型チェーン店(パチンコパチスロユーザーじゃない方でも名前を知っている人が多い大規模なチェーン店です)にて、朝から台の電源が切られていて故障中の張り紙が貼られていたスロット台が、夕方になって突然何事もなかったかのように電源を入れられて遊戯出来る状態になっていました。

 

11月の3連休前の木曜日にバラエティーに1台入った台で、その翌日から上記のように故障中の状態でした。

 

『連休中だからメーカーも動いてないだろうし、週明けに修理して稼働させるのか』と思っていたのですが、まさか週明け月曜日の営業中に復帰させるとは思っておらずビックリしたと同時に、営業中の修理は法令上問題ないのか疑問に思いました。

 

一応新台として入った台だし入れ替え翌日から稼働ゼロだったので、高設定の可能性も考え自分が最初に座り遊戯したところ、当選したART(A+ARTの台)の大当たりがデータ機器上では反映されず、ノーボーナスでただただ回転数だけカウントされていました。

 

そのARTを消化中、店員さん二人が私の台のほうを見ながら何やら話し込んでおり、その後挙動もイマイチだったので辞めた所、即座に先程の店員さんが台を開けて何らかの作業を行っており、次に座った方がARTを引いた所データ機器にはしっかりと反映されておりました。

 

スロット台の不具合で故障中にしていたのか、データ機器の不具合で故障中にしていたのか分かりませんが(その他の台のデータ機器は正常に動いておりました)今回のように営業中にパチンコ台パチスロ台の修理もしくは部品交換などは行っても問題ないのでしょうか?

 

特段自分は問題視するわけではないのですが、少し気になって問い合わせさせて頂きました。

 

長文になりましたが、ご回答頂ければと思います。

________

ここまでが、ビガーZ さんからのご質問です。

(全文そのままです)

 

次に、こちらの方からのご質問をご覧下さい。

 

②きゅま さんからのご質問

楽太郎さんこんばんわ

 

今日気になることがあったので質問させて下さい。

 

現役店長さんのご意見を伺いたいです。

 

マイホは10スロと20スロがあり、たまに同じ台が2つのコーナーを行き来することがあります。

 

機械の番号を毎回見ているわけではないですが、キズの跡とかが同じなのでほとんど同じ台だと思います。

※「機械の番号」=日電協証紙番号、日電特許 許諾証登録番号、回胴遊商確認シール番号と解釈しました。

 

今日お聞きしたいのは、この前の入替でずっと20スロにあった戦国乙女が10スロに移動した時の話です。

 

私は好きな台なら20も10も区別なく遊ぶのですが、入替で移動する2日前に私がその台を打っていた時に、台のサイドランプがうまく開閉しない(ガリガリ音がするだけで開きませんでした)ことがあって、それが今日10スロに移動した後でも同じ症状になったので、店員さんを呼びました。

 

店員さんには、20スロに置いてあった時にも同じ症状になって、その時も見てもらったけど直っていないみたいだと言いました。

 

すると店員さんは台を開けて何か操作して、たしかにうまく開閉しないので、ちょっと時間がかかるけど対応してみるとのことで、私は待っている間食事休憩を取ることにしました。

※「台を開けて何か操作して」=オリンピア機の点検機能である「デバイスチェック」を実施して、可動部の動作確認をしたと解釈しました。

 

1時間して戻ったら直っていて、「分解したら糸くずが挟まっていたので、取り除いたらすぐ直った」とのことでした。

 

その時店員さんが、「分解して直せるトラブルで良かった」「故障で部品交換とかだと、稼動停止になるのでしばらく打っていただけない事態になっていた」と言いました。

 

パチンコ屋さんの法律のことは詳しくないのですが、この店員さんの言い方だと、部品を交換とかしたりしなければ、分解して修理したりするのは営業的には全然問題ないということだと思います。

 

でも、以前別の台を打っていてレバーの調子が悪かった時に、レバーの効きが悪いから直して欲しいとお願いした時に、特に調べもせずに「それは分解できない台だからすみません、稼動停止になります」と言われたのを思い出しました。

 

客目線ではちょっとした箇所でも、修理できる、できないの違いはどこらへんにあるのでしょうか?

 

分解作業が面倒だから、営業中やりたくないという裏事情とかもあるのでしょうか?

 

気になったので質問させていただきました。

 

よろしくお願いします。

________

ここまでが、きゅま さんからのご質問です。

(全文そのままです)

 

それでは、上記2件に対して、まとめて回答させて頂きます。

ねこめし

回答

共通点への回答

お二人のご質問の共通事項としては↓

 

営業中の遊技機の修理は、どの程度ならやっても良いのか?

 

というものだと思います。

 

まず、これについては、

 

  • 正規に設置が許可された検定型式が保全されているのであれば、分解等の手段で修理しても問題は無い
  • 部品を交換すると、設置上の許可を得た状態ではなくなってしまうので、法令違反となる

 

こんな感じの回答になります。

 

これは、部品の大小を問いません。

 

なので、ユーザー目線で見れば

 

「これくらい、パパッと直してよ」

 

「新品交換したり、他の台と部品交換してよ」

 

などと思うような場面でも、それができない、という事になります。

 

極論を言えば、主要箇所のネジが1本違っていて、厳密に検査されて明らかに別のネジで代用している事が判明した場合には、アウトになります。

 

更には、チャンスボタンやギミック類、可動役物類、主要なデバイス類が全く効かない状態で営業しておく事は、例えば遊技産業健全化推進機構による立ち入り検査を受けた際には、欠損放置として指摘される可能性が高いと言えます。

 

次に、お二人とも↓

 

  • 「店員さんが台を開けて何らかの作業を行っており…」
  • 「店員さんは台を開けて何か操作して…」

 

といった事をお書きになっていますが、こういった対応に関しては

 

遊技台の部品を交換さえしなければ、データランプやホールコンピュータ等の機器に遊技データを上げるための配線を確認したり、再結線したり、分解して物理的なトラブル原因を取り除く、センサ類を清掃する、などの対応には、問題が無いという回答になります。

 

それでは、お二人のケースを個別に見て参ります。

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ビガーZ さんの場合

まず、ビガーZ さんですが、ご指摘頂いた遊技台の状況を整理しますと↓

 

  • 11月22日(木)導入 ※当日の稼動状況は記載なしのため不明だが、当日は正常に稼動していたと解釈
  • 11月23日(金)止め
  • 11月24日(土)止め
  • 11月25日(日)止め
  • 11月26日(月)夕方から稼動再開 ※最初の遊技客(ご質問者)の時点ではデータ機器に正常にデータが上がらず、スタッフが点検。次の遊技客の時点では正常にデータが上がる

 

こんな感じでした。

 

可能性としては、

 

①外部情報端子板など、遊技台からデータランプ/ホールコンピュータ等への情報の出力に関わる部分の不具合や、結線上或いはデータランプ自体の不具合

 

②中古購入した台であり、納品時点で何かしらの不具合が確認された。

そのため、手配した販売業者に責任をとらせる形で交換部品を用意させ、こっそり交換して(無承認変更)稼動させた

 

③系列店から移動させた台であり、元の設置店舗から撤去→運送→保管(自社倉庫or契約販社倉庫)→運送→当該店舗設置という過程のどこかで事故があり、正常な遊技ができなくなる故障が発生した。

そのため、付き合いがある販社に内々に交換部品を手配して、こっそり交換して(無承認変更)稼動させた

 

④導入初日に何かしらの異常が発生して、その後分解しての修理/点検、試打などによる動作確認に時間が掛かり、復旧まで日数を要してしまった

 

ごく簡単に見ると、上記のような事が推察されます。

 

「スロット台の不具合で故障中にしていたのか、データ機器の不具合で故障中にしていたのか分かりませんが」

 

とのご指摘であり、私自身も実際に現場を見ていない以上突っ込んだ考察は難しいと言えます。

 

ただ、邪推しますと、④であれば良いなとは思いつつも、導入時に発生したのは上記②や③であり、朝一からではなく営業時間中に開放した理由は、そのエリアで正規に部品交換して所轄に申請した場合に開放して良い時間が、今回ビガーZ さんが目撃した時間なのかも知れません。

 

部品交換時に、いつから営業の用に供して良いかというのは、エリアや所轄によって判断が異なります。

 

朝一からOKの場合もあれば、12時、13時、16時、17時といった具合に、営業中の決まった時間からでないとNGの場合があります。

 

何かしらの部品をこっそり交換して、それが近隣店による頭取り等や、事情通のユーザーのチェックによってバレないように、エリアの開放時間に合わせた可能性があるという事ですが、あくまでもこれは邪推です。

 

次に、きゅま さんの状況を細かく見て参ります。

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きゅま さんの場合

まず、ご指摘としては↓

 

  • 客目線ではちょっとした箇所でも、修理できる、できないの違いはどこらへんにあるのでしょうか?
  • 分解作業が面倒だから、営業中やりたくないという裏事情とかもあるのでしょうか?

 

こんな感じでした。

 

「戦国乙女」は、おそらくは「戦国乙女2~深淵に輝く気高き将星」だと思いますので、これを念頭に置くと、スタッフによる遊技台清掃時などに、清掃用ダスターがほつれて筐体側面の可動箇所に切れ端を噛み込んでしまい、動作不良を起こしたものと推察します。

 

これを、スタッフの方が分解して復旧させたとの事ですが、これが事実かどうかは別にして、こういった対応自体には問題はないのは、先ほどの説明の通りです。

 

ちょっとした箇所でも、修理できる、できないの違いはどこらへんにあるのか?

 

という事については、客先では判別不能でも、筐体内で該当箇所を見てみると、かしめや封印(剥離すると跡が残るシール、ロックタイ/インシュロック/結束バンド等も含む)によって、分解自体が不可能な部品もあったりします。

 

これは、機種によって事情や構造が異なります。

 

きゅま さんが以前、レバーの動作不良の修理を依頼した際に、スタッフの方としては対応できないという回答だったのは、こういった理由によるものだったと推察します。

 

また、分解修理に関して、面倒だからやりたくない、という事はあるか?

 

と聞かれますと、例えばパチンコ機の上皿など、構成部品やネジ類が凄く多かったりすると、まずは分解作業自体が大変であり次に元の状態に戻す事が困難なため、その場では遊技停止して営業時間外に修理した方が良いという判断をする場合はあったりします。

 

理想としては、お客さんからの要望であり、お待ち頂く事にも同意が得られるのであれば、可能な限り対応させて頂く方が良いのかも知れませんが、その時間帯に店に居るスタッフでは対応が困難だという場合もあるでしょうから、これ以上は何とも申し上げられません。

 

 

以上、遊技機の修理や部品交換などに関するご質問2件に、まとめて回答させて頂きました。

 

 

十分な回答になったかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2018年12月15日公開

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