ぱちんこ業界の30年間を、6分で振り返ってみる!

今回は、久しぶりに、ちょっと細かい資料を見ながら、時代の流れを追ってみたいと思います。

 

まずは、今回の記事のベースになる、こちらの資料をご覧下さい。

 

<資料①>

こちらの資料は、規則改正/内規変更とパチンコスロットそれぞれの動向の対照表としてご覧頂ければと思います。

 

その際、

 

「あれ?平成4年って、西暦何年だっけ?」

 

「細かくて、分かりにくいんだよ!」

 

という方もいらっしゃるでしょうが、そんなもんは自分で読解しやがれ!後段で私が要所を抜き出して解説させて頂きますので、そこら辺はどうぞご安心下さい。

 

読むのが面倒くさそうな感じですが、タイトルの通り表と照らし合わせながらでも6分で読了できますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

規則改正/内規変更とパチンコスロット動向対照表

[参考]「遊技通信60周年記念号」

 

表の要所解説

それでは、本題に入ります。

 

以下で、先程の資料を元にして、ぱちんこ業界の動きを時系列に沿って箇条書き的に解説して参ります。

 

まず、予備知識として、表以前の昭和30年~48年=1955年~1973年は、「高度経済成長」期間として位置付けられています。

 

以下、表の要所の解説です。

 

①表の「平成元年」=1989年

 

②平成4年=1992年

・全国店舗数17,827軒

・スロット4号機登場

・スロットの全国設置台数が初めて80万台を超える

 

③平成8年=1996年

・全国店舗数18,164軒

・パチンコ社会的不適合機撤去

・パチンコの全国設置台数がピークを迎える

 

④平成10年=1998年

・全国店舗数17,426軒

・スロットの全国設置台数が初めて100万台を超える

 

~この間、「店舗の大型化(501台以上)」と「等価交換化(25個/5枚交換営業)」が進行~

 

この2点が進行した背景としては、射幸性が高いスペック機が流通し始めた事と、全国各地の組合が機能しなくなって行った事が挙げられます。

 

各地の多くの組合では、設置台数上限500台、チンドン屋やのぼり旗使用など地域住民に迷惑が掛かったり景観を損ねるような広告宣伝行為の禁止などを自主的に定めていましたが、全国展開する大手ホール企業や地方大手と目される企業が、これらを無視する時代に突入しました。

 

更に続きます。

 

⑤平成16年=2004年

・全国店舗数15,617軒

・規則改正

 

⑥平成18年=2006年

・全国店舗数14,674軒

・スロットの全国設置台数がピークを迎える

 

表以降の、近年の要所解説

次に、表以降の、ごく近年の状況について要所を解説します。

 

⑦平成23年=2011年

・全国店舗数12,323軒

・東日本大震災

・いわゆる「広告宣伝規制」および「総付景品規制」

 

警察庁は「ぱちんこ営業における広告、宣伝等に係る風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反の取締り等について」を業界団体に書面通知し、翌年7月にその徹底方針を追加通知しました。

 

また、「総付景品規制」に関しては、営業に付加価値をつけるような、いわゆる「モノ(過剰サービス含む)で釣る」ような営業行為全般を規制するための指示であると言えます。

 

これにより、遊技に応じてポイントを加算したり、高価な物品を提供したり、頻繁に販促物/広告物を店内外配布したり、といった営業行為が処分対象になりました。

 

更に続きます。

 

⑧平成28年=2016年

・全国店舗数10,986軒

・検定時と異なる釘の状態で販売された可能性がある遊技機=「不正」遊技機の年内撤去

・新基準に該当しないスロット機(1日に2万枚以上の払い出し実績があるスロット機=高射幸性スロット機を含む)の段階的な撤去

・特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(通称「IR推進法」)が成立

 

⑨平成29年=2017年

・全国店舗数10,702軒(2017年12月1日時点で、遊技産業健全化推進機構に誓約書を提出している軒数 ※廃業手続き中の店舗は含まない)

・ギャンブル等依存症対策推進関係閣僚会議の順次開催

・警察庁は規則改正の主旨を公表(9月4日公布、翌年2月1日施行)

 

⑩平成30年=2018年

・全国店舗数?????軒

・2月1日 規則改正

 

⑪平成31年=2019年

・全国店舗数????軒

・4月30日 天皇退位

・10月 消費税増税見込み 8%⇒10%(前回は2014年4月で、5%⇒8%)

 

…大急ぎで見て参りましたが、ざっと、こんな感じです。

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師走に思う…

細かい数字を見たり、数十年、十数年来のファンや業界人にとっては、なんだか淋しい気持ちにもなってしまうような資料や解説になってしまいました。

 

なので、今回はこちらの画像資料を紹介して、パチンコ台枠の変化を見ながら、当時は自分は何をしていたかな、等と思い出して頂きながら、お別れしたいと思います。

規則/内規の20年

[参考]ジェイビー製作資料

 

もう、1年を振り返る時期になりました。

 

2017年は、読者の皆さんにとって、どんな感じの1年だったでしょうか?

 

また、来年はどんな1年になるでしょう?

 

そして、その先は…

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年12月13日

18 comments on “ぱちんこ業界の30年間を、6分で振り返ってみる!

  1. 木久蔵

    今年決まった規則改正は本当にグッジョブですね
    日本が大不況の時に全盛期だったパチンコ、そして日本が景気が良くなるとパチンコは衰退斜陽化
    やはりパチンコは日本にとって害悪でしかないのが良く分かりますね

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      木久蔵 さん
      釘問題、高射幸性スロット機、これを放置した先には業界の未来はなかったでしょうから、規則改正絡みで決定的にホール側が痛手を被ったとしても私としてはそれで良いと思います。
      まずはホール側がぶっ壊れてみせて、その後はメーカーと一部のユーザーが再起不能になる。
      その先でしょうね、遊技が復活するならば。

      Reply
  2. ねこたろう

    確かに斜陽産業ですが、また陽は昇る。

    あとあの大同がフィールズ→ビスティになり業界を代表する企業になろうとは…
     
    フィーバークィーンDIとか三共のフィーバークィーンを買えない中小ホール向けの格安機でしたよね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ねこたろう さん
      みんなが同じ事をする必要はないので、独自路線を行った成功者、生存者が出てくる事を祈りたいですね。

      Reply
  3. Pingback: ぱちんこ業界の30年間を、6分で振り返ってみる! | パチパチスロスロあんてな

    1. 楽太郎 Post author

      匿名 さん
      確率1/300近辺なら5個戻しでも良いと思います。
      それだけ、ミドル機は敷居が高い遊びになっている訳ですから。

      Reply
  4. てんま

    認定で現場はゴタゴタ、みなし機の見解で組合はまとまらず、メーカーは最後の検定に必死で次世代機の仕様もまだ纏まらず、5号機との入替えと大違いですねぇ。
    来年前半は中小廃業ラッシュ、そして大規模店舗が店舗数を更に伸ばすと。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      てんま さん
      P-WORLD で主要エリアの定点チェックをすると店舗数減少の状況がリアルに分かるかと思いますね。
      激戦区であれば、年間で3店舗無くなったとかもあり得るでしょう。

      Reply
  5. ファウ介

    スロットが4号機導入後の数年は設置台数が約80万台から約70万台に下げてるのですね。意外でした。

    その後はピークの200万台(平成18)まで設定6も真っ青な右肩上がり!

    1990年代後半(平成10~12頃)、空前のパチスロブームと言われアルゼ帝国が猛威を奮っていた頃ですが、そこから実にまだ6~7年はパチスロシーンは巨大化を続けていたのですね。

    非常に興味深い記事でした。

    Reply
    1. うさぎ団

      4号機初期は3号機から比べると
      洗練された台がなかったですもんね。
      しかも、パチにアレジンやソルジャーなど、
      むちゃくちゃな台が多く、そっちの方が人気あった印象です。

      それからニューパルでスロが少しずつ増えたイメージですね。

      Reply
      1. 楽太郎 Post author

        うさぎ団 さん
        アレジン、なぜラクダなのか、それがピュイっと鳴るのかは置いておいて、名機中の名機ですよね。

        Reply
    2. 楽太郎 Post author

      ファウ介 さん
      データは結構沢山持っていて、割とちゃんと紹介している方だと思うのですが、最近「あんたのブログは資料が少ないので数値とか年代の事を書くときは裏付け資料をその都度明示しろ」というご指摘を受けて「そのように見ている方もいるのか」と再考しておる次第です。
      気軽に書けるブログというよりは、ちょっとした業界ニュースみたいな扱いになると、これまた面倒です。

      Reply
  6. うさぎ団

    設置台数上限500台なんて自主制限があったんですね。
    これは守るべき制限だったんじゃないだろうか・・・
    大型店舗ができはじめておかしくなってきた気がするので

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      うさぎ団 さん
      最初は、警察庁の指導だったようですね。
      それが残り続けたエリアもあれば、大手の縄張り争いの過程で早期に無視されたエリアもある、と。

      Reply
  7. Pingback: ぱちんこ衰退新聞 18.01月号 | ぱちんこ衰退速報!

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