パチンコ機の「確変継続率上限65%」という規制を緩和して欲しい-回答

今回は、遊技機のスペックに関するご質問にお応えします。

 

雲助 さんからのご質問

いつも更新を楽しみにしています。

 

初めて質問致します。

よろしくお願いします。

 

毎週定期更新の「今週の見通し」は”×”ばかりの辛口評価ですが、最初の頃はいくらなんでもそこまで酷くはないだろうと思っていましたが、今ではこれがホールの現実だと納得しています。

 

私は■(注:県名)の、比較的ホールが多い地域に住んでいます。

 

約15年前には、たしか15軒近くあったと思いますが、今では7軒になっています。

 

潰れたのはスロ専が3軒、パチ専が1軒、あとはPS両方設置店だと思います。

 

潰れたのにはチェーンも含まれていて、聞く名前の会社でも撤退しなければならない地域ということで客付きはお察し、です。

 

それでも週末、祝日には朝一から稼働が高くなる傾向にあるので、まだ市場として完全に死んではいないのかなと思っています。

 

ですが、楽太郎さんも「今週の見通し」で書かれているように、稼働が高くなる傾向のある週末、祝日はここぞとばかりに利益狙いの営業のようで、甘デジや1パチなどは特に全然回りません。

 

甘デジで千円18回回せる台は1台も無いと思います。

 

私は甘デジを中心に打っているのですが、昔の甘デジと比べると、確変が続かない、出玉が少ないので、勝率は大きく下がっています。

 

細かく勝ち負け管理していませんが、ホールに来店できる回数が減っているので、同じ毎月の小遣いですが回数が減っているということは勝った時の戻りが少なくなっているのだと思います。

 

昔、サクラ大戦の甘(注:CRデジハネサクラ大戦2CV 確率=1/124.8)などがあった頃は甘デジ中心でもかなり勝てていて、ホール選びとツボにハマった時の出玉が多い機種を中心に立ち回れば、小遣いで1ヶ月打ち切ることもできたし、運よくプラスで月を終われることもありました。

 

ですが今では、物足りない出玉でも流して少しのプラスで勝ち逃げしたり、打てそうな台が無い時は大人しく帰って無理に打たないようにしないと、小遣いで1ヶ月間は持ちません。

 

辛いのはホールが減って選択肢が減ってしまったことで、打てそうな台が丸1~2週間無いこともあります。

 

一時期ダンバイン、009、化物語などを打ち込んでいましたが、最近は釘がキツくて回せなくなったので、別のホールに移動しようとしても他でも同じ状況でダメです。

 

こういうのはホールの経営状況が改善しないと良くならないことだと思いますので、諦めの境地に差しかかっています。

 

今回お聞きしたいのは、規制が緩んで、今のよりも出玉が多かったり確変継続率が高い機種が作れるようになる可能性はないのか?です。

 

せめて、確変65%という規制くらいは緩めて欲しいと思っています。

 

大部分が愚痴になってしまいましたが、質問は以上です。

 

よろしくお願い致します。

________

ここまでが、雲助 さんからのご質問です。

 

それでは回答です。

ねこ農業

回答

旧MAX機時代と比べると…

まず、ひとつデータを紹介させて頂こうかと思います。

 

ファン向けにパチンコスロットの各種情報を提供しているサイト「K-Navi」にて、今回のご質問内容にもあった「確変上限65%」の賛否なども含めた、各種項目のアンケ―トを実施しています↓

65反対

©株式会社エクスラント

[参照]K-Navi

すべてのアンケート内容の確認はこちらから(リンクします)。

 

旧MAX機時代を2007年~2016年とすれば、約10年間にわたって高継続スペック機が主流な時期があった訳ですから、この時代との比較上では、やはり65%では「物足りない」という事になり、それが故に反対票を投じる方が多かったものと推察します。

 

遊びやすいかどうか、という観点も大事ではありますが、打ち手の中にはヒリヒリした勝負感と言いますか、「やれる感」、期待感を重視する方も多いのも事実です。

 

日々営業現場で打ち手の動向を見ていると、ひと頃よりは、現行機の時間感覚や金銭感覚に慣れて来たようなホール風景にはなっています。

 

しかし、では、完全に馴染んだのかと聞かれれば決してそうではなく、馴染めなかった打ち手は遊技から離脱してしまったりしていますので、やはり業界全体として派手にやった10年間がもたらした「喪失感」は、大きいと言えそうです。

 

「緩和」の可能性は?

今回のご質問の主旨は、

 

規制が緩んで、今のよりも出玉が多かったり確変継続率が高い機種が作れるようになる可能性はないのか?

 

との事でした。

 

私なりの結論としては↓

 

①「規制」をより細かくみる必要がある

私見では、風適法施行規則などの上位法令が緩和される可能性は極めて低い。

 

理由は、取り締まり行政側(国家公安委員会および警察庁)は、カジノ関連の動きに呼応して射幸性の抑制に向けて大ナタを振るい、今後もカジノの動静によっては更なる抑制の可能性も否定できないため、これを緩和する見込みは低いと考えられる。

 

②「内規」に関しては、緩和の可能性はある

メーカー団体が定める内規に関しては、法令の範囲内であれば、数値の増減は有り得ると見通す。

 

つまり、1種タイプ機(いわゆるデジパチ)の確変継続率上限65%という数値は、将来においても絶対的なものという訳ではないと判断している。

 

・・・こんな感じです。

 

後段で、ぱちんこ営業および遊技機に関する諸法令の区分や、私の見解に関しての解説をさせて頂きます。

 

解説

ぱちんこ業界の者が「法令」と表現した場合には、法律である「風適法」から、各規則、都道府県条例に至るまで全てのものを包括的に示します。

 

先程申し上げた通り、この「法令」に関しては、緩和の見込みはないと判断しておりますが、法令の範囲内でメーカー側が定める”自主規制”とも言える「内規」に関しては、可能性はあるかも知れないと申し上げたところです。

 

細かく見て参ります↓

________

<ぱちんこ営業や遊技機に関する諸法令、内規の区分>

「風適法」

  • 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律
  • 国会にて制定

 

「風適法施行規則」

  • 上記の詳細に関するもの
  • 国家公安委員会が制定

 

例)1分間の消費金額の上限=400円+消費税、時間あたりの出玉率、賞球の上限=玉15個/メダル15枚 など

 

「遊技機規則」

  • 遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則
  • 国家公安委員会が制定

 

例)遊技球の直径=11mm、重さ=5.4g以上5.7g以下、大入賞口の数=2個以下、始動口の数=3個以下 など

 

「技術上の規格解釈基準」

  • パチンコスロット遊技機が満たすべき条件等を規定
  • 警察庁(生活安全局)が制定

 

ここに明記されていない細かい事に関しては、各メーカーが開発段階で警察庁に対して質問して事前確認するか、実機を製造して保通協の型式試験に持ち込んでその場で是非を問う駄目元的な手段を取るか、これらのどちらか、と言われている。

 

例)最近では、藤商事が「匂いを噴出させる機能」を有したパチンコ機を持ち込んだが不適合であった、という事が話題になったが、これは前述した2つの手段においては、後者という事になる。

 

「内規」

  • 複数メーカーで構成する団体にて定められる内規及び申し合わせ事項
  • メーカー団体が制定

※パチンコ遊技機=日工組、スロット遊技機=日電協

 

例)大当り確率下限=1/320、1種タイプにおける確変継続率65%以下、電チューの賞球数=1個以上、大入賞口の開放時間=1.8秒以上 など

________

[参考]『GLORY COMPASS PREMIUM』2018 VOL.30

発行:グローリーナスカ株式会社

※上記の諸法令一覧は、こちらの資料に記載してある内容に、独自に補足解説を加えたものです。

 

直近の内規改定内容としては、2017年12月に

 

  • 小当たりラッシュの期待値を2,400個から1,500個に引き下げ
  • 継続率65%以上のリミッター搭載タイプの最大出玉を7,200個未満から6,000個未満に引き下げ
  • 一般電役の出玉総量を4,800個から4,500個に引き下げ

 

こんな感じの内容になっています。

 

ご質問者も含めて、今の打ち手の多くがキツくて遊技意欲が削がれると判断している、現行機のスペックを決定付けている内規は、先程挙げた2017年12月改定分の、1つ前にあたる、2016年7月改定分です。

 

そこで、今回のご質問で緩めて欲しいとご要望の「確変継続率65%以下」や、「大当り確率下限1/320」」「ベース30%以上」「ヘソ賞球4個以上」などといった項目が制定されています。

 

これらについては、

 

将来的に「微調整」される可能性はある

 

というのが、私の見解です。

 

 

以上、十分な回答になったかは分かりませんが、今回はこれくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2018年8月5日公開

8 comments on “パチンコ機の「確変継続率上限65%」という規制を緩和して欲しい-回答

    1. ゴンザレス

      私のような業界人ではない一般客には、このレベルの低い知識すら新鮮でしょうがない。

      不特定多数の、業界人にとっては常識的な知識を持ち合わせてないパンピーの為に、あえて歩調を合わせて貰ってるせいで、恐らく業界エリート様には物足りないのでしょう。

      一般客の一人として、誠に申し訳ない気持ちで一杯です(´・ω・)

      Reply
  1. 匿名

    あなたは自分のブログでも自作自演してるのか
    Twitterとダニスレだけじゃないのね

    Reply
  2. 匿名

    キ○ガイは相手にしなくていいでしょ、楽太郎さんがスルー決めてるのに何故我々が絡む必要がある。

    Reply
  3. 匿名

    甘でも面白い機種あるけどな。結局はホールの扱い次第。北斗無双夢幻闘乱とか花の慶次雲のかなたにとか高継続で一撃性もある。65%規制も確変とST 、V確変機、V-ST機、1種2種混合機等では扱いが多少違う。ただ、ベース問題やそれに影響を受けるヘソの4個賞球の影響で大当り出玉が減ったのは確かで、せめてヘソを3個賞球にして欲しい。
    どちらにせよホール次第ではないか。

    Reply
  4. ちいぼ

    ほとんどの客が65%制限に不満を抱いてるのが面白いですね。
    ほぼ依存症しか残っていないという事なのでしょうかね。

    Reply
  5. 匿名

    面白いですか?
    遊びに来てくださるお客様のことを
    依存症などという言葉で括れてしまう
    あなたのほうがよっぽど面白い方だと
    わたしは思いますよ

    Reply
  6. 通りすがり1号

    サクラ大戦てそんなに継続率あったかと思ったら61.6%…。

    他のコメントにあるようにベース(ヘソ賞球)で出玉感がなくなってる方が問題だと思いますが、
    確変割合(継続率ですらない)ばかりが話題になるのが面白いですね。

    Reply

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