ぱちんこ業界における依存問題対策の近況について-自己申告プログラム拡充&家族申告プログラムの新規導入など

今回は、ぱちんこ業界における依存問題対策の最新情報をお伝えします。

 

依存問題対策の状況

まず、11月1日より、リカバリーサポート・ネットワーク(以下、RSN)における電話相談の受付時間が延長されている事をご確認下さい。

 

<RSN電話相談受付時間>

050-3541-6420

無料電話相談回線(IP電話)

月~金(祝日除く)10時~22時

※旧)10~16時⇒新)10~22時

 

次に、業界全体として取り組んでいる「自己申告プログラム」の導入および「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」制度の推進状況についてお知らせします。

 

<自己申告プログラム導入店舗>

2017年3月10日時点=452店舗

2017年10月31日時点=1,818店舗

 

<安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習>

2017年11月31日時点=受講者数9,865名

※各店舗において、受講者数が3名以上となるように推進中

 

こんな感じです。

 

ここで、更に、先ほどご案内した「自己申告プログラム」を拡充し、新たなプログラムを新規導入する事も決定しましたので、併せてお知らせしたいと思います。

 

自己申告/家族申告プログラムについて

ぱちんこ業界の横断的な組織である「パチンコ・パチスロ産業21世紀会」からのアナウンス内容は、下記の通りです。

 

<資料①>

自己/家族申告プログラム2

 

<資料②>

自己/家族申告プログラム

 

新たなプログラムの導入について

従来の、会員システムと連動した遊技金額上限を自己申告してのプログラムに加えて、前出資料にもあるように

 

  • 遊技回数
  • 遊技時間
  • 家族申告
  • 入店制限

 

こういった要素も加えたプログラムの新規構築に至った主旨、経緯、概要に関しては、誤解がないようにパチンコ・パチスロ産業21世紀会作成の運用マニュアルから随時引用しながら紹介致します。

 

プログラムの新規構築に至る経緯について

以下、引用

↓ ↓ ↓

貯玉管理会員システムを活用した自己申告プログラムは、これまでパチンコ・パチスロ産業21世紀会が平成27年制定の「パチンコ店における依存(のめり込み)問題対応ガイドライン」および「自己申告プログラム導入のご案内」に盛り込み、平成27年10月より運用開始して、会員の1日の上限金額の申し込みを受け付けてきました。

 

その後、平成29年、ギャンブル等依存症対策基本法制定の動きなどを受け、パチンコ・パチスロ産業21世紀会は、自己申告プログラムの改善・強化策を検討し、遊技上限金額だけでなく、遊技回数、時間の上限設定も盛り込むこととしました。

 

また、自己申告および家族申告による入店・遊技制限のプログラムも新たに設けました。

 

パチンコ・パチスロ遊技に起因する依存問題への取り組みは、業界の社会的責任と認識しています。

 

依存問題に対する啓発・予防等への取り組みの一環として、自己申告プログラムおよび家族申告プログラムの導入に向け、本マニュアルを活用してください。

 

各店の運用方法は、本マニュアルを基本としつつ、会員管理システム等の仕様によって柔軟に対応いただいても構いません。

(運用マニュアルからの引用ここまで)

 

プログラム概要

以下、引用

↓ ↓ ↓

顧客が申し込みできる運用項目は

 

①1日の遊技金額

②1ヶ月の来店回数

③1日の遊技時間

④入店・遊技制限

の4つのプログラムです。

 

また、家族が遊技者本人の入店・遊技の制限を申告できる家族申告プログラムも設けました。

 

それぞれ運用方法などが異なります。

 

申込書の有効期間は全て1年間ですが、本人の来店が3か月間確認されなかった場合、申込書は無効とし終了します。

(運用マニュアルからの引用ここまで)

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プログラム分類一覧

自己/家族申告プログラムの運用分類

こちらに関しては、少し補足的に説明させて頂きます。

 

自己/家族申告による対象者の確認等においては、申込書に顔写真を貼って頂く事(或いは身分証明書のコピー添付)が必要条件となります。

 

また、制限を超えた遊技状況になった場合に、

 

  • 直接声かけ
  • 携帯などにtel(留守電への入電含む)
  • 店内アナウンス
  • 会員カードの利用停止対応
  • スタッフによる「見守り」
  • スタッフによる遊技中止の勧告
  • スタッフによる退店の勧告
  • スタッフによる入店の拒否

 

こういった行為全般を許容、希望するか否かを、申込書の作成時に選択/申告して頂いた上でのプログラム運用になります。

 

 

以上が、ぱちんこ業界、特にホール側における依存問題対策の取り組みにあたっての最新情報です。

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

「全く意味の無いプログラムである」という方は、下のボタンをそっと押して下さい↓

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[記事公開]

2017年12月4日

15 comments on “ぱちんこ業界における依存問題対策の近況について-自己申告プログラム拡充&家族申告プログラムの新規導入など

  1. daidai

    ラストが見事なオチでした。

    依存症なんてどんな世界にもいるのですが、パチののめり込み場合は生活と直結し、かつ周囲を巻き込んで社会問題となったのがいろんな意味で不幸の始まりでしたね。
    出入りの激しさがその根本的原因ですから、射倖性規制の方向性自体は必ずしも間違ってはいないと思います。
    ただ、社会的実在としての業界(客、メーカー等を含めた広義の業界)の実情を考えていないので、「勝てない台」「負けない台」「長時間のめり込めない台」「飽きない台」などの、とても両立できない要請を両立させろと言うに等しい。
    開発するメーカーも運用する店舗も先が見えないですね・・・

    同じパイの取り合いをしているソシャゲが全く同じ道を歩んでいるなあ。こっちもいずれゲーム性自体に行政が介入する規制が入り、その規制をくぐり抜けながらゆるやかに衰退していく未来を感じます。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      取り締まりスタンスが射幸性の抑制と依存問題対策という曖昧なもので、時代や世相、景気や政策によってもその尺度が上下左右するため、それで監督・取り締まりの対象となる業種は確固とした存立基盤を形成するのが困難ですよね。

      低貸しや甘確率機でさえも、その貸し玉金額では高い、確率1/100は辛いとか指摘されれば再議論になる訳ですから。

      Reply
  2. バカだろ

    じゃああなたのホールは意味のあるプログラムとやらを実施してくださいね
    これより深い自己申告プログラムを自らに課すとはすごいですね 楽しみです

    Reply
    1. かずま

      >バカだろ様
      新参の読者さんかなと思い、おせっかいですが。

      ブログ村ポチのところは、楽太郎さんの意見ではなくて読者に対する呼び掛けですね。
      「こう思った人はボタンを押して下さい」、程度の意味です。

      記事に対する賛否の反応を数値化したい時に、よく使う表現だと私は思っています。
      ま、楽太郎さんには申し訳ないですが、プログラムは対行政、対世間のポーズであって、実効性は低いと思い私は全力ポチでしたが(笑)

      Reply
      1. 楽太郎 Post author

        バカだろ さん&かずまさん
        誤解があったようで、すみません。
        これは かずまさんが説明して下さったように、最後のところは読者の皆さんはどう思いますか的な呼び掛けであり、必ずしも私がそう思っている訳ではありません。
        記事数が多くなって参りますと、ある程度過去記事を読んで下さっている、それが前提で新記事を書いてしまいますので、それも誤解の原因かと思います。
        私は、業界の中では、依存問題対策推進派です。

        Reply
    1. 楽太郎 Post author

      匿名 さん
      そうお考えの読者の方や打ち手の方も多いという事実は、私よりもまた別の方、例えば業界上層部や政策決定する方が見知っておくべき事でしょうね。

      Reply
  3. Pingback: ぱちんこ業界における依存問題対策の近況について-自己申告プログラム拡充&家族申告プログラムの新規導入など | パチパチスロスロあんてな

  4. 木久蔵

    これは全く意味のない事ですね
    やはり一番意味があるのは規制強化です
    規制をとことんかけてパチンコをつまらない物にすることですね

    特に業界からこんなこと業界イジメで意味がないって言ってる規制こそ効果があるような気がします
    2月からの出玉規制はグッジョブです
    換金にもどんどん手を入れて欲しいです

    そうすればこんな自己申告プログラムなんて意味のないことの必要がなくなりますよね

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      木久蔵 さん
      キツい仰り様のようでいて的を射てもいます。
      毎日パチンコスロットするだけで生活できるレベル、次のステージとやらを目指せる収入源として機能する、こういうのは遊技じゃないだろ、とも言い換えられるかと思います。

      大人の息抜きとしての遊び、程度でないと存続が許されないような形態に変えて行けば、色んなところからも「まあ、いいか」くらいの認識で目こぼしして頂けもするでしょう。

      Reply
  5. ゴンザレス

    仮にA店に家族からの申し出で入店できなければプログラムの無い隣のB店に行くだけ。それができるくらいパチンコ屋は未だに腐るほどある。

    全ての店で統一した入場規制をしなきゃ意味がない。そのためには非組合員や非協力的な組合員を中心に、更に減らす必要がありますね。あくまでも依存症対策だけを考えれば。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ゴンザレス さん
      そういった場面も想定して、私としては「そんなの店側の自由だ」という範疇はもっと狭めて良いと思いますね。
      組合による自主規制が機能しないのなら、この業界は潰れると思っております。

      Reply
  6. ムツ

    いつもながら言っても仕方のないことですが。
    依存性患者ってそんなに多いんですかね。まぁ、多い少ないの問題ではないところもあるかとは思いますが。
    そんな人が借金までしてひっぱれるお金ってたかが知れてますよね。1店舗を支えられる額はとても賄えないと思います。そしてあっという間にパンクして消えていく。
    それよりも楽しんで、月に3万くらい負けてくれる常連を30人くらい確保できた方が、よっぽど安定するんじゃないかと思うんですがね。
    そもそも依存症って何が悪いのかわからない。使う金額?店に入り浸る時間?
    てなことを1ぱち大盛況、4ぱち閑古鳥のお店を見ながらふと考えてしまいました。何が問題かはっきりさせられない人(行政とか)が、解決策なんて導き出せないですよね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ムツ さん
      本音を言えば、監督官庁の方でも「いちいち面倒くせー世の中になったな」と思う場面も多そうですね。

      実際に、業界団体の会合での行政講話の中で、「かつては近隣コミュニティにおいて対策、処置されていた諸問題、人間関係の綻びや誤解に起因する諸問題にも、我々警察が介入せざるを得ない場面が多くなり、業務は煩雑化している」という主旨のものがあったりしますね。

      Reply
      1. ムツ

        楽太郎さん
        あぁ、おまわりさんもそう思ってるんですね。ひとりひとりが自己管理できてこその大人の遊びのはずが、それができないで解決を他人に依存しようとするから、窮屈な世の中になってしまうんですよ。すみません、店移動中の愚痴でした。
        って、私が重度の依存症でした。

        Reply

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