認定申請狂騒曲-旧台を残すために奔走する裏方事情について

今回は、認定申請の現状について、ごく簡単にではありますが現場事情をお知らせしようかと思います。

 

認定申請狂騒曲

パチンコスロット双方の認定申請に関して、ここまでバタバタしているのは非常に稀であり、やはり今回の規則改正は特別な意味を持っているなと実感せざるを得ない状況と言えます。

 

業界全体がバタついているのは、色んな要因が複数絡み合っているからな訳ですが、「検定切れみなし機」が規則改正後も営業現場に残存していた場合に、ただちに処分対象になるのか否かについては、エリアによって県警本部から正式な通達があったところと、そうでないところがあったりと警察側の対応もまちまちというのも原因のひとつと言えそうです。

 

現に、取り締まり行政の大元である警察庁としての正式なアナウンスが無い訳で、その中で「無難に」前倒しで対応しているから、こうも慌ただしい状況になっているとも言えそうです。

 

また、規則改正後も、1週間単位で日々検定/認定切れ機は発生していく訳ですが、これを所轄が毎週チェックするのか?

 

切れたものは●ヶ月以内に撤去するように、といった現実的な対応になるのか?

 

それとも、みなし機になる前に自主的に撤去しないと処分対象になるのか?

 

こういった事についても不透明であり、入れ替えるにしても規則改正直後に十分な数量の新台が販売される目処が立っているのか?

 

中古で入れ替えるにしても、機種によっては新台価格と同等かそれ以上の値がついているものも多く、いずれにしてもホール側の相当な負担増は避けられない見通しです。

 

そして、負担増という点では、現在進行形で販社さん側も非常に大変なようです。

認定申請狂騒曲

ある販社さんの状況①

このブログにも色々と情報提供してくれている、販社側の方(30代中盤)が言うには、

 

「僕のキャリアで記憶している範囲では、CR牙狼XXと甘デジ大海スペシャルの認定申請がカチあった2011年(平成23年)の今くらいの時期は、かなり忙しかったですね」

 

「当時は、1ヶ月に25,000だったか30,000台近い認定申請の対応量だったはずですけど、今の状況はそんなの目じゃないです(笑)。もう、冗談抜きで、体力的にもしんどいです」

 

「全商協と回胴遊商から、平時の5倍量の対応量(注:保証書などの打刻書類の用意ほか)があるのに加えて中古機の移動に関わる対応もあるから業務がいっぱいいっぱいで書類発給が遅れるとか泣きが入った通知があったかと思いますけど、あれマジなんで(笑)」

 

「シール(注:確認証紙シール)発給も遅れてるようなので、ホールさんには、とにかく早く言って来てもらわないと対応できませんよ」

 

所轄によって、いつまでに認定申請しろって期限日は違う訳ですけど、管轄エリアに店舗数、設置台数が多いところの所轄だと、申請書類の持ち込み期限は12月2週目までってところもあります」

 

「全体的に見ると、申請書類を受理するのは年内までで、ホール数が多い都市部だと、1月9日から31日にかけては現場確認しかしないって所轄もあるらしいです」

 

「結構、痛んでる台も多い訳ですけど、点検確認時にスルーできない劣化、破損、自前修繕とかも目に余るやつがあったり、大変です」

 

「僕に関してですけど、点検でお邪魔するのは閉店後~開店前じゃなくて営業中でいいよってホールさんも多いので助かってます」

 

「ぶっちゃけ、閉店後なる早で来てくれ、と言われても複数ホールさんから同じ事言われる時もある訳で、それでお待たせしない様に猛ダッシュで深夜に移動する、そんで日中も取引先の新基準に該当しないスロット機の設置比率確認書に目を通したりする訳で、まあしんどいですね」

 

「開店前に点検でお邪魔する予定が、どうしても間に合わなくて、稼動停止中の札貼って止めておいて頂けるようにお願いして営業中に到着して見るとか、そういう日もあります。駐車場で仮眠とって移動とか」

 

状況②

また、Twitterで交流させて頂いている方も↓

一般の方や打ち手の方には細かい事情は分かりにくいでしょうが、一応の建前として「型式の保全」というものがあるので、劣化、破損なども含めて細かい点検項目に則って確認作業を進める都合上、真面目にやる方ほどその業務は大変なものになります。

 

「じゃあ、釘も検定時の状態に戻して確認するんだな!?」

 

このような突っ込みの声も聞こえて来そうですが、今回は割愛させて頂きます。

 

このように、ホール現場に出向く方々も大変なら、組合組織である全商協や回胴遊商といった事務方でも、「職員を増員して処理能力を上げても、それを大きく上回る申請」が続いているというのが業界の現在進行形のバックヤード事情であると言えそうです。

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残した遊技機、どう使う?

ホール側の私としては、営業上の理由で認定申請し古い台でも当面使えるように残す訳ですが、より一層大切に、なるべく遊びの余地がある状態でお客さんに側に提供したいな、という気持ちを新たにしております。

 

もちろん、そうするには会社の理解が必要な訳ですが、このブログでは再三再四触れていますが、この期に及んでも旧来的な粗利益水準の維持に拘ったり、既に戦意喪失したホール企業であれば、何なら今すぐにでも集客難が売上/粗利減に直結して立ち行かなくなり、いつ廃業してもおかしくはないのが現状です。

 

ホール経営者は、このようなしんどい現状且つ今後の見通しも悪い中でも、それでもパチンコスロット業をやって行きたいのか?それを問われているとも言えそうです。

 

最後にひとつ、かわいそうなのは、古い機種や珍しい機種を根気強く設置し続けて、新台入替を極力控えて常連客ケアしたり稼動を意識して来たお店です。

 

これまでは、「旧台を大事に使う良店」として一定の支持を受けていたものが、業界の先行きを見誤った「時流を読めないバカな店」として、掌を返されるが如き扱いを受ける可能性もあるからです。

 

単に「検定」「認定」「みなし機」とは言っても、その裏側には実に沢山の事情があり、関わる人も多く居るという事をほんの少しでも知って頂くべく、今回お話しさせて頂いた次第です。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

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[記事公開]

2017年11月1日

15 comments on “認定申請狂騒曲-旧台を残すために奔走する裏方事情について

  1. DC

    2月の改正は決まっていますが、おっしゃるとおり細かい部分のアナウンスが無いのはちょっと無責任な気がしないでもないです。。
    みなし機は相当数未だに設置されているので、猶予期間くらいはもらいたいものですね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      DC さん
      でも、その投げっぱなし感や、そもそも今回の規則改正が依存問題対策に起因している割には、実際の依存人口数は調査元によって変動幅が大きいという事実に対して「警察庁は何やってんの!」と指摘するのは憚られる風潮です。。。

      Reply
  2. honyo

    いつも楽しく読ませていただいております。このブログは、打ち手とは違う視点で語られていて、同じ対象を多角的に見る面白さを感じています。
    これからも、このブログで、お店側の視点をドシドシと提供していただけたらなと思って、応援しております。

    さて、ここで楽太郎さんに1つ質問があります。
    最近は、台風が立て続けにやって来たりと、天候がよろしくない日々が続いていましたが、ホールにおいて、パチンコ・スロットの設定状況は天候に左右されることがあるのか?という質問です。
    例えば、雨の日だと職人さんらしき風貌の方が、昼間からホールに来店する率が高いように感じます。いつものお客さんに加えて、職人さんらしき人たちが来店することで、結果、雨なんだけど、いつもよりお客さんの数が多いなと感じることが多々あります。
    お客さんの数が多いということは、お店側からしたら商機であると思われるので、全体の設定を下げ気味にするといった営業にするといったこともあるのかと思うのですが、この見解は間違っていますでしょうか?

    前々から、疑問を感じていたことなので教えていただけると幸いです。

    お忙しいと思われますが、昼夜の寒暖差が激しい時期ですので、くれぐれもお身体を労わってあげてください。
    それでは失礼します。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      honyo さん
      お気遣い、ありがとうございます。

      ご質問の件に関しては、いわゆるブルーカラー層の純増が見込めるエリアというのは確かに存在しますね。
      それと同時に、会社員層や地域民が外出しない事による純減というエリアもあります。

      私は関東圏、特に都市部における主要駅/中継駅といった要所での店舗管理歴しかありませんので、地方都市や郊外などの事情には疎いという弱点がございます。。。

      天候と稼動、調整/設定配分の関係性については、過去記事がありますので、こちらも是非ご覧頂ければと思います↓
      『雨の日は高設定が入らない&釘が閉まる というのは本当か?』

      Reply
  3. ゴンザレス

    警察庁も旗振り役が栄転という名の厄介払い(?)されたせいか、挙げた拳を「ハテどうすりゃ良いものか?」と悩んでいるのかもしれませんね。臨機応変だの状況に即したという、何とも言えない無責任ぷり・・・お役所仕事か!

    結局は、昔ながらのホールに厳しく、メーカーや 大手ホールに比較的優しい事態に。悲しいなぁ・・・( ノД`)

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ゴンザレス さん
      業界としては、挙げた拳で自分の後頭部を叩いて欲しかったですね。
      ビートたけしのネタのように。
      一応、監督官庁として諸々の管理責任というものも問われている訳ですから。
      こんな事を言うと、また怒られそうでもありますが。。。

      Reply
  4. あああ

    えと、馬鹿なの?
    本当に現役店長ならもうちょいマシな記事書け。

    言い方悪かったか、ウソつくなや!

    点検なんて形だけ。シール貼るだけで全然見てないのが現実。
    壊れてても曲がった釘でも通るだろ。

    客を馬鹿にするの大概にせえよ、何が忙しいだ。ふざけんな
    死ねやクソ

    Reply
      1. 楽太郎 Post author

        なすきゅうり さん
        本来は違いがあったり精度に差があってはいけないのでしょうが、人が関わる事でもありますので、どの業界でもそういった場面はあるでしょうね。。。

        Reply
    1. 楽太郎 Post author

      あああ さん
      本当に現役店長ですから、もうちょっとマシな記事をお届けできるように精進致します。
      釘の状態の点検などに関しては、たしかに制度上の至らない点があるのはご指摘の通りですm(_)m

      Reply
    2. 匿名店員

      そんな文章しか書けないあなたを憐れに思います。

      負けすぎての怨み辛みかもしれませんが、お金をサンドに入れたのはあなたご自身なので、もう一度その時のご自身のお気持ちを思い出していただくようお願い申し上げます。

      苦しいのでしたらメンタルクリニック等の受診をおすすめします。くれぐれもご自愛下さい。

      Reply
      1. 楽太郎 Post author

        匿名店員 さん
        まあ、勝ち負けが絡む以上、どこかにぶつけたい気持ちは分かりますね。
        こんなブログのコメント欄で良ければ、いつでもウェルカムです。

        Reply
  5. すばる

    古い台を残してくれているお店が好きなので、なるべく寛大な処置になるよう祈っております。本当にどうなるんでしょうね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      すばる さん
      現状では、悪い意味で、警察の対応にエリア差が生じる可能性もありますね。

      Reply
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