2018年1月19日開催の「全日遊連全国理事会」で、会員貯玉/メダル上限数の引き下げが決まるか?

今回は、会員カードの貯玉/メダル関連についての状況をお話ししたいと思います。

 

貯玉/メダルの現状について

今回のお話は、日頃から会員カードを使いこなして遊技している方か、そうではない方かで、ご理解の程であったり今後の見通しへのご意見の持ち方などが、かなり変わって来るかと思います。

 

まず、ホールにおける貯玉/メダル、或いは再プレーのシステムや在り方についてそもそもの事をお話ししたり、法令上の扱いはどうなっているのか等を事細かく解説すると前振りが非常に長くなってしまうので、ごく簡単にだけ触れる事に致します。

 

過去の行政講話の場においては、警察庁としては貯玉/メダルは遊技の結果得た玉やメダルが特殊景品(金景品)の交換取得に大部分結びついて、結果的には即換金されるという流れを抑制するものとして機能する、また、まとまった個数/メダル数を利用して多種多様に取り揃えられた一般景品の交換取得にも結び付くとして、一応は歓迎スタンスなのかなと、私としてはそのように見ております。

 

もちろん、これが風適法で禁止されている遊技球等の預かり行為にあたるのではないか?という議論も昔から存在します。

 

しかし、貯玉/メダル残数(計数データ)などの表示や保管は、禁止事項に挙げる「遊技球等を客のために保管したことを表示する書面を客に発行すること」にはあたらないという事を警察庁が容認しているため、こういったシステムが開発されて約20年の年月が経つ訳ですが、特に問題視されていないのだと解釈されます。

現在の上限数は?

会員システムは、複数のプリペイドシステム会社とホールコンピュータ会社が関係するものです。

 

なので、どの会社製品をホール側が採用しているかによって、運用上の仕様や規定は変わって来ます。

 

私の認識では、ほとんどの会員システム製品において、貯玉/メダルの上限数は、長らく無制限であったものが、5~6年ほど前から上限数100万円に引き下げられています。

 

※そもそも玉/メダル数の価値を金額換算してはいけないのでは?

というご意見もあるでしょうが、先ほど申し上げた通り細かい説明は割愛させて頂きます。

 

この100万円という金額に関しては、1個4円/1枚20円を基準にしているため、仮に低貸しコーナーで計数した個数/枚数であっても、上限規定上は無理矢理、1個4円/1枚20円とみなされて処理されているかと思います。

 

例)4円パチンコ貯玉24万個 + 0.5円パチンコ貯玉1万個 = 上限100万円扱い

 

こんな感じですね。

 

実際に、貯玉/メダルが沢山ある打ち手の皆さんは、ある日大量計数したら玉/メダルカウンターに接続されている発券機(=計数チケット発券&会員貯玉/メダル機能を有する周辺機器)から「ピーッ!」とか「ピピピッ♪」というアラート音が鳴って、店員さんから「あっ!上限オーバーですね、すみません」みたいな声掛けをされた事があるかと思います。

 

これが、今回お話ししている上限数オーバーにあたります。

※アラートの出方等、製品による細かい違いに関しては、自店で採用しているシステム以外の事はお問い合わせ頂いても分かりかねます。

 

2017年中の理事会にて

2017年中に開催された全日遊連全国理事会にて、一般社団法人貯玉補償基金や、周辺機器メーカーが加盟している一般社団法人遊技場自動サービス機工業会など複数の関連企業が出席しての会合の場で、先程お話した上限数の引き下げが何度か議論されて来ました。

 

直近では、11月の会合でつっ込んだ話があり、その時点では

 

「貯玉/メダル数上限=パチンコ/スロット各10万円」

  • パチンコ=合計25,000個
  • スロット=合計5,000枚

※貸出金額の違いは考慮しないで、1個=4円、1枚=20円換算する。

 

このように「改善」しようという方向で見解が一致しています。

 

2018年1月19日の全国理事会で決まるか!?

前述した内容で、上限数の引き下げが検討されている訳ですが、これは1月19日に東京(於:第一ホテル東京)にて開催予定の全日遊連全国理事会にて、協議される事になっています。

 

私見では、全日遊連内の経営委員会と執行部会では、この上限数への見直し案は承認されているため、周辺機器メーカー側から特別な反対意見でも出て来ない限りは、そのまま議決される可能性が高いものと見通します。

 

また、もし仮にここで議決されなくても、日程的には1月30日開催予定のパチンコ・パチスロ産業21世紀会や3月14日開催予定の全日遊連全国理事会が直近で控えておりますので、おそらくはそう遠くない内に正式にアナウンスされる事になるのではないかと思っております。

 

業界側による、この「改善」が、取り締まり行政側や打ち手側からどのように受け止められるかに関しては、私としては静観させて頂こうかと思います。

 

 

以上、貯玉/メダルに関する最新の状況について、ごく簡単にではありますが紹介させて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年1月17日

26 comments on “2018年1月19日開催の「全日遊連全国理事会」で、会員貯玉/メダル上限数の引き下げが決まるか?

  1. ムツ

    半依存症目線では、再プレー上限2500発の規制がもともとかかっていたので、そんなに影響ないといえばないですが、心理的にかなりプレッシャーかけられますね。貯玉を担保に現金投資してるようなところがありますので。30000円入れてボウズでも8000~9000発おろせばいいや、みたいな。ボウズが2回続けばパンクですからね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ムツ さん
      現時点では、全組合員の総意として、貯玉/メダル数の上限を25000個/5000枚とする旨の決議をなるべく早期にしようと全日遊連全国理事会で方向性が決定していますね。

      Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ムツ さん
      消費税の増税(8%⇒10%)で貸し出し個数/枚数削りをするホールが増えますから、より一層初期投資時の負担増が嫌でパチンコスロット離れする客層が増えるかと思います。
      ベースupしているので実際にはそこまで負担増ではなかったりしますが、打ち手にしてみれば「そう言う事じゃない」訳であり、「ホール側で負担しろよ」という意見の方が大多数かと思いますが。。。

      Reply
  2. らおす

    何度かコメントさせてもらってます。貯玉システム系に勤めておるものです。

    この話は実は、水面下では日遊協サイドからもかなりの議論がされていたようです。
    特に某副会長は上限は「玉/メで3万円だ!」と相当前から主張していました。
    これは、貯玉補償基金が日遊協の協力を得て発足した経緯もあるため、基金には日遊協のパワーがだいぶ加わっております。。。ただ、最終的には100万円で決着したわけなんですが。
    (余談ですが、上記のこともあり貯玉補償基金の代々の会長は、日遊協の会長が務める事になっております)

    現在、貯玉補償基金の補償上限が玉/メで100万なため、仕様上、各社システムが100万円相当に設定した経緯があったりします。このあたりの主導はやっぱりダイコクさんです。
    ハイライツあたりはデフォルトの設定が∞だった気がします。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      らおす さん
      背景を教えて下さりありがとうございます。
      どんな理由や反対意見があるにせよ、実際に「大閉店時代」に突入した訳であり、遊技の結果得た玉/メダルが多種多様に取りそろえられた景品に換わる、というぱちんこ業の体裁上でも、ユーザー保護の観点からも、基金の存在感は無視できなくなっていますからね。

      Reply
  3. ゴンザレス

    保証が明確でなく保障も補償も無い所に100万円を預けられる度胸は無えっす。そもそも100万円分も勝てねぇ・・・というのは置いといて(´・ω・)

    突然倒産したら残るのは100万円分のカタログぼったくり一般景品のみ。しかも基金は善意(笑)だので成り立っているようなもの。怖い怖い。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ゴンザレス さん
      丸っきりパーになってしまうよりはマシ、くらいの認識でいないといけませんかね。。。

      Reply
  4. Pingback: 2018年1月19日開催の「全日遊連全国理事会」で、会員貯玉/メダル上限数の引き下げが決まるか? | パチパチスロスロあんてな

  5. らおす

    >ゴンザレスさん
    基金が設立した背景には色々と行政的な都合がありまして・・・
    貯玉を許可(実際はしていないが、NOとはいわないよ的なスタンス)した理由に
    第三者による適正な運用の担保と利用者の保護措置が義務づけられました。(当時強制力はなかったけども)

    第三者による適正な運用の担保とは
    貯玉を第三者がバックアップ・管理することでホール側が勝手に改ざん出来ないようにすること。またそれを担保することを指します。

    と、万が一の倒産などの際に、貯玉会員が損を被らないようにその補償を基金がしましょうってことになります。
    そういった背景で実は、作る必要はなかったのもかもしれませんが、作る事になってしまった経緯があります。

    ゴンザレスさんの言う所の一番の悪は、倒産したホールであって基金ではないと思いますよ。
    当然、カタログ景品でも無いよりあった方がいいと思います。
    基金に加盟しているかは、貯玉補償基金にHPに行けば確認出来ます。

    また、基金も換金性の高い景品(それこそ金・有価証券など)をカタログに載せたいとは思っているとは思いますが、そこは大人の事情で自粛してるわけです。
    新しい換金スキームを作ることになったら、本末転倒ですからね。

    Reply
  6. ゴンザレス

    > らおす さん

    丁寧な解説、ありがとうございます。

    基金設立にはそんな背景があるんですね。倒産や撤退するホールが増加しているわりには、基金について注目されることが少なく、それに関する情報も少ないため、基金についてよく分からんというのが、私のような一般人の正直な感想ですね。今こそパチンコ雑誌に「ホールが倒産したときのユーザーができる対処方法‼」とか書いて貰いたいもんです。ある意味、それもある意味パチンコ攻略・・・

    なんせネットで流れてる情報だと、4円も1円も0.5円も全部1玉1円として補償するだの、倒産直前にホールが基金から抜けることが多いから結局補償されないだの、補償までに1年かかるだの・・・何が嘘で何が本当なのか、幸か不幸か貯玉しているホールが突然閉店したことが無いので確認のしようがありません(´・ω・)

    カタログ景品が換金性が低いものばかりなのは、そこは遊技だの三点方式だのが関係するから、大人の事情なのは仕方無いですね(笑)しかし、カタログ景品で100万円分だと、なかなかチョイスに困りそうです。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      らおす さん&ゴンザレス さん
      ホール側の立場としては、閉店が決まったら最低でも1カ月前にアナウンスし、登録してある連絡先があるならDM発送、SMS通知するなどが望ましい訳ですが、こういった当たり前の事を意外にもしていないドタバタ閉店が結構あるらしいという事に驚きます。
      酷い場合は、月替わりとか区切りが良い日では無くて、急にシャッターが下りていて貼り紙がしてある、などもあるらしいですからね。。。

      Reply
  7. うさぎ団

    自分は貯玉システムは利用していないのですが、
    (そこまで貯める実力も無いですがw)
    貯玉システムを有効に利用しているユーザーには立ち回りに
    多少影響がでるかな?(もしかしたら大きな影響?)
    くらいの印象しかありませんが、
    ホール側にはなにか影響はあるのでしょうか?

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      うさぎ団 さん
      スナックではボトルキープの有無でリピート率が変わって来るでしょうから、同じ理由で貯玉の切れ目が縁の切れ目という状況になりやすくなる、とも言えるかと思います。

      Reply
  8. ゴエモン

    私自身、降ろすのが億劫で5万枚以上貯めてるお店があったり
    他のお店でも貯メダルを10万枚貯めてる人がいるのを見た事があるのですが
    こういった100万円以上の貯玉・貯メダルを貯めてるお店でも25000発・5000枚の制限に引っかかるのでしょうか?

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      ゴエモン さん
      現時点で超過している方なら、そのまま保有できます(増やす事はできませんが)。
      ただし、一旦10万円以下に減らしてしまうと、もう10万円より増やす事はできない。
      こんな感じです。

      Reply
  9. 匿名

    引き下げるにしても極端すぎますよね
    5000枚なんてちょっと引きが弱ければペロッと無くなります
    等価なら問題ないのですが大半の店が談合によって非等価なので困ります
    もうスロットはダメみたいですね

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      匿名 さん
      この一件を依存問題対策に結び付ける気なのかどうかまでは分かりませんが、ホールと打ち手にとってよりインパクトがある施策の方が、取り締まり行政側にとっては見栄えするのかも知れません。

      Reply
  10. 匿名

    勘弁して欲しいですね。せめて5万発にして欲しいところです。メイン店舗20万発、サブ店舗に8万発、6万発あるので……

    Reply
  11. うさぎ団

    みなさんの反応を見る感じ大きな影響がありそうですね。
    万発万枚単位で貯めてたらやっぱり影響あるか。
    しかし、すごいですね。
    よくそんなに貯められるなぁ〜〜
    みんな強いですね。

    Reply
  12. らおす

    >ゴンザレスさん
    まさに、一般の方の認識がそうなっているところは啓蒙活動不足で基金の怠慢だと思ってます…。
    >ゴンザレスさん
    4円も1円も0.5円も全部1玉1円として補償する
    これに関しては、低貸玉が普及したのもあって、すべて1円換算でカタログは掲載されています。
    元々4・20円しかレートがなかったので、~玉・枚としか記載が無かったんですが、最近は、様々なレートに対応するように、すべて1玉=1円換算になります。
    10000玉=2500玉(4円)とか500(枚)といった具合になります。
    わかりやすいように円換算してるけども、円とは書けないので…。

    仰るように今年の基金発動件数は例年に比べとても多いですが、年間を通して補償が実施されるケースは実は
    そう多くはありません。あくまで、倒産破産にのみ適用になります。
    閉店の殆どは自主閉店ですから、営業が閑古鳥が鳴くような状態であっても、意外と法人(経営企業)の資金は潤沢にあったりするので、貯玉をキチンと清算した上でお店を閉めるパターンが最近では殆どです。
    (一部パタンと閉める悪徳な所もありますが・・・)

    貯玉って風営法上に文言が一切ない既得権益で認められたモノなので法律上の扱いが、実に曖昧なんですよね。。。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      らおす さん
      これまた裏事情、ありがとうございます。
      利用件数はそこまで多くないと言うのは、ホール側の私としては結構意外でした。

      Reply
  13. デルソラー

    はじめてコメントします。

    勝ちを望む打ち手としては損かもしれませんが、健全性や安全性から考えて、反対する理由はまったく見当たらないと言うほかはないです。
    全打ち手間で共通の公平なルールならそれでよいです。上限オーバー時に、打ち手がそれを望めば必ず上限ちょっきり貯められる処理さえすれば。

    ホールからみて、貯玉されて当面支払いを先延ばしできる(買掛金のようなもの?)というのは、預金利息や運営の点から有利なことと考えられてはいますが、一方的にそうとも言い切れない気がします。

    最近非常に増えている各社の独自ポイントにも近い性質があると思いますが、ポイント制度を運用するには、ポイントを行使されたときのための引当金の準備が会社に必要です。
    銀行は、預金の大部分を運用に使っており、仮に全預金者が全額引きおろそうとすると破綻しますが、パチンコ店の貯玉は一般にそのような運用が許されるとは考えにくく、銀行よりはるかに多い割合の引当金の用意が必要だと言えると思います。

    再来店動機としてのメリットはあっても、必要以上に貯められてもパチンコ店は何も得しないでしょう。1000万円預けるような人はいつ1000万円引き出しにくるかわかりません。
    貯玉を使い切った人が嫌になってやめてしまうというかもしれないので、多少は機会損失があるかもしれませんが、一般的に言って10万円は妥当なのでしょう。

    万が一にでも、仮想通貨的なポイントと認められて資金決済法が適用にでもなれば、保証金の準備の関係から一人10万円でもホール側にとっては厳しいかなと思います。
    さらに万が一中の万が一で、180日有効期限にして資金決済法の適用を回避するという選択もありだったらすごいですね。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      デルソラー さん
      計数機に接続してあるチケッタ(会員カード挿入時は貯玉処理する)の仕組み上、上限超過時はアラートが鳴ってチケット発券されるのが一般的ですね。
      そのチケットを景品カウンターに持って行って、一部は景品交換して、上限数に収まる個数/メダル数分はカードに貯めておく、といった事なら可能です。
      ちょっと面倒ですが・・・

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