今回は、寄稿して頂きました。
寄稿者紹介
おかず 氏
<プロフィール>
ホール企業の上位役職者だが、ご本人曰く「東海地方のどっかの石ころ」
座右の銘は「報酬以上の仕事はしない」
ブログ:「おかずのチラ裏」
Twitter:@pachiokazu
寄稿文
『パチ屋店長おかず、若かりし頃の思い出』
【前編】の続きです。
出世が早すぎて天狗になってた…
社畜の如く働く私は、入社3ヶ月でいきなり主任にしてもらえました。
当時その会社は5店舗あり、私が入社した時点でも役職の先輩方は20人ほどおり、15人を一気に抜いての昇格だったので正直嬉しかったです。
さあ、上司風吹かせながらやったるぞ!と意気込んでいても、そこは所詮入社3ヶ月。
問題が発生しました。
データが全然分らなかったのですね。
3ヶ月間ホールを走り回って意気込みだけを評価されていた私は、データを理解する事ができませんでした。
なので、スロットの設定はおろか、その他データが関わる仕事ができず、結局抜き去った人達に追いつかれるくらい苦労しました。
山あり谷ありです。
スロットの選定で大失敗
なんとかデータも覚え、評価も良く、お店の成績も良かった時に上司の店長がクビになり、暫定で主任だけど店長兼任となりました。
正直、このまま結果を出してスライドで店長になる気満々の私がやった最初の仕事は、スロットの選定でした。
そして、私はやってしまったのです…
アステカ買わないで、エルビスを買う!
©UNIVERSAL ENTERTAINMENT
これが初代アステカ。
まあ、天狗という奴です。
私は出世も早ければ評価も高かったので、天狗だったのです。
もちろん、まともな神経ではありません。
当時の私の判断は
「アステカ??どこがいいの?アルゼ嫌いだし」
「やっぱIGTでしょ!」
「I・G・Tジャパン!エルビスプレスリーだよ!」
「トリコロール面白かったし」
という、なんともまぁ酷い思考でアステカをスルーしてエルビスを10台も購入。
©IGT JAPAN
これですwwこのマニアックなスロットですw
結果は…もちろん惨敗。
惨敗すぎて平均稼動を下げまくりました。
そしてアステカは?といえば、空前の大ヒット!
アステカが導入されてない店はない!くらいの人気ぶり。
他店の人間も苦笑いするほどの失敗で、私は転勤、先輩が店長となりました。
転勤志願で復活
「おかずが選んだスロットはコケる!」
なんてレッテルを貼られ、転勤先でも意見をまともに聞いてもらえない不遇な時代を半年過ごしたときに、300台クラスの店の店長がクビになりました。
てか、クビ多いですねw
ガラが悪いと評判のお店だったので、行きたい!と志願する人はいませんでしたが、私は違います。
「行きます!」
と率先してその店に赴任し、とりあえずはお試しで主任のまま入りました。
そして再度、試される時がきたのです!
営業部長から電話がきて
©UNIVERSAL ENTERTAINMENT
「大花火って何台いる?」
この試練に、またしても私は、信じられない答えを言うのでした。
すいません・・・【後編】に続きます。
これで最後にしますw
________
寄稿文は、上記の通りです。
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[記事情報]
2020年2月16日公開
4号機の頃は試打会なんてほぼなかったし、ホールコンも今なんか比べ物にならないくらい貧弱で導入は結構手探りだったかも。
ただ今も昔も店長や選定責任者の好みだけで決めるとほぼ失敗する場合が多いような。例外は裏モノくらい。
まああの頃はユニバーサルの機種は入れれば勝手に動いてたので、ある意味鉄板だったかも。
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