差玉ランキングやジャグラーの総ペカリ回数などの集計発表がダメなエリアがあるのは何故ですか?-回答

今回は、差玉/差枚数のランキング表示などについてのご質問にお応えします。

 

あきつ さんからのご質問

いつも勉強させて頂いております、あきつと申します。

 

疑問に思う事がありまして1つ質問お願い致します。

 

差玉、大当り回数、ペカり回数などの告知・ランキング発表はなぜダメなのですか?

 

マイホでは昔からブログがあり、そこで前日の差玉ランキング発表をしていました。

 

①北斗7番台 12,000pt.(=玉)

②慶次87番台 11,000pt.

③ヱヴァ8番台 10,000pt. のような感じです。

 

ですが、気づいたらなくなっていて、店員さんに理由を聞いたら「そういうことは書けなくなってしまった」ということでした。

 

なので、今ではもうブログは日記のような営業と関係ない内容しか書いていません。

 

あと、ジャグラーのところにジャグナビコーナーというのがあり、総ペカリメーターという当日の当たり回数を集計しているモニターが設置してあったり、各ジャグラーの確率表や、過去の優秀データをランキングで張り出していたのですが、これも無くなりました。

 

これについての理由は「当局からの指導で撤去しました」という返事でした。

 

差玉はデータランプでも見れるような台から出力されるアウトセーフの数字に過ぎないはずです。

 

客の持ち帰り玉数ではないので、いくら換金したとか、突っ込まれるいわれはありません。

 

ペカリ回数も台から出力されるボーナス信号を全台分集めただけで、データランプと何ら機能としては変わらないもののはずです。

 

台上に付いているデータランプで台ごとのデータ表示はOKなのに、ランキングにしたり、総ペカリ回数をメーターにするのがダメな理由は何ですか?

 

全県ではないようですが、こういうことに厳しい県と甘い県があるとも聞きますので、質問させていただくことにしました。

 

教えて下さい。

お願いします。

________

ここまでが、あきつ さんからのご質問内容です。

(全文そのままです)

 

それでは、回答です。

鳥ガーガー

回答

広告宣伝規制の内容確認

シンプルなようでいて、実は結構回答に困るというか、納得感を持って頂くのが難しいご質問かと思います。

 

まず、今回の件に関係してくる、広告宣伝規制の通知内容を引用します↓

 

獲得遊技球数または獲得遊技メダル数が表示された降順表等に付随して、数字(例えば「12万3,000円」)、文字(例えば「等価」)等により、遊技の結果が現金の獲得と容易に結びつくことを示す表示は、上記(3)と同様の趣旨から著しく射幸心をそそるおそれがある。

 

このような記載があります。

 

この内容を反対解釈すれば、獲得個数/枚数のランキング表は、現金の獲得と容易に結び付かないように表示しさえすれば、違反ではない、と言えるかと思います。

 

ではなぜ、現時点で、今回のご質問のように出玉(差玉、獲得個数)、大当り回数、ペカり回数などの告知/ランキング発表を控えているお店/エリアがあるのか?

 

それは、ランキングや総ペカリ回数などの表示は、集計にあたっての意図があると解釈される場合があるからです。

 

特定機種/コーナーのPR?

法令(風適法や各都道府県条例などの総称)や、業界内の健全化組織の考え方では、

 

特定機種/コーナーの差別化になる可能性がある

  • 毎回ランクインする機種は(そのような機種があってもなくても)、その機種/コーナーの優位性をPRしていると見なされる可能性がある
  • 入賞を容易にしたり、設定配分が良い事を示唆している、と見なされる場合もある
  • 「なぜ、ジャグラーにだけ、専用の総ペカリ回数モニターがあるのか?」という突っ込んだ質問への回答に困る場面が出て来る

 

イベント運営会社、広告代理店など店側と金銭の遣り取りや何らかの打ち合わせ関係にある者がweb上などでランキング等を発信する行為も、店側がその機種/コーナーをPRしたいという意図に沿うものと解釈される場面が出て来る

 

競技会の開催を禁止する条例(岐阜県など)

  • 数値によって順位付けする事で、客側が勝手に盛り上がったりして射幸心をそそるおそれがあると判断される場面が出て来る

 

客同士の遊技の結果に対して賞品/賞金を出してはいけないという法令

  • 優劣が可視化されると、例えば昔のように、当日の出玉TOP客に設定6変更券プレゼントや、近年話題になったように、(客同士で)出玉総取りイベントなどが起こり得る可能性が出て来る
  • [参考]同じ風適法の範疇では、麻雀店における賞金が絡んだ競技会の開催も、同様の観点で不可とされている

 

こんな感じです。

 

是非判断するのは警察と健全化組織であり、ホールや打ち手ではない

遊技の結果としての差玉/差枚数、大当たり回数などを、店側が意図するやり方ではなくただ単に数量によって機械的に整理してランキング付けする行為がなぜ射幸心をそそるおそれがあるのか、事実を表示しているだけではないかという見方もあるかと思います。

 

また別の見方では、遊技なのだから、他の人/機種/営業日などと技量などを比べたいという真っ当な欲求が発生し、それに対して事実として結果告知しているだけともとれます。

 

こういった事については、ランキング表示があると打ち手は射幸心をそそられるか否か、という事実の存否よりも、

 

  • 取り締まり行政や健全化組織、或いはそれらの機関の判断に法令上のフォローをしている法律家が、そうであると見なしている、だから是正指導されている(エリアがある)
  • そういった指導に敏感なお店やエリアでは、そのような告知物は自粛している

 

という事です。

 

まとめ

裁判に持ち込んだらどうなるんだ、とか、具体的な法律の該当条項はどれか、などと突っ込んで聞かれますとさすがに応えに窮しますので、本音を言わせて頂けば

 

  • 「パチ屋の店長レベルでは、この程度の知識/解釈しかありません」
  • 「これ以上の事は、法律関係の方に質問して下さい」

 

こんな感じになります。

 

私も、一応20年やっていますので、管理者としての知識は業界全体で見た際には低い方でないと思いますが、かといって高い方でもなく、いつもお話ししている通りごく一般的なパチ屋の店長ってこんなもん、くらいのレベルです。

 

  • 贔屓にしているお店のブログに、大した情報が記載されなくなってしまって、つまらない。
  • 機種/コーナー/台選びにあたって、見当を付けるためのデータが営業現場になくなってしまった。

 

こういったデメリットをお感じになって、今回ご質問頂いたかと思います。

 

しかし、ホールは自分たちが本来意図していない指摘内容であっても、過去の広告宣伝上の逸脱行為が原因で「実は、こういう狙いがあるんじゃないのか?」と穿った見方をされてしまいエリア単位やお店レベルで自粛したり是正勧告に従わざるをえない状況になってしまっているので、そこらへんの事情はご理解頂ければと思います。

 

 

以上、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

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[記事公開]

2018年5月6日

2 comments on “差玉ランキングやジャグラーの総ペカリ回数などの集計発表がダメなエリアがあるのは何故ですか?-回答

  1. Pingback: 差玉ランキングやジャグラーの総ペカリ回数などの集計発表がダメなエリアがあるのは何故ですか?-回答 | パチパチスロスロあんてな

  2. あきつ

    ご回答ありがとうございました。
    率直に申し上げまして、なんでこんなパチンコ業界になったかという印象です。
    やり過ぎ、ギリギリ追求もそうなのでしょうが、世間のと言いますか日本人の性質が変化したようにも思います。芸能や政治の報道を見ていても同じ思いです。
    叩かれる原因はあるでしょうが、叩く側の精神レベルが崩れた感覚を覚えるのは私だけでしょうか。

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