昔のように、4円パチンコで2.5円(40個)交換のような営業はできないのか?-回答【後編】

【前編】記事の続きです。

 

ご質問内容の確認

今回お寄せ頂いたご質問は↓

 

昔のように4円貸で1個2.5円交換(=100円40個交換)のような営業はできないのか?

 

こんな感じの主旨でした。

 

それに対して、まずは結論として、

 

①一物一価規制により、スロットの交換枚数にも影響が出る

 

②近隣の25~28.5個交換店との比較上、射幸性が高いスペック機における集客面で不利になる場合が多い

 

③近隣店と明確に差別化するための釘調整や広告宣伝ができない場合が多い

 

④夜時間帯からの集客にマイナス影響が出る場合がある

 

ざっと、こんな感じの理由によって、現状では2.5円(40個)交換での営業のハードルは高いとお話ししておりました。

 

【前編】記事(リンクします)では、①について、一物一価規制との兼ね合いから解説済みです。

 

今回の【後編】記事では、②~④について、それぞれごく簡単にではありますが解説させて頂きます。

回るブタ

②の解説

さて、

 

②近隣の25~28.5個交換店との比較上、射幸性が高いスペック機における集客面で不利になる場合が多い

 

これについて、一番分かり易い例でお話しします。

 

  • 確変、右打ちに入ったら、大量獲得に期待ができるパチンコ機がある場合、これをどのお店で打つか?
  • 或いは、一撃役を引っ掛けたら、2,000枚ほどであれば皮算用しても良いようなスロット機がある場合、これをどのお店で打つか?

 

こう考えた際に、多くの打ち手は

 

「どうせ1万円使うなら、良い展開になった際に、リターンが大きいお店の方が良い」

 

と考えます。

 

なので、かつて牙狼系を始めとした旧MAX機の運用に際して、たとえ釘の状態が悪くても、良い展開になった際の成功体験やイメージ上のリターン期待値から、低価で適当に遊べるお店ではなく高価交換のお店の方が稼動で勝るという場面が多々ありました。

 

また、GOD系やビンゴ等に代表される設定不問感があって一撃性が高いスペックのスロット機についても、「どうせ中身は設定1なんだから、打つんなら等価/高価店」みたいな志向の打ち手が多いと言え、この傾向はパチンコユーザーよりもスロットユーザーの方が金銭感覚がシビアなので、より一層際立っていたと言えます。

 

こういった志向や傾向は今でも根強いですが、私見では、ずっと何気なく通って来たお店の運用レベルの低さに気付いて、本当に遊べるお店を自力で新たに探そうとする打ち手が、ひと昔前よりもずっと増えて来ていると思っております。

 

それを後押しするように、射幸性が抑制された遊技機がどんどん出て来る中で、そのようなスぺック機でさえも、旧MAX機時代や高射幸性スロット機全盛時代のような厳しい機種運用で臨むお店があれば、それはこれまでよりも悪い意味で目立つようになっています。

 

つまり、高射幸性機種ばかりで、軒並み厳しい運用のお店が全盛の頃よりは、今後は「遊べる(弾き方を工夫すればしっかり回せる、設定がいくつか推測しながら回せる)」お店の方が、地元民から贔屓にして貰える可能性も出て来たという事でもあります。

 

要は、規則改正にも関係してパチンコスロットシーンに変化が出て来たという事でもありますが、「遊べる(遊ばせる気がある)」という事のPRにおいて、一つ大きな難点があります。

 

次項にて解説致します。

 

③の解説

さて、③の項目は、

 

近隣店と明確に差別化するための釘調整や広告宣伝ができない場合が多い

 

こんな感じでした。

 

察しが良い読者の方が多いですから、このような流れで解説する事は、【前編】記事の時点でもうお分かりだったかと思います。

 

実際問題、近隣との比較上低価交換であっても、常に遊べる営業スタイルで地元民支持を集めていれば、十分にやって行ける訳です。

 

しかし、特にライトユーザーや新規客層、細かい事が分からない会社員層や年配層に対して、

 

  • 「ウチは40個交換だけど、ヨソよりも千円あたり8回転も多く回せる釘の状態で提供している」
  • 「スロットも、ジャグラー/パルサーは毎日全台設定3以上で56が10%前後あり、バラエティーコーナーも毎日最低でも5台は設定6がある」

 

まさか、こんな感じの広告宣伝をする訳にはいきません。

 

つまり、近隣の高価交換店との差別化を訴求する際に、最も強いワードである

 

  • 「ヨソより、断然遊べますよ」
  • 「回せますよ」
  • 「高設定入ってますよ」

 

などという事が、事実であっても一切発信できないという事です。

 

また、「昔ながらの40個交換らしい」釘幅で営業した場合、それを写真に撮ってSNS上で拡散する打ち手が出て来たり、近隣店舗がここぞとばかりに「釘をガバ開けして、射幸心を煽っている」として、所轄や健全化組織に対して「チクる」という場面もあるでしょう。

 

マイナス調整の台しかないお店が、交換個数に応じた機種運用をしていてユーザー支持が高いお店に難癖を付ける事の是非は置いておいて、釘の無承認変更という観点では一切申し開きが出来ないのは事実です。

 

そんなこんなで、近隣店と明確に差別化するために、低価交換なりの釘調整にした際でも、その広告宣伝ができない場合が多いというのは、大きな課題であると言えます。

 

④の解説

それでは最後に、

 

④夜時間帯からの集客にマイナス影響が出る場合がある

 

この事についてお話しします。

 

これに関しては、パチンコ歴が20年以上あるという打ち手の方であれば、ユーザーの視点からであっても十分すぎる解説が可能だと思います。

 

それは、「より遊びやすい、回る台を見付けて、ある程度の時間粘って打つ」という従来的なパチンコとの付き合い方が崩れて来て、遊技に即効性を求める客層が増えて来たという事が挙げられます。

 

また、本当の意味で「低価交換らしい釘の状態」で営業しているお店が昔ほど多くは無いという事情も関係していたり、スペック面でもまとまった出玉を得にくい設計の機種が増えて来ていて、夜から打つにはリスクが高すぎると思っている客層が多いという事情もあります。

 

仕事上がりの会社員が、帰りの電車に乗るまでの1~2時間で遊ぶ際に、どのようなお店を選ぶかと言えば、「運よく当たった際に、リターンが大きいお店」であり、これは特に一発台テイストの機種で顕著です。

 

また、スロットで見れば、Aタイプ機やゴッド系などでも、同じ現象が起こり易いと言えます。

 

まとめ

そんなこんなで、倉本 さんからお寄せ頂いた

 

昔のように4円貸で1個2.5円交換(=100円40個交換)のような営業はできないのか?

 

こういった主旨のご質問に対して、ごく簡単にではありますがお応えして参りました。

 

これまで申し上げて来た事は、お店の営業規模や、特に立地条件などによって、うまく当て嵌まるかそうではないか変わって来ますので、あくまでも参考程度にして頂ければと思います。

 

私自身、ぱちんこ台の前に座ればいち打ち手であり、どうせ勝ち負けするなら「遊技」として成立するような状態で機種運用してくれるお店の方が良いです。

 

そして、厳しい業況でも、エリア内で生き残るのであれば、そういうお店の方が良いです。

 

旧MAX機時代に比べれば、射幸性という意味では低下しましたが、それに見合った機種運用に変えて来ているお店も、少しずつではありますがしっかりと増えて来ていると思っております。

 

なので、打ち手の皆さんは、変化の兆しに気付けるように努めて頂ければと思いますし、もしもちゃんと遊べるお店があれば、そっと応援して頂ければと思います。

 

 

以上、今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事情報]

2018年7月12日公開

7 comments on “昔のように、4円パチンコで2.5円(40個)交換のような営業はできないのか?-回答【後編】

  1. 匿名

    うちのエリアの話になりますが

    ・イベント無法地帯 やりまくり

    ・数か月前に店員の目押し絶対禁止令発動
    ペカる→データランプ押すが余りに当たり前の中で、意外なアトミック爆弾が炸裂しました!
    ニューパルとジャグラーの客が数人レベルにまで完全に飛んでしまった店あり。
    おじいちゃんおばあちゃんの指を持って押すなどの余計な対応に四苦八苦するバイト君達も可哀想
    タイミングに合わせて肩をトントンしてた店はトントンしてもそのタイミングで押せない老客や女性客が
    誰1人来なくなってしまい大打撃(毎日来てた人達でしたから)
    今のところ無視している店は無く、余程の厳重注意があったようなので、ほとぼりが冷めるのを待ち状態

    ・一物一価に関しては何故か大手K以外は全店完全無視
    大手Kはスロットの5.6枚に合わせてパチンコを30個から28個に良くする!と言うまともな、でも驚きの対応
    (私個人は貯玉が数万発あったので勝手に儲かりました)

    35個交換のメリハリ釘でやってた店はありましたが、そこもスロットは6枚と一物一価は無視
    大手Gは33個交換で5.6枚交換 
    5.6枚地域なのでパチを28個に合わせるのをどこも嫌がって30-35個あたりでやってる感じです

    Reply
  2. まるちゃん

    実家近くに
    ・40玉、8枚交換
    ・甘デジが定量制、他はラッキーナンバー制、18時以降無制限コーナーもあり
    ・新台入れ替えは年数回
    ・スロはジャグラーのみ20台くらい
    ・店員も高齢で、目押しはお客さん頼みw
    ・P-WORLD掲載なし

    というお店があります。日中は高齢者、現場のない労働者で賑わい、夜は酔客がチラホラという感じです。デカく勝とうなんてお客はおらず、本当に遊技といった感じで大手には無い味にあふれています。
    今後の規制や遊技客減少でこういったお店は淘汰されてしまうのかと思うと、少し物悲しい気持ちになります。
    というお店があります。日中は老人、

    Reply
  3. 匿名

    1円等の低貸が無いと様々なニーズに応えるべく40玉交換も可能性が有るかも知れませんね。
    彼岸島の右打ちスペック良いんですけどね。1/256だけど、当初50回転以上回ってた。今じゃ40回転回れば良いか?確変、STも無いけれど、1/2で16R。そう言う台をまた開発して欲しいものです。

    Reply
  4. ゴンザレス

    嘘よ!アタイ信じられない!

    だって新基準のときも脱等価の時も「これをすれば遊びやすくなるから・・・信じて!」って皆が言ってたのに、全然回らないから長い時間遊べないじゃない!長くなるのはリーチとか演出だけ‼増えるのは出玉じゃなくて●●ゾーンだの疑似連の種類だけ!
    「次こそ変わるから!今度こそ俺(たち)を信じて!」なんて甘い言葉に騙されないから‼もう知らない!

    等という、小芝居をしたくなるような気分(笑) 近所の店が交換率が低くなったり小景品が200円→500円になった理由は、遊びやすくするというよりは、経営が苦しいからと言うのが分かるような釘ですし。

    ただ、まぁ、営業方針が本当に変わっても、それを宣伝できないのが確かに辛いですね。全体で見れば分かるかも知れませんが、一般人は自分の遊技の感想でしか判断できませんから。一度中小店舗で「キツい」と判断したら二度と行かないことも多いですし。

    そうなると、交換率が高いのが一番の宣伝になってしまうから、やはり大手が強いことに代わりは無い。

    やんぬるかな(´・ω・)

    Reply
  5. 匿名

    甘く運用する気があるホールはそれなりに甘くしている。何かしら考える気があるホールはすでに何らかのオリジナルな思考を凝らしていると思う。無双キッズを集めて別積みに精を出すホールに未来は無いと思う。楽太郎さんがおっしゃる通り、新基準機を甘く運用するホールが出てきている。ウルトラセブン2は初日から甘く運用するホールも出てきている。新台導入が遅い地域のメリットでもある。勿論、何でもかんでも甘い訳ではないので、自分の眼力と情報次第。

    Reply
  6. 倉本

    丁寧な回答、ありがとうございます。
    昔の話ばかりしてもしょうがないですが、パチンコが楽しいと思えた頃が本当に懐かしく思えてなりません。
    法的な問題や機械の性能、釘の問題など難しい課題は多いですが、本当に楽しいと思えるパチンコを打ちたいですね。
    なんせ昔は懐具合で台が選べたのが良かったです。普通機 羽モノ フィーバー 権利物 アレパチ もう一度!

    Reply
  7. ねこたろう

    2.5玉8枚でも平気で等価ボーダー以下や設定1な台だらけになるので
    今更、無理だとおもいます。

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