パチンコ機の上皿の玉の量で、玉の流れに変化が出たりスタート入賞数が増減する事はありますか?-回答

今回は、パチンコの回りムラと重量(負荷)の関係についてのご質問にお応えします。

 

ばるちー さんからのご質問

はじめまして。

ユーザーではなくホールからの目線ということでいつも興味深く拝見させて頂いております。

 

質問なのですが、パチンコにおいて上皿の玉の量、あるいは体重を掛けることによって、玉の流れや動きは簡単に変わるものなのでしょうか?

 

私は普段足を組んで遊戯する(もちろんお隣さんに迷惑はかけてないです)事が多いのですが、店によっては台と椅子の間が狭く、足がドル箱を置く部分に当たる事もあります。

 

もちろん同じ体勢で打ち続けるのも辛くなるので、組み替えたり、普通に両足を地面に着けたりもします。

 

体勢を変えたり、ドル箱の残りが少なくなると一気に上皿に玉を多めに入れたりすると、それまで入っていたのに急に入らなくなるという経験が多々あります。

 

もちろん回りムラはあるかもしれませんが、明らかにヘソ周りへの行きが悪くなったり、ワープへの入りが悪くなったりと、ムラだけでは説明できないような場面によく遭遇します。

 

例えば1000円あたり20回転回っていた台がいきなり3回しか回らなくなるとかです。

 

ハネモノでは役物に入賞するかどうかでネカセについて語られることがありますが、玉の流れ、動きとは台に自分の体重がかかっているかどうか、上皿の玉の量などで影響を受けるほど繊細なものなのでしょうか?

 

できればブログで回答頂けるとありがたいです。

回答よろしくお願い致します。

________

ここまでが、ばるちー さんからのご質問です。

 

それでは、回答です。

回答

影響は…

はじめに結論から申し上げると、「重量(負荷)が掛かる事で、玉の流れに影響が出る事はある」という事になります。

 

ただし、

  • どの程度の負荷か
  • 上皿分程度の玉の重量や、体の一部が接触した程度の負荷でそれが起こるか
  • どの程度の影響が出るか
  • スランプを計測したデータがあるか

 

こういった、より具体的な事に関しては、私の立場では「分かりません」という事になります。

 

ひょっとしたら、大手メーカー側には「設置環境や遊技状況に応じた数値の変化」、といった実射データ等があるのかも知れませんが、少なくとも私が気軽に事情を聴けてこの場でその内容をお話しできる知人(元メーカー営業、現販社)が言うには、

 

「上皿の玉の量などを増減させて数値測定するような、製造上の検査項目は無かったし、今あるとも聞かない。というか、気にした事がない(笑)」

 

との事でした。

 

判断理由

では、なぜ私が「負荷が掛かる事で玉の流れに影響が出る事はある」とお話ししたかと言いますと、遊技台枠がひと昔前までの伝統的な初期パチンコ機の構造でガラス/銀縁(統一ガラス形状)を備えていた時代であれば、上皿を引っ張ってガラス枠と遊技盤面/釘との間隔に変化を出す事で、玉の流れにかなりはっきりとした影響が生じる場合があったからです。

 

これは、上皿引っ張りゴトで、玉が内部で立体的に混み合ってブドウになる、という場面を想像して頂くと分かりやすいかと思います。

 

また、油玉ゴトポマードゴトなど、玉と釘の関係性(反発の仕方)に影響を及ぼすような場面でも、玉の流れに変化が生じる事は分かっている訳ですから、何かしらの負荷(重量)が玉の流れに影響を与える可能性はあるだろうと考えるのが自然かと思います。

 

ひと昔前の遊技機の構造は、今と比べれば遊技台枠自体が軽量であり、部品の組成上のガタつき(隙間)やムラがある事で、それに対して外部から重量(負荷)を掛けたり、何か挿入して不正を働いたり、といった事が可能な場面が結構良くあったかと思います。

 

しかし、現行の遊技機の構造は、主要メーカー機であればそういった事を働くだけの「余地」がない/少ないため、効果測定可能なほどの変化を生じさせることは難しいかと思います。

 

また、現行の台枠は、派手なギミックや液晶、それらを制御する基板が沢山付いていて相当な重量がある場合があり、それに対してちょっとした重量(負荷)を人為的に掛けて効果があるのか否かと聞かれれば、象の背中に鳥が留まってどれだけの影響があるか、という質問にも近いかと思います。

 

もちろん、お店側の設置において、島への釘固定が甘くてちょっと引っ張ったり押したりした程度で遊技台枠が前後に動いて角度/傾斜が変わったりすれば話は別です。

 

例えば、足を組んでいてそれが遊技台にぶつかったり、上皿に体重を掛けた事で傾斜が変わって(例:3分⇒4分5厘)、それまではワープ通過しにくかったのが釘に絡みやすくなって通過個数が増えたり、道釘を渡る玉がステージに乗り上げやすくなり、始動口への入賞個数が増える、といった場面は十分に想定できます。

 

つまり、私見では、近年の豪華な造りの遊技台枠に対しては、よほどお店側の設置環境が雑なものでない限りは、玉の量を増減させたり負荷を掛ける事で、効果を実感できるくらい玉の流れに変化を生じさせる事は難しいのでは、と思っております。

 

こういった事に関しては、交流がある おかず さんが過去記事で考察されていますので、宜しければそちらもご参照頂ければと思います。

 

【参考】「パチ屋店長のお客様応援隊」

『パチンコ台の傾斜は頻繁に変えたりするのか?』

 

アナログ的なものには…

そんなこんなで、色々とお話し致しましたが、パチンコなんていうのは所詮は金属球と釘、板、ガラスなどの物質が物理的に関わって織り成す玉弾き遊びが根本な訳ですから、それらの内のどこかに大きな変化が生じれば、本来は玉の流れにもそれなりの変化が出るはずです。

 

「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」における「構造に関する規格」を見れば、

 

  • 遊技板面とガラス板面との距離は、13.00mm~25.00mm
  • 遊技球は直径11.00mm
  • 質量5.4g以上、5.7g以下

 

こんな感じに取り決められており、上皿から発射台に1個ずつ玉を送り出す装置(カセットと呼びます)まで、玉を満杯にした場合は、遊技台枠の種類(上皿の容量)にもよりますが現行の台枠では大体100~150個の玉が入ります。

 

1個5.5gとした場合、仮に120個の玉がここに貯留されれば、その重量は5.5g×120個=660gという事になります。

 

これは、世の中的な物を引き合いに出せば、Mサイズ玉子10個入り1パックに相当するようですが、これで果たしてどれだけ遊技状況に影響を与えるのか?

 

いかにゴテゴテした遊技台枠が目の前にあっても、アナログ的なものに、アナログ的な負荷を掛けている事には違いはありません。

 

それで、効果がある/ないと個人で考えながら遊ぶ分には誰にも迷惑は掛からないですし、無理やり引っ張ったり押したり遊技ルール違反でも冒さない限りは色々と試行錯誤して頂いても問題はないかと思います。

 

実際、引退した私の釘の師匠などは、初めて上皿が搭載された頃の遊技台枠は、上皿に腕を乗せるか否かで玉の流れが変わった、と話していましたし、島内に補給係が居た時代は、補給タンク(裏上皿、フネなどとも呼びます)にどれだけ玉が入っているかで、玉の流れに影響が出る場合があったので、そういった「攻略的な立ち回り」が可能なお店で凌いでいた事もある、と昔話を聞かされた事もあります。

 

さすがにこれは時代が古すぎますが、パチンコ=デジタルな遊びという印象が強いこのご時世ではありますが、構造の基本は玉と釘によって作り出される遊びな訳ですから、ホール内で ばるちー さんが仰るような変化が起こっていても何ら不思議ではないだろう、とお話しして、締めさせて頂く事にします。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2018年3月20日

4 comments on “パチンコ機の上皿の玉の量で、玉の流れに変化が出たりスタート入賞数が増減する事はありますか?-回答

  1. 匿名

    素人の稼働ブログ以下の店長ブログw

    クロロはクソなりに支持者多いが お前は只のクソだなwwwww

    Reply
    1. カグラ

      匿名様
      クロロさんのどこがクソなのでしょうか参考までに教えて下さい。
      クロロさんはパチンコ業界の革命家です。
      クロロさんがブログ始めなかったらユーザーはホールに騙され続けていました。
      その功績はどうなるのでしょう?

      Reply
  2. daidai

    ずっと昔の話ですが、私も上皿より下皿パンパンにすると寝かせがわずかに解消されて回りやすくなる、という都市伝説を信じていた時代がありました

    Reply

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