高射幸性スロット機の自主的な前倒し撤去の話題はいつ出て来るのか?

今回は、スロットシーンにおける確認事項をお話ししたいと思います。

 

スロットの機種区分の確認

まず初めに、いくつかあるスロットの機種区分の中で、特に注目すべきスペック機と今後の業界内での扱い方について整理したいと思います。

 

①一部のAタイプ機(ノーマル機)

認定切れのAタイプ機(指示機能非搭載の完全確率機)については、2018年2月1日の規則改正後であっても、「対象みなし遊技機」(楽太郎用語では「低射幸性認定切れみなし機」)として継続設置が可能。

 

【参考】2017年11月30日公開

『低射幸性認定切れみなし機の、規則改正後の設置を容認-2017年11月29日警視庁通達』

※こちらの過去記事では通知内容を書き起こしていましたが、今回は参考として通知書面の画像資料を添付しておきます↓

対象みなし機1

対象みなし機2

※資料は2ページ分ですが、閲覧しやすいように余白を加工してあります。

 

②新基準に該当しないスロット機

こういった事情に詳しくない読者の皆さん向けに、面倒な数値などを一切用いないで説明すれば、

  • 特に高ベース仕様ではない
  • AT/ART性能において特に純増枚数を低く設計している訳ではない
  • 役比モニタを搭載していない

 

凄く簡単に申し上げると、こういった感じのちょっと古めの機種の事です。

 

業界としては、こういった区分の機種は、2017年12月1日までに、スロット設置台数の30%以下に収めるように自主的に取り組み、2017年9月末時点では29.31%(498,108台)になっていました。

※数値は日遊協 庄司会長が2017年11月16日の定例理事会にて公表したもの。

 

しかし、全体として見た時にはそうでも、個別の店舗で見た際には30%以上の比率で現時点でも営業している店舗もあり、取り締まり行政側や業界団体側としては問題視すると共に、取り決めを守る気が無い強硬派というよりは、「廃業予備軍」の可能性もあると見なされています。

 

③高射幸性スロット機

DK-SIS上にて、1日に2万枚以上の払い出し実績が確認されていて、メーカー団体側が高い射幸性を有すると区分したスロット機の事です。

 

②でホール側が30%以下の設置比率に収めて残した「新基準に該当しないスロット機」の大部分は、この区分に属するスペック機です。

 

特に若い打ち手が今後の扱いを最も気にしていて、ホールによっては売上/粗利の内、かなりの比率をこのスペック機で作っているので、重要視されていると言えます。

 

これは2017年9月30日時点では②の約79.37%を占めており、台数は395,339台という状況でした。

※数値は日遊協 庄司会長が2017年11月16日の定例理事会にて公表したもの。

 

認定申請騒ぎが終わって…

先程の③高射幸性スロット機の動向については、読者の皆さんもご存知の通り、ホール側では規則改正後も継続設置しておきたい機種の認定を申請し、年明け以降は所轄による来店確認が一気に進んで行くというエリアがほとんどです。

 

つまり、2018年に入った段階で実際のところどれだけの台数があるのか正確な数値は手元に無い訳ですが、変動数が大きいとしても先ほど紹介した39万台水準からそう大きくは減っていない事が予想されます。

 

なので、状況としては、2017年5月9日に業界6団体の代表が警察庁に招致されて、依存問題対策の必要性が以前よりもより一層話題になっている事を踏まえて、

 

  • 新基準に該当しないスロット機の設置比率の目標値(現状30%以下)は、2年前に決定した数値のままで妥当なのか?
  • 高射幸性スロット機の設置比率の削減目標値を新たに設定するべきではないのか?

 

これらを業界側で再度検討するようにという指示が出ていた事に関して③高射幸性スロット機の設置比率の削減に向けての自主的な数値目標設定は、避けては通れないと言えます。

 

目標設定はいつ?

では、いつ頃に高射幸性スロット機の設置比率の削減目標が設定されるかと言えば、直近の取り決めが生きているのであれば、それは最短であれば2018年2月末から3月にかけて、という事になるものと見通します。

 

目標設定のためには現時点での設置台数、比率を調査する必要がある訳ですが、これに関しては、既に規則改正日以降に設置状況調査を実施する事が決定しています。

 

これは、2017年9月27日に6団体代表者会議(於:全日遊連会議室)の席上にて取り決められた事です。

 

なので、業界側がスピード感を持って動いた場合には、と考えますと、先ほど申し上げた通り最短であれば2月末から3月にかけてになるであろう、というのが私としての見通しです。

 

 

以上、最近TwitterのDMでもご質問がありましたが、

 

高射幸性スロット機の自主的な前倒し撤去の話題はいつ出て来るのか?

 

これに対しての私見を述べさせて頂きました。

 

 

今回は、これくらいにしておこうかと思います。

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[記事公開]

2017年1月4日

9 comments on “高射幸性スロット機の自主的な前倒し撤去の話題はいつ出て来るのか?

    1. 楽太郎 Post author

      メーカ株主 さん
      ホール数が減っていて、残ったホールの懐具合も悪化していますから、メーカー側にもその影響は色濃く出て来ますね。

      Reply
  1. Pingback: 高射幸性スロット機の自主的な前倒し撤去の話題はいつ出て来るのか? | パチパチスロスロあんてな

  2. ゴンザレス

    不人気の新基準やAタイプを使った立ちスロットコーナーとか、設置だけはしてるけど稼働はさせてないコーナー等々、悪知恵だけは働くホールも多いようですから、何処まで遵守されるのやら(´・ω・)

    Reply
  3. おっさん

    建前と本音のすり合わせはどうなってるのですか?ホールからすれば旧内規も検定通ってるんだから建前上では別に置いても構わないわけですよね。自主規制をアピールをして時間稼ぎをする意味ってメーカーが対応することを織り込んでるはずですが、クソ台乱発して客飛びが現状で噛み合ってない気がします。
    お上はまあ置いといてもメーカーとホールの連携はしっかりとされてないのでしょうか。
    番長3みたいに2月までに認定だしたらとりあえず今から3年は時間が稼げる~みたいな感じで打ち手が旧内規から移行がスムーズにできるような繋ぎの台が本来はもっとたくさん出てるべきだと思いますが現状は番長以外にハイスぺはなくクソ台だらけです。

    Reply
    1. 楽太郎 Post author

      おっさん さん
      危機だ何だと言う割には、メーカーとホールが協力し合う傾向は見受けられないので、まだ危機では無いのかそれとも協力は不可能なのかという事になるかと思います。
      私見では、少なくとも現在の経営陣においては不可能で、ひと世代以上経る必要があります。

      Reply
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