パチ屋にデザイナーは必要か?-回答

今回は、同業の方からのご質問にお応えします。

 

かわちゃん さんからのご質問

はじめまして、こんにちは。

 

いつも楽太郎さんのブログ(主にTwitter)を楽しく拝見しております。

 

私は地方のパチンコ法人(■店舗)の販促部署に在籍しております。

 

主な仕事は新台案内や、台間ポップのデザイン、各店の役職やスタッフの要望に応じてポップを作成する仕事をしております

(プリンターやカットするプロッターなどの設備があります)

 

パチンコ店のデザイナーという特殊な仕事で、 他のパチンコ法人に興味があります。

 

デザイン部署がないお店も多いと思いますが、楽太郎さんのお店の販促物は自社制作でしょうか。

それとも外注でしょうか。

 

一昔前のようなイベントによる集客ができない今、パチンコ店のデザイナーの必要性(費用に見合うものなのか)についても、楽太郎さんの考えをお聞きしたいです。

________

ここまでが、かわちゃん さんからのご質問です。

 

それでは回答です。

デザイナーねこ

回答

結論

まず、

 

「パチンコ店のデザイナーの必要性」

 

についてお応えします。

 

これについては、営業規模によるので意外に回答が難しいご質問な訳ですが、

 

  • 十数店舗を展開しているホール企業の場合は、居た方が良い
  • 店舗数が少ないホール企業の場合は、あたらせる業務の内容や指揮命令系統等を事前に精査した上で、妥当であれば検討するべき

 

こんな感じになります。

 

前者の場合は、

 

  • 企業としての広告宣伝、装飾物、発信物に統一性を持たせる
  • 戦略的に広告宣伝、発信活動を行う際の基盤として扱う
  • 従来マネジャークラスが「時間外の雑務」として行っていたものを、デザイン専門職による「業務」へとレベルアップすると同時に、従業員の業務の区分を行い労働環境を改善させる
  • エリア内の競合他社との差別化
  • 自社制作/製作化による広告宣伝、装飾、発信活動上のスピードアップ
  • 自社制作/製作化によるコストカット
  • ビジョンやポリシーが共有できている専門職の戦力化によって、例えば企画/発注者が想定していたものと実際に外注業者が用意したものと差異が生じる等の意思疎通上のロス等を無くす
  • 専門職ならではの勤務体系を用意し、制作/製作素材を選定させたり常に自己学習させる事により、広告宣伝、装飾、発信物のレベルアップや発展性が期待できる

 

ざっと、こんな感じの考え方を元に採用する場面が多いかと推察します。

 

問題は、後者の方です。

 

これはそのままズバリ私の所属会社の事情に当て嵌まる事であり、後段でお話しする事で、もう一つのご質問である

 

「デザイン部署がないお店も多いと思いますが、楽太郎さんのお店の販促物は自社制作でしょうか、それとも外注でしょうか」

 

こちらへの回答にもなるかと思います。

 

楽太郎の会社の場合

デザイナー業務の実情については、私の所属会社のように展開している店舗数が少ない場合も含めて、極端な例をイメージした方が分かりやすいかと思います。

 

なので、これから先は、1~2店舗しか無いホール企業の事を念頭に置いてお読み下さればと思います。

 

そういった場合、経験上ですが、細かい事ではありますが事前にしっかりと決めておいた方が良い事項がいくつかあります。

 

  • デザイン専門職はホール業務にあたるのか、(どのような場面でも)ホール業務にはあたらないのか
  • どのような制服を着るのか、ホール従業員と同じものなのか、専用のものなのか
  • 誰が制作/製作上の権限者なのか
  • ホールからの要望であれば、仮にそれが主任/マネジャークラスからの急場の依頼であっても、最大限応えなければならないのか
  • 客先に出すものしか制作/製作しないのか、それとも社内的な「ニーズ」があればバックヤード関連物でも手掛ける必要があるのか
  • 給与/賞与査定上の材料は何なのか
  • 営業企画会議には出席させるのか否か
  • 「雑用」させる場合はあるのか無いのか、例えばホール付きにした場合、ホール従業員に人手不足感がある際などに他店舗頭取りやPOP類の切替えなどの業務にあたらせる場合はあるのか

 

ざっと、こんな感じですね。

 

私の所属会社には、約20年前からデザイン専門職が居ます。

 

その者の制作/製作能力は非常に高く、デザインセンスや手仕事の精度、素材の選定能力、企画提案力、ホール従業員の業務への理解、こういった諸々の点においても私としては

 

「専門職が居て良かった」

 

と思えるレベルにあります。

 

しかし、常に社内において効果的に機能したかと言えば、必ずしもそうではありません。

 

例えば、当初は設定示唆関連の挿し札類、POP類、意匠を凝らして色んな内容を盛り込んだHPの制作などで

 

「やる事が非常に沢山あって、それらの更新頻度も高かった」

 

のですが、いわゆる「高さ規制」も含めた広告宣伝規制によって、日々の営業で使用する物の種類も量も減り、更新頻度も大きく低下しました。

 

それによって、傍目からは

 

「やる事が少ない割には、給料が良い、ラッキーなポジションの社員」

 

と見做される場面が出て来ました。

 

しかし、実際には本人はアナログに関する制作/製作業務メインから、デジタル方面へとシフトチェンジしていました。

 

例えば、動画制作/編集したりwebデザイナーレベルの仕事をしていたりと、やっている内容は高度であり、業務量もほぼ同じ水準を維持していたという事になります。

 

ちょうど、ホール内における告知物、装飾物、発信の在り方や内容などが大きく変わった時期でしたので、その真っ只中にいて専門職として業務にあたるには、それ相応の苦労があったものと推察します。

 

しかし、そういった事が分からない若手の社員などは、

 

「Aさん、これ作ってもらって(やってもらって)いいですか?」

 

といった具合に、特にプランも無くちょっとした物でも作ってもらおうとしたり、明確な理由も無く単にデザイン上の好き嫌いで

 

「これ、こっちのキャラクターに変更して下さい」

 

などと要求してみたり、或いはバックヤードの「雑用」を依頼してみたりしたせいで、人間関係も含めてギクシャクした時期があったりしました。

 

その頃、私は既にそのデザイン専門職の直接的な管理からは外れていたのですが、本人から

 

「楽太郎さんが管理者ではなくなってから、実はこのような状況になっていて、困っている」

 

と相談されて、マネジャーを呼んで雇用契約上の事項や前述したような細かい事項を改めて徹底させたという経緯があります。

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まとめ

そんなこんなで、色々とお話しして参りましたが、かわちゃん さんがご懸念である

 

「一昔前のようなイベントによる集客ができない今、パチンコ店のデザイナーの必要性(費用に見合うものなのか)」

 

こちらの事にお応えするならば、

 

デザイン専門職を上手く機能させられるか否かは、どういった事をどの程度その者に期待するのか、どのように扱うのか、しっかりとしたビジョンを持って、本人も含めて社内の者と共有できるか否かにかかっている

 

このような回答になります。

 

 

これ以上は、具体的に社内状況などを教えて頂かないと回答が難しいため、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

 

 

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[記事情報]

2019年1月29日公開

4 comments on “パチ屋にデザイナーは必要か?-回答

  1. 匿名

    パチンコ店って総じてセンスのかけらも全くないダサくて汚い装飾しかないよね

    それなのにデザイン部署なんてあることに驚いたわ(笑)

    ゴミレベルのPOPをはじめどうやったらそんなにセンスがなくて気持ち悪い物が作れるのか不思議でしょうがないのがパチンコ店内の装飾物なんだよな

    Reply
  2. ゴンザレス

    偏見かもしれませんが、「マネジャーを呼んで雇用契約上の事項や前述したような細かい事項を改めて徹底させたという経緯」と下手な企業よりしっかりしてるなぁ、と思いましたね。

    そこそこの地位の管理職でも「それくらい頑張ってよ」と理解が無かったり、「あー言っとく言っとく(棒)」とナアナアで終らせそうな所も多そうですから。

    Reply
  3. ジャグキチ

    匿名って総じてセンスのかけらも全くないダサくて汚いコメントしかないよね

    それなのにコメントを書くことに驚いたわ(笑)

    ゴミレベルのコメントをはじめどうやったらそんなにセンスがなくて気持ち悪いコメントが作れるのか不思議でしょうがないのが匿名のコメントなんだよな

    Reply

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