ギャンブル等依存症対策基本法案(2017年12月1日提出:自公案)など、国会内の動きについて

このほど、国会内で動きがありましたので、ごく簡単にではありますが紹介させて頂きます。

 

ギャンブル等依存症対策基本法案

2017年12月1日提出(12月4日衆議院HPにて公開)

提出回次:第195回

議案種類:衆法 2号

議案名:ギャンブル等依存症対策基本法案

 

こちらは、先の国会で審議される予定であった自民/公明党によるもので、衆議院の解散に伴い廃案になっていたものが、再提出された形になります。

 

この法案の目的について

以下、第一条を抜粋します。

↓ ↓ ↓
 
この法律は、ギャンブル等依存症がギャンブル等依存症である者等及びその家族の日常生活又は社会生活に支障を生じさせるものであり、多重債務、貧困、虐待、自殺、犯罪等の重大な社会問題を生じさせていることに鑑み、ギャンブル等依存症対策に関し、基本理念を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、ギャンブル等依存症対策の基本となる事項を定めること等により、ギャンブル等依存症対策を総合的かつ計画的に推進し、もって国民の健全な生活の確保を図るとともに、国民が安心して暮らすことのできる社会の実現に寄与することを目的とする。
(抜粋、ここまで)

 

「ギャンブル等依存症」の定義について

以下、第二条を抜粋します。

↓ ↓ ↓
 
 
この法律において「ギャンブル等依存症」とは、ギャンブル等(法律の定めるところにより行われる公営競技、ぱちんこ屋に係る遊技その他の射幸行為をいう。第七条において同じ。)にのめり込むことにより日常生活又は社会生活に支障が生じている状態をいう。
(抜粋、ここまで)
 
 

概要把握のために

次に、この法案の概要の把握のためにまとめられた資料を紹介させて頂きます。

 

※こちらの資料や以下の「解説」の内容は、情報提供者から独自に入手したり、新聞等のメディアによる既出情報を独自にまとめたものです。

 

<資料>

ギャンブル等依存症対策法案概要
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解説

今回ご覧頂いた法案は政権与党たる自民/公明党の案ですが、こちらが提出された前日にあたる11月30日には日本維新の会が同様の主旨の法案を参議院に提出し、その後は両党が法案の一本化を目指す話し合いを進めている模様です。

 

また、立憲民主党にも同様の主旨での法案の提出が予定されていますが、こちらはより多くの会派の賛同によって与党に対して存在感を示したいという意向から民進/希望にも共同提出を求めて調整段階に入っている都合上、まだ提出には至っていないとの事です。

※草案自体は、非公式ではありますが回覧されている模様です。

 

私の手元には、これらの会派全ての法案/草案の内容を比較できる資料まではありませんが、依存問題関連の情報を逐一提供して下さっている方のコメントによれば、「やはり、立憲民主党によるものが最も厳しい内容になっている」との事でした。

 

 

以上、ぱちんこ業界にも関わる事として、国会内における「ギャンブル等依存症対策基本法案」についての動きを、まとめて紹介させて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年12月5日

7 comments on “ギャンブル等依存症対策基本法案(2017年12月1日提出:自公案)など、国会内の動きについて

  1. Pingback: ギャンブル等依存症対策基本法案(2017年12月1日提出:自公案)など、国会内の動きについて | パチパチスロスロあんてな

  2. 東京の通りすがり膿物語

    立憲民主が どのツラさげて・・・
    先祖にさかのぼれば、パチンコ文化賞だかの第1回受賞者の1人が土井たか子。
    文春砲なんていう言葉はまだありませんでしたが、チンジャラゲートとか
    さんざん叩かれていたのに

    Reply
  3. ゴンザレス

    むしろ20兆円産業のパチンコを始め(建前遊技はこの際無視で)、競輪、競馬、競艇、オートレースなどギャンブルが大量に日本にあったにも関わらず、依存症対策をしてこなかった方がおかしいと言えばおかしい。更に言えばギャンブル庁やギャンブル委員会といった公的な統一組織がなく、各省庁に委ねられている点も。旨味は全て頂き、面倒は無視する(厚労省に押し付けたり)。ある意味、日本らしいと言えば日本らしいですが(笑)

    カジノ云々でなく、仮にカジノがポシャっても推進していくべきでしょう。

    しかし立憲民主党の法案は、カジノを潰す目的の厳しい物なのか、カジノを含めて全般的に厳しいものなのか、それが問題ですね。

    と言っても一度波に乗るとドンドン規制が激しくなりそうですから、「入場規制を厳しくするから台の規制は緩くしてくれ~い。法律に定めて全ての店に適用してくれ~い。抜け駆けは止めさせてくれ~い。」と肉を切らせて骨を断つような動きを見せんと、閉店ラッシュ継続!更に特化ゾーンの忖度検挙ラッシュ突入!になりそうですね。

    法律が曖昧だと上限も下限も曖昧。それが怖い怖い(´・ω・)

    Reply
  4. daidai

    なぜこのタイミングで、という素朴な疑問ですね。

    依存症問題は昔からあって、自助団体とかNPOとかありますけど、原因であるギャンブルよりも、結果としての多重債務の問題とかの解決でお茶を濁してきたと思います。あまりにも射倖性の限度を超えるような超初期のセブン機とか、初代ミリゴのような機種は台規制という形で手当てをしてきましたけど。
    ギャンブル依存を精神疾患として行政が正面から取り組む、という今回の法制化は、何がきっかけなんだろう。

    いろいろ自分の歴史を含めて振り返ってみると、やはりここ数年(7,8年、ってとこですか)、パチンコがバクチとしてハイリスクローリターンになりすぎたからではないかと。公営ギャンブルは寺銭25%ですが、多分今のパチンコはそれどころではないでしょう。

    昔は良かった、とはいいませんが(初代吉宗なんて金がいくらあっても足りない)、今から考えれば凄まじい射倖性機である初代北斗で、何万円も負けた記憶ってあんまりないんですよね。一部の特定の機種を除けばミドルリスクミドルリターンだった感じで、機種次第でローリスクローリターンの選択肢もあった。
    今はペタピン極悪釘運用でローリターンが基本、1パチなんてノーリターン。事故に事故を重ねて選ばれた人だけハイリターン。あとは勝ったとしても、2,3回別の日に遊びに行けば溶けるような限度。1万円って大金ですが、30分持たないですからね・・・

    何が言いたいかというと、昔っから病的な依存症は山ほどいたはずです(周囲にもいました・・・社会人になってほとんど真っ当になりましたが)。ただ、短期間にひたすら負け続けて社会的廃人になる人はそこまでいなかった。そこそこ遊べてそこそこ負け続けて、緩やかに廃人になっていったけども、そのカーブが緩やかだったために立ち直る人もかなりいた。
    しかしここ数年、業界はぶっこ抜きすぎた。依存症に依存しすぎた。だから問題が顕在化した。
    経営だし、商売ですから、悪意をもってぶっこ抜いたとは言いません。メーカー側の明らかな独禁法違反に付き合わされて、これを打ち手に転化するホールが直ちに悪ということでないのは良く理解しているつもりです。

    10年先、もっと先を見通して、影響力があって、業界全体のロードマップを作れる人がいなかった業界の不幸としかいいようがありません。スクラップアンドビルド待ったなしではないでしょうか。

    Reply
  5. 映画好き

    楽太郎さんからして

    ギャンブルにのめり込む原因って何だと思いますか?

    「国民が安心して暮らす事のできる社会の実現に寄与する事を目的とする。」

    のに対して

    ギャンブル依存症対策に「射幸性の規制」

    って繋がらないと思うんですよね。って楽太郎さんに言っても仕方ないんですがね笑

    Reply
  6. 匿名

    そりゃあ金がかかっていることでしょう
    ギャンブルと銘打つくらいだから
    遊技と言い張るのと齟齬あるけど

    全ての金が関わる案件を停止するとか(もちろん国営の競○、宝くじとか)
    それくらいやったらいいんじゃねえの

    Reply

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