【参議院選】ぱちんこ業界による、尾立源幸氏の後援活動について-公職選挙法上の注意点や、後援会への入会人数など

今回は、この夏の参議院選に関する事についてお話しします。

 

はじめに

2019年7月2日時点で、ぱちんこ業界の各所には、今回の参議院選における尾立源幸氏の後援に関しての注意事項が、書面にて通知されています。

 

確認できる限りでは、その書面は2種類あります。

 

後段で紹介させて頂く①はホール側の者が各方面遊協を経由して、②は主にメーカー側の者が回胴遊商/日工組/日電協等を経由して、目にする事になりました。

 

まずは、これらの書面を紹介させて頂き、その後、書面に関係する法令上の注意点を、要点だけではありますが解説させて頂きます。

 

※同業の方から、このような資料は公開すべきではないとのご指摘を受けました。

 

同じように、不適切な記事内容だとお考えの方もいらっしゃるかと思い、当初後段で紹介させて頂いていた通知書面は、2019年7月5日18時52分をもって削除致しました。

 

記事内容を不快に思われた皆様に対して、お詫び申し上げます。

 

通知書面①

 

資料画像削除

 

通知書面②

 

資料画像削除

 

それでは、この2つの書面に関係して、公職選挙法で、特にホール側の者が押さえておきたい条項を、ごく簡単にではありますが解説させて頂きます。

 

書面に関連する条項について

・公職選挙法129条の要旨(選挙運動の期間について)

選挙の公示・告示日(立候補の届け出が終わった後)から、投票日の前日までの期間以外に選挙運動を実施する事は禁止されています。

 

・公職選挙法142条~145条(文書図画の頒布について)、243条(選挙運動に関する各種制限違反)の要旨

選挙運動中に使用するポスターやチラシ、パンフレットや書籍等は、候補者側が事前に届け出をして受理されたものである必要があります。

 

また、それらの掲示や頒布等に関して、選挙運動用の文書や図画が記載された物のサイズや枚数、掲示/頒布の方法や場所などについても、詳細に規定されています。

 

ここで規定されている頒布行為には、選挙運動のために使用する文書や図画を”回覧”する行為も含まれています。

 

そのため、例えば大量にポスターやチラシ等を配ったりしなくても、不特定多数の目に留まる場所に掲示したり、1枚のチラシを複数名に順次手渡しするだけでも、規制対象である回覧行為にあたります。

 

こういった事情を考慮して、前段で紹介したような書面でもって、わざわざ注意喚起がなされているのだと言えます。

 

また、インターネットやメール等を使用する場合においては、例えばサイト上に掲示されたものを印刷して頒布した場合には規制の対象になったり、選挙用の文書や図画をメール送信する行為は候補者本人又は政党等に限って認められているという事、また候補者や政党等から送られて来た選挙運動用のメールを転送する事も頒布にあたる…などの、注意点があります。

 

諸々の違反行為に対しては、二年以下の禁錮又は五十万円以下の罰金が課される事になります。

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知人との意見交換

今回の書面通知に際して、複数名の知人や情報提供者と遣り取りしていますので、その中の一部を紹介させて頂きます。

________

①ホール関係者A氏

「自社では5月末に佐川便で後援グッズ一式が届いて、役職中心に後援会への入会申込書をさばきましたが、計8名の入会にしかなりませんでした」

 

「本社は喫煙所と食堂に一式を置いて、店舗では休憩室に置きました」

 

「社内にはこういったのに熱心な者がいないので自分だけ躍起になってやりましたが、難しいものだと痛感しました」

 

「入会については住所と電話番号を書くのが抵抗があるようでしたね」

 

[参考]文中の「後援グッズ」一式

「おだち源幸遊技産業後援会 発送代行事務局」名義でホール側に送付されたもの

  • 自由民主党阿倍総裁による、候補者の推薦依頼状
  • パチンコ・パチスロ産業21世紀会会長阿部氏による、後援会名簿作成の依頼状
  • 入会申込書
  • 候補者による挨拶動画(DVD)
  • 候補者のプロフィール等が記載されたリーフレット
  • 名刺大の候補者プロフィール  など

※これらは、参議院選の告示前に送付されたものにつき、選挙の事前運動や候補者の売名行為として受け止められないように、あくまでも後援活動の一環としての内部討議用の資料であるという意味を込めて、リーフレット/名刺大のプロフィールには「討議資料」という記載があります

 

②ホール関係者B氏

「ウチでは期初会議の話題に出ていて、どうするという話になりましたが、オーナーの方からは後援会の話が出たら現場でやれという指示しか出ませんでした」

 

「結局はエリマネクラスに取り扱いが一任されたかっこうなので、自分は各店事務所と休憩室に置かせましたが、店レベルでは店長とマネージャークラス以外の入会はなかったかと思います」

 

「全社で何人かは判らないですが、私の担当でその程度なので、店レベルでの入会は最悪10人もいないと思います」

 

「本社詰めの者でどれだけいるかはまだ判らないですが、若い会社という事を考えると、大した期待はできないと思います」

 

「労働組合が強い法人は、こういう時どのようにしているんでしょうか?会社として動くのは難しいように思いますが、何か情報あれば教えて下さい」

 

③業界団体関係者の知人

「後援会の名簿については、私の方では15万人ラインだという話を聞いています」

 

④販社側の知人A氏

「■(注:メーカー名)の■さん(注:営業マン名)から、書いてよ、頼むよ!と、ほぼ無理強いで(笑)」

 

「しょうがないから、入会しちゃいましたよ」

 

「尾立さんの後援については、ホールさんと違って、切実なようですね、メーカーは」

 

「保通協の苛めで相当やられてますから」

 

⑤販社側の知人B氏

「■(注:メーカー名)さんに行った時に、書いてよ、と」

 

「他にも誰か居ないか聞かれましたが、最終的に家内と私だけになりましたね」

 

「自分の身の回りでこういう話ができるのは、実際にやってみるとそんなに多くないなあと思いました」

 

⑥メーカー側の知人A氏

「■(注:メーカー名)だけで、後援会名簿署名は4万5千名以上 との事でした」

 

「最終的に5万は行ったと」

 

「そういう話でした」

 

⑦メーカー側の知人B氏

「尾立氏関連の情報ですが、この後は、アントニオ猪木氏との対談や動画、パチンコライターさんとの対談などで、エンドユーザーさんに向けた活動が目立って来ると思います」

 

「業界の課題としては、投票日が日曜なので、いかに期日前投票に行けるかが焦点となってきそうですね…」

 

「業界全体でかなりの数を見込んでいた後援会の署名ですが、最終的には16万人ほどだったみたいです…」

 

「業界の未来が掛かった大事な選挙ですので、7/21は全国一律午前半休にでもしてユーザー、パチンコ店従業員全員投票へ〜みたいな流れが理想でしたが、実際にはそういう事は中々厳しいですからね…」

 

「パチンコ屋が休みなら、少なからずユーザーも投票へ…みたいな理想論があり得たかと思っています」

 

「尾立氏は、全国のパチンコ法人への巡業に加え、メーカー本社、営業所にも顔出しするみたいです」

 

⑧部材メーカーの知人

「私の方には■(注:メーカー名)さんから依頼があり、署名致しました」

 

「なので、私も15~16万分の1という事になりますね(笑)」

 

「しかし、なかなか集まらないものですね…」

 

「業界内の人口自体が減っている、という事も関係しますかね?」

 

⑨業界メディア側の知人

「(Twitterの場は)危ないかも知れませんね、マズい事をつぶやいたり、ネガキャンみたいなことをつぶやいている業界人もいますから」

 

「裏側、個人ではどんな考えでもよいですが、表ではもうパチンコ業界として担いだ格好なので、ここはしっかり当選して頂かないといけません

 

「ホールサイド、メーカーサイドで考え方は違うでしょうが、メーカーは大分熱心に(後援活動等を)やられているという印象です」

 

ホールサイドでは、尾立氏が何を代弁してくれるのか明白でないので、推しにくいような印象を受けます」

 

「それ以前のこととして、上位の管理職の方々でないと選挙には行かないですよね、普通は」

 

「自分はホール票が鍵だと思っています。日曜にどれだけ選挙に行ってくれるか」

 

[参考]

・公職選挙法第235条(いわゆる「ネガティブキャンペーン」について)の要旨

候補者に関する事で、当選させないという意図により、事実とは異なったり根拠が無い事を公開して、選挙運動を妨げた者は、処罰の対象になります。

また、インターネットを利用して、上記のような行為を匿名で通信して実施した者も、処罰の対象になります。

________

知人との遣り取り内容の一部は、上記の通りです。

 

 

以上、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

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[記事情報]

2019年7月3日公開

15 comments on “【参議院選】ぱちんこ業界による、尾立源幸氏の後援活動について-公職選挙法上の注意点や、後援会への入会人数など

    1. ゴンザレス

      「他の会社や業種の動向を知りたい」方に情報を提供する目的でしょう。同じ業種でも交流が無ければ、この手の情報のやり取りはないでしょうし、交流があっても政治関係は情報交換しにくい場面もあるでしょうから。

      Reply
    2. 匿名

      選挙の注意点と後援会の状況って書いてんじゃん
      日本語読めないくせにコメすんなよ

      Reply
  1. のんべえ

    なかなか厳しそうですね。

    自己利益、自己都合を主張する事ばかりに腐心していた人達には
    集団で行動する事の意味も意図も理解できないのでしょう。
    燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやですな。

    それでも行動し続けることによって何かが変わるかもしれません。
    十年あるいは二十年ぐらいで何か結果が出れば面白いですね。

    Reply
  2. ゴンザレス

    パチスロは知りませんが、パチンコに限れば、

    ・「ヘソの回転数に下限を作ります!(その代わりに釘曲げを容認)」とか、

    ・遊技者=消費者と見なして「消費者保護の観点から情報公開を推進します!消費者保護の為にハウスルールにも一定の制限をかけます!」とか、

    ユーザー向けの意気込みを語ってくれれば、ちょっと票を入れることを考えますねぇ。

    でも、そういった遊技者向けの具体的な発言は、一切してくれない。一切してくれずに業界向けの発言ばかりだから、族議員という言葉が「国民(笑)!消費者(笑)利用者(笑)!それより利権じゃ利権(グヘヘヘ」みたいな、フィクションに出てくるステレオタイプ(?)なイメージしか湧きまへん。

    そりゃ既成事実&建前で成立してる業界だから言えないことも多いとは思いますが、「それでも私を信じてください!」と言われても変節漢の何を信用すりゃ良いのやら・・・(´・ω・)

    実績が無い今の時点では、ユーザーの支持は得られんでしょう。丁が出るか半が出るか分かりませんが、業界の方々で頑張ってください。

    Reply
  3. 匿名

    この頭が弱いパチンコ店長含め落ちこぼれ業界人達が必死になってるこの候補者が落選でもしたら超ウケる(笑)

    Reply
  4. ゴンザレス

    えらく不穏なコメントが多いようですが、おそらく当選はするでしょうよ。

    問題はどこまで票数を得られるか。

    尾立氏の過去の経歴と政治的言動を考えると、仮に当選ラインギリギリだった場合、党内でも肩身が狭くて、発言権も少なく、業界の為に働くどころか6年間は冷飯を食ってる状態が続きかねん(´・ω・)

    業界のために活動するなら、やはりそれなりの票数を得てぶっちぎりで当選をして「尾立源幸ここにあり!」と存在感をアピールしなければ、難しいでしょう。

    そのためには業界の方々の力強い支援が必要ですね。過去を目立たなくするほどの力強い支援が。

    Reply
  5. 匿名

    今回はおだち氏に投票しますが、その結果、業界への恩恵が無いと判断すれば次回はありません。
    業界人として、まずは一度お願いする気持ちで投票します。

    Reply
  6. 匿名

    仕事上の付き合いで色んな政治家の後援会に誘われて二つ返事で入会してるけど、名前と住所書くくらいで特段何もお手伝いはしてませんし、求められることもないです。特に国政レベルの後援会なんかほとんど手間がかかる事はないでしょう。
    実際従業員が投票に行ったかどうかは分からないけど、後援会への加入数は票への影響力を数字として残せるのに、なせ会社としてパチ屋さんの上層部はもっと動かないのかが不思議でなりません。
    候補者も1業界だけの支援を受けている訳ではないので、当選後に政治家としてどの分野に注力するかは、後援会名簿者の獲得数が大きく影響すると思うのですが。 もちろん投票することが一番大切ですけど。

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