遊技機の入替には、メーカー側の協力が必要不可欠

早いもので、今年もあと2ヶ月です。

 

どんな1年だった?

直近年について、私としては、

 

  • 釘問題の2016年
  • 依存問題対策の2017年
  • 規則改正の2018年

 

こんな感じにテーマ分けができるかと思っております。

 

特に今年大いに話題になった「依存問題対策」というテーマに関しては、「著しく射幸性をそそる事が無いように営業すべし」という従来の取り締まりスタンスに、明確な方針としてそれが新たに加わったという点において非常に重要と言えます。

 

もっと言えば、それら両方共が定義が曖昧なものであるため、例えば来年の規則改正後も

 

「いまだに射幸性が高い遊技機が多いと判断せざるを得ない状況である」

 

或いは、

 

「更なる依存問題対策が、世間一般からぱちんこ業界に対して強く求められている」

 

といった文言で行政指導がなされれば、組合として取り決めた何らかの目標や開発上のスペック基準などを、「自主的に」より厳しい方向に持っていかなければ警察庁を納得させられない可能性を秘めてもいます。

 

つまり、風適法や規則改正後のスペック規定上では問題が無い事であっても、自主的とは言え実質的には半ば強制される形で「無難に」対応せざるを得なくなる場面も出て来るだろうという見通しがある事です。

 

具体的には、あと2~3年設置しておけるはずのものを、早期に、或いは段階的に撤去せざるを得なくなったり、造れるはずのスペック機を「やめておこう」とメーカー側で自主規制したり、といった具合にです。

 

いずれにしても、来年は、取り締まり行政側が先ほど挙げた2本の曖昧且つ強力な刀で、ぱちんこ業界の背中をつっ突いて来る可能性が高いと、私としてはそのように思っております。

入替協力

ホールとメーカーは一致協力できるか?

業界事情で喫緊の課題と言えば、わざわざ言うまでもない事ですが、みなし機の撤去問題と言えます。

 

これを、単に「撤去」問題とだけ扱えば、検定切れ或いは認定切れによりみなし機となったものに関しては、規則改正に伴って確実に撤去してね、というだけの話になります。

 

しかし、これを「入替」問題として扱えば、ホール営業の継続が可能なように、みなし機と、それの代替となる遊技機とを適切に入れ替えて行くにはどうするか?

 

このような議論になるのは当然です。

 

その建設的な対策としては、営業現場たるホールに供給側であるメーカー或いは中古機流通市場が協力スタンスをとる事が不可欠な訳ですが、少なくとも一部のメーカーに関しては、メーカー経営者クラスの言葉では

 

「業界一丸となってこの問題に取り組んで行く」

 

などと言っていても、実際の販売現場ではそれとは真逆の施策でセールスをしている支店/営業所/営業マンが居ると言わざるを得ません。

 

  • 気に入らないなら買うな
  • 大手メーカーに相手をしてもらえなくて悔しいなら、相手をしてもらえるような営業規模に成長しろ
  • 新台を極力買わずに旧台メインで営業して来たお店は、時流を読めないバカ

 

色んなご意見があるでしょうし、全ての批判的なご意見はこのブログでは真摯にお受け致します。

 

現状では…

私はホール側の人間なので、先ほど話題にしたみなし機の件は入替問題として捉えたいと思います。

 

撤去するだけなら、

 

  • 今の新台価格を満足に費用負担できないお店はどうするのか
  • 新台に妙な販売条件が付いている場合はどうするのか
  • 入替需要増で、新台よりも高額で流通している中古機も多いという事実

 

こういった事は無視されてしまうからです。

 

それでも、「何が何でもみなし機は撤去せよ、後の事はホール側だけでなんとかしろ」とバッサリと切り捨てられてしまうのであれば、いよいよベニヤ板の登場やフロア閉鎖、営業面積減というホールも出て来てしまいます。

 

まあ、それも含めて「自業自得」や「淘汰」なのだと言われればそれも正論でしょうが、このような状況で

 

「業界一丸となってこの問題に取り組んで行く」

 

こう言われても、私としては、中小ホールが大部分であるこの業界の姿が、大手メーカーや大手販社にはしっかりと見えているのですか?と疑問に思わざるを得ません。

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今日もどこかで不公正販売

最後に、全日遊連に日々寄せられている不公正販売情報の中から、直近の機種に関わる事例の一部を紹介して締めたいと思います。

 

①前回、認定で台あたりの点検料が6万円と法外な値段であったが、今回の前倒し認定でも同額な費用になるだろうと言われた。

 

また、CRダーカーザンブラックまたはCRギルティクラウンの甘デジを購入すれば、優先的に認定が受けられるので購入して欲しいと言われた。

 

②SLOTまどかマギカAを数台購入してもらえれば、既存のユニバーサル系機種の前倒し認定を取るとのこと。

 

購入がなければ、人手が足りないので認定は受けないと言われた。

 

認定を取るためには、新台を認定機種分購入しないと書類を出さないと言われた。

 

③同時期販売のCRテラフォーマーズ265Ver.を購入しないと、CR必殺仕事人V豪剣は販売しないと明確に言われた

 

④CR真花の慶次2の販売方法に関して、トップ週は30台以上もしくはパチンコ設置台数の8%以上、2週目は4%以上で、東京/神奈川/埼玉は同一ルールと言われた

 

・・・こんな感じです。

 

 

以上、遊技機の入替に関するあれこれについて、ごく簡単にではありますがお話しして参りました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年11月4日

8 comments on “遊技機の入替には、メーカー側の協力が必要不可欠

  1. ゴンザレス

    まるで成長していない・・・・・・

    こんなんでも国内のカジノ参入有力候補の一つ、てのがなぁ。結局、社長が変わっても黒い経営や黒い営業は変わって無いなら意味はないなぁ・・・

    そして京楽はホールから一時見捨てられた時の経験から何も学んでいない、と。

    Reply
    1. 匿名

      今だパチンコ業界のホール側で飯を食うことを考えるのが時流に乗れないバカ。
      4号機終焉時に兆しはあったのにも関わらず。

      Reply
      1. 楽太郎 Post author

        匿名 さん
        全ては営業規模ですね。
        無借金経営且つ不動産業が強い中小ホール企業だと、こういった業界状況でものらりくらりとやれていたりする訳で、私に関してはそういった経営の会社に感謝しております。
        さすがに発展性まではありませんが、まあ、今の社員が食っていければ問題無し、みたいな経営者ですから。

        Reply
    2. 楽太郎 Post author

      ゴンザレス さん
      京楽に限らず、大手なんて大体どこもそんな感じですね。。。

      Reply
  2. うさぎ団

    メーカーの決算出てますね。
    赤字のことろばっかじゃん・・・
    営業はきついノルマかけられてそう・・
    正直明るい話題ホント無いですよね。

    開発費おさえて、シンプルな台出したとしても
    売れないのかなぁ〜
    版権だよりなのがイカンですな。
    メーカーもホールもガンバレ!

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      うさぎ団 さん
      シンプルな造りの機種や、ギミックなどが簡素な機種だと「平べったい」印象を与えてしまうため買って貰えない、打って貰えない場面があるというのは事実ですね。
      例を挙げるならば、大一のフルーツパンチとかですね。

      Reply
      1. うさぎ団

        ですよねー
        ドットやドラム機大好きなんだけどなぁ〜
        それなりに好きな人はいると思うんだけど・・・
        特に1/200前後の確率の台にはぴったりだと思うし、
        その辺の確率の台がトレンドになりつつあると思うんだけどなぁ

        色んな掲示板では多くの台に対し演出がくどいとか長いと言う批判をよく見るし
        いけると思うんだけど、ホール目線だとやっぱりそうなりますか。

        Reply
        1. 楽太郎 Post author

          うさぎ団 さん
          データ判断では、ドラムロイド、ビッグガチンコ、ドラム海、ドラム黄門、ドラム麻雀あたりは営業上の使い勝手というか、パフォーマンスは悪くない機種ですね。
          1~2台なら置いておいてOKです。

          Reply

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