高射幸性スロット機が予定通り段階的に撤去される過程で、それらはやっぱり回収専用台になりますか?-回答

今回は、高射幸性スロット機の段階的な設置比率減への取り組みに関わるご質問にお応えします。

 

溝口 さんからのご質問

楽太郎さん、こんにちは。

いつも参考にさせて頂いてます

 

私はスロ生活者・・・ですが、さすがに厳しい、かけた労力に見合わない収支が4カ月連続していて、この先は正直難しいだろうと思っています。

 

大きくプラスにできる日が激減し、凹み日の補填がきかないようになっており、旧基準の機種が減ってホールがそうゆう強い機種には設定を使ってこない、期待値を潰してくるのはしかたないことだとは思っています。

 

私の活動圏では、車で2・3時間移動、泊りで翌日狙いなどと駆使しましてもそもそもまともな台数の高設定、期待値がある台にありつきにくいです。

 

それがこれから強い機種がどんどん減って行くとなると・・・・ちょっともう無理かなと。

 

旧基準機の撤去のスケジュールでは再来年で5%残るようですが、この5%はそれを狙って打つ客をカモにするために回収専用として使われるのは目に見えているように思うのですが、楽太郎さんもやっぱりそうお思いになりますでしょうか?

 

ホールの目線では、どのような扱いになりますか?

 

ご教示頂けましたら幸いです。

________

ここまでが、溝口 さんからのご質問です。

 

それでは回答です。

 

回答

従来的な営業/立ち回りパターンの崩壊について

まず、これまで専業者としてパチンコスロットと付き合って来られた方から、同じような内容の近況をお知らせ頂く機会は結構多いです。

 

比率的には、パチンコの旧MAX機時代が終わって、パチンコの運用レベルが下がって終日弾ける台にありつけない、というパチンコ専業の方からのものの方が多いです。

 

これは、旧MAXスペック機を売上/粗利担当にしたり、マメな運用の対象にする事で集客して、その分で他の機種を可愛がる、或いは旧MAX機自体を可愛がるといった具合に、営業手法に「勝ちパターン」があったものが、完全に崩壊したお店が多いからです。

 

専業の方は、こういった運用のやり方を把握しているので、ここのコーナーは地雷地帯で、こっちが遊べるコーナーだな、対象機種はここで、この辺りを調整しているな、というのが分かる訳ですから、稼動や売り上げ、調整水準のup/downに乗じて美味しいところだけを狙って掬いとる事が可能でした。

 

しかし、お店側にしても専業層にしても、まず第一に考慮すべき旧MAX機が無くなったため、このスペック機が存在する事を利用しての営業手法や立ち回りが不可能になりました。

 

更に「一般入賞口がしっかり拾う」ような運用が必須である事も関わって来て、スタート数値が物足りない水準の台が多くなり、専業層の懐具合に直結してしまったという構図になります。

 

これは、そのままスロットにおける「新基準に該当しないスロット機」、その中でも大部分を占める、メーカー団体が高い射幸性を有するとして業界側は優先的に撤去するとした「高射幸性スロット機」を中心に据えてのスロット運営にも当てはまります。

 

溝口 さんはスロット専業の方ですから、現時点で残っているそういった古めのAT/ART機が売上/粗利担当として使われるだろう事を予見していらっしゃいます。

 

そして、その見通しは正しいと言え、旧基準AT/ART機が「ホールの目線では、どのような扱いになりますか?」というご質問に対しては、

 

「打ちたい人は勝手にどうぞ」的な、売上/粗利担当になる、という回答になります。

 

もしも、この先の6号機時代も含めて、大きく変わった時間/金銭感覚(リターン期待値)に適応/許容できないのであれば、正直申し上げて専業として生きていく事は難しいかと推察します。

 

※もちろん、今ここで申し上げた事とは真逆の営業状況、つまり撤去のその時まで古い機種を可愛がってくれるお店がご近所にあれば、営業のセオリーを度外視した優良店という評価を受けてしかるべきですので、是非今後も贔屓にして頂ければお店の方は喜ぶと思います。

 

専業という生き方について

失礼な事を申し上げるかも知れませんが、専業というものは、自分自身や家族に大きな出来事があった場合に適切に対処する事が難しい生き方です。

 

大けがや長期入院でもすれば一気に生活が崩れますし、ご両親や親戚縁者、ご友人などの大事、冠婚葬祭などにおいても、その人の事を気遣うよりも先に、自分の懐具合を気にしてしまいます。

 

だから、という訳ではありませんし、人さまの人生にこうした方が良いと申し上げるのも憚られますが、私としては、あくまでもパチンコスロットはただの遊びであり、人生の中心に据える価値があるようなものではないので、これを転機としてご家族やご友人など、また別の何かに向き合って頂くのを第一とするのが良いと思います。

 

実際、実生活における私の周囲にも、ブログの読者やTwitterのフォロワーさんの中にも、一歩引いての遊技スタイルに変えてからまた別の楽しみや、ホールとの付き合い方を見出したと仰る方も沢山いらっしゃいます。

 

何にしても、生活スタイルを変える事が、溝口 さんにとってプラスに働く事をお祈りしております。

 

あくまでも「(案)」

さて、お話のついでですが、

 

旧基準機の撤去のスケジュールでは再来年で5%残るようですが、この5%はそれを狙って打つ客をカモにするために回収専用として使われるのは目に見えているように思う

 

このようなご指摘がありましたが、2018年4月19日の現時点では(注:お問い合わせを頂いたのは3月30日です)、一応はまだ、溝口 さんが把握されているスケジュールは「(案)」という扱いです。

 

では、いつこのスケジュールが本決まりするのかと言えば、最速では4月の全日遊連全国理事会から各団体のとの関連会合の流れで話がまとまって行き、5月中には硬派な業界メディアを通じて打ち手の皆さんの知るところとなるでしょう。

 

以下で、関連資料を2つ紹介しておきます。

 

資料①

こちらが、2018年3月14日に私もTwitterで速報的にお知らせした、段階的な設置比率減の「(案)」です。

3/14-1-2018

 

資料②

そして、これが、その段階的な設置比率減の見通しです。

3/14-2-2018

 

解説

欄外の付記をご覧頂いてお分かりの通り、これは業界目線で申し上げれば「現実的」、一般的な目線では「出来レース」的な数値目標です。

 

店舗数の減少なども絡んで来れば、若干の見通し数値の変動はあるかも知れませんが、概ね「ある程度勝手にクリア可能な目標」になっています。

 

これを、取り締まり行政側がどう評価するのか?

 

ここら辺が焦点にもなる訳ですが、私見では最初の段階である2019年(平成31年)1月31日時点で15%以下にする、というところまではそのまま決まります。

 

しかし、2020年(平成32年)1月31日時点で5%以下にする、という段階については、ここは飛ばしてこの時点で完全撤去という目標値を掲げる可能性はゼロではないと思っております。

 

その理由、それが可能になるための条件としては、全日遊連の上層部が、

 

①警察庁から難色を示される事を懸念して、進んで「良い子」になろうとした場合

 

②依存問題対策や射幸性の抑制への取り組みというお題目に沿って、メディアや世間向けに取り組みをPRしようと考えた場合

 

③メーカー団体側が、その時点で残る見込みの5%ほどの台数が完全撤去可能なように、「入れ替わりで、魅力的な6号機を十分な台数規模で、安価に提供出来る見込みがある」旨のアナウンスを行い、それを信用した場合

 

この3つの条件が全て揃った場合には、「(案)」で策定したスケジュールは前倒しされる可能性があると推察します。

 

何にしても、組合の上層部の動き次第という事に変わりはありませんので、情報が出て来るのをお待ち頂ければと思います。

 

 

以上、十分な回答になったかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

「この段階的な撤去の見通し案は、打ち手目線では完全に出来レースである、と思う方は、そっと押して下さい。

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[記事公開]

2018年4月19日

5 comments on “高射幸性スロット機が予定通り段階的に撤去される過程で、それらはやっぱり回収専用台になりますか?-回答

  1. Pingback: 高射幸性スロット機が予定通り段階的に撤去される過程で、それらはやっぱり回収専用台になりますか?-回答 | パチパチスロスロあんてな

  2. ゴンザレス

    再来年、ということは単純に2年後。

    今年の1月までに認定を済ませていれば3年間は使えるらしいので、約1年間の余りが出てしまうんですね。勿体無い。

    平成32年で、仮に500台レベルなら5%で25台程度の設置。客寄せアピールには使える台数だが、どう頑張っても1年間で全撤去。

    その1年を回収に使うか、その後の客寄せに繋げる営業にするか。しかし、後者の場合は全撤去後は二度と来ないかもしれないプロ達に喰われるだけかもしれない。

    ホール責任者(スロ担当)の人は、先読みと覚悟と決断が必要になりそうですね・・・自分だったら胃に穴が開きそう(´・ω・)

    とは言え、一度は確実に検定(というか試験)を通ってはいるんだし、警察も嫌味は言えても、認めたのは自分達の一派だし、これに関してはどうなることやら?

    Reply
  3. 徳名

    平成33年まで認定有効期間が残っている高射幸性機は何機種あるか知っています?
    旧基準機と混同されていないですか?

    高射幸性よりも5号機ジャグラーの撤去が怖いです

    平成33年⇒動揺3年

    Reply
    1. ゴンザレス

      >徳名さん

      ご指摘ありがとうございます。一般人&養分的パチンカーなもんで、正直スロットに関しては興味が少なく、あまり知識が無いもので助かります。

      しかし旧規準機の中に、更に高射幸性機種等の分類があると、更に考えることが増えて、複雑になってしまいますね。

      早め早めに対策やら戦略を取らんとならんから、ホールの現場責任者の方は、情報集めに苦労しそうです。

      Reply
  4. hoge

    ナイスな突っ込みですが甘いですね(笑)

    きちんと確定申告をされていますでしょうか。
    専業の方が勘違いされているのは実は脱税をしているという事です。
    遊技機で稼いだお金は稼いだ金額により税金が掛かります。
    雑所得であるため通常の税率よりかなり高い金額が掛かり30%~50%の税率となります。
    それらが引かれた後に国民年金、国民健康保険、住民税を支払う納税の義務があります。
    それらを全てやられた上で生計が成り立っていますでしょうか。

    今後マイナンバー制度の強化も予想されますし、
    有り得ませんが税務署に立ち入られると過去に遡って追加徴収が発生されます。
    自己破産をしても税金は精算されません。
    これらを踏まえた上で人生設計をなされているのならば余計な事を申して申し訳ございません。

    くらい伝えてあげて下さい。

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