残暑とはまさにこの状況であり、またまた33~35℃くらいの日が続いております。。。
今週の判定
4円P | 20円S | |
27(月) | – | – |
28(火) | – | – |
29(水) | – | – |
30(木) | – | – |
31(金) | – | – |
1(土) | – | – |
2(日) | 💀 | 💀 |
- 「♥」有給休暇を取得してでも打ちに行くべき日
- 「○」遊べそうな日
- 「-」お店ごとの考え方によって還元度に大差が出そうな日
- 「×」特定の機種やコーナー狙いでない限り、打ちに行かない方が無難な日
- 「💀」全体的に、絶望的な日
厳し目の判定になっており、読者の方の中には「いや、自分の近所には打てる店はあるぞ」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、幸いです。
※どのような日であっても、投資金額、遊技時間を決めての来店をおすすめします。
パチンコスロットは、適度に楽しむ遊びであり、深追いしても得られる利益は多くありません。
また、仮に得られたとしても、それはごく短期的/個人的なものであり、人生設計上は何の役にも立たず、周囲の人を幸せにできるようなものではありません。
解説
<パチンコ>
基本的には、しっかりとした粗利を残す事を意識するお店がほとんどです。
新機種の導入後、初日~数日間は納品ゲージ(出荷釘、無調整)での運用を試みるお店が増えて来ているという事を、ずっとお話ししておりました。
これは、裏返せば、新機種のリリースが無い週においては、甘めに運用されている台が少なくなるという場合もあります。
今週のような状況はまさにそうで、エリアによっては、平時の営業レベルが低いお店しかないので、既存の機種では遊べない、新機種は無い、つまり打てそうな台が全くないという酷い有様も想定されます。
ここらへんは、どういうエリアに住んでいるのか、単純に運で決まります。
私は、お盆期間前後に、管理店舗エリアの他店がどのような営業をしていたのか、近隣店舗巡りをしてチェックしておりました。
すると、やはり新機種の初日~2・3日間の運用には大差があり、ビッグデータも参照すると機種によっては納品ゲージか、いきなりのマイナス運用かで、千円あたり5回転以上違う機種もありました。
以下で、例を挙げます↓
<8月20日導入開始の機種>
CRデビルメイクライ4
- 近隣A店=マイナス運用、千円18回水準
- ビッグデータ=千円18.50回水準
- 納品ゲージ=千円21.00~23.70回(回転率5.40~5.85、ベース35~37)
CRどらむヱヴァ
- 近隣B店=マイナス運用、千円16回水準
- ビッグデータ=千円19.10回水準
- 納品ゲージ=千円20回前後(回転率5.20前後、ベース34前後)
CR戦国乙女5
- 近隣B店=マイナス運用、千円18回水準
- ビッグデータ=千円18.90回水準
- 納品ゲージ=千円19.5~21.5回(回転率5.25~5.60回、ベース32~36)
※納品ゲージ数値は、私の管理店舗のデータと、知人からのヒアリングによるデータを総合的にみて記載しています。数値の幅が大きい=納品ゲージにおけるバラつきが大きいという事を示します。
※ビッグデータ=DK-SIS
こんな感じです。
これは、例えば、新作デビルメイクライを打とうと考えた際に、初日からいきなりマイナス運用しているお店で打つか、納品ゲージでどれだけ運用できるか試行錯誤しているお店で打つのかによって、1万円分弾いた時点で大当たり確率分母にあたる回数分=200回に全然届かないか、それとも余裕で回せるか、大差が生じて来る事になります。
どうせ遊ぶのであれば、より有利な条件で打った方が良いのは当然であり、選べるだけのお店が周囲にあるのであれば、その労は惜しむべきではありません。
今週の主な新台(地域差あり)↓
・特になし
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<スロット>
基本的には、しっかりとした粗利を残す事を意識するお店がほとんどです。
スロットコーナー運営に関して、まともな台数を導入して、それがいかにも新機種らしい、しっかりとした営業数字(売上/稼動/粗利)になるART機種というのは、一体いつから現れていないのか?
営業力が強いお店か否かによって新機種パフォーマンスには大差がある訳ですが、全体として見た際には、2016年のちょうど今の時期くらいから、
「ビッグコンテンツでもコケる」
「過去に一定の実績があった機種の後継機でも即通路になる」
という状況になっています。
これには、サブ基板を使用せず主基板だけでゲーム性を構築する事の難しさ、スペックダウンの流れなどが色濃く影響している訳ですが、主要なものだけ挙げれば↓
- まどかマギカ2(2016年9月)
- 北斗修羅(2016年9月)
- バジリスク3(2016年11月)
- モンハン狂竜戦線(2016年12月)
- エウレカAO(2017年1月)
- ポセイドン(2017年3月)
- 獣王覚醒(2017年4月)
- マクロスフロンティア3(2017年4月)
こんな感じの面子が並びます。
これらの中には、登場したばかりの時は、払い出し性能面での旧基準機との落差や、旧作との比較においてショボすぎると判断されてイマイチなパフォーマンスになってしまったものの、
「ゲーム性自体は、悪い造りではない」
「その後に出て来た機種と比べれば、実はそんなに悪い機種じゃなかった」
といった風な、消極的/消去法的な評価を得て、設置台数規模は縮小しながらも一定のシェアを維持できている機種も含まれています。
結局のところ、この新機種挙動のイマイチな流れに一石を投じたのは番長3(2017年3月)くらいであり、その後もイベント営業などの要所ではここに高設定を使用して延命を図るお店も増えるなど、一応の貢献度はあったと言えます。
では、その後はどうなったかと言えば、スロットコーナーは完全にネタ不足に陥り今に至っている訳ですが、10月初旬にようやく要注目機が出て来ます。
奇しくもこれが6号機第一弾となる、HEY!鏡です。
スロットコーナーの営業数字、特に粗利作りにおいては、ある程度勝手に稼動する機種がないとお店としては厳しい訳ですが、新機種を導入してそこが売上/粗利担当にならないのであれば、同じ役割をどこに求めるのか?
それは、現時点でも、やはり
- ジャグラー系
- ゴッド系
- バジリスク絆
- 沖ドキ
という様相は変わっておらず、これらはお店によって運用状況に大差があるという事は、そこまでしっかりとデータ分析したり収支管理していない打ち手の皆さんでも、経験的に分かって来たかと思います。
このブログには、日々色んな読者の方々から多様なご意見が寄せられる訳ですが、スロットにおいては、概して
「5.5号機時代以降は、本当に勝てなくなった」
「薄利、マイナス収支になる月が一気に増えた」
といったものが多く見受けられます。
お店側の業況が快方に向かわない限りは、平時の設定配分が上向く事はありません。
もしも、負けが込んでいてなんともならない、スロットが楽しくないという悩みを抱えている方がいらっしゃれば、
- 普段打ちに行っているお店以外の選択肢はないのか再考する
- 来店したら、なんでも良いので必ず打つという考えを改める
これだけでも、月間でのお金の動きに変化は出て来ますので、
- やる気がないお店を回避する
- お店にとっての売上/粗利担当機種/コーナーを見極めて、回避する
これらに留意しつつ、約2~3年継続しているスロットシーンの停滞感に変化が出て来るのを、業界の様子をじっくり観察しながら待って頂ければと思います。
今週の主な新台(地域差あり)↓
・マシマシ ・ファミリースタジアム など
※「お盆明けだが、いまだにお盆営業なの?と思われるような厳しい釘や設定配分のお店が多いように見える」という方や、「なんだかんだで、毎日覗きに来ている!」という常連読者の方は、1日1回のPUSHにご協力願います↓
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<備考>
※市況の分析に関して、稼動や売り上げ、利益が高い/低いという判断には、エリアやお店の立地、営業規模、設置機種等によって差があります。
※遊技機の台粗利等に関しては、どのような調整数値で臨んでいるかや、そのお店の基本稼動(アウト個数/IN枚数)、どれくらいの期間でどれくらいの利益を得る事を目標にするか等によって大差が生じます。
また、この見通しはあくまでも私見ですので、色々とご意見あるかと思います。
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[記事公開]
2018年8月27日
パチの話ですが。
調整の有無の点も含めて、回転数にばらつきがある、釘と重力という不安定要素に釘読みすることでロマンを賭ける、というのがパチンコの本来の本質だったと思うのですが、規制によって、納品ゲージ、釘シートを守れと変わっていくのは時代の変化としてやむなしとしましょう。
しかし、納品ゲージにこうもムラがある、納品ゲージ・釘シートを遵守しても割数にかなりの変動がある、という有様では意味がないのではないかと。
前にもゴンザレスさんが仰ってましたが、設定を導入するならムラのない封入式でないと。これは釘シートを守れという場合にも妥当するでしょう。
Pingback: 今週の見通し-2018年8月27日(月)~9月2日(日) | パチパチスロスロあんてな
遊技人口が900万人を切りそうで、売上も対前年比を何十ヶ月も下回り、市場規模も20兆円を下回る時代。特に地方は遊技人口に対してホールの数が多かったりするので、さらに危機感を持つホールも出て来てる気がしますね。テストしてるのではなく、釘を甘めにしてみたが、それでも客が来なかったというのが現状かも?シンフォギアもセブンも釘を甘めにして放置のホールもありますが、稼働はパットせず。今だにヒット商品の登場に期待し、なんの手立ても出来ないホール多数。過去の成功例は業界、企業を駄目にする事は簡単に分かるはずなのに盲目なのは当事者だからか?北斗無双2がコケて現実が受け止められるか?