藤商事の直販営業マン「CRFAIRY TAILは10台からの先行納品です」

藤商事から新機種の販売案内が来ましたので、私が把握している限りの状況をお話しします。

 

CRFAIRY TAIL

全国導入開始:3月5日

※多台数優先で販売し、10~18台(提示されている台数にはエリア差あり)水準なら2月26日から先行導入開始。

フェアリーテイル

最近頻繁に、CR地獄少女宵伽の事を

 

「ホールにとっては扱いが難しく運用の仕方に大差が出やすいが、ユーザーにとっては狙い目の機種である」

 

として紹介させて頂いており、別に本機に関しては取り立てて紹介する義理も無ければストロングポイントもありませんので、スペック等の解説は割愛致します。

 

それでは以下で、旧ブログ時代に公開させて頂いた過去記事を2件紹介させて頂きます。

 

過去記事①

【参考①】2017年6月27日公開

『楽太郎、藤商事から届いた「アンケート調査ご協力のお願い」に回答してみる』

 

以下、当時藤商事が募っていたアンケート内容の一部です。

________

遊技機選定ご担当者各位

2017年6月吉日

株式会社藤商事

販売促進課

 

アンケート調査ご協力のお願い

 

拝啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 

平素は弊社遊技機につきまして、格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。

 

さて、弊社では遊技機選定者の皆様に、開発力の向上、営業体制の充実を目的に「お客様アンケート」を実施する運びとなりました。

 

つきましては、ご多忙中のところ誠に恐縮ではございますが、当社並びに、当社遊技機について普段抱かれている印象など、忌憚のないご意見をお聞かせ頂ければ幸いでございます。

 

Q18

機種選定において重視する内容のうち、上位3項目をお選びください。(番号をご記入ください)

①メーカーの信頼度 ②版権・タイトル ③初見の印象 ④出玉性能の高さ ⑤版権やトレンドに合ったスペック及び仕様 ⑥演出全般(役物動作・リーチ・大当り等) ⑦自店の客層とのマッチング ⑧値引き等を含めた実質的な価格施策 ⑨適度な目標販売台数 ⑩予想される中古売却価格 ⑪柔軟な販売方法 ⑫その他

 

⇒楽太郎の回答

1位⑦ 2位⑥ 3位⑤

 

※適当な規模のホール企業ならそこまで気にしなくても、小規模店舗なら⑧=1~2台での購入価格、⑨=商圏内の総台数などはかなり気にするだろうし、⑪=これが厳しいと、その時に購入を躊躇するばかりでなく、今後継続して付き合う気が無くなる可能性もあると思う。

________

ここまでが、アンケート関連の過去記事の一部です。

 

次に、こちらの記事を参照願います。

 

過去記事②

【参考②】2015年12月23日公開

『暗黒面に落ちる 藤商事』

 

この頃から同社は、リングに代表される従来のホラー系に加えて、コアなファン層が居るアニメ/ゲーム系コンテンツ機種のセールスを軸に営業数字を組み立てていく傾向が見えて来ていました。

 

スロットの緋弾のアリアが出て来る際に、台数縛りがありましたので、これは今後、こういった販売手法に味をしめたら同社は危ない方向に行くのではないかと危惧して書かせて頂いた記事がこちらになります。

 

その内容の一部を抜粋させて頂きます。

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おこぼれで販売されても

もしも、彼らメーカーにとって太いお客=大手ホール店舗からの注文だけで販売予定台数(売り上げ金額)が読めてこない場合は、中小ホールにも買える順番が回ってきます。

 

そういった場合、欲しかった新台を購入できると喜ぶか、それとも事の経緯から「気に入らないな」という心象を持ち続けるかは、店長さんや機械の購入担当者さんによって異なるとは思いますが、私楽太郎としては後者の方ですね。

 

ある機種が、その機種のクオリティ以上の価格で販売されたり、前述のような変な条件が付いていた場合、実際にお店で使ってみて

 

・稼働(アウト個数)も粗利益も無い

⇒面倒な事を言ったくせに、全然使えない機種だ

 

・稼働(アウト個数)はあるが粗利益が残らない

⇒これじゃ稼働を買っただけ。

 

・稼働(アウト個数)は低いが粗利益が出る

⇒今は利益があるけど、打つ人が居ない不人気機種なら設置寿命は短いな

 

・稼働(アウト個数)も粗利益もどちらも優秀

⇒せっかく貢献する機種なんだから、普通の販売の仕方をしていれば良かったのに。そうすればもっとメーカーを高く評価できて、次の機種の購入意欲も高くなるんだけど・・・

 

どんな状況になっても、購入する前の段階で凄く心象が悪くなっていたのでは、今後の良い関係を維持するためにはこちら(ホール)側の努力というか我慢が必要になります。

 

※機種評価について、かなり我儘なことを書いている自覚はあります。

 

ですが、消費者、ユーザーというものは、常にそういうものとも思っています。

 

1台40数万円のものを、自分にとって非常に不満な条件で購入した場合、どのように思うか?

 

気持ち良く使い続けることができるか否かは、使う人のメンタル面に左右されますよね。

________

ここまでが、過去記事の一部の紹介です。

 

藤商事HPより

次に、同社HPの投資家向けページに、気になる事が記載してありますので、全文引用したいと思います。

↓ ↓ ↓

藤商事の特徴

2016年度の販売台数においては、パチンコ遊技機では市場シェア6.2%、業界8位の実績であり、パチスロ遊技機においては、市場シェア0.1%、業界18位となりました。

 

現在、藤商事の主力商品は「CRリング」シリーズのホラーパチンコが中心となっており、その他には「萌え」や「時代劇」に加え、新たなジャンルの遊技機の創造にも力を入れております。

 

これまでの開発方法や営業方法を見直すなど、自らが変化に順応する『変える挑戦』を掲げ、今まで以上に差別化された独創性のある商品の実現を目指すとともに、機種ごとの販売計画を着実に達成し、利益を確保できる体制づくりを推進しております。

 

また、近年ではパチンコ・パチスロ遊技機事業とのシナジー効果を狙い、スマートフォン向けゲームアプリにも取り組んでおります。

© FUJISHOJI CO.
________

ここまでが同社HPからの引用です。

 

俺たちの藤商事?

立場を変えれば、世の中の皆が何かしらのユーザー、消費者、お客さんな訳ですが、パチンコ業界のような極端に閉じた機械産業にあっては遊技機の買い手であるホールやエンドユーザーたる打ち手に対して、唯一の供給元であるメーカーは優越的な立場であると言えます。

 

特に最近は、一部の上場メーカーは、販売相手たるホールや支持の度合いを常に意識すべきユーザーではなく、株主の心象(決算)を意識してのセールスになっているのではないかと思う場面が多くなって来ております。

 

もちろんメーカーも利益追求集団ですから、そういった事情は仕方がない事かと思います。

 

しかし、業界全体として見た時には、再三にわたって申し上げている通り、妙な販売条件を付けての「不公正販売」を是正して行かない事には、中小ホール企業がメインであるこの業界は高い確率でどんどん駄目になって行くと見通します。

 

メーカー側がそれを意図しているのであればまた話は変わりますが、私としてはこのような販売の仕方が当たり前になる事について多大な危機感を持っております。

 

前述の通り、コアなファン層がいるアニメ/ゲーム系コンテンツ機種で一定の評価を得ている同社ですから、SNSやまとめサイトさんなどで「俺たちの藤商事」などと称賛される場面も多々見受ける訳ですが、販売の経緯を詳しく知っている私のような立場から見れば

 

「藤商事は、あなた方ユーザーの事なんか、微塵も考慮していません。彼らが気にしているのは業績だけであり、彼らにとっての”お客さん”はホールでもユーザーでもなく、株主だけですよ」

 

このようにお伝えしたい気持ちになります。

 

 

・・・以上、藤商事の動向について、私見を述べさせて頂きました。

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

「藤商事に落ち度はない。悪いのはそれでも買うホールと、力が無い全日遊連、独禁法に抵触するおそれのある販売行為を見て見ぬ振りし続ける取り締まり行政側だろ」という方は、下のボタンを押して下さい↓

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[記事公開]

2017年1月16日

10 comments on “藤商事の直販営業マン「CRFAIRY TAILは10台からの先行納品です」

  1. Pingback: 【お知らせ】1月16日(火)新ブログ最新記事公開 | パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新

  2. daidai

    新台導入についての店の立場というのは、これまでの楽太郎さんの言い方ですと「新しいもの好きがとりあえずついて稼働がついて、元が取れるレベルになって運用を考える」のようなものでしたと記憶しています(誤解あれば修正お願いします)。

    ただ同じ新台といっても蓋を開けてみればいろいろあると思います。
    1.失敗が約束された糞台
    2.稼働・収益が期待外れの台
    3.予想通りの台
    4.期待を超えた台
    5.成功が約束された台

    全部5ばかりなら誰も苦労しませんが、少し前の北斗無双、最近では仕事人(豪剣)くらいでしょうか。4辺りにいるのがガンツですかね。一度も超を引いてませんが。ライトのシンフォギアもここらでしょうか。
    1.2はスロットでは良く聞きますが、桃剣とか。

    質問というのは、1の台をなぜ入れるのか、2や4を見抜くのが選定担当者の目利きではないか、そのための試打があるのではないか、などの周辺事情です。新台当時それほどではなかったけどその後に(特に中古市場で)爆発的に伸びた台(ダンバインとかビッグドリームとか)などがありますが、そういう先見の明も選定担当者には期待されているのではないかと。
    「先行導入には大量導入を」→「試打したけど、こことこことあそこが酷い。これでは客が飛ぶし利益も出ない」という会話はないのか。

    楽太郎さんは度々先行導入のもにゃもにゃについて愚痴られていますが、その先の選定の経緯等についてもいつかお聞かせいただければと思います。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      daidai さん
      グループ企業であれば店舗としてではなく会社としての買い物もありますから、配られて来る場合はあります。
      逆に、旗艦店舗であれば40台受け入れて1カ月半使ってから系列店に配って半数だけ残す場合もあります。
      そうする事で、まとまった台数の導入で割引を得たり、最初から「これは1カ月半使って半数配る(売却する)機種だな」などと割り切っている場合もあります。
      中古市場まで読み切るのは難しいですが、概ね20万円水準で売却できれば全力で抜き切った営業益は1カ月20万円水準にはなりますから、この時点で 1台に30~40万円掛けても既にプラス運用という事になります。
      なので、新台の運用に関しては、新台をかなり買う店舗/企業ならば日当たり台粗利6,000~7,000円水準は欲しいという事になります。
      これをクリアするために、より「無難に」運用しますから、日によっては7万円の台売上で1万2千円残るとか、そういった事もざらにあります。

      目効きについては、本当にセンスが出ます。
      また、初期判断を誤った場合の「素直さ」でリカバリー可能な場合もあります。
      その逆に、頑固さや自己正当化によって、リカバリー機会を失する場合もあります。
      更に言えば、リカバリーしようとしても、例えば中古価格が50万円の場合は、店舗レベルでは欲しくても、会社としてゴーサインが出ない場合もあります。

      自店では買わなかった、結果的に当たった機種を中古購入でリカバリーしようとする際には、心理的にも費用負担的にもより一層のパワーが掛かかる場面が多いので、やはりベストなのは「どこか1点光るものがある機種なら仮に消極的な台数であっても買っておく」事であり、これこそが逆に新台選定時のプレッシャーや判断を誤る原因にもなったりします。

      スペック的に、何か尖がった点がある機種の場合や、システム的に新規性があったりするとこの傾向は強くなります。
      モードTYが高いから、実質継続率が現行機トップ水準だから・・・と迷った挙句に買ったらハズレ、買わなかったら当たり、といった具合に、遊技機選定はそれなりに悩ましい業務と言えます。

      あまり具体的には書けませんが、例えば私の場合は近年ではスロット沖ドキの多め導入&増台判断&適宜高値売却、ダンバインとビッグドリームのミドル&ライトミドルの多め導入&高値売却、リノとリノMAXの導入と高値での売却、旧ジャグラーからファンキーへの入替え、こんなのがあります。
      逆に判断ミスと言えば、マニアック系なバラエティー要員機種をほとんど買っていない事が挙げられ、星矢、笑ウ、ギルティクラウン、政宗、織田信奈などは1~2台しか無いので、結果的には売却益を得ると言う観点では失敗したとも見えるかと思います。

      そんなこんなで、機種選定上、キャリアがあるほどハズレた時の損失を売却益でカバーしたり、適当台数の導入に留めておき機械代を掛けないといった判断が上手くなると言え、特に小規模店では営業部長か店長のこの判断が会社自体の死活問題になる場合はあります。
      厳しい言い方になりますが、廃業する小規模ホールは購入/売却のサイクルがどこかで失敗していて、営業益を得る事も売却益を得る事も出来ずに次の手が打てない、という八方ふさがりの状況を自分で招いている場合も多いと思います。
      適当に回せばファンはつくというのは幻想であり、「無茶苦茶回る」レベルでないと差別化や自然な稼動増は有り得ないです。
      今の若いファンは我儘なので、お店が身を切るレベルの運用でないと打たない時代ですから。

      十分な回答になったかは分かりませんが、ざっとこんな感じです。

      Reply
  3. hoge

    どこの会社も同じですよね。
    メーカー・販社の営業マンなんて売上の事しか考えてません。担当もそのトップもその上の役員も。
    普通に考えれば当たり前の事です。

    第三者目線からすればホールも(更に言えば遊技者も)同じようなものですが。
    セット売りがー、こんなクソ台作りやがってー、新台で集客してガチ釘でガチ回収すれば良い。
    新台だし出すだろう、新台だから人より早く触りたい、勝ったから良台、負けたからクソ台。
    等々。

    全日遊連が一枚岩にならない限りはメーカーに何を言っても無駄ですよ。
    他を出し抜いてうちにだけ新台が入れば良いと思うホールがある限り、メーカーも同じ理論で機種販売をし続けます。
    クソ台を買うホールがある限り手抜きや勘違い開発者のクソ台が売られます。

    近いうちに営業部長になられるそうなので、新台導入の選考や顧客が満足する還元ベースの理論化等、ホール企業に革命を起こしてスタンダードにして下さる事を願います。
    そうればメーカーも変わらざるを得なくなると思います。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      hoge さん
      大手メーカーからはホール側は完全に足元を見られている感じですからね。
      買わないと営業できないだろ、撤去方針には従わざるを得ないだろ、と。
      大手ホールがそういう事情も分かった上で買いますから、販売方針が見直される事は無く、その反対に中小ホールにとっては厳しい条件で売る機種がまた更に増えているようにも見えます。
      近年では、本記事で扱った藤商事などは一旦味をしめたらもう後戻りはできないといった風に、開き直っているようにも思えますからね。

      Reply
  4. Pingback: 藤商事の直販営業マン「CRFAIRY TAILは10台からの先行納品です」 | パチパチスロスロあんてな

  5. ファウ介

    最近の藤商事は分かりませんが、昔は結構好きなメーカーでした。

    初代アレキング、エキサイト、アレジン。オールドファンには説明不要の名機ですが、25年ぐらい前になるでしょうか。

    その後は自分の印象では、鳴かず飛ばずの時代が続き、7~8年前ぐらいでしょうか。
    初代リングの辺りで少し印象に残りました。

    初代リングの出来が良かったこととヴァン・ヘルシング、アレ!キングなどの、自分好みのいわゆる変態スペックをたまにぶっ込んで来てくれてたので。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ファウ介 さん
      私は、最初は何コレでしたがCRアレジン21なんかも結構好きでしたね。
      変わり種では、最近だとアレトロンが良かったです。

      Reply
  6. 匿名

    クッソワロタ
    自分に降りかかってくることとなると必死だな

    書き込みの文言の勇ましさがここで質問された客に向けての回答のものとは愕然とするほど違うのが笑えるわ前からだけど
    いいじゃねえか藤商事はバンバンキレキ販売しろ
    嫌なら買うなとでも言え
    それに対し楽太郎は二度と来るな二度と買わねえはwwwwwwwwwとでも言えばいいんだわ
    客にも嫌なら来るなと言えばいいし客も嫌なら来なけりゃいいんだから簡単だよ
    こんなところでブツブツ言わずにすぐにやれ
    録音して告発でもしろ

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      匿名 さん
      自分に関わる事で躍起になるのは、消費者、ユーザーなら当然では、と思います。
      立場的に、メーカーとホールでは、こちらが客ですからね。
      ただし、この業界は他から参入して来ない閉じた世界ですから、買わないとやって行けなかったり、メーカーが潰れると困るという事情もあるので面倒です。
      なので、メーカー側は、買って貰っているという側面もある事を忘れるべきではないと思っております。

      Reply

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