今回は、新たな「演者/ライター招致系イベント」の可能性について雑談してみたいと思います。
お店が関与する集客イベントについて
各都道府県警本部や方面組合等から、
- メディアによる取材系イベント
- 演者/ライターさん招致系イベント
- カリスマ店長プロデュース系イベント
こういったものに関して、風適法やそれに付随する広告宣伝規制の観点から、改めて是正勧告や禁止の指示通知が発出されているという事は、読者の皆さんも既にご存知かと思います。
具体的に都道府県名を挙げて通知内容を確認したり、こういったイベントの詳細や是非についてあれこれ申し上げる事は、この場では致しません。
今回は、雑談がてら、
「そのうち、こんな感じのイベントも出て来るんじゃねーかなー」
と私が思っているものを、1つ紹介してみようかと思います。
それは、演者/ライターさんがブルーカラー系の資格を取得して、それを利用して
「施工/目視点検/メンテナンス」系の来店
をするという企画です。
後段で、詳しく解説させて頂きます。
各種集客イベントの状況
世間からも取り締まり行政側からも、駄目だ駄目だと再三言われても一向にお構いなしに色んな事をやるのがパチ屋というものです。
各種イベントに関しても、効果測定しているのかどうかも分からない妙なイベントを延々と繰り返し、エリアの健全化組織から是正勧告/指導され、それでも自分たちで「ほとぼりが冷めた」と判断したら、またやる。
常連客がどのように見ていようが、本当に長期目線での営業数字作りにとって有効なのか?
細かい事は考えずに、当座の集客や粗利を全力で取りに行きます。
その結果として、全国各地で
- 「■さん来店!」
- 「緊急取材!」
- 「リニューアルオープン」
などと謳うお店、媒体、来店者個人の告知が溢れています。
来店/取材系のイベントについては、招致される演者/ライターさんや広告代理店などとホールとの間に、何かしらの打ち合わせや金銭の遣り取り、発信行為が発生していれば、それは風適法や広告宣伝規制或いは景表法の観点から不可と判断されるものが大部分かと思います。
また、「リニューアルオープン」と謳う営業については、多くのエリアで「前日までに、店休を伴っての開店である事」などという条件が付いていると思います。
つまり、実質的に何も変わっていないのに、何のリニューアルなのか?
という観点で、不可とされるものが多いという事です。
これは、「時差開店」についても、当てはまる場合が多いかと思います。
本当の意味でリニューアル、時差開店の必要性があるのは、設備工事の業者さん等が入る事で、内装/外装、設備機器関連で何かしらの変更や点検/メンテナンスを伴っているというのが前提になって来ます。
有資格者なら?
では、ここで、来店する者が、設備工事/メンテナンス資格や技能を有していたらどうなるのか?
極端な例を挙げれば、TV番組 有吉ゼミ の『ヒロミ、芸能人の家をイジる。』(日本テレビ)における「八王子リホーム」のヒロミ氏、タッキー氏のような企画ならどうなのか?
もちろん、人気タレントが来て何かする、というのではなく、あくまでも
業者が来て設備工事/目視点検/メンテナンスするが、その業者がたまたまパチンコスロット界隈で人気があるので、来店したら会いに来るファンも居る
という体裁です。
つまり、現時点で状況がパッとしない若手の演者/ライターさんが、何か資格や検定を取って、一発逆転もあるかも!?
という事です。
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資格/検定一覧
民間も含めた、色んな資格/検定試験等をざっと挙げると↓
- 消防設備点検資格者
- 自衛消防技術試験
- 防火対象物点検資格者
- 消防設備士
- 自主保全士
- 危険物取扱者
- 建築物環境衛生管理技術者
- 技術士/技術士補
- ガス主任技術者
- ガス溶接作業主任者
- ボイラー整備士
- ボイラー溶接士
- ボイラー (小規模) 取扱者
- ステンレス鋼溶接技能者検定
- 建築設備検査員
- 昇降機等検査員
- アルミニウム溶接技能者
- 防災士
- ガス機器設置スペシャリスト
- ガス主任技術者
- ガス消費機器設置工事監督者
- 給水装置工事主任技術者
- 建築設備診断技術者
- 電気主任技術者
- 特種電気工事資格者
こんな感じです。
私はもちろん、これらの資格や検定の詳しい事は分かりませんが、実際に持っていれば生活が便利になったり、会社員であれば所属会社にとっては重宝するようなものも含まれています。
ホール企業においても、工業高校出身者で溶接関係のノウハウがある者や、電気工事資格を持っている者なら、結構居たりするかと思います。
島設備の維持に関して、それがあると専門的な観点でチェックできたり、場合によっては自前修理できるからです。
新型の来店企画になるか?
そんな感じで、
「有資格者」としてホールから正規に「施工/目視点検/メンテナンス」の「発注」を受けて、「事前打ち合わせ」の上で現場に入って「業務」としてそれを行い、「作業結果の写真を撮影(ホールの活況が映り込んでしまう場合もあるが、それはご愛敬)」して帰り、自分/自社のHPで「取引先の施工事例」としてUPする
このような事が可能になるのでは?
と思った次第です。
つまり、来店バブルの時期にすらイマイチだった演者/ライターさんでも、周囲が自粛の流れになる中で、自分だけは資格を元にチャンスをものにできる可能性が出て来る、という訳です。
まあ、無理矢理言えば、
カリスマ業者
という事になるかと思います(笑)
ホールとしては、
「本日、設備機器の点検等で業者入れします」
と、事実として告知ができます。
そんなこんなで、アリかナシかは分かりませんが、全国各地における厳しい通知で追い込まれた状況で、こういう抜け道を模索する演者/ライターさんも出て来るのでは?
と、ふとそう思った次第です。
以上、今回はこれくらいにしておこうかと思います。
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[記事情報]
2018年8月31日公開
違法じゃないけど脱法ってやつですね・・・無理っす
施工や点検等の対価として費用は発生しますよね?税務署チェックが入った場合、施工等の対価ではなく、集客のためのイベント報酬と見做す可能性は極めて高いでしょう。なんで源泉しないんだ、から始まり。
Pingback: パッとしない若手の演者/ライターさんは、ブルーカラー系の資格取得で一発逆転!? | パチパチスロスロあんてな
メダルの自動補給のタンクに穴が開いてメダル漏れするので、正直なところ溶接できる業者さんなら大歓迎です笑
「大人気の溶接プロいそ◯る深夜来店!メダルタンク完全補修!明日はメダル切れの心配はありません!」みたいな謳い文句で笑
ホールの駐車場の他目的利用には制限があるのでしょうか?ライター、芸能人イベントではありませんが、現状、移動販売車が来店する旨を告知して、イベントを行っているホールはありますよね?例えばホットドッグとか焼き鳥とか。これをライターなり、芸人なりがやれば可能しょうか?他には一日コーヒーレディとかコーヒーボーイとか。
作業をしてもらうとなると、作業後の保証はどうなるか?とか、作業中の事故、怪我はどのように処理するのか?労災か?労基署への説明は?と色々考える必要があるのでは?
ライターの社会貢献なんてないでしょうかね?
“○○がゴミを拾いに来店!”
そのついでに、遊戯なんてのは無理がありますかね。
資格取得には金がかかるし時間もかかる。
ここは一つ「カリスマ遊技台清掃員」と称して
「明日に向けてピカピカにさせていただきます‼」「清掃員同士の絆を大事に!」「この仕事、まさに神(GOD)」「さすが新台の●●。神々しいです!」「清掃中は店内が激しく暑いです。特に●●の島周辺」
とかアピールしていただきましょうやw
◯原人がドローン取り扱い者資格を日本初のフルでとっていましたね
楽太郎さんはあそこの編集長ともお知り合いなのかな?
今後は身バレ上等でさらに大暴れして
ホール側からおさらばする方が幸せなのかも知れませんね