さよならデカドン-冬の早朝からイベント狙いで並び、夜はお星様になった楽太郎

今回は、昔話をさせて頂こうかと思います。

 

都内、冬の早朝

時は遡り、2000年代初頭の冬。

 

この楽太郎は、東京、山手線の右上あたりのエリアにある、とある駅前店に、当時つるんでいた友人と早朝から並んでおりました。

 

お目当ては、

↓ ↓ ↓

デカドン

デカドン

2001年 アルゼ

スペック:A-600(MAX711)

  設定1 2 3 4 5 6
BB 1/431 1/409 1/381 1/356 1/292 1/240
RB 1/655 1/630 1/606 1/585 1/409 1/346

 

こいつです。

 

若い読者の方にとっては、この時点で既に、頭の中に「?」マークが浮かんでいるでしょうし、私と同世代か、より古い世代の方にとっても、同機は

 

  • 王道HANABI系とは認められない亜流機
  • 親方かデカドンかくらいのレベルで、HANABI系の面汚し機種

 

この程度の認識、評価を下される事も多い機種な訳ですが、当時の私にとっては、朝一ヒント札の信頼度が高いお店における上げ設定狙いで、適当に収支が良かったという事も手伝って、好きな機種のひとつに数えられる機種でした。

 

「手堅い」イベント狙い

その日は、記憶の限りでは「対決」系のイベントをやっていて、いかにも当時のパチ屋の告知らしくベタなポスターデザインで、ほぼ「■■ VS デカドン」=どちらかが全56確定 というのがあからさまな状態でした。

 

※2機種のキャラクターが「VS」マークを挟んでシークレット(影)になっていて、片方がドンちゃんなのがバレバレみたいな感じです。

※この日の■■の方はトリックモンスターで、一緒に並んだ友人はそっちの方を打ったかも知れませんが、忘れました。

 

このお店の機種構成的には、不二子など他にもっと面白い機種があったので、そっちがイベントの対象になった日にでも打ちに行けばもっと楽しめたのかも知れませんが、どうにもこうにもデカドンが好きだった私にとって、その日の稼動に関しては、朝一で並んだ時点で

 

「今日は、得意のデカドンで、爆勝ちだぜ!」

 

確信めいたものを持って、寒さに震えながら開店のその時を待っていたのでした。

 

開店!

当時は、条例違反など当たり前のご時世。

 

営業時間の規定が10:00~23:00であろうが、お店側は並び整理するのも面倒なため、15分前くらいから余裕で入場開始で台選びさせていました。

 

時間が来て開店BGMが鳴り響き、スタッフによる

 

「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!」

 

「ありがとう~ございます、いらっしゃいませ!」

 

「本日は、当店●●への朝一からのご来店、誠に誠にありがとう~ございます、いらっしゃいませ!」

 

といった、実に威勢の良いマイクパフォーマンスが始まると、遊技開始OKです。

 

狙い台GET!
首尾良くデカドンの狙い台を確保した私は、まずは初回BIGをいかに早く引くかと、それだけを考えてフルウェイトで回し始め、そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・いきなり、1,800Gハマりました。

 

これがBIG間だったか、REGを挟んでのものだったかまでは覚えていませんが、初当たりに関してはとにかく最悪のスタートです。

 

ちなみにですが、どこかで「デカドンでえらくハマった」、というお話をした記憶があり、過去記事を辿ると、下記の通りでした。

 

奇しくも、記事公開がこの記事と全く同じ時期ですので、私にとって寒い季節の思い出として連想される稼動のひとつが、今回紹介しているデカドン稼動のようです。。。

 

まあ、この参考記事自体がハマり体験記事ですので、もしもご興味がある方はどうぞ↓

 

【参考】2015年12月28日公開

『ナイトジャスティスの設定6 で10万円負けた時のお話』

 

・・・そんなこんなで、張り切って朝一来店した割には、いきなりマズい状況に陥ってしまった楽太郎。

 

一体、どうなってしまうのか?

 

疑心暗鬼

営業時間が進むに連れて、店内各所にてチラホラと

 

  • 「4以上」
  • 「偶数」
  • 「↑↑↑ UP」
  • 「? or 6」

 

などといったヒント札、設定示唆札が増えていく訳ですが、私の戦場であるデカドン(たしか4台)コーナーには一切の札台なし。

 

しかし、それがまた怪しい、とも感じます。

 

妙にREGが多かったりしながら、夜時間帯を迎える訳ですが、この時点で10万円まではいかないものの、結構な金額を負けた状態で下皿で揉んでいたかと思います。

 

打ち込んでいる機種なので、自分の感覚では56であり、単にBIGが引けていないだけ、みたいな感じです。

 

しかし、隣近所で追っているお客はおらず、自分の判断に自信が持てなくなって来た頃、左隣に私よりちょっと若いおにーちゃんが着席。

 

この若者が、やらかします。

 

勿体無い・・・

はっきり言って、かなりイライラしながら回していた私ですが、左隣のこの若者がまたそのイライラを助長させます。

 

ロクに子役フォローせず、ちょっとでもアツいと思ったら3連ドン狙いだったり、無駄にテンパイ音を鳴らしてみたり、隣で色々とうるさい訳です。

 

しかし、何ともまあ、いい感じに

 

「ドーーーーーン! 大当り♪」

 

3連ドン1確が出まくります。

 

ほぼ戦意喪失して半分ヤケっぱちで回している時間帯に隣でこれを連発される訳ですから、たまったものじゃないですが、それに加えて、ある事に気付きます。

 

この若者、3回目のJAC INでハズせないのです。

 

同機でリプレイハズシが出来ないのは致命的であり、上手く行けば600枚以上は取れるものを500枚前後しか取れず、見ていてとにかく勿体無い。

 

しかし、当たりが軽く、しかもBIGに偏るので、どんどん持ちメダルが増えて行きます。

 

空回しが効く(準備目からのオートハズシ)場合もあるのに、それも知らず打っていて、たぶん初打ちだったんじゃないかとも思いますが、それにしても無知且つヘタクソ。

 

しかし、加速度的に増える持ちメダル。

 

その隣では、REGばかりで下皿分しかない楽太郎。

 

何とも好対照です。

 

挙句の果てには・・・

 

お願いして、いいですか?

時間が経つに連れて、自分がかなりの損をしている事に気付いたのか、この若者が意を決したように私に話しかけて来ました。

 

「あ、あの・・・すみませんが、ハズしてもらう事とかできませんか!?」

 

・・・ぐったりしている私に、それを言うか、という感じですので、空回しでのハズシ手順を教えて放置します。

 

しかし、展開が悪く自力でのハズシを余儀なくされる場面もある訳で、果敢に試みるも失敗の連続。

deka2

思い出話で細かい事を言うのも無粋なので敢えて調べませんが、たしか1~2コマの余裕がある19番の赤7付近でハズす訳ですが、それが出来ないこの若者。

 

12番のビタハズシなんかは、当然無理です。

 

しかし、異様に軽いBIGにより、更に持ちメダルは増え続けます。

 

その隣では、時間も時間なので、1発BIGを引いて帰ろうかという気持ちですが、その1発が引けずにREGばかりで我慢の遊技が続く楽太郎。。。

 

確定札降臨

時刻は22時前後だったでしょうか、当日の「当たり台、機種、コーナー」が発表される訳ですが、結果としては私が打っていた台は設定6でした。

 

配分としては5566だったかと思います。

 

つまり、左隣の若者は、昼過ぎまでにかけて適当に稼動した後に、展開が悪かったため夜まで放置されていた6を、フラリとやって来て3~4時間打って、バカスカ出した格好になります。

 

箱2段積みまで持ちメダルを伸ばしていたので、おそらく7,000~8,000枚はあっただろうと思います。

 

そして、私の方はと言えば、大幅なマイナス収支で終了。

 

もちろん、当時を知る者からすれば、イベントにおける確定札など、どこまで行っても演出の一環であり実際には6ではなかったのかも知れませんが、それにしてもデカいマイナスを喰らったものだと意気消沈しながら帰宅の途に・・・

—広告—

 

さよなら、デカドン

私にはいくつか「引退した機種」というものがあり、余程嫌な事があったため、もう二度と打たないようになった機種がそれにあたるのですが、この日にデカドンを引退しました。

※そのうち、「引退した機種」を一覧で紹介するような記事を書かせて頂くかも知れません。

 

どちらかと言えば、若い頃は引きが弱い方で収支は荒れ放題だった楽太郎ですが、それでも常に魅力的な機種がどんどん世に送り出されて来て打ち手を飽きさせないような3~4号機スロットシーンだったので、立派な養分且つ業界人として成長して(?)今に至ります。

 

では、今の若い打ち手はどうなんだろうかと、そう考えてみると、当時の私と同じように収支が極端に不安定だったり、激しく嫌な事でもあると、

 

「無理ゲー的なスロット機種ばっかだから、この機会にスロットなんかヤメちゃうぜ!」

 

このように考えて離脱する人も多い、或いは今後多くなるんじゃないかと、そのようにも考えながら寒風にコートの襟を立てて、20代の頃を思い出しながら街を行く1975年生まれのオッサンでありました。。。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

「自分にも、似たような思い出があるぜ・・・」という方は、下のボタンをそっと押して下さい↓

にほんブログ村 スロットブログへ
にほんブログ村

 

[記事公開]

2017年12月21日

14 comments on “さよならデカドン-冬の早朝からイベント狙いで並び、夜はお星様になった楽太郎

  1. Pingback: 【お知らせ】12/21(木)新ブログ最新記事公開 | パチンコ屋の裏話 現役店長がこっそり更新

  2. うさぎ団

    楽しく読ませていただきました。
    誰にでも初心者時代はありますが、その状況で隣に来られると
    確かにイライラを助長しますわなぁ〜〜

    常に魅力的な機種がどんどん世に送り出されて来て打ち手を飽きさせないような3~4号機スロットシーン
    これには激しく同意ですね。
    2・3号機時代なんて各メーカーから2機種までしか出せず、
    しかも、今のようにたくさんのメーカーがあったわけでも無いのに、
    楽しませてもらいましたね〜〜

    最近の台は無理ゲー感がすごくて
    やる気になれないですね。
    吸い込みだけはいっちょ前のくせにw

    しかし、ホントにお忙しいようですね。
    倒れないように無理なさらないようにして下さいね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      うさぎ団 さん
      お気遣い頂き恐縮です。

      本業に関しては、余程の事がない限りは東京オリンピック前後に自動的に営業部長のポストが回って来るので、それまでは辛抱精進といった感じです。

      そうなったら、ブログ名とポジションが合わなくなるので、どうしましょうかね?
      別にアクセスや収益を追求するブログではないので、また新ブログでも作りましょうか、気が早いですが悩みどころです。。。

      Reply
  3. フル

    チェリー取らない、ボーナスの目押しも出来ないお年寄りがジャグ30分で1000枚出すのをよく見ます。
    物欲センサーは昔から変わらんのですねw

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      フル さん
      事務所で遊技状況を見ておりますと、そういう事は良くありますね。
      終日ブン回していた若者がやっと1箱作った傍らで、年配や会社員のお父さん方がジャグラーをペシペシして同じくらい作って帰って行くという。。。

      Reply
    1. 楽太郎 Post author

      のぶ さん
      中段チェリーが来ない、来てもHITしない、毎回1,000ハマりでショボ連、緑赤オーラで単発、でもたまに青オーラでも爆連・・・
      初代北斗あるある ですよね。

      Reply
  4. Pingback: さよならデカドン-冬の早朝からイベント狙いで並び、夜はお星様になった楽太郎 | パチパチスロスロあんてな

  5. ファウ介

    この手の記事は久しぶりですが、固い記事とのギャップがまたいいですね。

    それにしても「懐かしい」のオンパレード。

    ドン2はかなり打ちましたが、デカドンは打つ機会が非常に少なかったです。
    どうにもバランスが悪く、大量獲得なら大花火・ビーマ・マリンバでいいし、そうでなければドン2で良いという感じ。

    チャンス札や機種対決良くありましたね。
    「アステカVSデルソル」で先頭に並んだら、それぞれのシマに1台ずつだけデカチリ揃いの台があったことがありました。
    一緒に並んだ友人と友人デルソル、私アステカを押さえて打ったらば、アステカ+9000枚、デルソル-3500枚ということが起きたことを思い出しました。

    長々とチラ裏スミマセンm(_ _)m

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ファウ介 さん

      アステカは、たしかBB70回以上引いて万枚出した事がありますので、個人的には好きな機種でした。
      デルソルの思い出は、お客として遊技中に、メダル補給の際にドアシリンダーが噛んだらしく、ドアが開かなくなった事ですかね。

      台を島から引っこ抜いて、背面から手をガチャガチャやって店員さんが開けてくれた訳ですが、「お待たせしてすんません」としてドリンクを選ばせてもらったのですが、「ヤクルト」と告げたら「ヤクルトなら10本いいっすよ!」と言われて10本もらった事があります。

      Reply
  6. ねこたろう

    営業中に設定キーを回して設定確認をさせてくれたり、ある特定の条件を満たすと設定⑥などに打ちかえてくれる店とか結構ありましたよね。素晴らしい時代です。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ねこたろう さん
      イベントで設定6チャレンジ券が当たって打った金太郎の6が全然出なくて、営業中に再度打ち変えて貰ったがそれでも流れが悪く、マイナス収支で終わってしまった苦い思い出があります。

      Reply
  7. 営業係長

    いつも楽しく読ませて貰ってます。楽太郎さんより1つ年上の1974年生まれなオッサンです(笑)
    私もサンダーVの6を終日打って1000枚程度、7枚交換だったので微妙にマイナスという思い出が蘇りました(笑)
    2000年前後は機種・イベントが充実していて楽しかったですね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      営業係長 さん
      サンダーの思い出としては、私が外し精度70%くらいなのに、隣のお水っぽいオネーチャンが100%でしかも見事なカチ盛りを作っていたので「これはオトコの影響だな…」と思っていたら、後ほど現れた連れの男性がグラップラー刃牙の花山薫みたいなヤバい系の容貌だった事ですかね。ちなみに、都内蒲●エリアです。

      Reply

コメントをどうぞ! ※2018年に入ってから、本社業務が加わって忙しい立場になってしまいました。返信ご希望のご質問などは、お問い合わせフォームをご利用下さいませm(_)m