「面会RUSH」継続中ダア~ッ!
喋りっぱなしで喉がエヘンエヘン
どうもみなさん、こんばんワイン🍷
あっという間に1月も中盤戦に突入し、ホール企業の上位役職者の皆さんはメーカー、販社、その他業界内の諸企業の役職者や営業マンと年始の挨拶やら新機種見せやら何やらで面会したり会食したりで、非常に多忙な毎日をお過ごしの事と思う。
かく言うこの私も、接近戦で唾をビシバシと飛ばして来る営業マン連中から、風邪とか何や変な病気とかを貰わないように第一種警戒態勢をとりつつ、平均して毎日3~4名との面会をこなしておるところであ~る。
どの営業マンも大体は
「年末年始はどんな感じの営業でしたか?」
「月末に掛けてどんな感じに推移しそうですか?」
みたいな文句からトークがスタートする訳だが、回答としては
「P高S低の傾向が出て来るんじゃないかな」
といった具合に応えておいた。
イベント営業を駆使しているお店だとまた違う状況にもなるんだろうが、完全ノーイベントでパチンコの方も極力釘確認シートを意識しての運用を心掛けていると、要所でハネた営業数字を作り出す事はなかなかに難しかったりするので、ここはやはり「我慢」のし所と言えるだろう。
しんどいのは皆同じやで
会社としてホール事業を存続させて行く事を前提で言えば、こういった業界の動乱期/過渡期にあたり、肝要なものが2つある。
第一に、経営者の忍耐
第二に、現場管理責任者としての店長の手腕である
旧MAX機および高射幸性スロット機がホール営業の主役だった頃であれば、年間(通期)で見て何度か営業施策上の失敗を犯しても、別に会社経営/店舗運営自体には特に気にする程のマイナス影響が残らなかった。
これは、営業数字(売上/稼動/粗利)の水準が数年前と今とでは大きく異なるからであり、それを失った今、その喪失感がより強く実感出来ている訳だから、このような場でこうして改めて話す必要もない事と言えるだろう。
懐具合的にホールはしんどい、メーカーもしんどい、流通に携わる方々もしんどい、周辺機器関連もしんどい、ユーザーはまだ新規則機の遊技感覚(時間効率的、金銭的などなど)にしっかりとは慣れていない。
こういう状況にあるが、2015年10月1日から発信活動を続けていてぱちんこ業界の皆さん、ユーザーの皆さんと日々接する中で、この私には、このようなしんどさの中にも新時代の萌芽を見ておる次第である。
どんな「店長」が居るお店なら生き残るか?
さて、先ほどお話しした2つの大切な事について、前者に関してはホール企業の経営者になった事が無いので私の立場ではより突っ込んだ事は言えない。
だが、後者に関しては、1点だけ付言したいと思う。
それは、これからの「店長」は、1970年代生まれの私の世代のように「パチ屋の店長」というだけではダメであり、そのような店長に甘んじていては会社が要求するものをクリアしたりユーザーから支持される(すなわち、常に適当に稼動がある状況を維持している)お店を作る事はできないという事である。
では、パチ屋の店長ではなく、一体何者になれば良いのか?
それは、単にホールという事に留まらず、昨今その重要度がより一層増している労務管理やリスク管理も含めて「営業施設」の「管理責任者」としての感覚を磨いて、現場に自分の考え方を反映させる事ができるような店長である。
そうしたお店創りにあたっては、一部のメーカーを除き今のぱちんこ業界の「当たり前」になっており会社の方でも推奨していると思われる「省力化」や「コストカット」という流れに逆行する企画も必要になる場面が出て来る事と思う。
これはどの業種でも同じ事だろうが、懐具合がしんどいからと言ってなんでもかんでも削ればOKというのでは、ジリ貧になる可能性が高くなるからである。
お客さんの琴線に触れるようなモノ、サービスについては、しんどい状況であっても場合によっては費用/労力面において引き算ではなく足し算で物事を考えた方が良いと言える。
そういった意味で、センスが良く、覇気が漲っていて、魅力的で、経営者から「必要なお金」を引き出す能力があり、仮に施策に誤りがあればそれを認めてすぐに適切に方向転換できるような「素直さ」「謙虚さ」を兼ね揃えた店長であれば、そのお店は規則改正に係る経過措置が満了した以降であっても十分にエリア内で存在感を維持できるものと思っておるし、またそうなるように祈っておる次第である。
オッサン臭い言い方になってしまったが、営業現場に居るのは私よりも若い世代の皆さんが多い訳だから、心のどこかに留め置いて頑張って下さればと思う。
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最後に
なんでまた、こんな真面目な事を話したかと言うと、つい先日、出先で「凄く残念なお店」にお邪魔したからである。
東京の西のエリア、私鉄沿線の駅前にあるお店なのだが、嫌な言い方になってしまうが
- 辛気臭い
- 貧乏臭い
- お客さんが触ったりする物や目に付きやすい場所が、とにかく汚い
- 「無駄な入れ替えはしないで、今後もお客様を第一に考えて営業します」という主旨のポスターが虚しく見えるようなあまりに貧弱な機種構成と釘の運用レベル(というか、釘の扱いにおける「仕事の丁寧さ」「遊技機を大切にする姿勢」が全く見受けられない)
こんな感じであり、私にはこのお店が、経過措置期間の満了後にしっかりと営業しているイメージが全く見えなかった。
哀しいかな、廃業予定店舗であり、経営者/店長さんにとってはもう消化試合なのかも知れないが、それでも18時過ぎの店内では10名ほどのお客さんが遊技に興じておった。
このお客さん方は、このお店が無くなった時に、残念だと思ってくれるだろうか?
そんな事を考えながらお店を後にし、近い内に記事にしてお話ししようと思った次第である。
以上、今回は、これくらいにしておこうかと思います。
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[記事情報]
2020年1月15日公開
その辺りの考え方は、パチ屋の店長だけでなくて普通の企業にも当てはまる気がします。
こころに留めておきます。
おしぼりがショボい店が増えましたね。90年代なら布おしぼりがデフォだったのに
なんか某しくじり店長の最終話思い出しましたん・・
画面とかハンドルのべたべたもあんま酷いと拭きたいですし、おしぼり撤去されるとつらいですねえ
紙シボすらなくなってると大丈夫かなこの店って思いますし
ハマったらおしぼり人形作って上皿に座らせると、オスイチで確変引きますからね おしぼり大事w
若い方は人事交流とかして視野を広げられるしたらどうでせうか? 系列内の別店舗へ短期人事交流とか、
場合によっては他の接客業種との人事交流とか、、 飲食とかよさそうな気がします、若いバイトの人多いですし
こちらのコメント欄に、私の身元探し目的で、あるホール企業名/役職/お名前の具体的な記載がありましたので、削除させて頂きました、
当該企業の関係者様にご迷惑をお掛けした事を陳謝致します。