パチンコが「上手い人」「勝率が高い人」の立ち回りの実例を教えて下さい-回答

今回は、パチンコの立ち回りについてのご質問にお応えします。

 

カジカジ さんからのご質問

いつも拝見させて頂き、立ち回り等の参考にしています。

 

このブログと出会ってから自分の中の立ち回りが変わり、店側の立場になって考えながら勝負することで勝率がぐんと上がりました。

 

当然「引き勝負」なので、展開次第では負ける時も当然ありますし、いかにプラスの時点で止めるかを熟考しながら遊んでいます。

 

特にマイジャグ4を毎回のように打っていますが、自分なりの「打つ根拠」があるから打っていて、それ相応の結果が出ています。

 

大体何処の店もジャグラーやバジリスクを看板扱いしていると言うことは店側への貢献度が見込めるのであろうと仮定します。

 

出すことでリピーターを増やす事を店側は狙いとし、営業利益を確保しつつ還元のバランスを日々保ちながら営業していると思います。

 

色んな機種がある中、当然人気のない台なんかは売り上げが低いため店側にしてみれば出す意味がないと推測しだしてから、いくら好きな台でも打つ事をやめました。

 

長文になりましたがここまでが自分なりの打つ根拠であり、こう考えながら台選びも視覚(出ているように見せる)を意識するようにしながら勝負して良いと思われる台に座れる事が多くなっていると思います。

 

ですが、パチンコに関しては、どうしても勝てる根拠がわかりません。

 

スロットは設定が高ければ勝率が上がるだけでなく、特にAタイプなんかはゲーム数を増やせば当たりの回数も増える確率が高くなる可能性があるから、上手い人は一日ぶん回すと思います。

 

それと同等にパチンコもこういった根拠はあるのでしょうか?

 

また、パチンコの上手いお客さんは実際に存在するのでしょうか?

 

大手のサイトでスランプグラフを見ても、スロットに比べパチンコは「安定性」がないように見え、一日ぶん回すにはかなりのリスクがあるのではと思ってしまうのです。

 

店側の視点、もしくはパチンコで勝率の高いお客さんの立ち回りの実例など教えていただけないでしょうか?

回答

結論

まず、結論から先にお話しします。

 

Q.1:一見するとスロットよりも安定感に欠けるパチンコだが、「勝てる根拠」はどこにあるのか?

 

A:基本的な考え方はスロット同様に確率およびスペック(払出性能)上の理論値或いは期待値を追い駆けるという点で同じだが、これは釘の運用状態によって大きく上下する。

 

この釘の運用状態には、要点が3つある。

 

第一に初当たりを追い駆ける上で直接的に影響するスタート(抽選を受ける事が出来る回数)と通常時の玉持ち(ベース)がどの程度か。

 

第二に大当たり出玉の量に影響する釘の状態。

 

第三に確率変動中や時短中における玉持ち(甘ベース/確変ベース)である。

 

極端な例を挙げると、仮にスペック(払出性能)が弱い機種であっても、前述した要点のより多くが「合格点」或いは優秀であれば性能が向上する事になり、反対に性能が強い機種であっても回らない/玉持ちが悪い/大当たり出玉が削られている/電サポ中の玉持ちが悪いとなればその性能は低下させられている事になる。

 

これは警察庁の言い方では「検定型式の改変」にあたり、理論値(メーカーにとっては設計値)よりも高い/低い数値という形で表れて来るが、スロットと同様に確率の偏りの影響は受ける。

 

Q.2「パチンコが上手い人」は居るのか?

 

A.前述した事に関係して、「上手い人」は釘の状態判別とスペック分析をした上で更に「技術介入」遊技をする事により、無駄なくより多くのスタート回数を得て、より玉持ちを良くし、より多くの大当たり出玉を得て、より効率が良い電サポ中の遊技に徹している。

 

確率の偏りの影響は受けるものの、より性能が良い台で試行回数を重ねる事により自身により有利な状況を創り出し、それに貯玉再プレーや交換個数なども総合的に考慮して立ち回るという点でスロットの期待値稼動と大差はない。

 

ただし、いかに知識や技術があっても、遊技する場が無くては意味がないため、本当の意味で上手い人というのはその場である稼動するためのお店を複数持っていて、店側と有効な関係を築いたり要所で遠慮しつつ長期間にわたって専業稼動が可能なような環境を構築している。

 

これについても、スロットの立ち回りが上手い人と同じであると言える。

 

 

…ごく簡単に回答すると、こんな感じになります。

 

後段で、もうひとつのご質問である「店側の視点、もしくはパチンコで勝率の高いお客さんの立ち回りの実例」について触れつつ、補足として解説して参ります。

 

解説

前段で、「上手い人」は釘の状態やスペック、交換個数など色んな要素を総合的に考慮して、更に技術介入して臨むというお話をしました。

 

これに関連して、いわゆる「期待値」を最も計算しやすいのは役物抽選機で、仮に釘の状態が頻繁に変わらなくて千円あたり何回抽選を受ける事ができるかが分かれば、

 

  • 使用金額
  • 遊技時間
  • リターン

 

これらを事前に概算する事が出来て、デジタル抽選機よりも遊技管理がし易いという特徴があります。

 

もちろん、役物抽選機であってもいわゆる確率上の上振れ/下振れはありますし、デジタル抽選要素がある機種も多いのですが、ハマる時もあれば大当たり後に保留で「おかわり(即連)」する場合もあるので、長い目で見れば設計値に近い遊技数値を示すことになります。

 

具体例をひとつ挙げます↓

 

<Pすしざんまい>

・大当たり1セット獲得期待個数=5,500個前後

※一般入賞口やスルー等にマイナス調整が無い場合

・大当たり消化に要する時間=約20分

・5,500個の交換価値=1個3円換算のお店の場合は5,500個×3=16,500円

 

調整のレベルさえ把握していれば「投資してもよい金額」が最初から分かった状態で打てる機種という事になります。

 

この機種において「上手い人」の立ち回りとしては

 

  • 釘の状態(例:連続飛び込みし易い=SPルート振り分けされ易いかどうか見極める)
  • リターン期待値(右側の”削り”の有無の判別)
  • 初当たりに要する遊技時間
  • 大当たり消化時間
  • プラスα要素として、自分の身体的な負担など

 

これらをしっかりと把握して臨んでいると言えます。

 

例に挙げているPすしざんまいについて、より具体的にお店の運用レベルと照らし合わせながら「上手い人」の思考や立ち回りを見ていきます。

 

仮にこれが「優良店」の運用レベルだったとすると↓

 

  • 分間の飛び込み個数=6.80個以上
  • 千円あたりのデジタル抽選回数=1.60回以上

 

こんな感じになります。

 

初当たり確率は1/35.2ですから、理論上は確率分母の35.2を千円あたりに受ける事ができる抽選回数である1.60で割ると、初当たりに要する金額が22,000円である事が分かります。

 

先ほど示した通り大当たり出玉を5,500個として、この金額的な価値は16,500円でした。

 

ここで「ちょっと待って、これじゃ投資22,000円-リターン16,500円=5,500円負ける台じゃないか」とお思いになるかも知れませんが、ホール営業の粗利管理の観点では大当たり後の保留による約10%の即連もある程度加味して運用レベルを決めます。

 

前述した大当たり出玉では約5,500個とお話ししましたが、例えば月間で見た時に適当回数の即連が加味されるのでその値(ホールコンピュータ上では「TY」として表示される)は5,900個前後になるため、実際にはお店側の日当たり台粗利はそこまで高くなく、2,500~3,000円くらいになるかと思います。

 

海系や北斗系など、設置台数が多く設置期間も長めのデジタル抽選機のメイン機の運用レベルは、優良店であれば同じくらいなので、そういった観点ではこの台は十分にまともな運用レベルと言って良いです。

 

もちろん、専業層のように「生活出来るくらい勝てないと優良店或いは優良台と見なさない」層も居ますし、交換個数や営業スタイル(貯玉再プレー可能な個数、貸出個数削りの有無、一回交換制、定量制、ラッキーナンバー制など)によっても期待値は変わって来るので、どの程度の数値であれば「合格点」なのか「優良」か定義するのは難しいのは事実ですが、そういった事を総合的に査定して、妥協して打って良いレベルなのか「食える」レベルなのか判断できるのが「上手い人」という事になります。

 

今回は分かりやすく役物抽選機を例にとりましたが、デジタル抽選機であっても基本的な考え方は同じで、自分が精いっぱい技術介入した場合の千円当たりの回転数と初当たり確率および確変突入確率、平均継続時の獲得期待個数などを要素として期待値を割り出して立ち回る事になります。

 

また、結論でも簡単にお話しした通り、精神論や美学のようなものを加えてお話ししますと、経験的にですが本当の意味で「パチンコが上手い人」というのは「お店との付き合い方が上手い人」と同義であると言えます。

 

例えば、「食える」レベルの台であっても、終日張り付いて打ち倒して短期的に最大限の期待値を得るのではなく、敢えて適当な時間で切り上げたりもするでしょう。

 

こういった工夫というかお店側への配慮/遠慮により、運用レベルを下げられず適当期間据え置いて貰えたり、他のお客さんと揉めたりもせず、お店に通い続ける事が出来るような環境を自分で作る事が出来ます。

-広告-

最後に

十分な回答になったかは分かりませんが、いくつかあったご質問それぞれに対してお応えして参りました。

 

最後に、お問い合わせ文の中の「いかにプラスの時点で止めるかを熟考しながら遊んでいます」と仰っていた事について、少しお話ししたいと思います。

 

これは特に「期待値稼動」のように数値的な根拠を元にした立ち回りだけで見れば場合によっては機会損失にもなるので、非合理的にも感じるかと思います。

 

しかし、私も含めて多くのユーザーは生活の糧を得るために打ったり、時間や労力を削ってでも数百円でも多く稼ごうとは思っておらず、

 

「あと2時間も打つと家庭で過ごす時間が削られるから3000円浮きでいいや」

 

とか

 

「明日は仕事で忙しいから、これくらいで切り上げて睡眠時間を確保しよう

 

などと考えます。

 

そうやって、金銭面だけではなく精神衛生的な観点でもいかに負担が少なく楽しんで遊技できるかを重視もしますので、イメージとしては落ち着いた気分でスランプグラフを眺めて、

 

「良いところを切り取ったから、今日はこんなもんかな」

 

くらいの感覚で”止め時”の判断をする場合も多いかと言えます。そういった

 

観点で、カジカジ さんはご自身にとっていい感じにお店或いは遊技台と付き合えているのかな、と思いました。

 

今後も、是非楽しんでご遊技頂ければと思います。

 

 

以上、今回は、これくらいにしておこうかと思います。コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

※「参考になった」「面白かった」という方や、常連読者の方は、1日1回のボタンPUSHにご協力願います↓ m(_)m
にほんブログ村 スロットブログへ
にほんブログ村

 

[記事情報]

2020年2月3日公開

1 comment on “パチンコが「上手い人」「勝率が高い人」の立ち回りの実例を教えて下さい-回答

コメントをどうぞ! ※返信ご希望のご質問などは、お問い合わせフォームをご利用下さいませm(_)m