【設計値/メーカー公表値との乖離】ディスクアップはパネルの違いがスペックの違いになっている?CR沖7って本当に検定機なの?-回答

今回は、似たような性質のご質問3件に、まとめて回答させて頂きます。

 

はじめに

今回の記事は、

 

  • 下々の凱旋 さん
  • ゴロー さん
  • ビガーZ さん

 

こちらの3名の方々からお寄せ頂いた、遊技機の性能に関するご質問に、まとめて回答させて頂きます。

 

主旨としては

 

「全国のホールに設置されている遊技機は、型式試験に適合した検定機と、同じ性能の物なのか?」

 

というものになります。

 

その際に、このブログでは何度も登場している、主要メーカーの開発周りの事情に明るい情報提供者A氏と遣り取りしてコメントを頂戴していますので、それを軸として話を進めて参ります。

 

遣り取り内容

楽太郎

「興味深い問い合わせがありました↓」

 

[遊技機と言うのは、型式試験に合格したものを、そのままのプログラムと部品で構成して量産したものがホールに納品されているんですよね?

 

これっていうのは、メーカー公表値=検定型式でのデータと、ホールに設置してある遊技機の性能が全く同じである事を保証しますか?

 

俗にいう「基板を焼く(基板を生産して、その搭載ロムにプログラム入力する)」時に、何らかの不具合で、検定型式と違う内容でプログラムされてしまうという事はあり得ますか?]

 

「↑問い合わせ内容の一部コピペです」

※こちらが、「下々の凱旋」さんからのご質問の内容です。

 

「私も、同じ機種なのに1台だけ、数か月スパンでの集計で明らかに確率が甘い/辛いという台を何度も見て来ており、結構気になる問い合わせでした」

 

「いかにもド素人な質問ですが、専門的な見地ではどんな感じの回答が頂けるのかと、ふと気になってDM差し上げた次第ですm(_)m」

 

情報提供者A氏

「お疲れ様です。確かに興味深い質問ですね〜」

 

「プログラム、というか、ソフトの部分ですね」

 

「そこに関しては、正直分からないです」

 

「分からないですが、ハードに関しては、基本的に ”同一性の担保” がないと、協力外注製造会社からメーカーに出荷は出来ません」

 

「最低限のエイジング(経時検査)もして、新規品の安定動作も確認します」

 

「悪環境での安定動作の確認の意味もありますけど」

 

ファンクション検査的には、まずほぼ完璧なものを出荷します」

 

「ほぼ と言ったのは、ほかの基板やほかの回路が悪さして、自社が出荷したものも不具合になる可能性があるからです」

 

出玉に関わるところに関しては、多分どのメーカーも外には依頼しないと思いますが、■(注:メーカー名)の画像プログラムのロム書きまでやった時は、サンプルロムと書き込まれたロムが同一かどうかの検査を行う事になっていました」

 

「なので、機能的なもので言えば、必ず同一性は担保できます

 

「あとは…実機検査をどのメーカーもやっているはずです」

 

「たしか、48時間以上やってたはずです。もしくは、ウン万ゲーム以上ってルールでやってたはずです」

 

「演出矛盾がないかとか、大当たり確定で外れがないかとか、アホほどやってたはずです」

 

「ナン十人もの派遣さん入れて、何千ゲームも回していたはずです」

 

「サブの検査専門の外注さんもあったはずですから」

 

「基本的には、サブも同一性は担保されてるはずです」

 

「余談ですが、むかーし、4号機の北斗の時に、設定1にしてもどうしても噴いてしまう台があって、冷えピタ貼った、とか書いてた店長ブログあったような記憶があります」

 

「なので、もしかしたら、環境温度が高くて何かバグ的な事が起きる可能性は否定できないかもしれませんが…」

 

楽太郎

「なるほど~」

 

「端的に回答するとして、設置環境やバグなどではなく、製品として、検定機と異なる確率にしかならない台が納品される可能性は、ゼロではないですか?

 

「一言で回答するのが難しい質問だと思いますが…」

 

情報提供者A氏

「検査は、人間がやることなので、ゼロではない、と思います」

 

「が、限りなくゼロに近づける努力はしていますし、必ずどこかの過程でハジけるようにはしていると思います」

 

「月並みな回答で申し訳ないですが…」

 

楽太郎

「私にしてもA さんにしても、完全回答は不可能ですよね」

 

「この件、■(注:前出メーカー名)という箇所を伏せて、記事にして宜しいでしょうか?」

 

「もちろん、より一層記事っぽく会話調に編集します」

 

情報提供者A氏

「もちろんです」

 

「特定出来るところを伏せていただければ、記事にしていただいて結構ですよ」

 

楽太郎

「ありがとうございます」

 

「公表値が本当か?という質問は、かなり多くて困っております」

 

「例えば、ディスクアップはパネルによって出率が違うのか?とか」

 

情報提供者A氏

「私もたまに聞かれます(笑)」

 

「相性がいいパネルを選んだらいいんじゃないですか?って答えてます」

 

「私も、4号機吉宗の後半は悪代官パネル?青っぽいやつばかり選んで打ってました」

 

「すげー、1G連引けたので」

________

以上が、遣り取りの内容です。

 

※記事公開直後に、情報提供者A氏から「そう言えば~」的に追加で情報をお送り頂いたので、その内容を追記させて頂きます↓

 

[追記]

情報提供者A氏

「お疲れ様です」

 

「早速、記事になってましたね」

 

「他の方の質問を読んでいて、思い出したことがあります」

 

「HANABIについて」

 

「HANABIの5号機に関しては、初代とブラックパネルでは、”厳密には” まったく同じ台という訳ではないです」

 

「初代パネルは、在庫品の一掃が狙いで作ったもので、稼働が良くて追加で作ったという経緯があります」

 

「その時、一部リユース品(新規品で同筐体で眠っていた別の製品から部品をとったもの)を使って作ったのですが、それでも需要があるから生まれたのがブラックパネルです」

 

「それで、ブラックパネルの時は、すでにいくつかEOL(END of LINE=製造中止品)もあったので、部品変更で申請を入れているはずです」

 

「その時に、■(注:伏せさせて頂きます)が言っていたのが

 

”性能が同じでも、開発担当のクセとか、他の部品との相性のようなもので、全然別物になるような時がある。電気的にもOK。回路的にもOK。でも、同じ動きをしてくれない”

 

なんてことがあったりするようです」

 

「ただし、HANABIはサブやメインの変更はないので(あれば完全に別型式として申請しないといけないはずなので、販売までもっと時間がかかったはず)出玉に大きな影響があったとは、言えないですが…」

 

「もしかしたら、そういう相性の問題で初代とブラックパネルでなにか違いがあったのかもしれません…」

 

「ソースはないので、余談ですが… 」

________

[追記]は以上です。

 

後段で、冒頭でお伝えした同様2件のご質問の内容をご覧頂きます。

兎ふたご

ゴロー さんからのご質問

はじめまして。

 

いつも楽太郎さんのツイート拝見させていただいてます!

 

業界人でしか得られない情報や為になる情報などを提供していただきありがとうございます。

 

さっそくなのですが、楽太郎さんに質問がございます。

 

私は■地方でパチスロの専業をしている者です。

 

設定1でも勝てると話題のディスクアップについての質問なのです!

 

パネル違いでいくつか出てると思うのですが、その中のグリーンパネルは少し基盤が違うのではないのかとの噂が専業の間でちらほら入ってきます!

 

自身もそう感じています。

 

少し昔であればHANABIの機種でもブラックパネルは少し違うとの声を聞いていました。

 

楽太郎さんはこういった話を聞いたことがありますか?

 

また、どう思いますか?

 

楽太郎さんの意見を聞かせていただければ幸いです。

 

ビガーZ さんからのご質問

度々ご質問させて頂いております、今回はとあるパチンコ台について質問させて頂きます。

 

登場からけっこうな月日がたったとは思いますが、マルホンから出た『CR沖7』についてです。

 

以前、楽太郎様の記事でパチンコで割の甘い機種として紹介されていましたが、ネット上では様々な意見が見られます。

 

【参考】

2018年9月9日公開

『スロットのディスクアップのように、どう運用しても薄利や粗利マイナスになってしまう甘いパチンコ機種も存在しますか?-回答』

 

私のマイホにもバラエティーに1台設置があるのですが、3万発以上一気に出ることもあれば、15回連続で単発なども見かけます。

 

確変突入率80%でいくらSTとは言え、ネット上で囁かれてるように出方として確かに怪しい気持ちになります。

 

そもそもAI搭載で大当たりを予測するってなんですか(笑)

 

この台の挙動に関して何か情報があれば教えて頂ければと思いますm(__)m

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結論

今回は、

 

「全国のホールに設置されている遊技機が、型式試験に適合した検定機と、同じ性能の物なのか?」

 

という主旨のご質問に回答させて頂いている訳ですが、ゴロー さんにしてもビガーZ さんにしても、実際にお二方が普段遊技しているお店から当該機種の相当量の営業データを提供して頂き、そのデータと設計値を照合してみない事には、納得感がある回答をするのは不可能と言えそうです。

 

ディスクアップに関しては、大手分析会社の方で、どうにかこうにかパネル別に全国データを集計するという作業が必要になります。

 

或いは、全パネル、適当台数を設置しているお店から、それぞれの相当量の営業データを提供して頂く必要も出て来るでしょう。

 

また、沖7にしても、なぜそんなに「荒波」なのか?検証する事はホール側の私では困難と言えます。

 

結局のところ、各メーカーの開発部署の方に正式な回答を求める以外には結論は出ない訳ですが、問い合わせたところで

 

「検定機です」

 

という以外の回答は出て来ない事が想定されます。

 

そんなこんなで、3名の方々には、納得感を得て頂きにくい記事になってしまったかと思いますが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

 

 

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[記事情報]

2019年2月24日公開

 

[追記]

2019年2月24日

22時23分

1 comment on “【設計値/メーカー公表値との乖離】ディスクアップはパネルの違いがスペックの違いになっている?CR沖7って本当に検定機なの?-回答

  1. クランキー坂田

    ハナビの初代パネルとブラックパネル以降の違いとしては、

    ①リプレイ時メダル投入の可否
    …ホール投入タイミングの違いによる基本ルールの変化

    ②筐体への配当表明示の有無
    …同上

    ③ストップボタン他各遊技操作のレスポンス(反応)スピードの違い
    …筐体性能の変化

    という感じかと思うのですが、

    ④1周押しNG出目のルールが若干違う

    コレが前から気になってるんですよね。
    意図して違うルールに変えてあると思うのですが、検定時と違うってことにはならんのですかね??
    まぁリールサイズからして違う訳ですから、そんなもんだと言われればそれまでですし、別に不満とかは無いわけですが。

    尚、①③④の要因で、ブラックパネル以降が好みです(^^)

    Reply

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