データランプに遊技台の状態を正確に反映させていないお店は、なんでそうしているの?-回答

今回は、データランプの仕様についてのご質問にお応えします。

 

ばるちー さんからのご質問

(導入部略:ごく個人的な遣り取り内容が記載されています)

 

最近は色んなお店を開拓して回っているのですが、いくつかのお店で気になる事がありました。

 

スロットのデータカウンターについてです。

 

A店では、Aタイプや最近流行りのAタイプにRTが付いてくる台以外の台。

 

つまりA+ARTやAT機等で、ARTやATに突入するとボーナスがカウントされます。

 

ここまでは普通なのですが、この店はATやARTの消化中は回転数が上がりません(ボーナス消化中扱いになっている)。

 

例えばA+ART台の場合、実際は5000G回されていてもそのうちのARTが2000回転なら総回転数3000G、B30(純ボーナス)R50(ART突入回数)みたいなデータになります。

 

ちなみにART中にボーナスを引いて再びARTに突入すればARTが1セットしか当選していなくても、Rが2回上がります。

 

お店自体が古く、ガラガラの店なので設備の更新が出来ず、データカウンターも古い物なのだと推測されますが、これはデータカウンターの仕様上仕方ないのか、それとも店側が悪意を持ってやっているのかどちらなんでしょうか?

 

恐らく10年以上前の4号機時代から使っている物だと推測されますが、現在の台の仕様に対応出来ないタイプのものなんでしょうか?

 

仮に仕様ではなく、悪意を持ってやっているとしたら、客をバカにしてますし、信用を無くす行為だと思うのですが。

 

元々信用はありませんが…。

 

もう一つはB店です。

 

先日ふらっと入って気付いたのですが、ここはなぜかAタイプの台で台に出るボーナス確率がビッグのみの数値です。

 

例えばアイムジャグラーで3000回転、B10・R20だった場合実際の合算確率は1/100のはずなのに、ボーナス確率は1/300と表示されます。

 

Bを引いていなければ、Rを何回引こうとボーナス確率が表示されません。

 

ボーナス確率が常に表示されているカウンターなのですが、チラッと見た時に1/100と表示されているのと、1/300と表示されているのでは客の付き方が全然変わってくると思います。

 

例に上げた様なジャグラーは実際には高設定に期待出来るはずなのに、チラ見した客は座らない可能性があります。

 

こちらもシンプルなカウンターでしたが、A+ARTの場合はRがARTの様なので、A+ARTと同じ設定にしていると思われます。

 

こちらのカウンターは液晶が付いている様な最新型ではありませんが、前述のA店程古いカウンターという印象も無い一般的なカウンターという感じでした。

 

何度か行っていますが、Aタイプを特別可愛がっている印象は無いです。

 

しかし、1台1台台をチェックせずに、チラッとカウンターを見るような客からすれば「なんだこの店は?クソハマり台ばかりじゃないか」と思われるような合算が目に入る訳です。

 

店にとってメリットが無いどころかデメリットになる表示をなぜしているのか分かりません。

 

優良店かどうかはともかく、県内のみに20店舗近くあるチェーン店で、県内では一番の規模だと思います。

 

楽太郎様はこの様な設定をしているお店の意図をどう考えられますか?

 

店長だけでなく、エリアマネージャー等のチェックもあるはずでし、単に店長の怠慢では無いと思うのですが。

 

そういうのって意外と店のスタッフは気づかないものなんでしょうか?

 

データカウンターの写真等あればカウンターの型番等が分かり詳しく教えて頂けると思うのですが、あいにく写真がありません。

 

推測でいいのでお答え頂ければ幸いです。

 

文章が長くなりましたので、分かりやすいように加工して頂いて構いません。

 

ブログでの回答で大丈夫です。

 

お忙しい時期だと思いますが、どうぞご自愛下さい。

よろしくお願い致します。

________

ここまでが、ばるちー さんからのご質問です。

 

それでは回答です。

データランプ622-2018-1

データランプ622-2018-2

回答

結論

はじめに、遊技機の状態が正確にデータランプに反映/カウントされないようなお店について、

 

・データランプの仕様上仕方がないのか、それとも店側が悪意を持ってやっているのかどちらなのか?

・現在の台の仕様に対応出来ないタイプのものなのか?

 

これらのご質問については、

 

・遊技機から(他の状態と区別可能な状態として)出力されない信号は、データランプ側では拾う事ができない

 

・遊技機から信号が出力されても、データランプが(他の状態と区別して)処理できない場合は表示されない、或いは他の状態と一緒になって表示される

 

・店側で細かく任意設定する事でRT/ART/ATとしてカウントさせる事も可能だが、設定が面倒だったり、必ずしも正確にデータランプ上に反映させられるとは限らないので、データとして表示する事を諦めているお店もある

 

・10数年前のデータランプだと、現行機の状態を正確に反映させられない/させにくい仕様のものはある

 

・店側が悪意を持ってデータをカウントさせる/させないという区別をしているかどうかは、そのお店の人間では無いので分からない

 

こんな感じの回答になります。

 

また、BB/RBの合算確率が表示されるのか、それともBB確率が表示されるのか、という事に関して、

 

「ボーナス確率が常に表示されているカウンターなのですが、チラッと見た時に1/100と表示されているのと、1/300と表示されているのでは客の付き方が全然変わってくると思います」

 

というご指摘でした。

 

これに対しての回答としては、

 

・データランプの所定の場所或いはカスタム表示部に、「当日BB平均/RB平均/合成平均」確率を任意設定して表示させる事が可能なタイプがほとんどだが、しっかり設定しているお店とそうでない(デフォルトのまま使っている)お店がある

 

・基本表示するのをBB確率にしてしまうと、1,000Gハマりなど不調な数値に見えてしまい営業上マイナス影響すると思われがちだが、営業現場では必ずしも稼動減には直結しない。ハマり台だから打つという客層も多いからである

 

・スタッフ、店長、それ以上の役職者も含めて、どのようなデータを基本表示した方がお店にとって最良か、或いは遊技客にとって最良か、といった事をしっかりと考えたり検証したり実行していない「てきとー」なお店はいまだに沢山ある

 

こんな感じの回答になります。

 

いずれにせよ、遊技機の仕様やデータランプの仕様によって説明内容が大幅に変わって来ますので、ごく簡単にではありますが以下で解説させて頂きます。

 

解説

出力しない機種はある

まず、遊技機側の事についてですが、凄く乱暴な言い方になりますが、状態を出力しない仕様ならそれはそれで仕方ありません。

取説:出力関係

こんな感じに、「本機では出力されません」という造りである以上、その機種のデータをカウントさせるにあたっては、データランプ側の設定で頑張るしかないという事です。

 

どうやって頑張ってカウントするかについて、いくつか解説致します。

 

データランプを任意設定する

データランプの仕様によってかなり違いがありますが、G数を直近10数回遡った際に、主要小役の回数が設定値(任意)を超えた場合に「特役」状態に突入したと判断して、ランプ発光パターンが通常時と違った状態になる、という設定などが可能です。

 

そして、「特役」状態の開始があれば当然終了もある訳で、これは前述した検知手順の逆、つまりG数を直近10数回遡った際に、主要小役の回数が設定値(任意)を超えなくなった場合に「特役」状態が終わったと判断して、ランプ発光パターンが通常時に戻り、所定の欄に特役回数がカウントされる、などといったデータの上がり方になります。

 

上記の「遡ってみるG数」や「主要小役の回数」の増減によって、「RT/ART/AT」を区別してデータランプに上げる事も可能なタイプが多いですが、設定値(任意)の微調整が面倒だったり、必ずしも正確に遊技機の状態をデータに反映させられる訳では無いので、諦めてしまっているお店もあります。

 

例1:直近10G間で主要小役が7回成立=RTとしてカウント

例2:直近15G間で主要小役が12回成立=ART/ATとしてカウント  など

 

別の機器を取り付けてカウントする

上記のデータランプの任意設定以外でも、お店側の努力によって遊技機の状態を客先に表示する事は可能です。

 

その手段のひとつに、光センサの設置があります。

 

これは、遊技機の仕様上、RT/ART/ATなどの特役状態になった場合に、遊技機の表面上のどこかがランプ点灯する機種の場合、そこに光センサを取り付けて突入回数などをカウントする、というやり方です。

 

「RUSH」ランプのところに付けて、データランプに出力する、という感じです。

 

ただし、これには1つ難点があります。

 

エリアによっては、こうした後付け機器自体の使用が不可だからです。

 

単なる光センサですが、その製造メーカーが

 

「この機器は遊技機の性能に影響を及ぼすようなものではありません」

 

という説明書/誓約書を発行し、それを添付してお店側は所轄に申請する事で初めて、設置が可能になります。

光センサ誓約書

GOGOランプやハイビスカスランプの発光を検知してキュインキュイン鳴るような機器も、上記の申請手順を踏む事で設置が可能になっています。

 

つまり、逆の言い方をすれば、法令上(=風適法や規則、条例などの総称)少しでも問題があると所轄が判断した場合には、設置が認可されないという事になります。

 

私は関東圏の店長なので該当エリアの事情しか詳しくありませんが、例えば埼玉県の一部などは、こういった後付け機器の設置には非常に厳しいエリアと言えます。

 

 

・・・以上、データランプのデータの表示の仕方に関するいくつかのご質問に、ごく簡単にではありますが回答させて頂きました。

 

 

十分な回答になったかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2018年6月22日公開

4 comments on “データランプに遊技台の状態を正確に反映させていないお店は、なんでそうしているの?-回答

  1. daidai

    懐古厨ではないですが、データ開示なんてなかった時代、自分で回転数数えてメモしていたころからすれば(学生時代の自分の手帳は捨ててないですが見直すと結構恥ずかしい)、データランプなんて店の任意のサービスだと思うので悪意もへったくれも、という気はします。
    悪意を感じるとすれば、当たりでも何でもない小当たりもカウントする仕様ですね。潜伏に入ったかどうかが分かるようにしてくれる店は好感を持てました。

    Reply
    1. 一読者

      いや、A+ART機でART中の回転数が分からないって事になれば、騙されたと思う人がいても不思議でもなんでもないでしょう。
      今回の質問のように実際は5000回転回っているのに、データとして3000回転しか回ってないと表示されれば低設定でも高設定っぽいデータになりえるので騙されたと思うのは自然な事でしょう。ホールに悪意があるのかどうかは別として。
      グラフが見れない、差枚が出ないとかは店のデータランプが古いからで納得できますが、データが不正確に表示されるようなデータランプを使用してるってのは悪意を持っていると思われてもおかしくない。
      昔みたいにイベントが打てて、きちんと高設定を使ってた時代ならともかく、今はお店に行かなくてもネットでデータが見れる時代ですから。時代錯誤ですよ。

      Reply
  2. 徳名

    設定付きパチンコがもうすぐ市場に出てきますが、そうなるとデータ公開の質がより重要になってきます
    確変中の大当確率を表示する・表示しない、によって設定推測の精度が大きく変わります
    設備の古いお店は厳しそうですね

    Reply
  3. 匿名

    いやいや、店がどう思うかではなく、ユーザーがとう思うかなので、店に悪意があると思うユーザーが多ければそう言う事になると思う。
    例えば、昔のパチンコの消されたルパン等の潜伏と小当りがある台で、小当りを大当りとしてカウントしてる店が多く有った。そういう店は大当り回数が跳ね上がっていた。一方で、潜伏のみ大当りとしてカウントしている親切な店もあった。また、小当りも潜伏もカウントしない店もあった。
    逆に現行機のうしおととらの最終決戦は小当りだが、これはカウントして欲しいのに、カウントされてない店もある。
    遊技台にあった情報をちゃんと提供して欲しいものだ。
    それこそ大昔のデーターカウンターを使ってるのであれば新しいのに替えたら良いのにと思う。
    今のスロットでは前日最終ゲーム数はかなり重要な情報だと思うが、それすら情報提供されない店も多くある。

    Reply

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