今回は、IR議連の直近情報をお伝えします。
IR議連の近況
2018年2月14日(水)に、国際観光産業振興議員連盟(IR議連)の会合があり、ぱちんこ業界に直接関わる事としては、ギャンブル等依存症対策の取り組み状況についての資料がありますので、今回はこちらの資料を紹介したいと思います。
※情報提供者から頂いたものです。
会合のより詳細な内容等については、お問い合わせ頂いても分かりかねますのでご了承願います。
資料
解説
先ほどの資料では、ぱちんこ業界としては
「形の上では、諸々の取り組みを着実に進めている」
という事がお分かり頂けるかと思います。
ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議で示された
「業界におけるぱちんこへの依存症対策を更に進めるため、業界の取組を評価し、更なる取組を提言する第三者機関のような仕組みがあることが望ましい」
という事に関してだけ、その姿が見えて来ていない、というのが現状と言えるかと思います。
また、推進している自治体に関係して、「全国IR誘致団体協議会」というあまり見聞きしないワードがあるかと思いますので、一応ここで構成団体を紹介しておきます。
<全国IR誘致団体協議会 構成団体>
- ひがし北海道統合観光リゾートIR誘致協議会(北海道 釧路市)
- 小樽国際観光リゾート推進協議会(北海道 小樽市)
- NPOイーストベガス推進協議会(秋田県 秋田市)
- いわき経済同友会(福島県 いわき市)
- 能登にラスベガスを創る研究会(石川県 珠洲市)
- 熱海・カジノ誘致協議会(静岡県 熱海市)
- 堺商工会議所(大阪府 堺市)
- 泉佐野りんくう国際観光振興協議会(大阪府 泉佐野市)
- 日本カジノ健康保養学会(徳島県 鳴門市)
- 西九州統合型リゾート研究会(長崎県 佐世保市)
- 那覇商工会議所(沖縄県 那覇市)
今回の会合において、「IR実施法案」の早期成立に向けて進捗状況を確認し、それぞれの連携を確認した格好になるかと思います。
また、同日、国会内においても、超党派の国会議員による勉強会が開催され、自民/公明党はこの場で
「昨年の特別国会で継続審議となった与野党の法案を1本にとりまとめたい」
という意向を示したとの報道もあります。
政府としては、同法案を今国会(第196回国会 会期:平成30年1月22日~6月20日)で提出する事を目指している模様ですが、依存症対策基本法案の成立が必要条件であるため(公明党が強く主張しています)、もしも予定通りのスピード感で物事が進まないとすれば、ここらへんがその原因になるかも知れません。
以上、カジノ関連の動きに関して、速報的にお伝え致しました。
今回は、これくらいにしておこうかと思います。
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[記事公開]
2018年2月17日
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