マイホの新台は、一度マイナス調整されると二度とプラス調整されずに撤去になる。店長の心理は?-回答

今回は、パチンコ新機種の運用についてのご質問にお応えします。

 

きの さんからのご質問

(前半部略:別の内容のご質問で、回答済みです)

 

新台はどんどん回らなくなっていきますね。

 

新台の時は最初に良いイメージを持たせるためでしょうか回るのですが、僕の地域ではほとんどの店は最近の台は一度閉まったらまずもう二度と開きません。

 

これは店としては長く設置する気が無い台だったからでしょう。

 

最初から、これは店がしばらく設置する気がある、これはすぐ撤去する、というのが判別できればいいのですが。

 

海やシンフォギアなど店が力を入れてる台なら回せる日があったり、そうでない日があったり変化は感じます。

 

楽太郎さんのブログで僕が一番楽しみにしているのは毎週の見通し記事です。

 

こちらでは土日祝日のところに×やドクロが付きますが、僕が普段使っている店では看板機種の無双が金曜に閉まって月曜か火曜に開きまた金曜に閉まるのを繰り返します。

(GW中は閉まりっぱなしでしたが)

 

シンフォギアもそれに近い使い方をしているようですが無双よりはメリハリが無いです。

 

結果的に新台は閉まってもう開かなくなったら打たないで、看板機種の開いた日だけ打って、また新台が設置されたら打って、という立ち回りをすることになります。

 

ここでもうひとつ質問です。

 

僕のような客はたくさんいると思います。

 

新台を客が打ちたくなくなるレベルまで閉めると売り上げが入らなくなって逆に利益が少なくなると思うのですが、違うのですか?

 

それよりかは、海、無双、シンフォギアのように開け閉めして使えば新台期間が過ぎても打つ客はいると思います。

 

一度閉めたらどんどん際限なく閉めていき、バラエティや1パチコーナーに1台持っていくか全部撤去する、というパターンばかりのように見えます。

 

こういう台の使い方をする店の釘師の心理を教えて下さい。

 

せっかく高額な台を買って、なぜわざわざ使える期間が短くなるような使い方をするのでしょうか?

 

長々とすみませんがお返事は急いでおりませんのでよろしくお願いします。

________

ここまでが、きの さんからのご質問です。

 

それでは、回答です。

ニワトリ車

回答

一般論

まずは、全体として見た時の新機種の運用事情や、ホール目線でのセオリーについてお話しします。

 

新機種が回せるエリアとそうでないエリアがあったり、納品ゲージ(出荷釘、無調整)での運用を試しているホールかどうかによってもパチンコ機の運用方法は変わって来るという事は、これまで何度もお話ししている事です。

 

私が居る関東圏、特に都市部に関してだけ申し上げれば、新機種=例外なく売上/粗利担当であり、目新しさゆえに会社員客中心に高売上/高稼動になる中で、しっかりと利益が残るようなマイナス調整で臨んで、高額な機械台分の粗利をより早期に作り終えたいと考えるお店が多いと言えます。

 

導入から日が経って、売上/稼動の水準が下がる事により、機械割数の変動の許容度が下がります。

 

これは、凄く簡単に申し上げると、粗利の振れ幅が大きくなったり、その中で粗利マイナスを食らいやすくなるという事です。

 

つまりは、日々の粗利のup/downを目にするにあたり、役職者の心理としては、まとまった期間で見ればまともに利益がある運用状況でも、不意に大きな差玉が発生して大きな粗利マイナスになる日がちょこちょこ出て来たりすると「無難に、数値を落としておくか」という思考になりがちです。

 

この思考の根本には、マイナス運用する事によって

 

「より不利な釘の条件で初当たりを追わせる/当たり玉を削る/電サポ効率を悪くする=現金投資を増やす、持っていかれる分を減らす」

 

というものがある訳ですが、やり過ぎると更に売上/稼動不足になり、より小さい差玉の発生でも許容できなくなり、更にマイナス運用して…

 

という、悪循環になります。

 

これは、通っておられるお店の状況を分析して、きの さんが指摘して下さった通りです。

 

「稼動なんかどうでも良い」というお店もある

前述の通り、ある程度の水準の売上/稼動があるお店であれば、週に何度か大きめの差玉を食らって粗利マイナスになろうが、それでいちいちマイナス運用するという事はありません。

 

むしろ、適当に遊べるような、まともな釘の状態で運用していれば、

 

「直近では店側にとって都合が悪いデータになっているけど、それは裏返せば、最近はお客さん側の満足度が高い営業ができている」

 

という考え方をし、リピート来店を期待したり、売上/稼動の水準の維持にも繋がるから機種寿命が延びて、まとまった期間で見た場合のパフォーマンスは向上するだろうと考えます。

 

では、どの程度の稼動があればそういったまともな考え方で機種運用できるのかと言えば、経験的には4円パチンココーナーの稼動(アウト個数)が平均で10,000個以上あるかどうか、というのが一つの境目だと思っております。

 

この水準を下回っているような低稼動店だと、少ない売上の中でより多くを粗利として残したい、稼動なんかどうでも良いという考え方に変わり、もう稼動重視の視点で営業する事はできなくなります。

 

これが、今回のご質問の主旨である↓

 

「一度閉めたらどんどん際限なく閉めて行き、減台したりバラエティーや1パチコーナーに移設したり、或いは早期に全台撤去してしまう。

こういう台の使い方をする店の釘師の心理は?」

 

こちらへの回答です。

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補足

1点だけ、同業であるお店側の目線で、こういった残念な新機種運用になってしまうお店のフォローをさせて頂くと、背景事情として会社員層の懐具合や遊技マインドの変化も関係しているので、ある程度は仕方ない面もあります。

 

いつ頃までとは断言しにくいですが、以前はパチ屋で儲けた分はまたパチ屋で使うという打ち手が多く、お金の動きに循環性がありました。

 

私の管理店舗でも、例えばある日30,000個出したお客さんが、翌日も同じ台で粘って前日のプラス分を全部溶かしてしまう、といった場面は良く見受けられました。

 

しかし、最近ですと、一度打ったらもういいや、みたいな印象にしかならないような新機種も多いようで、粗利のup/downが大きい=お客さん側が大きく勝つ機会も多い機種が、必ずしも機種寿命が長いという事はありません。

 

また、肝心の新機種の価格は、長らく意識されて来た「40万円以下」という暗黙の了解的な水準が破られて以降は、ひとつ上の水準まで上昇しています。

 

なので、そういった中で、大きな差玉が発生しても、単に「出され損」だと考える店長も増えている事が想定され、ただでさえ業況が良くない中で粗利作り上のペースダウンを嫌がって、一定期間辛抱するという事ができずにマイナス運用してしまう、そしてもう二度とプラス運用にする事は無い、という状況も見て取れると思っております。

 

 

以上、ごく簡単にではあますが、パチンコ新機種の運用に関するご質問にお応えして参りました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2018年9月5日公開

2 comments on “マイホの新台は、一度マイナス調整されると二度とプラス調整されずに撤去になる。店長の心理は?-回答

  1. Pingback: マイホの新台は、一度マイナス調整されると二度とプラス調整されずに撤去になる。店長の心理は?-回答 | パチパチスロスロあんてな

  2. 匿名

    店長の心理?
    経営者でもない雇われ店長にどの程度の裁量があろうか?シクシクとルーティン業務をこなすのみ。良い事をしても加点は無いのだから、保守的に余計なことはせず、利益を上げるのみ。目は客の方など向く訳がなく、上の様子伺いマシンでは?「釘は開けようが閉めようが来客数は変わらないのだから、閉めとけ。」じゃないだろうか?

    Reply

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