自主規制の取り組みについて「エリア差が大きい」と良く見聞きするが、裏付けるデータはあるのか?-回答

今回は、同業の若手役職者の方からのご質問にお応えします。

 

RaM さんからのご質問

楽太郎様

お久しぶりでございます。

 

お忙しくお過ごしかと思いますが、また質問させて頂きたく連絡させて頂きました。

 

お聞きしたいのは、自主規制などに対する都道府県別の意識の違いについて、です。

 

当方では「新基準に該当しない遊技機」の設置割合を50%以下にする時、30%以下にする時のどちらも、約1ヵ月前に削減目標をクリアしています。

 

これは店長の判断によるもので、次長以上の方々は、本当にそんな目標を守る必要があるのかどうか最後の最後まで懐疑的で、店長はその事で頭を抱えていました。

 

この時の店長の話なのですが、

 

「上の世代が組合も警察も軽視するのは今更どうこう言ってもしょうもない」

 

「■県というのは昔から悪い意味でヤンチャだから、何か一斉にとかそういうのはできない地域」

 

「旧基準の設置割合削減、みなし機撤去、これもできなくて県警本部が取締り強化しなければいいが・・・」

 

という事でした。

 

私が気になっているのは、■県はこういう決まり事に対してルーズな土地柄だという点です。

 

楽太郎様も、多くの記事で、この業界はエリア差が大きいので全体像の把握が難しい、といった様な事を仰っています。

 

当方の店長もそうですが、具体的に何か業界データをもとにしてそう判断しているのか、それとも長い業界歴での経験的なものなのか、教えて下さいましたらとても参考になります。

 

質問は以上となります。

宜しくお願い致します。

________

ここまでが、RaM さんからのご質問です。

 

それでは、回答です。

 

回答

はじめに

一応、私の方がぱちんこ業界の先輩ですから、ちょっと上から目線でお応えしてみます(笑)

 

今回の件、シンプルですが、着眼点としてはとても良いご質問だと思います。

 

店長さんが仰る事について、実際のところはどうなんだろうとか、これは裏付け資料や直接的に関わって来る法令があるのか否か、ただのイメージでそう言っているだけなのか、説明が難しい感覚的なものなのか、といった具合に、業界事情について突っ込んで考える事は業務レベルの向上に繋がるからです。

 

残念なのは、資料などについては社内で役職に応じたセキュリティブロックがありますから、全ての業界データを参照する事はできない、という事です。

 

こればかりは、社内で信用を得たり実績を積んで昇格し、より一層色んな事を判断する際に役立つデータを閲覧できるようになったり、或いは交友関係を広げて情報を得易くしていくしかありません。

 

そういう立場になれるように、精進して頂ければと思います。

 

エリア差について

さて、今回のご質問についてですが、店長さんとの遣り取りの様子をお書き頂き、そこで、新基準に該当しないスロット機の、段階的な設置比率減の自主規制の時のお話がありました。

 

なので、ご質問のエリア差について、この設置比率減の取り組みを例にとって説明させて頂こうかと思います。

 

ご存知の通り、2016年(平成28年)12月1日時点で設置比率を50%以下とする全日遊連の自主規制では、11月末時点での設置比率が約40%となり、全体として見れば目標の50%以下という基準値をクリアしました。

 

しかし、個別で見ると設置比率が50%以上になっているお店があったり、県下で十数店舗営業しているホール企業が全店超過していたりと、足並みが揃っていない事が露呈していました。

 

これは、あくまでも自主規制という都合上、拘束力の如何が心配されていた事ですから、その心配事が当たってしまった格好とも言えます。

 

私は、各都道府県において自主規制を守らなかったホール企業が具体的にどこなのか、組合員なのか非組合員なのか、という事までは確認する手段がありませんが、店長さんがご指摘のように、こういった決まり事を守るかどうか、組合組織として傘下ホールに対してしっかりアナウンスして守らせるための働きかけをしているのかどうかについては、エリア差が大きいというのが実際のところです。

 

更に言えば、嫌な言い方になってしまいますが、ダメなエリアは本当にダメです。

 

何か営業実態を調査する必要性があって書面の提出を求めても、まともな数が集まらなかったり、期限を設けて何か取り組もうとしても、それを無視したり、といった具合いにです。

 

新基準に該当しないスロット機の設置比率減の取り組みに際しては、次に紹介するようなデータがあります。

 

資料

新基準に該当しないスロット機:状況

 

エリア差の原因は?

資料をご覧頂けば、RaM さんの勤務エリアが如何に「ヤンチャ」か、店長さんが仰っていた事がご理解頂けるかと思います。

 

それが、

 

  • 歴史的にそうなのか
  • 県警本部の取り締まりスタンスが厳しい(緩い)からなのか
  • どこか特定のホール企業がそうだから逸脱店舗数の水準が引き上げられてしまっているのか

 

こういった事までは、関東圏でしか勤務歴がない私には実態の把握は難しいです。

 

しかし、それこそ私よりもキャリアが長かったり、全国展開しているホール企業のエリアマネジャー以上の役職者の方などからして見れば、場合によっては

 

「■県の数字は、A法人とB法人だろうか」

 

といった具合に、ある程度察しがつく場合もあるでしょう。

 

こういう事情を知っていたから、何か直接的に業務の役に立つのかどうかと聞かれれば何とも言えませんが、先ほど申し上げたように色々と興味を持って日々勤務して頂く事で得られるものも沢山あると思っております。

 

今回の回答も、RaM さんにとって何かのプラスになれば幸いです。

 

 

以上、十分な回答になったかどうかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

「こりゃ、たしかにエリア差が大きいな・・・」という方は、下のボタンをそっと押して下さい↓

にほんブログ村 スロットブログへ
にほんブログ村

 

[記事公開]

2018年3月2日

5 comments on “自主規制の取り組みについて「エリア差が大きい」と良く見聞きするが、裏付けるデータはあるのか?-回答

    1. 兼業君

      コンサルH 様
      静岡県が基準を満たしていないホール比率が59/293で20%オーバーと断トツに高いのはなぜでしょうか?

      Reply
  1. ゴンザレス

    警察も都道府県毎に独立した組織ですからねえ、上のキャリア以外は。自治警察なんだかそうじゃないんだか。色が出るのは仕方ないが、全国統一しなきゃならんことに違いを出してどうする気だ(´・ω・)

    >>コンサルH さま

    三重県が本州の中では回答率も低く、また回答したホールでもホール数での50%以上の設置ホールの割合が高めに思われます。また大晦日のオールナイト営業を実施するなど、個人的にはちょっと特殊な地域と思ってしまいます。これは何かしらの歴史、あるいは特殊な事情があって、比較的緩い地域になったのですか?

    昔から疑問に思っていたので、お答えいただけると幸いです。

    Reply
  2. Pingback: 自主規制の取り組みについて「エリア差が大きい」と良く見聞きするが、裏付けるデータはあるのか?-回答 | パチパチスロスロあんてな

コメントを残す