8月5日「時代に適した風営法を求める議員連盟」の会合の内容について

今回は、8月5日(月)に開催された自民党の「時代に適した風営法を求める議員連盟」の会合の内容についてお話しします。

 

会合の内容について

以下、情報提供者から頂戴した、会合の内容です。

 

情報提供者の身元バレ防止のため、頂戴した内容を編集して要旨のみ紹介させて頂きます

令和元年8月5日

8/5(月)時代に適した風営法を求める議員連盟(自民党) 会合の要旨

 

<会合メンバー>

自民党/田中和徳氏、秋元司氏、平沢勝栄氏、逢沢一郎氏、ほか6~7名

警察庁/山田好孝課長、齋藤敬之課長補佐、ほか1名

ぱちんこ業界/14団体から、約100名

※野田聖子氏は、会合前に挨拶だけして退出

 

以下、会合の要旨

 

①参議院選について

尾立氏は、健闘したと言える

 

②4月25日に議連が警察庁に対して提出した「提言書」(資料画像を参照)について

自民1

以下、山田課長の回答

 

提言1(保通協型式試験の適合率の向上について)

⇒真摯に対応し、試験方法および不適合の理由の一部を開示する方向で検討する。

 

提言2(魅力ある遊技機の開発について)

⇒ぱちんこ業界側の意見も聞きつつ、解釈運用基準の見直しを検討する。

 

提言3(警察庁とぱちんこ業界の連絡会を定期的に実施する事について)

⇒直近では、6月末に主要6団体との連絡会を開催したが、今後も会合の場を設ける。

 

提言4(射幸性、依存問題について)

⇒国内外の研究や報告の内容等を参考に、データや事例を集積して行く。

 

提言5(ホール内ATMの撤去について)

⇒設置する事自体は、民間企業同士の契約であるため、法令違反ではない。

この事を、改めて各都道府県警に対して通知を発出した

 

③日電協側のコメント

型式試験の適合率には改善が見て取れるが、2019年内に16万台を撤去しなければならない状況であるため、より一層の向上が必要である。

遊技機性能については、解釈運用基準の緩和の要望を出し、検討して頂いているところである。

 

④日工組側のコメント

適合率の改善については、メーカーの方で性能を抑制したり、ライトタイプの型式を持ち込んでいるからそうなっているだけとも言える。

メインである確率1/319タイプの型式については、満足がいくものではない。

2019年の現時点での販売台数は新規則機が34万台、旧規則機が16万台であり、このままの状況では、昨年の販売台数である130万台という水準を大きく下回る事になる。

 

⑤全日遊連側のコメント

警察庁とは、6月24日に連絡会を開催した。

今後も、継続して開催される事を希望する。

 

⑥自民党側のコメント

射幸性と依存症との関係性が立証されていない。

ぱちんこ業界を育成する観点が必要である。

 

⑦2019年内における16万台規模の撤去にどう対処するか

全日遊連阿部氏、日電協兼次氏、全商協林氏、回胴遊商大饗氏らが相次いで厳しい状況を訴えた。

それを受けて、議連会長である田中氏が、警察庁としての見解を聞いたところ、山田課長としては、ぱちんこ業界の窮状を再認識して取り組んでいく旨、回答した。

 

⑧その他のコメント(発言者に関する情報は割愛)

秋の臨時国会召集の時期に、再度議連の会合を持ちたいと考えている。

警察庁メンバーが参加しているわけだから、ぱちんこ業界側はもっと忌憚なく意見を出すべきである。

ぱちんこ業界は巨大産業であるため、警察庁は諸問題がソフトランディングするように計らうべきである。

________

議連の会合の内容の要旨は、上記の通りです。

 

それでは、後段で、日頃から意見交換している情報提供者や知人からのコメントを紹介します

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コメント

A氏

「パチンコ・パチスロとは別のゲーム性の新たな遊技機を認めて貰うくらいのお願いをしてもいい局面なのかな、と思います」

 

「ただ、内容を拝見する限り、台の性能に関しては、今より更に厳しくなる事は無さそうなので安心しました」

 

B氏

「議連・メーカー側の完全勝利、という印象です」

 

「警察庁、14団体(業界)、議連という3者の構図だったんですね」

 

「メーカー側の要望は明白ですが、ホール側はどうしたいのか、わからないままですね」

 

「議連から、営業店舗の規模や設置台数を規制するといった考え方は警察庁には無いのか?という、全日遊連に配慮した発言もあったようですが、一蹴されていますね」

 

「議連側のゴールは、最後のコメントにもあるように”業界のソフトランディング”でしょう」

 

「これが、風営法の枠組みを残したまま、規模を縮小して大手ホールのみが生き残る、という未来図になるのか、それとも、その前に改正があってぱちんこが風営法から外れる、といったドラスティックな変化を伴うのか・・・」

 

「きっちりとした法規制では割り切れないところだから、片目をつぶって見過ごしましょう、という統治スタイルが風営法の主旨であったと思うのですが、そこに議連というメスが入りました」

 

「警察庁は”射幸性(射幸心)”をワイルドカードであると認識し、統治において便利に使っていたわけですが、それが完全に裏目に出たのかも知れません」

 

「そもそも、風営法の網には入っていないメーカーを統治するには、射幸性ではない、例えば第三者委員会による審査のような、別のフィルターが必要だったのでしょう」

 

「いずれにせよ、密室でゴニョゴニョ…という、昭和的な風景は、完全に過去のものになってしまったのだと、ノスタルジーを憶えます」

 

C氏

「私の所にも簡易的な議事録は回ってきましたが、詳細に纏めて頂きありがとうございます」

 

「マイナスな発言や内容が無かったのに、少し違和感があります」

 

「でもまあ、今日のところは、これで良かったのかもしれませんね」

 

D氏

「ホール側の立場で言わせて頂けば、何が何でもソフトランディングして欲しい!」

 

「ただひたすら、そういう思いです」

 

E氏

「陳情もいいですが、もう少し骨太な議論をして欲しいですね」

 

「ホールが主導して、過去のアーカイブを使える環境を作っていかないと、もうどうにもならないと思うんですがね」

 

F氏

「今回、重要なのは2点ですかね」

 

「①警察庁⇒業界団体という一方通行にも見える構図に、議員先生方が割って入る事で、警察庁側にも回答義務や責任が発生したり、進捗状況のバックを求められるような状況に変わった事」

 

「②次がある事」

 

「議連の会合は次回開催もある事、警察庁と業界団体側との連絡会は継続的にやって行く事、これらが明言された事は大きいと思います」

 

「参議院選の”健闘”はリップサービスだとしても、少なくとも自民党、議連は業界を見捨ててはいない、それが垣間見えただけでも”成果”があったと言って良いと思います」

 

G氏

「全日(注:全日遊連)として、厳しいです、などと窮状を訴えるほか具体的な物言いが出来なかったようなのは、仕方がないと思います」

 

「全日の方の希望としては、中小がやっていける業界環境を構築する事です」

 

「これには法令の見直しや、警察庁の数十年来の解釈の見直しが必要なものが多いです」

 

「なので、おいそれと発言、要求などできないでしょう」

 

「例えば、一物一価の縛りを無くして欲しい、遊技機の3年という検定期間を制度ごと見直して欲しい、貯玉再プレーに店ごとの交換レートを反映させる事で以前のように手数料を取れるようにして欲しい、とかですね」

 

「要望としてはあっても、これらを今議連の会合の場で発言しても、喫緊の事としてまずは依存問題対策をしっかりやれよ、釘や広告なども含めて法令規制に違反して監督官庁に迷惑かけるなよ、世の人々からまずは受け入れられるような業界に改善しろという話にもなるでしょう」

 

「議連としても、やる事やっていない業界をフォローなどしないわけで」

 

「阿部理事長の姿勢が及び腰に見えてしまう内容ですが、これは仕方がないと思います」

 

「今後も折を見て警察側とは連絡会をやる、議連の集まりに呼んでもらえる、こういう関係を維持できているだけも今は十分と考えて良いと思います」

 

H氏

「警察庁との連絡会が今後もある、ということについて」

 

「射幸性の高低、依存問題対策に資するかどうか、こういう事をちゃんと議論できるようにするには、専門家を招致するのが一番だと思いますが・・・」

 

「そうでないと、今までと同じく警察庁がそれは射幸性が高いとかメーカー側が高射幸性機だと言ったらいつ何時でも撤去問題が発生してホールは疲弊します」

 

「警察庁と業界6団体の連絡会という構図だと、どうしても機械絡みの話がメインになるわけで」

 

「現に6月24日の連絡会では型式試験での適合率の話がメインになっていましたよね」

 

「とにかく、密室会議だとホールは圧倒的に不利じゃないですか?私はそう思います」

 

「議連の方は、次回は秋ですか」

 

「私はその時期の開催は難しいと思っています」

 

「10~11月はどうしてもIR基本方針案の話がメインになるでしょうし、その後はカジノ管理委員会設置やらで具体的に動くわけですからね」

________

情報提供者や知人からのコメントは、上記の通りです。

 

 

以上、今回は、これくらいにしておこうかと思います。

コメント頂ける方は、下の方からお願い致します。

 

 

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[記事情報]

2019年8月9日公開

1 comment on “8月5日「時代に適した風営法を求める議員連盟」の会合の内容について

  1. ゴンザレス

    一般国民X「業界には興味がない国民が比較的関心がある、肝心要の依存症対策は無し?射幸性との関連が無いと言って政治家はまともな依存症対策をしないの? むしろ逆行させたいの?カジノでもそんなに適当なの?」

    遊技者Y「釘調節については触れてくれないのか。それに基本的にホールに対する優遇措置だけっぽいなぁ・・・こりゃ議員の連中はユーザーの味方にはなってくれんか、まぁ仕方ねぇや遊技者軽視はいまに始まったことじゃねぇし。そういや最近そこそこ大きいところが摘発されたらしいな。何故か次の日には営業再開だがここにいるセンセー方のお力?」

    アンチZ「やっぱり自民党は利権ばっかりで依存症対策はまともに行わず国民を喰い物にしようとしているのが分かった!きっと、いや絶対カジノもそう!山本先生頑張って!」

    謎の週刊誌「逢沢一郎センセー、ある意味で風営法に関連してるかもしれませんが、別の方での違反疑惑に一言!」(いつ書いたかは知りませんが、この人はその他にいれて置くべきだったのでは?)

    曖昧さやら密室性、ナアナアな適当っぷり、そこら辺で成長をした業界がその二つを本当に捨てられるのか?捨てるとしたら、ユーザーを消費者とは見ない、あまりにも情報の非対称性が大きすぎる業界有利のパチンコ法をお作りになるんですかね(´・ω・)

    自民党の場合は、かの国の大統領からのお願いも無くとも自主的にここまで行ってくれるのか。こりゃコスパが良い。

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