【画像あり】地元ホールのパチンコの釘があまりにも酷くて打てない-回答

今回は、釘調整に関するご質問にお応えします。

 

牛 さんからのご質問

パチンコの釘について質問があります。

 

私は以前は週に2・3日、仕事あがりに駅前のホールで軽く弾いてから帰宅するようなユーザーで、大体毎月5~7万円くらい使って負ける月はその額、勝つ月はプラス数万~10万くらいになるような遊び方をしていました。

 

ですが、今はもう月に1・2日打ちに行けばいい方です。

 

全く行かない月もあります。

 

理由はといいますと、地元ホールの釘があまりにも酷い有様だからです。

 

いつからそうなったかといいますと、たぶんMAX機がなくなったあたりからです。

 

楽太郎様の記事を拝読していて、MAX機があるからホールはまとまった売上や利益を稼げていて、これが無くなって売上や利益が激減したホールもあるという内容でした。

 

地元ホールはまさにご指摘のような状況で、週末でも島内はガラガラで、利益不足からか釘がどんどん悪くなっていきました。

 

特にクリア板面の機種は釘を曲げると根本からどれだけ動いたか見えるので、見ていて吐き気がするレベルです。

 

逆八は左にぐいっと曲がっていて、他入賞は全部閉まっています。

 

釘の規制は一体何だったんだ、と思っています。

 

ホールも商売なので利益重視なのはわかりますが、あまりにも酷過ぎる状況です。

 

このたび質問させて頂きたいのは、本当にここまでしないと利益が出せないものなのでしょうか?

 

ぜひ写真を見て頂きたいのですが、お送りするにはどうすれば良いでしょうか。

 

どうぞよろしくお願い申し上げます。

________

ここまでが、牛 さんからのご質問です。

(全文そのままです)

 

それでは、回答です。

 

回答

提供画像

まず、釘の状態がどの程度なのか興味がありましたので連絡させて頂き、写真を6点提供して頂きました。

 

それが、こちらです↓

 

画像①:CRヤマトとの事↓

18-5

 

画像②:CRまどかマギカ ほむらver.との事↓

18-2

 

画像③:CRカイジ沼3との事↓

18-3

 

画像④:CR慶次Xとの事↓

18-4

 

画像⑤:CRルパン三世9との事↓

18-1

 

※もう1点、CRトキオスペシャルの羽根周りの画像も送って頂きましたが、お店の内装の映り込みが多く、処理すると釘の状態が見れなくなってしまうため、今回は割愛させて頂きました。

 

※釘調整は検定型式の無承認変更であり、遊技機性能を改造する違法行為です。

ですが、ご質問にお応えするために解説が必要なため、以下で調整云々の語句を用いる事をご容赦頂ければと思います。

 

ここまでしないと「利益が出せない」?

まず、提供して頂いた画像のように、相当な曲げ方をしないと「利益が出せない」のかと聞かれれば、

 

「欲しい粗利金額はホール企業/店舗によって大差があるので、そのお店の経営状況/営業数字が分からない私では、回答しかねる」

 

というのが本音です。

 

4円パチンコの台粗利が3,000円で良いお店もあれば、5,000円無いとしんどいお店もあり、最新台の場合は10,000円以上、何なら可能な限り多く取らないとキツいというお店もあります。

 

ですが、「欲しい粗利水準も釘調整の度合いも、お店による」では回答としてはつまらないので、私なりに所感を述べさせて頂き、また釘調整の理論的な事について1点だけ解説させて頂く事にします。

 

所感

画像を見させて頂いて、私が気になったのは、釘がどうこう以前に、どういったタイプの方が釘調整しているのか、という事です。

 

おそらくは

  • 経験則やカンで調整していて、取り締まり行政や健全化組織にファイティングポーズをとるタイプの、私よりも上の世代の方(1970年代前半~1960年代生まれ)
  • 釘調整の技術的/理論的な指導を、全く受けた事がない若手

 

このどちらかだと思います。

 

そのように判断した理由は、一般入賞口周りの釘の状態からです。

 

後段で、設計値を元に解説致します。

 

設計値

ある新基準機の、メーカー出荷時(納品ゲージ)の設計値を示す図面/表がこちらです↓

設計値:ベース関連

こちらをご覧頂くとお分かりの通り、どの入賞口等が、分間で(発射=100個)どのくらい拾うかの目安数値が示されています。

 

ここでは、遊技盤面の左側だけ見ますが、一般入賞口に関する数値

  • 左肩入賞口 賞球4 通常時0.08個
  • 左袖入賞口 賞球4 通常時1.09個
  • 左落し入賞口 賞球4 通常時2.60個

 

このように記載されています。

 

また、スタート入賞に関する数値は、表の中ほどに

  • 始動口1 賞球4 通常時5.69個

 

このように記載されています。

 

更に、表の下段には、通常時の想定ベース値が記載されています。

 

解説

先ほど、一般入賞口周りの釘の状態を見るに、いまだに釘曲げ上等なタイプの年配世代か、未熟な若手が叩いているかも、といった事をお話ししておりました。

 

業界が置かれている現状がまるで分っていないような年配世代の特徴としては、遊技機が納品されて来ると、とりあえずベースダウンさせます。

 

彼らにとって、パチンコの釘調整とはそういうものであり、そこに理論的な理由はありません。

 

また、未熟な若手の特徴としては、会社/上司から要求される水準の「利益が出せない」場合は、どうやってでも数値を落とそうとして、色んな箇所の釘を、欲しい粗利水準になるまでとにかく沢山叩きます。

 

同じ機種なのに、叩く場所や調整度合いがその都度違うので、ゲージに統一性がないとも言えるでしょうか。

 

入賞口によって貢献度は異なる

遊技盤面の左側に、一般入賞口が3箇所ある機種について、それらが分間でどれくらい拾うかという目安数値が全て同じ、という事はありません。

 

必ず、拾い易い(ベースUP貢献度が高い)箇所と、拾いにくい(ベースUP貢献度が低い)箇所があります。

 

これは、先ほどの設計値の画像で示した通りです。

 

ですが、提供して頂いた画像では、どの入賞口もぐんにゃりと曲げてしまっています。

 

釘の状態は調整者の意志を反映するものであり、マイナスの度合いが大きければ「ここには、絶対に入れさせたくない」と、打ち手に対して言っているのと同じです。

 

しかし、「必要粗利」を残すためには、ベースダウンが必要というのであれば、それなりの叩き方というものがあります。

 

第一に、動かす釘の本数は、なるべく少なくし、釘を動かす度合いは、なるべく小さくする、という事です。

 

第二に、マイナス調整の意図が見えにくいように、左右ではなく、上下に微調整する、という事です。

 

つまり、通常ベースを落としたいのであれば、拾い易い一般入賞口の周りを、上下に微調整するだけで事足りる場合があるという事です。

 

イメージとしては、

釘確認シートイメージ

こんな感じです。

 

出荷時の釘の状態を示すものとして「釘確認シート」がある訳ですが、例えばある一般入賞口の入口の釘幅が出荷時11.50mmであり、ここが拾い易いので数値を落とすために11.10mmにしたような釘の動かし方が、上の画像にあたります。

 

まとめ

釘確認シートの範囲内に収まっていれば良いとか、そういう問題じゃない、0.01mmも動かすな、そもそも一切触ってはいけない、このようなお叱りを受けるでしょうが、今回のご質問には前述して来た程度の解説は必要であったため、敢えてお話し致しました。

 

牛 さんからのご指摘で、

特にクリア板面の機種は釘を曲げると根本からどれだけ動いたか見えるので、見ていて吐き気がするレベルです。

 

釘の規制は一体何だったんだ、と思っています。

 

ホールも商売なので利益重視なのはわかりますが、あまりにも酷過ぎる状況です。

 

このようなものがありました。

 

今回の提供画像は、同業の私が見ても恥ずかしいレベルの釘であり、どんな経営/営業数字の状況なのか分かりませんが、弁護できる範囲を超えています。

 

打ち手が嫌がる事や、釘に限らず広告宣伝も含めたあらゆる場面での法令違反を繰り返していて、それでファン人口の減少に歯止めをかけようというのは無理があります。

 

今回ご質問の舞台になったお店の方々には申し訳ありませんが、釘の状態を拝見する限りでは、

 

「劇的に改善して頂かない事には、業界の将来にとって邪魔になるような営業をなさっている」

 

と申し添えて、締めさせて頂きます。

 

 

以上、十分な回答になったかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2018年5月18日

8 comments on “【画像あり】地元ホールのパチンコの釘があまりにも酷くて打てない-回答

  1. じょう

    俺も地元マルハソの釘見て欲しいけど注意の声掛け飛んで来るからなー

    釘写りやすいタイミング、角度で撮るの無理ゲーレベル

    Reply
  2. daidai

    たまに見かけますね、こういう釘。寄らせない、回らせない、間違って当たっても出玉は可能な限り削る。
    売上=粗利を目指す経営の典型ではないかと。ただ、ここまで至らなくても、風車上の寄りマイナス、命釘下げ、スルー絞りくらいどこの店もやってます。もっとうまくやれよ・・・・

    牛さんが打たなくなった、と仰るとおり、閑古鳥が鳴くという市場原理であり、いずれ淘汰されることになるでしょう。立地が良いだけで高くてマズイ食堂には誰も食べに行きません。

    多くの人は、良い店を敢えて探そうなどとはしません。自分の生活範囲での選択肢がなければ止めるだけのこと。そして、店を日々探索する依存症的な遊技者だけが残り、牛さんのようなある意味健全な遊技者は消えていきます。そうして業界の先細りと依存症を相手にする大手しか残らなくなる将来を楽太郎さんが懸念されているのは分かるのですが、個々の店舗側の自覚認識の問題ですから。組合も行政もこの点は機能していないし。市場原理に委ねるしかないでしょう。

    Reply
  3. 匿名

    うちの地元のマ○ハンもこんな感じですよ。
    ハカマの外側の釘はソッポ向いて、ヘソまでの道釘はガタガタ。玉の動きを見ていると具合悪くなります。
    そのくせ、ヘソはある程度開いているのでみんな騙されてます。
    最近は気付く人が増えたのか、平日はガラガラです。
    他には、例えば北斗無双のバネ不良の台を放置してたりしますよ。
    逆に地元のホールは出玉の削りや電サポの削りは有るにせよ、基本、ヘソで調整する感じなので、ヘソ相応の回りをしてます。
    複雑な調整にすると戻せなくなったり、困ると思うのですが。

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  4. Pingback: 【画像あり】地元ホールのパチンコの釘があまりにも酷くて打てない-回答 | パチパチスロスロあんてな

  5. ゴンザレス

    パチンコ界の妖精こと谷村氏が活躍してるのは、こういう店が多いのが原因かもしれませんね。

    「真面目に釘を見るのも馬鹿馬鹿しい。だって釘は最悪な所ばかりだし。オスイチだのオカルトに頼るくらいしか勝ち目が無い!」と。

    しかし、酷いなこりゃ。文字通り曲がってる(´・ω・)

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