今回は、釘調整に関するご質問にお応えします。
Contents
つばさきゃっと さんからのご質問
楽太郎さん、こんにちわ。
いつも楽しくブログを拝見させていただいております。
今回は釘調整についてお伺いしたいことがあります。
最近、パチンコを打つ機会が多いのですが、1000円あたりの回転数がいわゆるボーダーの、半分にも満たないような台が多数見受けられます。
私はそのような台でしたらすぐに辞めるのですが、ご老人の方々はそのような台でも打ち続けておられます。
これはパチンコの抽選方式などをよくわかっておられない方たちだと思うのですが、このような方たちにお店が甘えている現状があるのではないでしょうか?
情報弱者の方々から搾取している業界に腹が立ちます。
そもそも、パチンコの釘を調整することは行政の観点において認められていないという現在の状況で、ほとんどの店が釘の調整を行なっているのは業界として正しいのでしょうか。
楽太郎さんはそもそも釘を調整するということにどのような考えをお持ちですか?
私はやはりルールとしてあるのだからどの店もプラスマイナスに関わらず、釘を調整すると言う行為は行うべきではないし、行わないでもお店に黒字は出ると考えております。
調整しないと潰れるお店はルールの中でやっていけないのだから潰れても然るべきなのではないでしょうか。
かなり漠然とした問い合わせなのですが答えていただけると幸いです。
________
ここまでが、つばさきゃっと さんからのご質問です。
(全文そのままです)
それでは、回答です。
回答
何度でもどうぞ
長いこと、毎記事のコメント欄も含めて読んで下さっている方にとっては、数十回は既出の話題になります。
ごく最近の記事のコメント欄でもお叱りを受けながら回答させて頂いている話題ではありますが、それでも同じ内容のご質問が日々寄せられているのは、それだけ遊技環境が悪かったりパチンコ営業自体が時代に合わなくなって来ている証左と受け止めてその都度真摯に回答させて頂いております。
なので、今回のつばさきゃっと さんに限らず、今後も同様のお問い合わせやお叱りを受け続ける事になっても、
- 過去記事でお話ししていますので、こちらを読んで下さい
- コメント欄のここで触れていますので、参照願います
これだけでお返事を終わらせず、個々にしっかりと回答させて頂きますので、どうぞ遠慮なくご連絡頂ければと思います。
ご質問への回答/結論
それでは、今回のいくつかのご質問に対して、それぞれピンポイントでお応えして参ります。
①業界として正しいのか?
不正です。
より突っ込んだ言い方をすれば、ぱちんこ業界ぐるみで行われている不正であり、業界のこれまでの歴史自体が不正であり、今現在もそれを引き摺っていると言えます。
②釘を調整する事に対して、どう思っているのか?
違法行為であり、取り締まり行政による指導、処分対象となる行為です。
ただし、ホール企業はそれを前提として会社経営しているので、営業現場にはそれを実行する事を求めています。
また、メーカー側も、実質的にはそれが実行される事を前提として金属釘での遊技盤面を用意したり、それが有効なゲージ構成(釘並び)で販売しています。
取り締まり行政側は、あくまでも「通報ありき」のスタンス且つ積極的に来店チェックできるマンパワーが無い事も手伝って、現状に至ってもなお所轄エリア内に派手な釘調整で営業するお店があるという状況が現出しています。
③無調整でもお店側に利益は残ると考えているがどうか?
機種によりますが、少なくとも25個~28個~30個交換のお店では、粗利マイナスや日当たり数十円~数百円~2,000円以下のような水準の台粗利しか残らない設計値のものが大多数です。
しかし、つばさきゃっと さんのように、十分な利益は残るだろうと、そのように考えている打ち手が多いのは仕方がありません。
営業数字の中身をご存知ないからです。
例えば、
CRオートレース スピードスター森且行
無調整(設計値)
- ベース=34.5前後
- 千円S=22.5回前後
こういう機種があり、設計値、理論値として
- 大当り確率=1/189
- 初当たりまでの平均投資金額=8,400円
- RUSH突入率(時短含む)=51.8%
- RUSH突入時の期待値(TY)=4,000個前後(28個交換店での交換価値=14,285円)
このように、文字面だけ眺めて頂いた場合、ざっくりとで構いませんがあくまでも確率論として16,000円くらいの投資でRUSHに入って4,000個前後の計数が発生する可能性があるのはご覧の通りです。
つまり、1人のお客さんでみた場合には台粗利はどの程度の水準になるのか、等と見て頂けば、実は無調整では明確な粗利マイナスになったり、粗利マイナスのリスクが大きい機種もあるという事を、何となくですがお分かり頂けるかと思います。
④釘調整しないと存続し得ないお店なら、廃業して当然ではないか?
違法行為が前提、不都合な真実を隠しておかないと維持出来ない営業店舗なら、廃業せざるを得ない状況に追い込まれても申し開きはできません。
しかし、廃業に至るまで営業実態を調査/追及するか否かは、取り締まる側の本気度によります。
これは、ぱちんこ業界に限らず、他の業種や街中の風景にもあふれている事でしょうが、
「取り締まられないからオーバーしている、実行しない、勝手にカスタマイズする、買ってしまう、売ってしまう、閲覧してしまう、コピーしてしまう・・・」
などといった場面は沢山あります。
なので、自ら挙手して「我々は違法行為をしているので、廃業します」という選択肢は業界としては取り得ないでしょう。
もちろん、こうした状況に居直ってはいけない訳であり、そのために取り締まり行政も含めたぱちんこ業界は、釘の問題に関して
- 釘調整ではなく、段階設定機能による利益コントロール
- 等価交換営業ではなく、交換ギャップがある営業形態への回帰
こういった変化の兆しを見せています。
しかし、旧態依然的にそれに反対したり、変化を求めない者も多い、それがこの業界に巣食う問題とも言えます。
営業部長以下の立場では無理がある
本来であれば、この釘調整に対しての回答は、ホール経営者やメーカー上層部、取り締まり行政側でないと、打ち手に対して、納得感を与えたり将来の業界像も提示しながら生産的なお返事をするのが困難/不可能な案件です。
なぜかと言えば、私も含めた店長、統括店長、エリアマネジャー、エリア長或いは営業部長に近いくらいの立場程度では、
「会社が要求する粗利益を残すためには、現状では釘調整が必須だから、やむなくやっています」
このようにしかお返事できないからです。
ちょっと観点を変えましても、
・無調整では、25~30個交換店では粗利マイナスになる機種が多いです
・無調整でも、33~40個交換水準のお店なら2,000~4,000円くらいの日当たり台粗利が残る機種はありますが、それでは新機種機械代、中古機機械代、電気代、人件費、家賃、設置申請/修理費用、景品の購入等に要する諸費用を捻出する事さえも叶いません
・取り締まり行政の指導上、仮にパチンコの交換個数を40個水準にした場合、一物一価の縛りを受けてスロットの枚数が8枚交換水準になってしまい、スロットコーナー運営が破綻するお店が続出する懸念があります
こんな感じのお返事になる場面が多いです。
業界の従来的な在り方と枠組みは崩壊している
要は、この時点で大部分の読者の方が今感じておられるように、
「言い訳するな、違法は違法だろ」
「やっていけないなら、潰れて然るべき。既にパチンコスロット営業の従来的な在り方や枠組みは崩壊している」
このような状況に陥るからです。
それが故に、パチ屋の店長ブログで釘調整に関する問答をする事自体に無理があるとも言えるのですが、じゃあ他に打ち手と日頃から意見交換したりする場がぱちんこ業界にあるのかと言えば、ほとんど存在しない訳です。
私の本音としては、こういうぶっちゃけ話ほど、ホール経営者やメーカー上層部のような方々、組合組織の方でやって下さった方がよりリアルな問答になると思っているのですが、そんな場に出て来れる上層部の方は現状では居ません。
しかし、私からの「お願い」としてや「予言」的な意味合いも込めまして、何度かお話ししているように
・現状では、私のような者との不完全な遣り取りで我慢して下さい。
・近い将来、より経験や知識/文章力/受け応えする能力/問題解決力/立場などを有した「真の業界人」が、業界の状況に耐えられず、或いは今もって色々と不公正な業界に対しての義憤に駆られて読者の皆さんの前に現れて、問答をしてくれたり新制度を作ってくれるような時代が来ますので、それまではご辛抱願います。
こんな感じにお返事するようにしております。
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どんどん状況は悪くなるが
ぱちんこ業界は現在進行形で壊れて行っており、来年はより一層駄目になって行きます。
最低限の売上/粗利を得る事が不可能なお店が続出し、エリア内で生き残ったお店にも「間引き効果」としての営業数字の自然回復現象が発生しない場合も多々あります。
メーカーにしても、余程えげつない販売条件を提示してまとまった台数の販売に成功しない限り、企業体としての現状を維持できるような利益は確保できない可能性があります。
ピンチはチャンス、と言っていた者でも、実は現状はピンチですらなく転がり落ちる手前のまだマシな状況だったと、破滅の直前になってようやく理解します。
要は、ホール、メーカー、打ち手の周囲で動く数字はもっとスケールダウンして行き、従来の営業/販売/遊技の仕方や考え方ではやって行けなくなります。
しかし、反対の事を申し上げると、変化に慣れたり、適応したり、スケールダウンした状態で自身を維持できる者も必ず居ます。
陳腐な表現になりますが、それは身の丈経営であったり、一発デカイのを狙ったり生活できるくらい勝たないと満足しないのではなく、パチンコスロット=「遊技」として接してぱちんこ業界に居られるような者の事を指します。
会社としては経営者判断になりますが、少なくともいち店長や私個人としては、そのような「適応者」として、大好きなこの業界に居られるようにしたいと思っております。
以上、十分なお返事になったかどうかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。
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[記事公開]
2017年12月22日
エンドユーザーの我々が、こんなに業界の行く末を
心配してしまうのは、相当やばいですよね〜
現状のホールは遊戯としての体をなしておらず、ひどい状況です。
つばさきゃっと様がおっしゃるように、
ボーダーの半分も回らない店・台が散見されます。
客は減少の一途でしょう。
残った客から今までと同じ利益を取ろうとすれば、
もっと厳しい調整の釘や設定になり、
悪循環で落ちるとこまで落ちていくでしょうね・・・
いずれ適正な規模まで縮小していく事が、私の理想ですが、
今のままだと適正な規模を通り越して、
ホントにゼロになってしまいそうな予感しかしません。
我々エンドユーザーは業界がなくなったとしても
生活には何も影響しませんが、生活に直結する
メーカーやホールにもっと危機意識がないとやばいですよね・・・・
楽太郎様のおっしゃる救世主が早く出ないと
手遅れになっちゃいますよ。
楽太郎様!!期待していますよ!!
うさぎ団 さん
不謹慎な事を言いますが、私としては今の業界の「当たり前」がぶっ壊れない事には、その先は無いと思っております。
関係者には取り締まり行政、メーカー、ホール、ユーザーがある訳ですが、ではどこの当たり前=従来的な在り方が大きく崩れれば何かしらの変化が生じるかと言えば、ホールです。
なので、ホール側は(組合単位にしてもそうですが)、相当な危機感を持たないとダメなレベルまで追い込まれれば良いと思っています。
Pingback: いまだに釘調整し続けるぱちんこ業界は異常だと思うが、楽太郎はどう思うか?-回答 | パチパチスロスロあんてな
新台を無調整のまま運用したら利益が出ません
つまり、客側からしたら勝ちやすいし遊びやすい調整ということになります
少し前の釘問題の時に、無調整のまま運用するとヘソに入らなくて全然回らないというような風評が出回りましたが、あれはデタラメです
ホールが利益を出す為だけに違法な釘曲げという改造をしてるから回らなくなってます
ユーザーが出来る手段は、警察への通報しかありません、しかし、警察への通報には効果があります
メーカーが納品した台にホールが違法な釘曲げを出来なくさせる為にも警察への通報を全国的にやるべきだと思います
メーカーが納品したままだと全然回らないなどといったホールの都合のいい幻想に騙されてる人にはそうじゃないと理解して欲しいですね
真実は、ホールが釘曲げで不正に改造したから回らなくてつまらないクソ台になっているのですから
木久蔵 さん
旧MAX機の全盛時代くらいまでは、メーカーによっては納品釘ではそもそも営業不能なものがありましたね。
(豊丸のベニヤ盤面などは連釘の並びがメチャクチャで玉がスタートまで渡っていかない場合もありましたし…)
その点、最近の機種はアクリル盤面で釘が真っ直ぐですし、新基準という事で高ベース仕様ですからそのまま弾けます。
スタート入賞もしっかりします。
しっかりし過ぎて、25~28個交換店では粗利ゼロか500円くらいしか残せないものもあったりしますが。
〆にお書き下さった「ホールが釘曲げで不正に改造したから回らなくてつまらないクソ台になっている」というのは、仰る通り事実です。
釘調整の話からはズレますが
1台数十万円もする遊技台を毎週のように数台~数十台も購入し、新台いれかえして、それでも営業していけるパチンコ屋さんって凄いですよね。
ねこたろう さん
日々の稼動によって生み出される営業益だけでなく、中古市場への売却益もありますので、四半期~半期くらいで見て購入/売却のバランスが極端に悪いとかじゃない限りは、営業面でガクンとパフォーマンスが落ちる事までは無いですかね。
ただし、かなりまとまった金額を使って新台を買えば、「無難に」営業しようと考えて「悪魔的」な機種運用になってしまうという場合は多々あります。
あからさまな調整に腹をたてていたころもありましたが、楽太郎さんのブログを読んでいて、「ああ、店も苦しいんだなあ」と達観するようになりました。
そして、少額打って、ため息ついて退店。→2,3000円であっても、これが正に店の求める養分であるということも楽太郎さんに気づかされました。2万入れて1万5千円出す客と、5千円で退店する客は等価値、むしろ当たって伸びるリスクを考えれば後者の方が良い客ですよね。ガ〇アなんてそんな客で保っているのでしょう。
たまに当たった場合、特ににそれが意外と伸びた場合には、「店の期待値を裏切ってやったぜ!」と別の喜びを感じるようになった次第です。
daidai さん
しっかり稼動して大盛況で薄利よりは、当たらずヤメ客ばかりで日々日銭が稼げる方が良いという末期店舗も存在するという事ですね。
そういうお店で爆連をかました際には、同業としては、申し訳ない気持ちになります。。。
ねこたろうさん
大阪では通報しても何の反応もしません。逆に釘がひどくなってますw
京都みたいにプラス調整だと指導が入るのにね・・・あ、あれは○反の
通報だったからでしたっけ?w
なのでもう1年くらいまともにパチは打ってません。釘を見る楽しさも
今の台には無いので(1K入れ得て1玉しか寄らない調整って)
以前合った当別入賞口に至ってはまったく入らない調整になっています。
・・・オオサカだから諦めていますけどね(ーー;
かっち さん
所轄ではなく、「健全化ネット」の方に具体的に営業状況を報告してみてはいかがでしょうか?
複数回にわたり「クレーム」ではない「遊技の結果得た情報」を提供する事で、早い段階で非通知での立ち入り調査がなされる可能性は十分にあり、プラスの変化が生じる可能性もありますから。
業界の変化に官憲が対応できない&変化に対応することに対して誰も責任を取りたがらない、という官僚主義前例主義あるあるですな。おまけに業界の権力者も事なかれ主義なもんだから政治の方で改善しようともしない、と。ハハワロス
しかし通報がライバルホールによるものがメインだから、開けたら通報、閉めたら無視なのが、客としては悲しい所(´・ω・)
ゴンザレス さん
広告宣伝規制違反や釘調整の度合いなど、何かしらの負い目はどのお店にもあるので、今はお互いに無視しているようなエリアが多いものと推察します。
釘問題について客側の立場で発信する人が増えているように感じますが、私はあまり賛同できないです。たいてい1000円で○回転も回らなかった…という内容のことが多いですが、仮にボーダーラインを大きく越える台に出会っても同じ事をいうのでしょうか。釘調整が違法だと断じた上で良調整を探しているとしたら、自分のことは棚にあげて、うまくいかない事に対して文句を言ってる随分と都合のいい連中だなと。すみません、最近感じたことで、質問者様に対してそう言いたいわけではありません。
モノの値段は普通売り手が決めますよね、買い手は高ければ買わなければいいだけで、その商品が必要とされなければお店は勝手に潰れます。選択権は買い手にあるのだから、値段が釣り合っていないのであれば黙って他をあたればいいだけで、無理に違法だ!とかボッタクリだ!とか言って値切ろうとしなくてもいいんじゃないでしょうか。情報弱者が可哀想だというのも、同様の理由で自分の行動と矛盾していると思います。
あと、最初の千円で回転率の推測なんてできないですから。特に最近の高ベース機は、回転率推測しづらいと思います。ボーダーラインの半分しか回らないって相当なボッタクリだと思いますが、にわかには信じがたいです。本当の意味で利益調整を理解して語れと言いたい。偉そうなこと言ってすみません。
ムツ様
自分は客としての立場しかわからないため
客としての立場でいつも発言しております。
そんな回らない店には行かないのが防衛策としては一番で
実際そのようになってしまっています。
メーカーもホールも商売なので利益追求するのは
もちろん理解出来ますが、この業界がなくなってしまうと元も子もありません。
そんな心配をエンドユーザーがしてしまっている時点で
非常にやばい状態と感じています。
実際行かないことしか自己防衛出来ないのですが、
出来れば、この業界に続いて欲しいと願っている
1ファンとしてやばいんじゃないの?って憂いております。
ボーダーの半分というのも自分の体験上では事実です。
(まぁ、数千円でやめてしまうので、はっきりしたことはわかりませんがw)
もちろん全部の台がそんな状態ではないのですが、
遊ばせる気ないだろ?という調整の台は非常に多く感じます。
行かなけりゃそれで良いんですけどねw
もともと遊びに行っているので、そんなに通っていませんでしたが、
めっきり足を運ぶことが減ってきています。
全然偉そうじゃないですよ!
色んな意見があって当然だと思いますし、
こんなやりとりが出来るのも楽太郎様のブログの
魅力の1つですw
うさぎ団様
なんとやさしいお言葉…ありがとうございます。ちょっと文体が強くなりすぎたと反省しています。記事を紹介された楽太郎さんにも、質問者さんにも申し訳なく思っております。
私ももちろん客としての立場からしかわからない者ですが、たまたま私のいるエリア(というか数店舗)が、恵まれていただけなのかもしれません。
いずれにしても相当ヤバい状況なのは肌で感じておりまして、無意識のうちにイライラしていたのかもしれません。
ムツ さん&うさぎ団 さん
本来であれば、営業現場を日々切り盛りしているホール店長目線での「稼動と粗利の適正なバランスをとるための調整=釘調整」についてお話しできれば良いのですが、このような業界事情やご時世では「釘」というワードを用いて利益コントロール論、営業論を語る事自体が難しくなってしまっているのはご存知の通りです。
なので、このような公開されたブログコメント欄という形で、打ち手/読者同士の語らいの場を用意して、そこにちょっとコメントさせて頂く程度しかできず、心苦しく思っておりますm(_)m
行かなければいいところを行ってしまうのが中毒になっているということですよね。
だから警察は回さないほうはあまり問題視しないけど、回すと問題視するという方針なのかと思います。
(射幸性の関係で当たる期待を持たせないということかと)
そうでなくても30万回やっても確率どおりにならないのはメーカーが不当表示をしているといってもいいくらいですし、何を守っている業界なのかわかりません。
もはや娯楽産業ではなくて苦痛産業と名を改めるしかないですね。
ということで勝てないのは仕方ないとして1時間・1台あたりどれくらい負けたらパチンコ・スロットの営業として成り立っているんですかね?いろいろあきらめて楽しむに切り替えた時に警察の考える適正レベルもしりたいですね。
匿名 さん
年単位で設置しておける機種であれば、日当たり台粗利2,000円水準を許容するお店が多いですね。
逆の言い方をすれば、それ以下になれば撤去対象になり得るという事です。
広告多すぎんぞこのブログ
やっぱりバカが作るブログにもユーザビリティの概念はないわけね
消せよ
た さん
すみませんm(_)m
きららファンタジアはいつ頃パチンコになりますか?
匿名 さん
私にはそのきららファンタジアが何なのか分かりませんが、知人の娘だか姪っ子だったかの名前がきららです。
Pingback: ぱちんこ衰退新聞 18.01月号 | ぱちんこ衰退速報!
遊技性に特化した換金率落とした勝ちにくいホールでもできたらいいんですけどね、回らない店の低貸はストレス負荷高くて2kで疲れて止めてしまいます。
1k1000玉出てきてもどうせ回らないのなら10分の1に減らして擬似的に回ってるようにしてくれたらいいのになって遊技中にふと思ったり。遊パチとはなんぞや…。
匿名 さん
どうでもいい豆知識ですが、その「遊パチ」という業界を挙げての遊べる甘デジのイメージUP施策みたいなものは、全日遊連の現理事長阿部氏の構想のひとつですね。
業況が悪くて、遊ばせられないコーナーになり下がってしまっているのが現状ですが・・・
結局のところベース30規制って何だったんだと思う今日この頃です。
地元のホールはでは大半の台がベース15以下で、最近は打つ回数が極端に減りました。
釘曲げが本来違法行為でありながら、何も改善されない業界。だから客離れも進み閉店する店も増えたと思います。
パチンコ業界の人間は基本的に客を蔑ろにし過ぎですね。
この先更に規制が厳しくなろうが、最初にその煽りを受けるのはこれからも客なんでしょうね。
はまっ子 さん
どの業界も保身のためには粗利を得やすい営業にする訳ですが、パチ屋の場合は出入りする金額が大きいのと、その利益コントロール手段が違法なので批判されやすく、また打ち手の不満を助長します。
仮に、利益10%で営業していても、その水準は高すぎるという意見が大半でしょうし、打ち手側から「健全で遊べる業界になった」と評価されてファン人口が回復する可能性はゼロだと思っております。
あとは、その可能性の無さに開き直るか、それとも可能性が無くても「少しでもマシ」な営業や業界にできるように時代に合った経営/営業に挑戦するかの違いがある訳ですが、これからはホール企業/店舗によって「今後も、本当にぱちんこ営業していきたいの?」という観点でより一層大差が出るように思います。