イベント営業時も通常営業も、今後のリターン期待値は大きくレベルダウンする

今回は、お店側の還元度に関わる見通しについて私見を述べさせて頂きます。

 

Twitterにて

ブログ専門でお付き合い頂いている読者の方にはちょっと意外かも知れませんが、この楽太郎、結構Twitterを活用しており、そこでしか発信しない事や、フォロワーさんとの独特の遣り取りというものもあります。

 

ごく最近ですと↓

 

 

 


こんな感じの内容ですね。

 

まあ、ブログだと、ある程度情報に確度が無い段階では記事にしていない事でも、参考程度にといった感じで気軽に発信したり、フォロワーさんからの質疑に応答していたりするので、もしも興味があるという方はこの機会にフォローして頂ければ幸いです。

 

特に、それによって何か得をしたりだとか、価値が高いのかと聞かれれば、私は全国どこにでもいる業務/情報レベルのいち店長に過ぎないので何とも言えませんが、開店待ちやお昼ご飯が運ばれてくるまでの暇潰しくらいにはなるかと思います。

 

補足です!

さて、そのtwiterですが、つい最近、こんな内容のつぶやきがあります↓

 

 

これに関して、ちょっと言葉足らずだったかな、と思い、今回は補足的に記事にして扱ってみたいと思います。

 

最初に結論からお話ししてしまいますと

 

イベント営業時も通常営業でも、今後のリターン期待値は大きく低下する

 

このようになります。

 

以下で、仮想店舗を挙げて例を示してみたいと思います。

レベルダウン

 

仮想店舗の営業イメージ

パチンコスロット「グレーゾーン」霞が関店

  • 4円パチンコ=200台
  • 20円スロット=100台
  • 28個/5.6枚交換

 

<月間の営業イメージ>

☆の数で「売上/稼動」の水準を表示

②イベント日=毎月9(グ)と0(レー)が付く日

営業日 5年前 現在 規則改正後
1  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
2  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
3  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
4  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
5  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
6  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
7  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
8  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
9 event  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆
10 event  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆
11  ☆☆☆☆  ☆☆  ☆☆
12  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
13  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
14  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
15  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
16  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
17  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
18  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
19 event  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆
20 event  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆☆
21  ☆☆  ☆  ☆
22  ☆☆  ☆  ☆
23  ☆☆  ☆  ☆
24  ☆☆  ☆  ☆
25 payday  ☆☆☆  ☆☆  ☆☆
26  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
27  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
28  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
29 event  ☆☆☆☆☆  ☆☆☆☆  ☆☆☆
30 event  ☆☆☆☆☆  ☆☆☆☆  ☆☆☆
31  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
翌月1  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
2  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆
3  ☆☆☆☆  ☆☆☆  ☆☆

 

<営業解説>

世間的な給料日にあたる25日以降は、1週間~10日間程度は売上/稼動が純増する傾向にありますが、その水準/up幅は、年々低下しています。

 

従来と比べて、現在の平時の売上/稼動は、ひとつ下の水準にあると言えます。これは、今後更に下の水準に低下する見込みが強く、お店目線で言えば給料日以降も、本当に給料が出たのか疑いたくなるほど売上/稼動に反映されて来ない営業日が増えると見通します。

 

従来は、イベント営業など格好を付けた営業日には売上/稼動がしっかり純増して、営業数字をハネさせる事ができていたが、最近ではそのup幅が低下しています。

 

・従来は、仮に直近のイベント営業で出玉が伴わなかった場合でもその後のイベント営業に特に悪影響が出る事はあまり無かったですが、最近では一度信頼度が落ちると次回の同イベントの集客にマイナス影響しやすくなっていると言えます。

 

業界を取り巻く状況について

[直近の事情]

規則改正に伴う遊技機性能ダウンによって売上水準が低下する事は当然ですが、現時点では読めないのが「遊技マインド」の低下がどの程度マイナス影響するかという点です。

 

普通に考えればプラスに作用する可能性はゼロであり、他に何かプラス作用するだけのネタが今の業界には存在しないので、そのマイナス影響は私も含めて多くの業界人が想像しているよりも更に大きなものになる可能性もあると言えます。

 

ここで「スペック面でのリターン期待値は下がったが、”遊技機”としてはより遊びやすくなる訳だから、ファン回帰現象が起こる!」というのは、かなりアクロバティックな見通しと言えるでしょう。

 

[中長期的な見通し]

  • 釘調整による営業メリハリ
  • 広告宣伝による集客(遊技客の期待値調整)
  • 遊技機性能

 

それぞれを航空機の両翼、エンジンにたとえれば、今後はそれら全てが失われた状態で空を飛ぶような状況におかれているのが、営業現場たるホールの現状と言えます。

 

当然、さしあたって出来る事は軽量化(機械代や諸経費削減など)による負担減であり、また客室内の環境を悪くして我慢してもらう事(サービスの質や量および調整/設定配分レベルダウンなど)が挙げられます。

 

しかし、それでも管制塔(会社)からの指示は「これまでと同じ距離を同じ速度で飛べ」というものであり、ホール企業は専ら、現状を考慮しない営業ノルマを現場に課し続けるという従来的な状況は今後も継続すると見ています。

 

このような状況では、仮に何か外的な要因、ここでは天候改善や良い風でも吹いたとしますが、それで大きく舞い上がる事ができるかと言えば、既に翼やエンジン機能が低下しているのでそれは無理と言えます。

 

つまり、仮に今業界に掛かっている諸規制が何らかの理由で緩んでも、大きく浮上する事は無いと見通します。

 

[慢性的な事情]

パチンコ業界の外に目を遣りますと、特に、パチンコのメイン客層でもある会社員層の懐具合は非常に悪く、消費マインドも極めて低いと言えます。

 

読者の皆さんもご存知の通り、政府は、2017年に入ってから複数回にわたり「景気は上向いている」「拡大局面にある」「改善している」といったアナウンスをしていました。

 

さすがに直近では幾分かトーンダウンはしたものの、直近では9月25日、茂木経済財政・再生相が、記者会見の場にて「国内の景気について、戦後2位のいざなぎ景気(1965年11月~1970年7月の57ヵ月期間を指す)を超える景気回復の長さになった可能性が高い」という発言をしています。

 

また、政府が同日に実施した月例経済報告においても、国内景気の基調判断を「緩やかな回復基調が続いている」として、直近3ヵ月連続で同様の表現を維持しています。

 

もしも、今月10月も同様の基調判断になった場合は、2012年11月から現在までの58ヵ月期間という事になり前述の「いざなぎ景気」を上回り、戦後2番目の長期回復局面となります。

 

たしかに経済全体を俯瞰した際には好景気であり、雇用ニーズの拡大などは事実と言える訳ですが、特に会社員層の給与水準には伸びが見られません。

 

まあ、バブル期以降10数年にわたって長い不況を経験したり、リーマンショック以降のような落ち込みを経験した企業が、ほんの5~6年期間ある程度まともな経営状況になったからといって内部留保を給与などに反映させるかと言えば、その判断には勇気が要るのは当然です。

 

しかし、やはり政府のアナウンスと実際の生活レベルの認識には、大きな隔たりがあるのは事実でしょう。

 

そういった事情により、新しいもの好きな会社員層であっても最新台に触れる機会は減り、それが故に新台効果が持続する期間の短期化すなわち調整レベルが低い台でも頑張って打ってくれる「養分稼動」の低下によって、ホール側の懐具合レベルの低下にも繋がっていると言えるかと思います。

 

 

ホール営業の今後

ごく簡単にですが解説して参りましたが、この流れで見れば、

 

①ホールは、売上/稼動がハネる営業日が無い中で、従来通りの粗利ノルマを追い駆けている

 

②今後は、「見分けるための情報や目を持った」一部の客層から、おいしい日だけ食われる事をより一層嫌うようになる

 

③イベント営業が、平時に与えるプラス効果はほぼ無くなる。

今後の打ち手は、「イベント日に頑張ってくれるお店だから平時の営業レベルも高いはず」とは考えず、やる気を出した営業日だけピンポイントで狙い撃ちする傾向がより強まる

 

④グランドオープンやリニューアル時にも、還元度が高い営業はそれほど期待できなくなる。

ピンポイントで特定の客層に還元する意味を見出せない、釘の開け閉め自体にリスクがある、従来よりも売上/稼動の水準が低い中で営業しているため、凹んだ日の補填や抜けない時のための保険で「無難な」調整/設定配分で臨むお店が増える

 

より多くのお店が、こんな感じの状況になる可能性がある言えます。

 

よって、既にお話ししていた通り、打ち手側から見た時に

 

イベント営業時も通常営業でも、今後のリターン期待値は大きく低下する

 

このようになるものと推察します。

 

もちろん、良釘台や高設定台は「あるところには、日常的にちゃんとある」訳ですが、「ないところには絶対にない」訳であり、今後はそれがより一層顕著になると言い換えても良いです。

 

ただし、その際にも、「あるお店」の営業レベルでさえも低下する可能性はありますよ、とだけお伝えしたいと思います。

 

「いや、自分が贔屓にしているお店は、そんな事は無い」と思えるお店がご近所にある事をお祈りしつつ、この記事を締めさせて頂きます。

 

 

今回はこれくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

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[記事公開]

2017年10月10日

13 comments on “イベント営業時も通常営業も、今後のリターン期待値は大きくレベルダウンする

  1. けん

    楽太郎さんの見通しと逆なのはメーカーの予想ですね。
    サミーは前年比1.2%増
    SANKYOは前年比20%
    藤商事50%増
    と強気の計画です。
    「遊びやすさから客が増えると楽観的な予想なのでしょうか、、、、」
    私自身も楽太郎さんと同じ見方ですが、どうなりますか?

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      けん さん
      9月、10月とパチンコの売上/稼動が悪いですが、11月も3週目までは落ち込んでそこから冬季賞与商戦。
      その後一気に年末年始稼動になだれ込んで行き1月末までの数字がどうなるか。
      2月は凹む、そして規則改正で遊技マインドの低下が営業数字にも出て来たら3月の営業数字も悪化。
      結果的に4、5、6月期に廃業するお店が増えますね。

      Reply
  2. ゆー

    お疲れ様です。ゆーです。

    一昨年からパチンコの収入で小遣いのやりくりをしてますが、もう無理ですね。

    楽太郎様の見通し通り、どこのホールも期待できない or できなくなった状況です。

    最近では一円パチンコでさえも、風車まわりの寄りやスルー、電チュー、果ては一度いじったら修正が難しい道釘まで叩くホールさえも出始めました。(二ヶ月前まではそこそこ優良で、一円パチンコだけはボーダー+2程度はあったホールです。)

    低換金4円でボーダーちょうど回っていたところも、10月の第1週からいきなり全台叩かれていて、遊び打ちもできないホールになってしまいました。

    嘆いても仕方ないことですが、やはり寂しいというか、釘を見ていると哀しさを感じてしまいます。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ゆー さん
      面倒な叩き方をし始めると末期ですね。
      お店の管理職の方は、稼動なんかどうでも良くて粗利だけを見ている毎日だと思います。
      最低限の粗利が取れなくなったら低貸しコーナー拡大。
      そこでも粗利主眼の叩き方をするので常に低稼働。。。

      Reply
  3. ゴンザレス

    何となく感じていたこと、言われれば当たり前の事を、ちゃんと文章にまとめていただくと、より困難さを理解できますね。上層部はホンマ・・・

    しかしここまでキッチリと、しかも悲観的に書くと、同業の方に理不尽に恨まれそうですね・・・(´・ω・)

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ゴンザレス さん
      「今週の見通し」記事を恒例で更新し始めた最初期に、同業の方々から色々と賛否が寄せられましたが、今ではマイナスの見通しばかりでも特にお叱りは受けません。
      私としては、全体としてみた時の業界状況をそのまま伝えているつもりですし、実際にこのブログの運営が始まった2015年10月以降の営業数字がどんな感じになっているか、打ち手の皆さんが日々目にするホール状況はどんな感じか、プラスなのか現状維持なのかマイナスなのか、説明するまでもないと思います。

      Reply
  4. やるせなす

    お先真っ暗な話題ばかりですね…
    なにか夢のある、希望のもてる話題はないのでしょうか…

    あっ、釘調整や確率、出玉、ボーダーなんて無関係の最強打法がありましたね
    今こそ、こんな時代だからこそ、あのお方の、あの理論。

    出そうな台、出たがっている台、当たりやすい回転数に座れば釘調整なんて無関係で、お座り一発生涯収支7000万円。
    そろそろオスイチ記事の新作をお願いしたいです。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      やるせなす さん
      割と忙しく過ごしていてなかなか時間がとれず困っていますが、そろそろオスイチ記事待望論も高まって来る頃でしょうからまたチャレンジしたいですね。
      混迷のこの時代、オスイチ神拳でいかなるマイナス局面も物ともしない世紀末救世主谷村ひとし先生の理論の正しさを証明してみせます。

      Reply
  5. Tak

    現状でもこれですからねー本当厳しい。
    所謂、養分打ちしてた層でもスペックの低下と共に、適度に遊べるレベルの調整すら無くなったと感じて足が遠退いて居る様に感じますね。
    コンサル等の外部パワーで一部過熱してるのもプー軍団が群がってるだけで逆に地元客には印象悪く意味を成してません
    何をしても業界の縮小は間違いないし生き残るのも大手のみで競争が無くなり今以上につまらない物になるでしょうね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      Tak さん
      著名なコンサルタントさんが絡んだセミナーや業界事情の解説記事などを目にすると、ピンチはチャンス的な表現も見かけますが、私としてはピンチはただ純粋にピンチだとしか思えない場面が多いですね。
      そこまで落ちてからではもう回復不能なので、考えるべきは落ちない事、経営者の方がこの先もパチ屋をやりたいのかどうか自問自答して、答えを出してもらう事が肝要です。
      その答え次第では、廃業という事になる訳ですが。。。

      Reply
  6. 匿名

    メーカーが売れると踏んでるのは改正の駆け込みと改正風営法新基準
    その後の管理遊技機の特需でしょ
    俺としちゃあ遊びやすくなるから全然いいんだけどね
    別に負けてもいいし勝つ必要はない
    遊技なんだから
    釘調整もベース管理されたら限界があるんじゃないのかなあ
    CR変動停止でも別にいいじゃない
    ただ回らないだけだぜ
    余計スロットとの遊技性に差がつくな。スロットならコイン入れて叩けば絶対に1ゲーム回るもんねこれはデカい

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      匿名 さん
      それがパチンコスロットとの付き合い方のひとつの答えですね。
      遊技として付き合えない打ち手は引退した方が良いです、
      経済的にも精神衛生的にも改善しますから。
      そして、適当に遊ばせながら、現状に即した粗利水準で営業できないお店なら、どんどん廃業してもらった方が良いですね。

      Reply
  7. Pingback: ぱちんこ衰退新聞 17.11月号 | ぱちんこ衰退速報!

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