組合の取り決めを無視する店舗/ホール企業は、金景品流通システムから排除せよ【前編】

今回は、換金に関する事情についてお話しします。

 

ある日の出来事

先日、このブログに色々と情報提供してくれている知人と会食する機会があり、その時に話題になった事について、ちょっと掘り下げてみようかと思います。

 

その話題とは、換金に関する事です。

 

話の流れとしては、

↓ ↓ ↓

①9~10月の営業状況(トレンド)が悪い

 

②11月に入っても、それは継続している

 

③パチンコの新台入替(機種選定および導入台数判断)に失敗すれば、冬季賞与~年末年始商戦にも期待ができないお店も多発する気配

 

状況の悪さから、広告宣伝規制違反とみなされる告知で営業するお店が増えているようにも見える

 

各エリアにおける組合の取り決めも、無視される流れにある

 

エリアにおける「等価是正」の取り決めも、無視するホール企業がある

 

・・・こんな感じに話が進み、最終的に知人から、下記のような話が出ました。

金景品

組合からの脱退

「全日遊連を脱退する店舗、ホール企業も増えるのではないですかね」

 

「そうした場合の明確なデメリット的なものがない以上、仮に複数県にわたって展開する大手ホール企業が脱退した場合には、タガが外れたようにどんどん脱退するのでは?」

 

「楽太郎さんとしては、仮に組合を脱退した場合に、どのようなデメリットを提示すればその抑止、組合としての取り決め遵守を求める事ができると思いますか?

 

・・・ざっと、こんな感じの会話内容でした。

 

これに対しての、その時の私の回答としては、

 

「エリアにおける特殊景品の交換/換金システムの利用を不可とし、実質的に玉/メダルの換金ができないようにする」

 

「最もインパクトがある施策として、東京都におけるTUCおよびパスタイムゴールド=金景品の交換/換金システムから締め出して、全国に対しての見せしめとする」

 

こんな感じでした。

—広告—

 

金景品の交換/換金システムについて

読者の皆さんの中には、ちょっと酷い施策なんじゃないか、とお思いの方も多いかと思いますが、私がそのように回答したのには、一応の妥当性というか、歴史的な流れの上に立脚している事実がひとつあります。

 

それは、東京都をはじめとして、数十年来、自前の「特殊景品」を交換/換金の用に充てていたものを金景品に改めたのには、暴力団の介入を許さないためという理由があります。

 

これは警察庁の後押しもあり、関東圏においては1990年代前半(平成2~5年ごろ)に当時のホール関係者が大変な苦労の元に成し遂げた事であり、私くらいの世代の業界人は

 

北沢戦争

 

という名前で当時の様子を先輩世代から教えられている事です。

 

今回会って話したこの知人は私よりもひと世代下のため、このワードを見聞きした事自体なく、「戦争」という表現で面白おかしく物騒なネーミングを、私がその場で付けたものと勘違いしたようでした。

 

しかし、この北沢戦争というのは、警察庁がそのように記録している公式なワードであり、金景品による交換/換金システムの事を話題にする際には、本来は避けては通れない歴史的な事実です。

 

これは、以下で掻い摘んでお話しするだけで、かなりの文字数になってしまいますので、続きは明日以降にお話しさせて頂こうかと思います。

 

明日以降の内容は、

 

①暴力団の排除を主目的とした、金景品流通システムの導入について

②暴力団の反発について

③組合を脱退した店舗/ホール企業には、金景品流通システムを利用させない事の妥当性について

 

これらについて、それぞれごく簡単にではありますが、【中編】【後編】とに更に分けて、お話しさせて頂く予定です。

 

 

「次回【中編】記事も、読んでやるぜ!という方は、下のボタンを押して下さい↓

にほんブログ村 スロットブログへ
にほんブログ村

 

[記事公開]

2017年11月22日

8 comments on “組合の取り決めを無視する店舗/ホール企業は、金景品流通システムから排除せよ【前編】

  1. くらっち

    初めてコメントさせていただきます。楽太郎さんよりも年上のおっさんです。私自身は全くの一般人で業界の裏側が読めるのは非常に楽しみにしています。
    北沢戦争と聞いて、物凄く懐かしい情景を思い出しました。当時、笹塚に住んでおり標的となったミナミにもそこそこ通ってました。流石に街宣車が来た時は近づけませんでしたがw
    続きを楽しみにしています
    流石に街宣車が

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      くらっち さん
      当時、同エリアに出入りしていた方のお話は貴重ですね。
      私の釘の師匠も、純粋な「職業釘師」として神奈川県東部~東京南/西部、城北部に出入りしていたらしいのですが、「街全体の雰囲気が普通じゃなかった」と話しておりました。。。

      Reply
  2. ムツ

    そんな面白そうな、と言ったら不謹慎ですかね、もとい興味深そうなお話があるんですね。楽しみです。
    P業界に限らず、それぞれの企業や業界で語り継がれる「○○事件」や「○○戦争」みたいなの、ありますよね。当事者は本当に大変だったのでしょうが、後から聞かされる者や、端で聞いてる者にとっては、ときに勉強になるときもあり、たいていは面白おかしく聞いてしまいます。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ムツ さん
      大変な事があったんだねー、と昔話で終わるのか、それともその歴史を経て今目の前にあるものが形作られたのか、と考えるのかによって振る舞い方も違ってきますね。
      もちろん、どの業界でもそうでしょうが、最も怖いもの、忌むべきものは「無知」です。

      Reply
  3. しょうゆ味

    続きが気になって夜も眠れません(本当は認定作業で)
    早めの更新を祈りつつ…寝ます

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      しょうゆ味 さん
      コメント返しのスピード感を犠牲にしましたが、記事公開はなんとか日々滞りなく実行できて良かったです。
      私も、日々の業務でヘロヘロです。

      Reply
  4. Pingback: 組合の取り決めを無視する店舗/ホール企業は、金景品流通システムから排除せよ【中編】 | パチンコ屋の裏話 現役店長楽太郎のお部屋

  5. Pingback: 組合の取り決めを無視する店舗/ホール企業は、金景品流通システムから排除せよ【後編】 | パチンコ屋の裏話 現役店長楽太郎のお部屋

コメントを残す