存在意義が問われる「ぱちんこ広告協議会」-会員企業の中に、業界を危険に晒す有害な者が居る

今回は、今後特にその存在意義や活動の如何が問われる事になりそうな団体についてお話しさせて頂こうかと思います。

 

ぱちんこ広告協議会

2016年(平成28年)5月27日に結成された「ぱちんこ広告協議会」ですが、まずは公式HPを閲覧して、その設立の目的や理念的なものを確認してみたいと思います。

 

<設立の趣旨・目的>

1)ぱちんこ業界の諸問題に積極的に関わりを持ち、広告に関して対応及び浸透させる

2)ファンとぱちんこ業界をつなぐパイプとして、ファン拡大に寄与する

3)広告論理の理解向上と広告の信頼性の向上を目指す

 

<活動内容>

1)各メーカー広告に使用可能なデータ配信

2)広告・宣伝の内容やメディアの審査

3)規制解説、ぱちんこに関する広告セミナーの開催

4)関係官公庁及び関係団体への報告

5)会員企業からの相談対応

6)団体広報誌における情報発信

7)その他、この協議会の目的を達成するために必要な事業

 

・・・設立の目的や理念的なものは、こんな感じです。

カラス

解説

ぱちんこ業界と広告業界は、読者の皆さんもすぐにイメージできるような出版物やwebサイト、SNS、各種イベント等のもの以外にも、例えば折り込みチラシやダイレクトマーケティング媒体、ラッピングバス/アドトラック等の交通広告、野立て看板や施設内広告スペースの提供、配布用ティッシュ、各種サイネージ類なども含めて見れば、昔からかなり密接な繋がりがあります。

 

なので、同協議会のような、広告業界における横断的な組織が設立された事の意義は大きく、ぱちんこ業界側や取り締まり行政側にとっても、何か意思疎通したり改善を求める必要性がある場面などでの窓口として機能する事が期待されます。

 

このような窓口が無いと、緊急性を要する場面や、誤解があってはならない場面などでスピード感や精度を欠く事になるので、ぱちんこ業界としても是非しっかりとした活動ができるように応援したいものです。

 

過去の例を挙げれば、例えば「広告宣伝規制」(正式名称:ぱちんこ営業における広告、宣伝等の適正化の徹底について)が通知された2012年の夏の事が思い出されます。

 

この規制が警察庁からホール関連5団体に向けて出されたのは7月20日の事であり、これを受けてぱちんこ業界側の横断的な組織である日遊協は、スピード感をもって8月8日に出版関連企業7社への説明および質疑応答の会合を設けました。

 

この時に広告業界側で招致された企業は、「パチンコ攻略法詐欺撲滅ファン雑誌連絡会」の構成企業である

 

  • 竹書房
  • ガイドワークス
  • 笠倉出版社
  • 双葉社
  • プラントピア
  • triple a出版
  • 辰巳出版

 

この7社であり、ぱちんこ業界側から、不適切な広告やイベントが掲載されないように、また取り締まり行政側を刺激しないようにしましょうといった主旨の要請があったとの事です。

 

この会合の内容やその後の経過などについては、私は広告業界内の情報提供者から教えて頂いたのですが、ぱちんこ業界と広告業界内には、日遊協、凸版印刷、IMCの3者で構成される「パチンコインターネット広告協議会」という組織もあり、この会合の場においても規制に関する危機感が共有されたとの事です。

 

現在進行形の問題

そんなこんなで、広告宣伝規制が通知された6年前の事をお話ししましたが、これはわざわざ触れるまでもありませんが、ではぱちんこ業界に関する広告宣伝の在り方は、その後どうなったのか?

 

これに関しては、

 

  • パチンコスロットと射幸性は本来切り離せないものだという論理に立脚した開き直りによる、派手な広告宣伝の継続
  • どのホールもやっているという「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な安心感による、旧来的なイベント営業や告知手法等の継続
  • 現場発信型のツールとして機能すると商機を見出したライター/取材系イベントの隆盛

 

このような状況になり、現在も進行している事ですから、率直に申し上げて状況は何も変わっていない、或いはより悪質化したな、という印象です。

 

パチンコスロットと射幸性は本来切り離せないもの、という論理は事実ではありますが、それを殊更派手に実行に移したりすれば、許認可営業の根本に触れる問題に発展するのは道理です。

 

それが故に、各都道府県レベルで、こういった表現は好ましくない、出玉画像は掲載すべきではない、といった具合に、今でもなお取り締まり行政側を刺激する広告宣伝が現実世界とweb上の双方において溢れていると言えそうです。

 

広告宣伝の事情についての私からの解説は、こんな感じになります。

 

それでは、再度「ぱちんこ広告協議会」の事に話を戻します。

 

以下で、同協議会の会員企業と、公式HPでの理事長の挨拶文をご覧頂きます。

 

会員企業

ぱちんこ広告協議会の会員企業は、2017年12月時点で42社あります↓

 

  • 株式会社アウリス
  • 株式会社アガルタ
  • アーク・フロント株式会社
  • 株式会社アーバンプロジェクト
  • 株式会社いなばNEXUS
  • 株式会社ウィリングス
  • 株式会社エス・ピー・ラボ
  • 株式会社エースプロ
  • 株式会社ガイドワークス
  • KYORAKU吉本.ホールディングス
  • 株式会社クオラス
  • 株式会社クレイツ
  • ゲンダイエージェンシー株式会社
  • コシード株式会社
  • 株式会社GOLUCK
  • 株式会社サイバーネット
  • 株式会社サミーネットワークス
  • 株式会社SANN
  • 株式会社三協エージェンシー
  • 株式会社シザースコーポレーション
  • 株式会社ジースクイール
  • 株式会社ジーズ
  • 湘南エージェンシー株式会社
  • 株式会社総合メディア
  • ダイコク電機株式会社
  • 辰巳出版株式会社
  • 株式会社テニテオ
  • 株式会社DMM.com
  • 株式会社DUO
  • 凸版印刷株式会社
  • 株式会社triple a 出版
  • 株式会社並ばせ塾
  • 株式会社ネクストアドバンス
  • 株式会社ネクストゾーン
  • 株式会社パチンコビレッジ
  • 株式会社プラントピア
  • プレモ株式会社
  • 株式会社プロテラス
  • 株式会社ボンズファクトリー
  • 株式会社メディアリンク
  • 株式会社LIVE AGENT
  • ワークデザイン株式会社

 

挨拶文

同協議会の理事長を務めておられる大島克俊氏による、公式HPでの挨拶文は、下記の通りです。

________

理事長あいさつ

このたび、ぱちんこ業界における広告・宣伝等の健全化についてのさまざまな問題をぱちんこ業界の広告・宣伝に関わる企業が検討していくための枠組みとして、「ぱちんこ広告協議会」を設立致しました。

 

現状、ぱちんこ業界は総力を挙げて、健全化へと向かうため、のめり込み問題、遊技機問題、流通制度問題など、様々な事案に取り組んでおり、ぱちんこ業界に関わる企業すべてが適正な営業方法に対し真摯な姿勢を築いていく必要があると考えております。

 

業界における広告・宣伝は、いまだ隠語や著しく射幸心をあおる広告・宣伝と思われるものが散見されている状態です。

 

広告・宣伝等の適正化へさらなる努力を継続的に行う必要があると感じており、多岐にわたる広告・宣伝等について、順守すべき一定の「基準」が必要であると考えております。

 

広告・宣伝や報道における基準を明確にし、ぱちんこ業界の広告・宣伝に関わる企業が自主的に健全化に取り組んでまいりたいと考えております。

 

広告・宣伝や集客手法が適正であるかどうかは、都度判断が必要になることから、相互に連絡が出来る協議会が必要だと考え、本協議会を設立することで、適正な広告・宣伝等を業界内外に対して提案できると考えております。

 

ぱちんこ業界の健全化、また気軽に楽しめる遊技環境の創出、そしてさらなるファン拡大につなげ、ぱちんこ業界の発展のため、貢献してまいりたいと存じます。

 

今後とも、皆様方のより一層のご指導ご鞭撻を、心よりお願い申し上げます。

________

ここまでが、挨拶文です。

 

なお、この文中にあった、多岐にわたる広告・宣伝等について、順守すべき一定の「基準」は、下記のものを指します。

↓ ↓ ↓

【ぱちんこ業界における広告・宣伝ガイドライン】

※pdf.形式のデータがダウンロードされます。

※©PACHINKO Advertising Association

 

逸脱者を許すな

これから申し上げる事は、ぱちんこ業界における組合組織の在り方にも全く同じ事が言えますので、ホール側の者として自省の念も込めてのお話になります。

 

協議会設立の理念や活動方針、ガイドラインそのものはとてもしっかりしたものな訳ですから、是非ともその取り組みを徹底して頂ければと思います。

 

広告業界にオファーするのは主にホール側であり、そのオファー内容が低質や悪質な場面は多々あるかと思います。

 

ですが、それをそのまま掲載/発信したりすれば、取り締まり行政側や打ち手側、或いは世間一般にとっては、同じ穴のムジナになってしまいます。

 

また、先ほど紹介した会員企業の中には、業界がおかれている状況や、取り締まり行政からの厳しいチェック目線を察知する事ができないくらい「無邪気」であったり、「業界を元気にする」と標榜するも実は単なる営利追及に過ぎない者も居ます。

 

「ファンに、パチンコスロットの楽しさを伝える」と嘯くも、得をしているのは発信者自身と一部の打ち手のみであり、余暇のひとつ、趣味の一環としてパチンコスロットに触れている客層にとっては害悪でしかない場面も多々あると思っております。

 

ぱちんこ広告協議会の中には、活動内容や発信内容が「順守すべき一定の基準」から大きく逸脱した者が含まれています。

 

私としては、こうした者は、高潔な理念をもった同協議会の構成員としては相応しくないと思っております。

 

その事をお伝えするために、僭越ながら記事で扱わせて頂いた次第です。

 

 

以上、今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2018年2月28日

7 comments on “存在意義が問われる「ぱちんこ広告協議会」-会員企業の中に、業界を危険に晒す有害な者が居る

  1. 匿名

    どの業界にもこういうのいるよな、主義者みたいな奴

    こうあるべきとか、自分らホールが好き勝手やってるくせによく言うわ

    Reply
  2. 匿名

    ク○ロ何とかって幼稚な人間がブログで散々煽ってるけど、彼のような射幸性を煽ることしか出来ない、目先の金のことしか考えない視野の狭い業界人が業界にへばり付いてる限り良くはならないよ

    Reply
  3. Pingback: 存在意義が問われる「ぱちんこ広告協議会」-会員企業の中に、業界を危険に晒す有害な者が居る | パチパチスロスロあんてな

  4. 花太郎

    楽太郎さんにしては珍しく口調が厳しいですね。よっぽど腹に据えかねるものがあるのでしょう。でも、この協議会じたいそもそも成り立ちからして心もとないものです。一様にホールからの広告費のみに立脚している会社ばかりですから。世間からの批判を交わすためのポーズとして団体を設立したとしか思えません。法令順守すれば、みな倒産ではないですかね。

    Reply
  5. 伸治

    広告も大概ですが、パチンコ・パチスロの雑誌もどうかと思う煽り文句が
    多いですよね。最近コンビニで見かけた雑誌の表紙には、デカデカと「この機種を事故らせて万枚を狙え!」
    的な文言が書いてありました(´・ω・`)
    事故万枚はあくまでも偶発的なものであって、狙って出来ちゃったらそれは、ただのゴトか遊技機に本来存在してはいけない不正規の攻略法じゃねぇか(-ω-;)と思いました。
    さすがに、今さらこんな文言を鵜呑みにはしませんが、業界を健全化させるためには、
    さもパチンコ・パチスロを打って飯食ってけるかのように煽る雑誌もどうにかしてもらいたいもんです。
    スペック以上に過剰に煽ってる節がありますし。

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  6. 特進

    まーまず手っ取り早いのが営業中のホールの撮影ならびに取材は一切禁止
    というのが一番良いでしょう。4号機時代の取材はほとんど閉店後もしくは休業日でしたからね
    どうしても実践したいのであれば各メーカーのショールームもしくは自分の会社の中でやれというスタンスに戻す。これが一番でしょうね。
    それとSNSの監視の徹底でしょうね。これには莫大な資金と監視組織が必要になりますけどね
    いつも入場抽選してないのに突然入場抽選になったとかあれば客から情報提供を受け取りすぐに行動できる。そしてそれが事実であれば一発レッドカードみたいな感じにすればさすがに悪さをしないでしょ

    監視とセキュリティが鬼のように厳しくなってゴトする人がほとんどいなくなったのと同じです。
    それを今度はホールとイベント企画した側にも適用すればいいだけという話

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