どこのお店の店長さんも同じだと思いますが、中古機の入替機会が多いので、色んな意味で業務量が多くなり大変です。
今週の判定
4円P | 20円S | |
4(日) | 💀 | 💀 |
5(月) | × | - |
6(火) | × | – |
7(水) | × | – |
8(木) | × | – |
9(金) | × | – |
10(土) | 💀 | – |
- 「♥」有給休暇を取得してでも打ちに行くべき日
- 「○」遊べそうな日
- 「-」お店ごとの考え方によって還元度に大差が出そうな日
- 「×」特定の機種やコーナー狙いでない限り、打ちに行かない方が無難な日
- 「💀」全体的に、絶望的な日
厳し目の判定になっており、読者の方の中には「いや、自分の近所には打てる店はあるぞ」という方もいらっしゃると思います。
そのような方は、幸いです。
※どのような日であっても、投資金額、遊技時間を決めての来店をおすすめします。
パチンコスロットは、適度に楽しむ遊びであり、深追いしても得られる利益は多くありません。
また、仮に得られたとしても、それはごく短期的/個人的なものであり、人生設計上は何の役にも立たず、周囲の人を幸せにできるようなものではありません。
解説
<パチンコ>
基本的には、しっかりとした粗利を残す事を意識するお店がほとんどです。
まず、ホール側の動向に関してですが、営業日が少ない月ですが会社から要求される粗利益が軽減される訳ではないお店も多いので、その負担は全て運用の厳しさという形で現れます。
- 新台
- 準新台
- 島/コーナー単位でまとまった台数を抱えている定番機種
- 甘デジ
- 低貸し
どのコーナーにおいても遊技にあたっては打ち手側に分が悪い状況になるものと見通します。
次に、メーカー側の動向についてですが、少なくとも数カ月スパンで見て、出て来る機種は直近機種のスペック違いやリメイクといったものが多くなり、新奇性という観点で打ち気をそそられるようなものは多くないでしょう。
では、年間でみた場合はどうかと言えば、規則改正直後の型式試験にどの程度のスペックを持ち込んで適合させられるか、それは段階設定搭載機なのか否かと、色々と興味が湧くところではあります。
しかし、シビアな見通しをさせて頂ければ、持ち込み件数に対してまともな割合が適合するかどうか、これまでと全く違った造りの斬新な機種が出て来るかどうかと言えば、その可能性はほぼゼロだろうというのが、現時点での私の考えです。
なので、過去記事でも触れましたが、パチンコの当面の状況は
①スペック、演出も含めた総合的な造り込み具合
⇒従来機の単なるスペックダウン、焼き増しに過ぎないものしか出て来ない。
また、高ベース化が進むが、その分だけ稼動(アウト個数)が伸びるかと言えばそうではない。
②コンテンツ面
⇒使い古された「BIGコンテンツ」が、従来と同様に使い回される形で出て来る。
こんな感じになるでしょう。
②の解説は不要として、①で色付けした部分の理由としては、第一にホール側が遊技機の良さを潰す運用にせざるを得ないような状況に追い込まれているから、第二に単純に遊技機としてつまらないから、この2点が挙げられます。
要は、パチンコの現状は悪く、直近数カ月~年間単位での見通しも悪いというのが私の意見です。
こういった中で出て来る今週の新台に関しても、どの機種も短期間で減台(売却益を意識)されるか低貸し行きするようなものばかりであり、一度も甘めに運用される事は無いまま打ち手の皆さんの目の前から消えて行くでしょう。
また、日程的には、翌週月曜が11(日)建国記念日の振り替え休日になっている都合上、
「連休前には、事前の餌まき的に甘めに運用するのがセオリーなんじゃないの?」
このように考える打ち手の方もいらっしゃるかと思います。
しかし、この考え方は近年では妥当ではありません。
多くのお店は、売上/稼動が上がりそうな日程においては、より多く抜く(=粗利を意識する)事しかできなくなっています。
これは、新台を買っていないお店であっても、同じ事です。
もちろん、そうではないお店、いつ来店しても適当に遊べるお店はある訳ですが、そういった「マイホ」があるという打ち手の方は、今後もそのお店を是非贔屓にして頂きたいと思います。
今週の主な新台(地域差あり)↓
・CRアントニオ猪木 ・CR彼岸島 ・CRさくらももこ劇場春夏秋冬 ・CRFパワフル2018 など
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<スロット>
基本的には、しっかりとした粗利を残す事を意識するお店がほとんどです。
スロットコーナーの状況としては、「パチンコよりはマシ」というお店が多いのが現状と言えるでしょう。
ただし、その営業の中身には大差があります。
営業数字作りにおいて、
- 特定の機種/コーナーに依存しているのか?
- 総合的に(全機種、全台での総力戦で)数字を作っているのか?
ここの違いです。
イベント営業日や、ごく短期間で見た場合には、前者の方が見栄えする数字になる場面は多々あります。
ですが、先々を考えた場合には、やはり後者のような営業の方が理想的と言えます。
最近のお問い合わせやコメントなどで、
- 「バジリスク絆とゴッド/ハーデスがないお店は、ユーザーが支持する機種を残さなかったという点で不親切と言えると思うがどうでしょう?」
- 「絆を認定しなかった時点で、店長の見通しの甘さが露呈していると思う」
こういった主旨のものが見受けられます。
これらへの回答としては、バジリスク絆やゴッド/ハーデスへの依存度が極めて高い営業を続けた場合、それらを失った場合は数字は壊滅し、スロットコーナー全体の設定配分にも壊滅的な影響が出ますから、そうならないように
- 「早めに手を打った」
- 「別軸で営業数字を作る方向に、舵を切った」
- 「特定の客層に売上/稼動/粗利を期待する営業から、体質改善を図っている」
このようなお店である可能性もあるので、一概に「不親切」や「馬鹿な」お店とは言えない、というのが私の考えです。
そういった意味では、お店側が今後どのようにして行きたいと考えているのか?
これを読んで付き合うようにするべきです。
より無難に立ち回るならば、営業方針がはっきりと見えるようなお店でしか打たない、というのもひとつの手です。
今週の主な新台(地域差あり)↓
・エヴァまごころを君に2 ・乙女マスターズ ・戦場のヴァルキュリア など
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<備考>
※市況の分析に関して、稼動や売り上げ、利益が高い/低いという判断には、エリアやお店の立地、営業規模、設置機種等によって差があります。
※遊技機の台粗利等に関しては、どのような調整数値で臨んでいるかや、そのお店の基本稼動(アウト個数/IN枚数)、どれくらいの期間でどれくらいの利益を得る事を目標にするか等によって大差が生じます。
また、この見通しはあくまでも私見ですので、色々とご意見あるかと思います。
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[記事公開]
2018年2月5日